JPH04134A - 壁体カバー - Google Patents

壁体カバー

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JPH04134A
JPH04134A JP2101200A JP10120090A JPH04134A JP H04134 A JPH04134 A JP H04134A JP 2101200 A JP2101200 A JP 2101200A JP 10120090 A JP10120090 A JP 10120090A JP H04134 A JPH04134 A JP H04134A
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JP
Japan
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water
long sheet
roof
long
sheet
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JP2101200A
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Yukio Ishikawa
幸雄 石川
Yoshiaki Tanaka
義章 田中
Tadao Mikami
三上 忠雄
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Takenaka Komuten Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建物の外壁、屋根等の壁体に設けられてこれら
の水分蒸発冷却を促進する壁体カバーに関する。
〔従来の技術〕
建物の屋根部分等へ散水することにより蒸発熱で建物の
内部を冷却する手段が利用されている。
ところが屋根への散水は建物表面へ均一に散布するのが
難しく、また散水後に次第に流下するので蒸発熱を継続
して利用することができない不具合を有する。
〔発明が解決すべき課題〕
本発明は上記事実を考慮し、建物の壁面を均一に蒸発熱
で冷却し、かつ効果的な冷却が可能な壁体カバーを得る
ことが目的である。
〔課題を解決する手段〕
本発明は、保水機能を備え壁面に沿って展開される可撓
性長尺シートと、この長尺シートの両端部を巻取り及び
巻出す巻取手段と、を有することを特徴としている。
このため本発明では建物壁体へ散水されると、この散水
は長尺シートへ散布され、この長尺シートが保水機能を
有するので散水後に長期間に亘ってこの長尺シートで水
分が保持されて継続的な蒸発熱の利用が可能となる。ま
た長尺シートは織布又は不織布等の織物構造、メツシュ
構造、ハニカム構造等を広く適用することができ、微小
孔が多数設けられる場合には部分的に散水が行われても
壁体全域へ毛細管現象によって水分が拡がるのでより均
一な冷却が可能となる。またこの長尺シートは一方の巻
取装置から巻出して他方の巻取装置へ巻取るので、散水
が部分的に行われる場合にも壁体全面へこの散水を対応
させて均一な冷却が可能となる。このた6本発明は工場
、住宅、軽構造建築物等に広く適用して夏期における冷
房を行ったり、温室の屋根部分に適用して温室内の温度
調整等を行うことができる。また本発明は積極的に散水
する場合の他にも雨水を利用することもできる。さらに
この長尺シートは巻取り、巻出しが行えるので、冬期に
は巻きとっておき、雨の保水による蒸発冷却が起らない
ようにすることができる。
また更に冬期における降雪時に巻取り、巻出しによって
積雪排除用とすることも可能である。
〔発明の実施例〕
第1図には本発明が適用された家屋12が示されている
。この家屋12の屋根14は頂部に一対の巻取装置16
が設置され、軒下に巻取装置18が設置されている。こ
れらの巻取装置16.18の巻取軸16A、18Aには
長尺シート22の両端部がそれぞれ係止されており、巻
取軸16A118Aが図示しないモータの駆動力で回転
されると巻取り、巻出しが行われるようになっている。
なお屋根14の下端部には長尺シート22の中間部を巻
掛けて案内するガイドローラ24が軸支されている。
第2図に示される如く長尺シート22は経材26と綿材
28とがメツシュ状に交差連結された構成となっている
。これらの経材26、綿材28は各々複数のフィラメン
ト糸、金属線等が撚り合わされた構成とすることができ
る。従って長尺シート22は散水が一度に流下すること
なくメツシュ内に滞る時間が長くなり、保水機能を有し
ており、この経材と綿材の直径やメツシュの大きさを変
更することによって保水性能を様々に変更できる。
長尺シート22は長手方向の端部22A、22Bを巻取
軸16A、18Aへと係止することになるが、この実施
例では端部22B部分は綿材28が省略されて経材26
のみとされている。このためこの経材26部分が屋根1
4に対応した場合には屋根14の大部分が露出するので
直射日光が照射し易くなり、また保水性が低いので雨水
の蒸発冷却が起りにくく、冬期の対策として最適となる
この実施例においては巻取装置16のケーシング32の
一部に散水パイプ34が設けられ、図示しない給水源か
らの水を屋根14上へと流下させることができるように
なっている。また屋根14の側方には散水ポール36を
立設し、その頂部からは矢印Aで示される如く屋根14
に向けて散水できるように給水手段を配置してもよい。
このように構成される本実施例では、巻取軸16A、1
8Aを交互に反対方向に回転させることによって長尺シ
ート22の異なる部分を順次屋根14の表面へと対応さ
せる。このため散水パイプ34、或いは散水ポール36
によって散水が行われると、水は長尺シート22に保持
されると共に、長尺シート22内の全域へ毛細管現象に
よって移動し、屋根14の表面を均一に覆うことになる
(第3図)。また長尺シート22のメツシュ内へ水を膜
状に張設するようにメツシュの大きさ等を考慮してもよ
い。
このような保有水の蒸発熱によって屋根14が冷却され
る。散水時に長尺シート22は一方の巻取装置16又は
18へと次第に巻取ることによって屋根14との相対位
置を徐々に変更し効果的な冷却が可能であるが、散水時
に長尺シート22を停止させた状態であってもよい。
また経材26、綿材28によるメツシュのサイズが変更
された部分を長尺シート22の長手方向(第2図上下方
向)の異なる位置に設けておき、照射日光の強弱や屋根
14の温度に応じてこれらを選択的に屋根14と対応さ
せるべく巻取装置16.18を駆動するようにしてもよ
い。
冬期には散水を必要としないので第4図に示される如く
綿材28が対応しない経材26のみの部分を屋根14へ
と対応させれば、降雨が蓄積されず、蒸発冷却による不
必要な屋根14の冷却がない。しかし積雪時には第3図
の夏期と同様状態とし、その後に長尺シート22を巻取
装置18へと巻取ると、落雷作業を行うことができる。
第5図には本発明の第2実施例が示されている。
この実施例では屋根14が大型である場合に最適な構成
となっており、長尺シート22が2分割された長尺シー
ト42.44を備えている。上側の長尺シート42は一
端部が屋根14の頂部に設けられた巻取装置16へ巻取
られ、他端部は屋根14の中間部に設けられた巻取装置
18へと巻取られる。また下側の長尺ンート44は一端
部が屋根14の中間部に設けられた巻取装置16へ巻取
られ、他の一端部は軒下に設けられる巻取装置18へと
巻取られる。
なお上記実施例における長尺シート22.42.44は
メツシュ状や布状に限らず、小円状、ハニカム状等の各
種の多孔質構成が適用できる。また長尺シートを構成す
る材料としては金属、合成樹脂の他にも、布材、無機多
孔質材等の保水性の大きな材料が適している。
〔発明の効果〕
本発明は上記の構成としたので建物壁面を効果的に冷却
することができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された実施例を示す縦断面図、第
2図はこの実施例に用いる長尺シートの平面図、第3図
及び第4図は第1図の作動状態を示す斜視図、第5図は
本発明の第2実施例を示す斜視図である。 14・・・屋根、 16・・・巻取装置、 18・・・巻取装置、 22・・・長尺シート、 42.44・・・長尺シート、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)保水機能を備え壁面に沿って展開される可撓性長
    尺シートと、この長尺シートの両端部を巻取り及び巻出
    す巻取手段と、を有することを特徴とした壁体カバー。
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