JPH04134592U - 流雪溝 - Google Patents

流雪溝

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JPH04134592U
JPH04134592U JP3992491U JP3992491U JPH04134592U JP H04134592 U JPH04134592 U JP H04134592U JP 3992491 U JP3992491 U JP 3992491U JP 3992491 U JP3992491 U JP 3992491U JP H04134592 U JPH04134592 U JP H04134592U
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JP
Japan
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waterway
snow
drainage
grooves
groove
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Application number
JP3992491U
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English (en)
Inventor
譲二 加藤
Original Assignee
中島金属工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 流雪溝に対して、塵等により目詰まりを生
じることがなく、且つ雪塊の融解能率の高い補助排水手
段を具備せしめることを目的とする。 【構成】 水路1の側壁に沿って多数の凹溝2を形成
したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、断面を略コ形に形成し、その内側を排水及び排雪用の水路として 構成した流雪溝の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上記したように構成される流雪溝の中には、水路が路上等から排除した 雪塊で一杯になって閉塞された状態となっても、該水路内を流れようとするの排 水を副水路によりバイパスさせて流すことで排水が水路の外に溢れ出るのを防止 するものがある(特開昭64−29534号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記した副水路は水路の側壁に沿って形成すると共に、水路と副水路との間を 多孔性板により仕切って構成したものであり、水路が雪塊で一杯になって閉塞さ れた際に、上記した多孔性板を通過して排水が副水路内に流れ込み、この副水路 を通して補助的に排水が行われるものである。
【0004】 しかし、上記した流雪溝にあっては、雑排水中に含まれる塵等により多孔性板 が目詰まりを生じる為に、副水路に対して排水が流れまなくなってしまうことが 多く、これにより、上記したような補助排水が正常に行われなくなる問題がある 。
【0005】 また、上記した流雪溝は多孔性板を介して副水路との間を出入りする排水によ って水路内の雪塊を融解する機能があるが、多孔性板を介して行われる融解作用 にあっては能率が低く、雪魂の融解に時間がかかり過ぎていた。
【0006】 本考案は、断面を略コ形に形成し、その内側を水路として構成した流雪溝に対 して、塵等により目詰まりを生じることがなく、且つ雪塊の融解能率の高い補助 排水手段を具備せしめることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記した課題を解決する為に、断面を略コ形に形成し、その内側を水 路として構成た流雪溝において、前記水路の側壁に沿って該水路の全長方向に走 る多数の凹溝を形成したものである。
【0008】
【作用】
以上の手段によれば、水路内が雪塊で一杯になった状態においても、該水路の 壁面に多数形成される凹溝の中に雪が隙間なく入り込むことはない。したがって 、上記した凹溝内は水路内が雪によって閉塞された状態において補助水路となり 、排水はこの凹溝を通して行われる。 また、凹溝を通して排水が行われると、この排水流と直接的に接する雪塊が側壁 側から融け始め、閉塞部における排水は次第に速やかに行われる様になる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は以上説明したように、水路の側壁に沿って多数の凹溝を形成したもの であるから、水路内が雪塊で閉鎖された状態において上記凹溝を通して排水が行 われると共に、この排水流によって水路を閉鎖する雪魂が直接的且つ能率的に融 解されるので、雪塊による水路の閉塞を速やかに解消することができる。 また、上記した凹溝は水路路内における排水の流れと平行しているので、多孔性 部材のように塵等によって目詰まりを生じることもない。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施を図面に基づいて説明する。
【0011】 図1にて示す流雪溝はコンクリートを用いて断面略コ形に形成し、その内側を 排水用の水路1として構成したものあり、上記した水路1の両側壁には多数の凹 溝2が水路1の全長方向へ向けて形成してある。
【0012】 上記した凹溝2は水路1の側壁面において平行状に多数本凹設するものであり 、その断面は図1にて示すものにおいてはコ形に形成してある。
【0013】 また、上記の如く側壁に形成する凹溝は図2により示す凹溝2’のように断面 く形、若しくはU形(図示せず)等に形成してもよい。
【0014】 上記した如く構成した流雪溝は、水路1内が雪塊により一杯になったとしても 、水路1の壁面に形成される凹溝2,2’の中に雪が隙間なく入り込むことはな い。
【0015】 即ち、上記した凹溝2,2’は水路1内が雪によって閉塞された状態において 側壁を通る補助水路となり、閉鎖された水路1に代って排水が行われる。
【0016】 また、上記したように凹溝2,2’を通して排水が行われると、この排水流と 直接的に接する雪塊が側壁側から効果的に融け始め、雪塊により閉塞された水路 1の排水も次第に速やかに行われる様になる。
【0017】 さらに、補助水路となる凹溝2,2’は水路1内を流れる排水と平行する形で 形成されるので排水に含まれる塵等により閉鎖されてしまうこともない。
【0018】 尚、上記した凹溝は一側の壁面のみに形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案を実施した流雪溝の縦断面を示す斜視
図である。
【図2】 凹溝を断面く形に形成した流雪溝の縦断面を
示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ・・・水路 2,2’・・・凹溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面を略コ形に形成し、その内側を水
    路として構成た流雪溝において、前記水路の側壁に沿っ
    て該水路の全長方向に走る多数の凹溝を形成した構造。
JP3992491U 1991-05-30 1991-05-30 流雪溝 Pending JPH04134592U (ja)

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JP2008014116A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Hideo Hirokawa 流雪溝アタッチメント

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