JP2010189983A - 壁面昇温防止シートおよび壁面昇温防止方法 - Google Patents

壁面昇温防止シートおよび壁面昇温防止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既存の建物に容易に適用が可能であり、施工後に効果がすぐに発揮され、建物の壁面を痛めることなく、建物内部に湿気がこもることもなく、維持管理も容易な壁面昇温防止シート、およびこれを用いた壁面昇温防止方法を提案するものである。
【解決手段】防水性を有する防水層と親水性を有する親水層を具備する壁面昇温防止シートを、建物外壁面に、前記親水層面を外側に向け、前記防水層面を内側に向けて、間隙をもって設置し、壁面昇温防止シートの上部から、水を供給して前記親水層面を湿潤させ、水の蒸発熱によって、壁面昇温防止シートの温度を下げるとともに、直射日光を遮ることによって建物外壁面の温度上昇を防止することを特徴とする壁面昇温防止方法である。
【選択図】図1

Description

本発明は、夏季におけるヒートアイランド現象の一因である建物壁面の温度上昇を防止するための壁面昇温防止シート、およびこれを用いた壁面昇温防止方法に関する。
夏季におけるヒートアイランド現象を防止する方策として、建物の屋上や外壁を植栽によって緑化することにより、建物の外表面温度を低下させることが有効であると考えられている。屋上の緑化は、比較的容易に実施できるが、壁面の緑化には、実際上さまざまな困難が伴う。最も安易な方法としては、ツタなどの蔓性植物を壁面に生育させることであるが、壁面を覆うのに相当な年月を要することと、付着しては困る場所に付着することを抑制できないこと、またさらに壁面を痛めること、取り除いた時に跡が残ることなど、さまざまな問題点があるため、あまり一般的には実施されていない。一方、人工的に壁面を緑化するための材料や方法については、さまざまな提案がなされているが、その多くは、建物を建築する段階から設計して組み込む必要があるものが殆どであり、既存の建物に適用できるものは、限定されている。
前記壁面の緑化に関する提案として、壁面に貼り付けて、ツタなどの蔓性植物の生育を助ける植物育成助長材が提案されている。この植物育成助長材は、シート状をなす吸水部の表裏面側に、天然繊維を絡合させてなる網状シートがそれぞれ設けられてなることを特徴とするものである。この植物育成助長材は、天然繊維を使用しているため、植物との親和性がよく、蔓性植物のつる先端の引っ掛かりも容易であり、さらに将来的には微生物に分解され腐植として還元されるものである(特許文献1参照)。
また他の提案として、ガラス繊維を主体とした積層体内に膨張性マイクロカプセルを分散状態にて含有させ、該膨張性マイクロカプセルを膨張させてなることを特徴とする軽量人工土壌が提案されている。この軽量人工土壌は、建物の屋上や外壁等に設置可能であり、耐候性や耐久性に優れ、なおかつ保水性を備えているので、既存の建物の緑化にも適している(特許文献2参照)。
また他の提案として、ガラス繊維を主体とした積層体からなる壁面緑化用人工土壌シートが提案されている。前記積層体は、少なくとも、平均繊維径の小さいガラス繊維を主体とした細繊維層と、平均繊維径の大きいガラス繊維を主体とした粗繊維層が、厚さ方向に偏在してなることを特徴とする壁面緑化用人工土壌シートである。この人工土壌シートは、粗密2種類のガラス繊維を使用したことにより、シート面全体に素早く均一に水を行き渡らせることができ、シート全体で均一な優れた保水性を有し、耐候性、耐久性を備えたものである(特許文献3参照)。
一方、緑化によらずに、建築物の外壁温度を下げる方法として、屋根や壁面に吸水性を有する材料からなる建築材料を施工して、これに何らかの方法で給水し、この水の蒸発熱によって目的を達成する方法が提案されている。その多くは、新築施工の段階から組み込むものが殆どであるが、中には既存の建物に付加的に施工可能な材料や方法もいくつか提案されている。
このような提案の一つとして、多数の吸放水用片を不燃性の主繊維で形成された通水性の基層内に均等に分散させて含有させた蒸発冷却機能を有する構造物外装用建材が提案されている。この建材は、吸収した水分が蒸発する時の蒸発熱によって、建物の表面温度を低下させるものである(特許文献4参照)。
他の提案として、保水機能を備え壁面に沿って展開される可撓性長尺シートと、この長尺シートの両端部を巻取り及び巻出す巻取手段とを有することを特徴とした壁体カバーが提案されている。この壁体カバーは、特許文献1〜3に記載されたシートと異なり、緑化を目的としたものではなく、建物の外表面に巻出し、巻取り可能に設置して必要な時点で展開して使用するものであり、このカバーに散水して保水させ、水の蒸発熱によって、建物表面の温度を下げるものである(特許文献5参照)。
他の提案として、水を利用して建物の外表面を冷却するために、建物外表面に取り付ける外装部材が提案されている。この外装部材は、建物外表面との間に隙間を形成し、前記隙間を通して、建物外表面と外装部材との間に供給される水を毛細管現象により建物外表面に沿って広げる水拡散部と、建物外表面から水を蒸発させる孔部とを有することを特徴とする外装部材であり、この外装部材を建物の外表面に取り付けてなる建物の外表面冷却構造、及びこの外装部材を建物の外表面に取り付け、外装部材と建物外表面との間に水を供給することを特徴とする建物の冷却方法である(特許文献6参照)。
特開平10-18号公報 特開2004-283101号公報 特開2005-287307号公報 特開2008-214902号公報 特開平4-134号公報 特開2006-70545号公報
特許文献1〜3に記載されたシート状物は、いずれも既存の建物の壁面に適用が可能なものであるが、建物壁面の温度上昇を緑化によって防止する方法には、以下に示すような基本的な問題点がある。その1は、植物が生育して、その効果を発揮するようになるのにどうしても一定の時間が必要であり、施工してすぐに外観も含めた効果を期待できないことである。その2は、良好な状態を維持するのに定期的な灌水や施肥等のメンテナンスが不可欠であり、万一過乾燥によって植物が枯死すると、修復には多くの費用と時間がかかることである。さらにその3として、建物内部に湿気がこもりやすいこと。その4として、相当重量の植物が落下する危険性を常にはらんでいること、さらにその5として、旧状に復帰させるのには、痛んだり汚れたりした壁面の修復に多大な費用がかかること等である。
特許文献4に記載された外装用建材、特許文献5に記載された壁体カバーや特許文献6に記載された外装部材は、いずれも緑化を前提としていないので、上記の問題点のうち、1、2、4の問題は解決できるが、建材やシートが建物表面に設置されているので、3の建物内部の湿気の問題や、5の修復の問題は依然として残されている。また特許文献5に記載された壁体カバーでは、さらに大がかりな巻出装置と巻取装置が必要であるため、多大な費用を必要とする。
本発明の解決しようとする課題は、従来の上記の問題点をことごとく解消するものであり、既存の建物に容易に適用が可能であり、施工後に効果がすぐに発揮され、建物の壁面を痛めることなく、建物内部に湿気がこもることもなく、安全で維持管理も容易な壁面昇温防止シート、およびこれを用いた壁面昇温防止方法を提案するものである。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、防水性を有する防水層と親水性を有する親水層を具備する壁面昇温防止シートである。
また、請求項2に記載の発明は、前記防水層が、補強繊維層を含むことを特徴とする請求項1に記載の壁面昇温防止シートである。
また、請求項3に記載の発明は、前記防水層が、フッ素樹脂を含浸したガラス繊維織布を含むことを特徴とする請求項2に記載の壁面昇温防止シートである。
また、請求項4に記載の発明は、前記親水層が、親水性の繊維を含む布を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シートである。
また、請求項5に記載の発明は、前記親水層が、吸水性樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シートである。
また、請求項6に記載の発明は、前記親水層の表面から画像が視認可能であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シートである。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シートを、建物外壁面に、前記親水層面を外側に向け、前記防水層面を内側に向けて、間隙をもって設置し、前記壁面昇温防止シートの上部から、前記親水層の表面に水を供給することを特徴とする壁面昇温防止方法である。
また、請求項8に記載の発明は、前記壁面昇温防止シートの設置が、前記建物外壁面に、それぞれ支持部材を介して設けた上枠と下枠の間に、前記壁面昇温防止シートを架設したものであることを特徴とする請求項7に記載の壁面昇温防止方法である。
また、請求項9に記載の発明は、前記壁面昇温防止シートの設置が、前記建物外壁面に、それぞれ支持部材を介して上枠と下枠を設け、上枠から下枠に向かって架設したロープまたはワイヤーに、前記壁面昇温防止シートの側端部を係止したものであることを特徴とする請求項7に記載の壁面昇温防止方法である。
本発明に係る壁面昇温防止シートは、防水性を有する防水層と親水性を有する親水層を具備するので、建物の外壁に設置して、親水層に水を供給することにより、水の蒸発熱によってシート自体の温度が下がり、また建物に当たる直射日光を完全にまたは部分的に遮るために、建物外壁の昇温を防止する効果を発揮する。この時、防水性を有する防水層が存在するので、建物外壁表面に水分の悪影響が及ぶことを防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、防水層が、補強繊維層を含むので、壁面昇温防止シートの引張破断強度を高めることが可能となり、高層の建物等に設置する場合で、シートの長さが長くなり、従ってシートの重量が大きくなるような場合であっても十分その機能を発揮することができる。
請求項3記載の発明によれば、防水層が、フッ素樹脂を含浸したガラス繊維織布を含むので、壁面昇温防止シートの耐候性が良好となり、長期間に亘って使用することが可能となる。また壁面昇温防止シートを難燃性または不燃性のシートとすることが可能となる。また、透光性のシートとすることができる。
請求項4記載の発明によれば、親水層が、親水性の繊維を含む布を含むので、親水層の設計が容易となり、またシートの強度を確保する上でも有利に作用する。
請求項5記載の発明によれば、親水層が、吸水性樹脂を含むので、親水層に供給された水を大量に保持することができるため、例えば夕立の雨水を翌日の日中まで長時間に亘って保持すること等が可能となる。
請求項6記載の発明によれば、親水層の表面側から視認可能な画像が存在するので、この画像の種類を適宜選択することにより、建物の外観を自由に演出することが可能となる。また広告媒体やサインとして利用することもできる。
請求項7記載の発明によれば、壁面昇温防止シートを、建物外壁面に、前記親水層面を外側に向け、前記防水層面を内側に向けて、間隙をもって設置し、壁面昇温防止シートの上部から、前記親水性層の表面に水を供給することにより、前記親水層面を湿潤させ、水の蒸発熱によって、壁面昇温防止シートの温度を下げるとともに、日光を完全にまたは部分的に遮ることによって建物外壁面の温度上昇を防止することができる。また、建物外壁面と壁面昇温防止シートとの間に隙間が存在するため、水や湿気の影響が建物外壁面に直接及ぶことがなく、建物外壁面が水や湿気に起因するかびや藻の発生によって汚染されることがない。また建物外壁面の冷却効果は、シートを設置した時点で直ちに発揮され、緑化を利用したシートのように、植物の生育を待つ必要がない。またシートを直接外壁面に貼り付けた場合と比較して、冷却効果は大きく異なることはない。また壁面昇温防止シートが経時変化によって汚れた場合には、取り外して清掃したり、塗り直したり、あるいは交換したりすることが容易に可能である。また使用を中止する場合には、壁面に痕跡を残さず、容易に旧状に復帰させることができる。
請求項8記載の発明によれば、壁面昇温防止シートを設置するにあたり、建物外壁面に、支持部材を介して設けた上枠と下枠の間に、前記壁面昇温防止シートを架設したので、壁面昇温防止シートの設置が容易であり、また確実に固定することができ、壁面昇温防止シートが強風によって飛ばされることもなく、安全に設置できる。
また請求項9記載の発明によれば、壁面昇温防止シートを設置するにあたり、建物外壁面に、支持部材を介して設置した上枠と下枠の間に架設したロープまたはワイヤーに、壁面昇温防止シートの側端部を係止したので、壁面昇温防止シートは自重によって展伸し、高層の建築物に設置するような場合で、壁面昇温防止シートの長さが相当長い場合であっても、シートの伸縮を自動的に吸収することができるため、吸水したシートがたるんだり、逆に乾燥によってはち切れたりすることがない。
本発明に係る壁面昇温防止シートを建物外壁面に設置した例を示した模式図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートを使用した壁面昇温防止方法について示した断面説明図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートの基本的な実施態様を示した断面説明図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートの一実施態様を示した断面説明図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートの他の実施態様を示した断面説明図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートの他の実施態様を示した断面説明図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートの他の実施態様を示した断面説明図である。 本発明に係る壁面昇温防止シートを建物外壁面に設置する方法の例を示した模式図である。
図面に従って、本発明に係る壁面昇温防止シートならびにこれを用いた壁面昇温防止方法について説明する。図1は、本発明に係る壁面昇温防止シートを建物外壁面に設置した例を示した模式図である。また図2は、本発明に係る壁面昇温防止シートを使用した壁面昇温防止方法について示した断面説明図である。
本発明に係る壁面昇温防止シート1は、建物の外壁面に、建物外壁面2から一定の間隙5をもって設置される。壁面昇温防止シート1は、防水性を有する防水層4と親水性を有する親水層3を有することを特徴とする。壁面昇温防止シート1は、防水層4の面を建物外壁面に向け、親水層3の面を外側に向けて設置する。壁面昇温防止シートは、防水層と親水層をどのように選択するかによって、遮光性を有するものから、透光性あるいは、透明に近いものまで自由に設計することができる。
壁面昇温防止シート1の上部には、給水装置7を設置し、給水タンク13から給水配管8によって補給される水6を壁面昇温防止シート1の親水層3の表面に供給する。親水層3の上部に供給された水は、親水層3を濡らしながら自重で下方に落下する。この過程で、水は蒸発し、この蒸発熱によって壁面昇温防止シートの温度が低下する。壁面昇温防止シートは、直射日光を完全にまたは部分的に遮るとともに、自身の温度が下がることによって建物外壁面に入射する熱輻射を大幅に低減させる。この相乗作用によって建物外壁面の温度上昇を防止することができる。なお壁面昇温防止シートを用いた壁面昇温防止方法については、後に詳しく説明する。
図3は、本発明に係る壁面昇温防止シートの基本的な実施態様を示した断面説明図である。本発明に係る壁面昇温防止シート1は、防水性を有する防水層4と親水性を有する親水層3を少なくとも具備することを特徴とする。防水層4の材質としては、各種合成樹脂フィルム、合成樹脂被膜、ゴム、アルミニウム箔等の非透水性の材料を単独または組み合わせて使用することができる。防水層4の目的は、表面側の親水層3に給水された水が裏面にしみ出して、建物外壁面2に悪影響を及ぼすのを防止することである。
防水層に使用する合成樹脂フィルム、または合成樹脂被膜の材質の例としては、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリオレフィン系エラストマー等のポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンナフタレート樹脂等のポリエステル系樹脂、アクリル樹脂、エチレン−酢酸ビニル系共重合樹脂、アイオノマー樹脂、ポリブテン樹脂、ポリアクリロニトリル樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂等の各種合成樹脂を単独または、組み合わせて使用する。これらの樹脂あるいは樹脂組成物には、耐候性や加工性を附与するために光安定剤、可塑剤、滑剤、安定剤、顔料、充填剤、難燃剤、防カビ剤、防藻剤等の添加物を適宜添加して使用することができる。
防水層に使用するゴムとしては、天然ゴム、各種合成ゴム等のゴムをシート状で、あるいは、基布に延伸して使用する。合成ゴムの例としては、アクリルゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム(ニトリルゴム、NBR)、イソプレンゴム(IR)、ウレタンゴム、
エチレンプロピレンゴム(EPM、EPDM)、エピクロルヒドリンゴム、クロロプレンゴム(CR)、シリコーンゴム、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、フッ素ゴム、ポリイソブチレンゴム(ブチルゴム、IIR)や各種合成樹脂エラストマーを使用することができる。これらにも、必要に応じて各種添加剤や顔料、充填剤、難燃剤等を添加して使用する。
親水層3の目的は、壁面昇温防止シートの上部表面に給水された水を円滑に下まで拡張させることであるので、撥水性で濡れにくいものでなければ良く、水に対して通常の濡れやすさがあれば十分であり、特段の親水性は必要としない。
親水層3の材質としては、親水性を有する合成樹脂フィルムや合成樹脂被膜、親水性を有する繊維を含む布、吸水性樹脂を含む被膜の他、親水性表面処理被膜等が使用できる。親水性を有する合成樹脂フィルムや合成樹脂被膜の材料としては、セルロース系樹脂、ポリビニルアルコール、ビニロン、ポリスルホン系樹脂等が挙げられる。
親水性を有する繊維を含む布としては、綿、麻等の天然繊維やレーヨン、ステープルファイバー等のセルロース系繊維や、ビニロン繊維、アクリル繊維、ポリエステル繊維等の親水性または吸水性を有する繊維を含む布が使用できる。これら親水性の繊維だけで布を織っても良いし、これらの繊維を一部含む混紡ないし混織の布としても良い。
吸水性の樹脂を含む被膜としては、ポリアクリル酸ナトリウム等、公知の高吸水性ポリマーをバインダー中に分散させた被膜が有効に用いられる。高吸水性ポリマー層を繊維の内部に形成した特殊な高吸水性繊維を用いた布なども好適に使用される。
親水性の表面処理被膜としては、二酸化チタン等を用いた公知の光触媒被膜を用いることができる。光触媒被膜は、触媒作用により、表面を常に親水性に保つことができるばかりでなく、表面に付着した汚れも分解するため、壁面昇温防止シートの表面を常に清浄な状態に保つことができる。
壁面昇温防止シートにおける親水層と防水層の構成としては、さまざまな構成が可能である。その1は、親水層と防水層をそれぞれ独立したシートあるいはフィルムとして準備し、これらを接着剤、熱融着等の接合手段によって貼り合わせる構成である。その2は、親水層を主たる層として、親水層の裏面に比較的薄い防水層を塗布あるいは接合によって形成する構成である。またその3は、防水層を主たる層とし、防水層の表面に比較的薄い親水層を設けるものである。どのような構成をとるかは、壁面昇温防止シートの使用条件や、対象となる建物の種類、規模、立地条件、初期コストの制約、目標とする耐用年数等によって選択する。
図4は、本発明に係る壁面昇温防止シートの一実施態様を示した断面説明図である。この実施態様においては、壁面昇温防止シート1の防水層4が、補強繊維層12を含んでいる。補強繊維層12は、防水層4の形状安定性を増したり、引張破断強度を増したりする効果を有する。補強繊維層12としては、布や縦方向に並べたフィラメントや撚糸やコードを用いる。この実施態様では、防水層4が主たる層となっており、防水層4の表面に比較的薄い親水層3が形成されている。このような防水層4の具体的な例としては、樹脂含浸ガラス布や、両面ゴム引き布が挙げられる。なかでもガラス布にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やテトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)等のフッ素系樹脂を含浸して溶融一体化させたフッ素樹脂含浸ガラスクロスは、耐候性に優れるため、壁面昇温防止シートの防水層として用いた場合、長期間の使用に耐えるものとすることができる。また不燃性であり、透光性を有するようにすることが可能であるから、窓のある壁面にも設置することができる。
図5は、本発明に係る壁面昇温防止シート1の他の実施態様を示した断面説明図である。この実施態様においては、親水層3が、親水性の繊維を含む布を含むものであり、親水層3が主たる層であり、親水層3の裏面に比較的薄い防水層4が設けられた構成となっている。このような構成の例としては、布の裏面にゴム層を設けたゴム引き布が挙げられる。一般的に、布の裏面に非透水性の塗膜やフィルム層を設けた構成は、本発明に係る壁面昇温防止シートに求められる機能を比較的容易に達成することができるものである。具体的な構成としては、帆布の裏面に防水層としてゴム引き層を設けた構成や、綿布と熱可塑性樹脂フィルムを貼り合わせた構成などが挙げられる。
図6は、本発明に係る壁面昇温防止シート1の他の実施態様を示した断面説明図である。この実施態様においては、親水層3が親水性の繊維を含む布を含むものであり、防水層4が補強繊維層12を含むものである。このような構成とすることにより、壁面昇温防止シートを極めて強靱なシートとすることができる。このような構成の具体的な例を挙げれば、帆布とフッ素樹脂含浸ガラスクロスを貼り合わせた構成や、さらし綿布とナイロン防水加工布を貼り合わせた構成などさまざまな構成が可能である。
図7は、本発明に係る壁面昇温防止シート1の他の実施態様を示した断面説明図である。この実施態様においては、親水層3の表面側から画像17が視認可能に形成されている。図7に示した実施態様においては、画像17が、親水層3の表面に形成されているが、画像17を親水層の内部まで浸透するように設けることもできるし、例えば画像17を防水層4の表面に形成して、この上に透明な親水層3を形成しても良い。いずれの場合であっても、壁面昇温防止シート1の表面側から画像17が視認可能であると、壁面昇温防止シートに異なるさまざまな機能を付加することが可能となる。例えば、図8に示したように画像がツタの葉の模様であれば、壁面をツタで緑化したような印象を与えることができる。また画像を石目模様やレンガ模様など、建物外壁にふさわしい模様や色調とすることにより、建築物の景観を好ましいものとすることができる。また画像を商品や企業の宣伝広告や催事の案内等の媒体とすることもできる。
防水層4は、多少の水蒸気透過性を有するものであっても良い。建物外壁面との隙間が小さい場合には、雨水によって濡れた外壁面が乾燥しやすいように、壁面昇温防止シートは、ある程度の水蒸気透過性を有する方がむしろ好ましい場合がある。
次に、上述の壁面昇温防止シートを用いた壁面昇温防止方法について説明する。
本発明に係る壁面昇温防止方法は、図1、図2に示したように、壁面昇温防止シート1を、建物外壁面2に、親水層3の面を外側に向け、防水層4の面を内側に向けて、間隙5をもって設置し、壁面昇温防止シート1の上部から、水6を供給して親水層面を湿潤させ、水の蒸発熱によって、壁面昇温防止シート1の温度を下げるとともに、日光を遮ることによって建物外壁面2の温度上昇を防止することを特徴とする。
隙間5の距離については、特に限定されないが、設置する壁面の状態や敷地の余裕などによって決定される。窓のある壁面の場合には、あまり接近して設置しない方が、うっとうしくなくて良い。一般に建築物の壁面には多少の凹凸が存在するので、壁面に接触しない程度に余裕をもって隙間5の値を決定するのが良い。
壁面昇温防止シート1の設置方法については、特に限定されない。図2では、壁面昇温防止シート1の上端部は上枠10に固定され、下端部は下枠11に固定されている。上枠10、下枠11は、それぞれ支持部材9によって建物外壁面2に固定されている。上枠10と下枠11は、独立した構造物としてそれぞれ支持部材9によって建物外壁面2に取付けられても良いし、一つの取付枠として一体の構造であってもよい。建物の高さが高くなくて、壁面昇温防止シート1の長さがあまり長くない場合には、一つの取付枠に固定した後に、取付枠ごと建物外壁面2に固定する方が取付け作業は容易である。
壁面昇温防止シート1は、上端だけを固定して、下端は自重あるいは下端に取付けたおもりによって垂れ下がるようにしても良い。またさらに上端に巻取り装置を取付け、夜間や冬期など、不要な時は巻き上げて収納するようにしても良い。また昇降カーテンのように、上部にたくし上げて収納するようにしても良い。また壁面昇温防止シートは、垂直に設置する必要はなく、下部が外壁面から離れていくように、斜めに設置してもよい。
図8は、本発明に係る壁面昇温防止シート1を建物外壁面2に設置する方法の例を示した模式図である。この実施態様においては、建物外壁面2に、支持部材9を介して上枠10と下枠11(図示せず)を設け、上枠から下枠に向かってワイヤー14を架設し、壁面昇温防止シート1の側端部に設けた孔16に取付けたリング状金物16をワイヤー14に通して係止し、上端を上枠10に固定した壁面昇温防止シート1が自重によって展伸するようにしたものである。
このようにすることにより、高層の建築物に設置するような場合で、壁面昇温防止シート1の長さが相当長い場合であっても、シートの伸縮を自動的に吸収することができるため、吸水したシートがたるんだり、逆に乾燥によってはち切れたりすることがない。また両端がリング状金物16によってワイヤー14に係止されているので、風などであおられたりすることもない。なおワイヤー14は、合成樹脂繊維または天然繊維製のロープでも良い。またリング状金物16は、壁面昇温防止シート1の端部に直接取付けるようなものでも良い。また孔16に交互に直接ワイヤーやロープを通しても良い。
このように、壁面昇温防止シートをワイヤーと金具によって係止、保持した場合には、壁面昇温防止シートが不要な場合や、メンテナンスを行う場合に、容易にたくし上げたり、引き下ろしたりすることが可能であり、利便性が高まる。また図8に示した実施態様においては、壁面昇温防止シートの表面にツタの葉の模様を形成して、景観に対する配慮をしている。
壁面昇温防止シートの幅については、これを構成する材料の幅や長さによっても決定されるが、壁面に設置する方法によっても変わってくる。一般的に施工のし易さから見て、壁面昇温防止シートの幅としては0.6m〜2m程度が適当である。
壁面昇温防止シート1の表面に供給する水6は、水道水でもよいが、地下水や、河川水、下水の再生水、屋上に降った雨水等を利用することもできる。河川水や雨水を利用する場合には、塵埃や汚れを除去するフィルターを設けると、壁面昇温防止シートの汚染を防止する上で効果がある。また壁面昇温防止シートの表面がかびや藻によって汚染するのを防止するために、水6に市販の防かび剤や防藻剤を少量添加しても良い。また壁面昇温防止シートへの湿潤性を良くするために、界面活性剤を少量添加しても良い。
壁面昇温防止シート1の表面に供給する水6の適量は、シート表面から蒸発する水の量によって変化するが、常に適量となるように厳密にコントロールするのであれば、壁面昇温防止シートの下端部に湿潤センサーを取付けて、上部から供給する水の量を調節することもできる。
また、常に過剰の量の水を供給して、壁面昇温防止シートの下端から落下した余剰の水を回収し、ポンプアップして再使用するようにしても良い。
図1、図2には示されていないが、給水装置7には、過剰な水が散逸しないように、落
下する水の流量を調節するバルブや、シート表面に均一に水を供給するためのスリット状の吐出口あるいは散水装置などを設けることが望ましい。
以下、実施例に基づいて、本発明に係る壁面昇温防止シートならびにこれを用いた壁面昇温防止方法について、具体的に説明するが、本発明は、これらに限定されるものではない。
幅約1mの未晒綿布を親水層とし、この裏面に防水層として農業用塩化ビニル樹脂シートを熱圧着して一体化し、壁面昇温防止シートとした。このシートを幅3m、高さ2.5mのステンレススチール製の枠の上枠と下枠の間に、綿布側が外側になるように3列にして固定し、この枠ごと住宅の外壁に取付けた支持部材によって、住宅の外壁から0.5m離して設置した。枠の上部に設置した横長のノズルから水道水を流下させシート表面の綿布面を濡らすことができるようにした。住宅の外壁は、窯業系サイディングであり、南西に向いているため、従来夏季の午後の直射日光が当たる時間帯においては、表面温度が45℃程度まで上昇していたが、壁面昇温防止シートを設置した段階で、半日陰になることにより、約10℃低下し、さらに水を滴下することにより、外気温とほぼ同じの30℃まで低下した。この壁面昇温防止シートは、十分な透光性があるため、窓を通して外光が入り、室内が暗くなることはなかった。
実施例1に使用した農業用塩化ビニル樹脂シートの替わりに、ポリエチレン樹脂(PE)フィルムとエチレン酢酸ビニル共重合体(EVA)フィルムを積層した農業用ポリオレフィン系樹脂シートを使用し、同様に壁面昇温防止シートを作成した。昇温防止効果に差はなかった。
フッ素樹脂用ガラスクロス(日東紡績社製WLA108 107)にPFA系ディスパージョン(ダイキン社製、ネオフロンAW−5000L)を含浸し、380℃で焼成した。含浸、焼成を2回繰り返して行い、ピンホールが無いようにし、防水層とした。この表面に、フッ素樹脂用プライマー(サンプラテック社製、Fプライマー)を塗布し、さらに光触媒コーティング剤用下地保護剤(JSR社製、ダイナセラ中間層コート剤T8300)および光触媒コーティング剤(JSR社製、ダイナセラトップコート剤T8600)を塗布して、光触媒層を形成し、親水層とした。この光触媒層は、親水性を有し、さらにセルフクリーニング性を有するため、長期間屋外に暴露しても、汚染されることもなく、親水性を保持した。建物壁面に、支持部材を介して上枠と下枠を設け、上枠と下枠の間に、このシートを壁面昇温防止シートとして架設した。湿潤用の水としては、屋上に降った雨水を雨水タンクに貯めたものを濾過して使用した。建物の壁面は、磁器タイルであり、夏季における表面温度は、壁面昇温防止シートを設置して、雨水を滴下したことによって10℃以上低下した。なお湿潤用の水は、過剰に供給して回収、循環させ、循環水には、藻やカビの発生を防ぐため、防カビ剤を少量添加した。
幅約0.9mの黄緑色に染色した綿100%の9号帆布を親水層として用い、帆布の表面に、スクリーン印刷により濃緑色のツタの葉の絵柄を印刷した。帆布の裏面に、防水層として、実施例2に用いた農業用ポリオレフィン樹脂シートを熱圧着して用いた。こうして得られた壁面昇温防止シートは、図8に示したように両側端部に鳩目孔を設け、リング状の金物によってワイヤーに保持させるように取付けた。実施例3の壁面昇温防止シートに比較して、透光性が少ないため、昇温防止効果は、高かった。また建物の外観は、景観上好ましいものであった。また、壁面昇温防止シートが吸水や乾燥によって伸縮しても、リング状の金物によって側端部をワイヤーに係止しているため、上下に可動であり、自重
によって展伸するため、弛んだりすることもなく、常に好ましい外観を保つことができた。
縦糸としてナイロン繊維を用い、横糸として吸水性樹脂を含む吸水性繊維(日本エクスラン工業製、ランシールF)を用いた混織織物を親水層とし、この裏面に、ウレタンエラストマーを塗布して、防水層とした。こうして得られた壁面昇温防止シートは、非常に吸水性が大きいため、大量の水を保持する性質を持ち、一度給水すれば、給水を止めても数時間にわたって壁面昇温防止効果が持続した。
1・・・壁面昇温防止シート
2・・・建物外壁面
3・・・親水層
4・・・防水層
5・・・隙間
6・・・水
7・・・給水装置
8・・・給水配管
9・・・支持部材
10・・・上枠
11・・・下枠
12・・・補強繊維層
13・・・給水タンク
14・・・ワイヤー
15・・・リング状金物
16・・・孔
17・・・画像

Claims (9)

  1. 防水性を有する防水層と親水性を有する親水層を具備する壁面昇温防止シート。
  2. 前記防水層は、補強繊維層を含むことを特徴とする請求項1に記載の壁面昇温防止シート。
  3. 前記防水層は、フッ素樹脂を含浸したガラス繊維織布を含むことを特徴とする請求項2に記載の壁面昇温防止シート。
  4. 前記親水層は、親水性の繊維を含む布を含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シート。
  5. 前記親水層は、吸水性樹脂を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シート。
  6. 前記親水層側から視認可能な画像が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シート。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の壁面昇温防止シートを、建物外壁面に、前記親水層面を外側に向け、前記防水層面を内側に向けて、間隙をもって設置し、前記壁面昇温防止シートの上部から、前記親水性層の表面に水を供給することを特徴とする壁面昇温防止方法。
  8. 前記壁面昇温防止シートの設置は、前記建物外壁面に、それぞれ支持部材を介して設けた上枠と下枠の間に、前記壁面昇温防止シートを架設したものであることを特徴とする請求項7に記載の壁面昇温防止方法。
  9. 前記壁面昇温防止シートの設置は、前記建物外壁面に、それぞれ支持部材を介して上枠と下枠を設け、上枠から下枠に向かって架設したロープまたはワイヤーに、前記壁面昇温防止シートの側端部を係止したものであることを特徴とする請求項7に記載の壁面昇温防止方法。
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JP2011032639A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Ohbayashi Corp テント
JP2013144886A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Ohbayashi Corp ルーバー
JP2021021327A (ja) * 2020-10-31 2021-02-18 小室 雅彦 建物カバーシート。

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