JPH04134836U - タブ端子搬送装置 - Google Patents

タブ端子搬送装置

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JPH04134836U
JPH04134836U JP5024291U JP5024291U JPH04134836U JP H04134836 U JPH04134836 U JP H04134836U JP 5024291 U JP5024291 U JP 5024291U JP 5024291 U JP5024291 U JP 5024291U JP H04134836 U JPH04134836 U JP H04134836U
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JP
Japan
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terminal
tab
rotating drum
tab terminal
terminals
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Withdrawn
Application number
JP5024291U
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English (en)
Inventor
和廣 伊藤
修 田口
Original Assignee
エルナー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】タブ端子を回転ドラムの端子保持溝内に保持さ
せて搬送する際、駆動機構などを用いることなく、各タ
ブ端子の高さ位置を揃える。 【構成】回転ドラム20の搬送径路に沿って、同回転ド
ラム20に保持されているタブ端子1に当接してその高
さ位置を揃える傾斜面31aを有する高さ位置決めガイ
ド31を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はタブ端子搬送装置に関し、さらに詳しく言えば、電解コンデンサに用 いられるタブ端子の搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アルミニウム電解コンデンサの製造工程の一つとしてアルミニウム箔への端子 付け工程がある。タブ端子をこの端子付け工程に供給するにあたっては、その方 向性などを揃える必要がある。
【0003】 図11にはそのためのタブ端子搬送装置の従来例が示されている。すなわち、 同装置はタブ端子1を一列状態で供給する振動型のシュータ2と、同シュータ2 より供給されるタブ端子1を保持して回転する回転ドラム3とを備えている。
【0004】 なお、タブ端子1は図12に示されているように、アルミニウムの丸棒の一端 を偏平に押し潰して羽子板状の平板部1bとした端子本体1aを有し、同端子本 体1aの他端部にCP線(鋼芯銅線)1cを溶接したものからなる。
【0005】 シュータ2はタブ端子1の案内通路となる所定の隙間を確保して互いに平行に 配置された一対のガイドレール2a,2bを有し、図示しない加振器によって振 動が加えられる。このシュータ2の端部には、タブ端子1を一本ずつ分離して供 給する分離シャッター4が配置されている。
【0006】 同分離シャッター4は互いに前後方向にずらされたほぼL字状をなす一対のア ーム4a,4aを有し、それらの対向面にはタブ端子1を一本分通す所定の傾斜 角を持った分離通路4bが形成されている。
【0007】 この分離シャッター4が図示矢印のように左右方向に往復動することにより、 先頭のタブ端子1が分離通路4b内に捕捉され、後続のものから分離されて回転 ドラム3側に供給される。
【0008】 回転ドラム3はその周縁に均等配置された複数の端子保持溝3aを備えている 。この場合、各端子保持溝3aの各々にはその近傍に円柱状の磁石3bが埋設さ れており、その磁気吸着力にて端子保持溝3a内にタブ端子1が保持される。
【0009】 この従来装置においては、一つの端子保持溝3a内に複数本のタブ端子1が保 持されるのを防止するため、回転ドラム3に同回転ドラム3とは反対方向に回転 する回転ブラシ7を併設している。
【0010】 回転ドラム3による搬送径路に沿って端子整列手段が設けられている。この装 置において、同端子整列手段は図12に例示されているように、搬送中の端子本 体1aの平板部1bに作用して同平板部1bの方向性を揃える方向整列板5と、 上下動して各タブ端子1を押えその高さ位置を揃える押圧板6とを備えている。
【0011】 各タブ端子1はこの整列手段5,6にてその方向性と高さ位置とを揃えられた 後、取出し位置まで搬送され、同位置において図示しないチャックなどの取出し 手段にてアルミニウム箔の端子付け工程に搬送される。
【0012】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来装置においては、回転ドラム3に保持されているタブ端子の高さ位置 を揃えるにあたって、その手段として上下動する押圧板6を用いているが、その 駆動機構などに余計なコストがかかることになり、好ましくない。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記従来の事情に鑑みなされたもので、その構成上の特徴は、周縁に 複数の端子保持溝を有し、タブ端子供給手段より供給されるタブ端子を同端子保 持溝に保持して回転する回転ドラムと、同回転ドラムにて搬送される途中におい てタブ端子を整列させる端子整列手段と、所定の取出し位置で上記回転ドラムの 端子保持溝からタブ端子を取り出す端子取出し手段とを備えているタブ端子搬送 装置において、上記端子整列手段は、上記回転ドラムの搬送径路に沿って配置さ れた固定台に上記回転ドラムに保持されているタブ端子に当接してその高さ位置 を揃える傾斜面を形成してなる高さ位置決め手段を備えていることにある。
【0014】 この場合、請求項2に記載されているように、上記固定台に上記タブ端子の平 板部に作用してその方向性を揃える方向整列板を一体的に設けることもできる。
【0015】
【作用】
各タブ端子は回転ドラムに保持されて搬送されるその途中で固定台の傾斜面に 当接しその面を滑ることにより、その各々の高さ位置が揃えられる。
【0016】
【実施例】
図1には本考案の実施例に係るタブ端子搬送装置の全体構成が示されている。 これによると、同装置は従来装置と同様、タブ端子供給手段としてのシュータ2 を備えているが、この実施例では、同シュータ2と回転ドラム20との間には磁 気フィーダ10が設けられている。
【0017】 図2を併せて参照すると、この磁気フィーダ10はN極とS極とをそれらの間 にタブ端子搬送径路10aを形成するように対向的に配置された一対の磁石11 ,12からなるが、この場合、同磁石11,12は入口側(シュータ2側)の磁 界が弱く、出口側(回転ドラム20側)の磁界が強くなるように傾けられている 。なお、各磁石11,12には非磁性体よりなるカバー13,13が被せられて いる。
【0018】 タブ端子1はシュータ2から磁気フィーダ10に供給され、同磁気フィーダ1 0内に滞留しながらその磁気作用によって順次回転ドラム20側に移動するので あるが、この例では同磁気フィーダ10内におけるタブ端子1の数量を量検出手 段14にて検出するようにしている。
【0019】 この量検出手段14はタブ端子1の移動方向に沿って並べられた複数の光セン サーを備え、磁気フィーダ10の一方の側からタブ端子搬送径路10a内に向け て光を照射するように配置されている。これに関連して、磁気フィーダ10の他 方の側には光反射板15が設けられている。
【0020】 これによれば、図2に丸印で示されているように、複数の光線が平行状態で照 射され、その反射光の量によってタブ端子搬送径路10a内のタブ端子量が検出 される。
【0021】 すなわち、反射光量が大であれば磁気フィーダ10内におけるタブ端子量が少 ないと判断して、シュータ2からの供給を促し、他方、反射光量が小であればタ ブ端子量が十分であるとして、シュータ2の振動を停止させる。
【0022】 回転ドラム20はその周縁に均等配置された複数の端子保持溝21を有し、磁 気フィーダ10から同端子保持溝21内にタブ端子1を受け取って回転する。そ の授受は磁気吸着でもよいが、この実施例においては、負圧吸着によってタブ端 子1を端子保持溝21内に保持するようにしている。
【0023】 これを図3ないし図6を参照しながら説明する。各端子保持溝21には空気通 路22が連通されており、その空気通路22の各々は図示しないパイプを介して 負圧源に通ずる分配器23に接続されている。
【0024】 同分配器23は負圧源に接続される吸気口24aを有する逆椀状をなす円形の 容器本体24と、同容器本体24に対して気密的に、かつ、回転可能に嵌合する 回転板25とを備えている。
【0025】 この回転板25は回転ドラム20と同期的に回転する。同回転板25には端子 保持溝21と同数の連通孔25aが穿設されており、この各連通孔25aに空気 通路22の各々が接続される。
【0026】 なお、この実施例によると、容器本体24内には回転板25の特定の回転位置 において一つの連通孔25aを負圧源と遮断し、大気に開放するリリース弁24 bが形成されている。このリリース弁24bは例えば不良タブ端子の回収部に対 応する回転角位置に配置される。
【0027】 磁気フィーダ10内のタブ端子1は、例えばその先頭のものから回転ドラム2 0の端子保持溝21内にその負圧吸着作用にて保持される。この場合、磁気吸着 とは異なり、一つの端子保持溝21内に複数本が保持されることはない。そして 、同回転ドラム20の回転により所定の端子取出し位置Aまで搬送されるのであ るが、その途中には端子整列手段30が設けられている。
【0028】 同端子整列手段30は高さ位置決めガイド31と、方向性を揃える方向整列板 32とを備えている。
【0029】 図7を併せて参照すると、高さ位置決めガイド31は回転ドラム20の搬送径 路の下方位置において、同搬送径路に沿って配置された固定台として形成され、 その上面にはタブ端子1のリード線1cに当接してそれを押し上げるように作用 する所定角度の傾斜面31aと、同傾斜面31aに連設された基準高さ面として の平坦面31bとが形成されている。
【0030】 したがって、これによればタブ端子1は回転ドラム20による搬送過程におい て、下から押し上げられるようにしてその高さ位置が揃えられることになるが、 図7に想像線で示すように、高さ位置決めガイド31を回転ドラム20の上方に 配置し、端子本体1a側を所定高さまで押し下げるようにしてもよい。
【0031】 方向整列板32は回転ドラム20の周縁曲率とほぼ同じ曲率を有し、端子本体 1aの平板部1bに作用するように同回転ドラム20の周縁に沿って配置されて いる。この方向整列板32により、タブ端子1はその平板部1bが回転ドラム2 0の円周方向に向くように整列される。
【0032】 なお、図8に示されているように、高さ位置決めガイド31と方向整列板32 とを一体的に形成してもよい。
【0033】 この実施例において、端子取出し位置Aは磁気フィーダ10に対してほぼ18 0度の間隔を持っているが、同端子取出し位置Aにはリード線1cの曲がりを検 出する不良端子検出手段40と、端子取出し手段としてのチャック41とが設け られている。
【0034】 なお、この不良端子検出手段40は、必ずしも端子取出し位置Aに配置される 必要はなく、場合によってはその上流側に配置されても良い。
【0035】 図9に示されているように、この不良端子検出手段40は、タブ端子1のリー ド線1cに向けて光を照射する光センサーからなり、同リード線1cが真っ直で あれば、その反射光を検出して正常と判断する。これを受けて、チャック41が 動作し、そのタブ端子1を掴んで図示しない端子付け工程に運ぶ。
【0036】 これに対して、反射光が検出されない場合には「曲がり有り」もしくは「端子 無し(欠落)」と判断し、チャック41を不動作状態とする。
【0037】 したがって、不良タブ端子1は端子保持溝21に保持されたまま端子取出し位 置Aを通過し、その下流側に設けられている不良端子回収手段50内に回収され る。
【0038】 図10によく示されているように、この不良端子回収手段50は、回転ドラム 20の回転に伴って移動してくるタブ端子1に当接してそれを掬い上げる上下一 対の取出し爪51,51と、同取出し爪51,51にて掬い出されたタブ端子1 を磁気的に保持する貯蔵部52とを備えている。
【0039】 この場合、同貯蔵部52は上記の磁気フィーダ10と同じく、一対の磁石52 a,52bをその異極同士を対向させてそれらの間に端子貯蔵空間を確保すると ともに、各磁石52a,52bを回転ドラム20寄りの入口側の磁界が弱く、そ の反対側の磁界が強くなるように傾斜させることにより構成される。
【0040】 上記構成において、タブ端子1はシュータ2から磁気フィーダ10に供給され 、同磁気フィーダ10内をその磁気作用により回転ドラム20側に向けて移動さ せられる。
【0041】 そして、負圧吸着作用により先頭のものから一本ずつ回転ドラム20の端子保 持溝21内に捕捉され、取出し位置Aに向けて搬送される。
【0042】 その途中において、高さ位置決めガイド31と方向整列板32とにより、その 高さと方向性が揃えられる。
【0043】 取出し位置Aに至ると、光センサー40によりリード線1cの曲がりの有無が 検出され、良品はチャック41により次工程の端子付け工程に運ばれる。
【0044】 これに対して、不良の場合にはそのまま取出し位置Aを通過し、不良端子回収 手段50に向かい、取出し爪51,51に案内された後、磁石52a,52bの 磁気作用により貯蔵部52内に取り込まれ、かつ、貯蔵される。
【0045】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、従来のような駆動機構を一切用いるこ となく、回転ドラムによる搬送過程で各タブ端子の高さ位置を揃えることができ 、その分構成が簡単化され、また、メンテナンスを行なう上でも好都合である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係るタブ端子搬送装置の全体
構成を示した斜視図。
【図2】同装置の磁気フィーダの構成を説明するための
説明図。
【図3】同装置の回転ドラムを示した斜視図。
【図4】同回転ドラムの要部断面図。
【図5】負圧分配器の分解斜視図。
【図6】同負圧分配器の断面図。
【図7】回転ドラムとの関係において高さ位置決め手段
を示した側面図。
【図8】端子整列手段の他の実施例を示した斜視図。
【図9】不良端子検出手段を示した側面図。
【図10】不良端子回収手段を示した斜視図。
【図11】従来装置を示した斜視図。
【図12】従来の端子整列手段を示した側面図。
【符号の説明】
1 タブ端子 1a 端子本体 1b 平板部 1c リード線 2 シュータ 10 磁気フィーダ 10a 端子搬送径路 11,12 磁石 13 カバー 14 数量検出手段 15 光反射板 20 回転ドラム 21 端子保持溝 22 空気通路 23 分配器 30 端子整列手段 31 高さ位置決めガイド 32 方向整列板 40 不良端子検出手段 41 チャック 50 不良端子回収手段 51 取出し爪 52 貯蔵部 52a,52b 磁石

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】周縁に複数の端子保持溝を有し、タブ端子
    供給手段より供給されるタブ端子を同端子保持溝に保持
    して回転する回転ドラムと、同回転ドラムにて搬送され
    る途中においてタブ端子を整列させる端子整列手段と、
    所定の取出し位置で上記回転ドラムの端子保持溝からタ
    ブ端子を取り出す端子取出し手段とを備えているタブ端
    子搬送装置において、上記端子整列手段は、上記回転ド
    ラムの搬送径路に沿って配置された固定台に上記回転ド
    ラムに保持されているタブ端子に当接してその高さ位置
    を揃える傾斜面を形成してなる高さ位置決め手段を備え
    ていることを特徴とするタブ端子搬送装置。
  2. 【請求項2】上記固定台には上記タブ端子の平板部に作
    用してその方向性を揃える方向整列板が一体的に設けら
    れている請求項1に記載のタブ端子搬送装置。
JP5024291U 1991-06-04 1991-06-04 タブ端子搬送装置 Withdrawn JPH04134836U (ja)

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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19950907