JPH0413415A - サイドガイド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、サイトガイド装置に関するものである。

［従来の技術］ 従来のサイトガイド装置は、第３図に示すように、圧延
材ｌをライン方向２へ搬送する図示しないローラテーブ
ルの途中に、ライン方向２に延びる平行な一対のガイド
板３，４をライン中心５に関して対称的に近接離反可能
に設け、圧延材１の先端かガイド板３．４間に達した時
に、ガイド板３．４をライン中心５に関して対称的に近
接させることにより、ガイド板３，４て圧延材１の先端
両側部をガイドして圧延材１をセンタリングするように
したものである。

圧延材ｌ先端をセンターリングしたガイド板３．４は、
その後互いに離反し圧延材１がら離して圧延材１を通過
させるようにし、又、センタリングされた圧延材１は、
その後図示しない圧延機やエソジャーに通されて、厚さ
圧下や幅圧下か行われる。

しかし、第３図のガイド板３．４を用いたサイトガイド
装置では、圧延材ｌの先端のみをセンターリンクして、
その後はガイド板３，４を離反させて圧延材１から離し
てしまうので、圧延材１の平坦度か低いとか、圧延材１
の先端が通された圧延機やエツジヤ−等のロールの真円
度や平行度が低い等の理由で、再び圧延材１のセンター
がずれてしまうことかあった。

そのため、実開昭８２−９８９４３号公報に記載される
ように（第４図参照）、圧延材１の両側位置に支持フレ
ーム６．７を介して複数対のガイドローラ８．９を配設
し、該ガイドローラ８，９により圧延材ｌの両側部を全
長に亘すガイドしてセンターリングを行うサイトガイド
装置が提案されている。

［発明か解決しようとする課題］ しかしなから、実開昭６２−９６９４３号公報に記載さ
れたサイドガイド装置には以下のような問題点かあった
。

即ち、圧延材１を全長に亘ってセンターリングする場合
、圧延材１の側部に突出部１０かあると、該突出部１０
かガイドローラ８，９に衝突して、ガイトローラ８，９
に無理な力を掛は故障を生しさせる原因になると共に、
圧延材Ｊに変形を生じさせる原因となってしまう。

本発明は、上述の実情に鑑み、安全且つ確実に圧延材を
全長に亘ってセンターリングし得るようにしたサイドガ
イド装置を提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明はライン方向に延びる平行な一対のガイド板をラ
イン中心に関して対称的に近接離反可能に配設し、各ガ
イド板の対向する面に夫々ライン方向と直角方向に延び
る複数のガイド孔を夫々対向させて形成し、該ガイド孔
にガイドローラを突出収納自在に配設し、ガイド板にガ
イドロールをガイド孔から突出する方向へ付勢する付勢
装置を設けたことを特徴とするサイトガイド装置にかか
るものである。

［作　　　用］ ガイド板を近接させることによりガイド板で圧延材の先
端部をセンターリングさせる。この時、ガイド孔に突出
収納自在に配設されたガイトローラは圧延材の側部によ
り付勢装置からの力を越える力を受けてガイド孔内に押
込まれる。

圧延材の先端をセンターリンクしたら、ガイド板を互い
に僅かに離反させる。すると、付勢装置によりガイドロ
ーラがガイド孔から突出して、ガイドローラにより圧延
材の両側かガイドされる。

圧延材の側部に突出部かある場合、ガイドローラか突出
部に当って付勢装置からの力を越える力を受けると、ガ
イトローラは付勢装置に抗してガイド孔内に押込まれる
ので、両者の衝突か回避、緩衝される。

［実　施　例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。

第１図は本発明の一実施例である。

圧延材１をライン方向２へ搬送する図示しないローラテ
ーブルの途中にライン方向２へ延ひる平行な一対のガイ
ド板１１．１２をライン中心５に関して対称的に近接離
反可能に配設し、各ガイド板１１．１２両端の相対向す
る面と反対側の面にライン方向２と直角方向に延びるラ
ック１３を夫々取付け、該各ラック１３にビニオン１４
を介してモータ１５（１個のみ示している）を接続する
。

前記各ガイド板１１．１２の対向する面に夫々ライン方
向２と直角方向に延びる複数のガイド孔１６．１７を夫
々対向させて形成し、該各ガイド孔１６．１７にガイト
ローラ１８，１９を突出収納自在に配設する。ガイド板
１１．１２にライン方向２と直角方向に延びるシリンダ
２０を取付けて、該シリンダ２０のロッドにより前記ガ
イトローラ１ｇ、１９を回転自在に枢支し、且つシリン
ダ２０のヘット側の圧力室２１に一定の圧力を掛けるた
めアキュムレータ２２を接続して付勢装置２３を構成す
る。

圧延材１の幅寸法及びガイド板１１．１２の離反時の移
動量を設定する設定器２４を設け、且つ操作スイッチ２
５（或いは図示しない圧延材先端検出器を用いても良い
）を設け、前記設定器２４からの設定信号２６及び操作
スイッチ２５からの起動信号２７を人力して各モータ１
５に設定信号２６に従ってガイド板ＩＩ、１２を近接離
反させる指令信号２８を送る制御装置２９を設ける。尚
、モータ１５にロータリーエンコータを取付けてモータ
１５の動きをフィードバック制御するようにしても良い
。

又、３１はロールを回転駆動するためのユニバサルタイ
プのスピンドル、３２は駆動モータ、３３はシリンダ２
０の圧力検出器、３４はアンプである。

次に作動について説明する。

設定器２４に圧延材１の幅寸法と離反時のガイド板１１
．１２の移動量を設定しておく。尚、離反時のガイド板
１１．１２の移動量は、付勢装置２３によるガイトロー
ラ１ｇ、１９の突出収納量よりも小さくなるように設定
する。

そして、図示しないローラテーブルを圧延材１か搬送さ
れて来て、圧延材１の先端かガイド板１１．１２間に達
した時に、作業員か操作スイッチ２５を押すと（圧延材
先端検出器を設けた場合には、圧延材ｌの先端を圧延材
先端検出器か検出すると）、起動信号２７か制御装置２
９へ送られる。

すると、制御装置２９からモータ１５へ設定器２４から
の設定信号２６に応した指令信号２８か送られ、モータ
１５か駆動されてピニオン１４、ラック１３を介し一対
のガイド板１１．１２かライン中心５に関して対称的に
近接離反する。

そのため、ガイド板１１．１２は先ず、設定器２４に設
定された圧延材１の幅寸法となるまで近接し、ガイド板
１１．１２で圧延材ｌの先端をガイドしてセンターリン
グを行う。このとき、各ガイド板１１．１２に突出収納
自在に取付けられたガイドローラ１８．１９は圧延材ｌ
の側部により付勢装置１ｆ２３からの力を越える力を受
けてガイド孔１６゜１７内へ押込まれる。

次にガイド板１１．１２は設定器２４に設定された離反
時の移動量たけ離反し圧延材１の側部がら離される。す
ると付勢装置２３により突出方向へ付勢されたガイドロ
ーラ１８．１９はガイド孔１６１７から突出し、ガイト
ローラ１ｇ、１９により圧延材ｌの側部がガイドされて
センターリングが継続される。

このようにして、ガイド板１１．１２とガイトローラ１
８，１９により、圧延材１は全長に亘ってセンターリン
グか行われる。

圧延材１の側部に突出部１０かある場合、ガイトローラ
１８，１９か突出部１０に当って付勢装置２３による力
を越える力を受けると、付勢装置２３に抗してガイドロ
ーラ１８．１９はガイド孔１６．１７内へ押込まれるの
で、ガイドローラ１８．１９と突出部１０との衝突が回
避、緩衝されガイドローラ１８゜１９に無理な力が掛っ
て故障することが防止され、且つ圧延材１か変形するこ
とが防止される。

更にガイドローラ１８．１９を駆動モータ３２て駆動し
て圧延材１に相当の押し力を与えることにより、円滑に
圧延材１を送るようにしても良い。

又、圧力検出器３３によりシリンダ２０内の圧力を検出
して検出信号をアンプ３４て増巾し駆動モータ３２の駆
動力を制御するようにしても良い。

第２図は本発明の他の実施例であり、付勢装置２３とし
てシリンダ２０とアキュムレータ２２に代えてスプリン
グ機構３０を用いたものである。

このようにしても前記実施例と同様の効果を得ることか
できる。

尚、本発明のサイトガイド装置は、上述の実施例にのみ
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明のサイトガイド装置によれ
ば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。

■　ガイド板に形成したガイド孔にガイＦロラを突出収
納自在に配設し、該ガイドローラを付勢装置により突出
方向へ付勢したので、ガイド板により圧延材の先端部を
センターリングした後、ガイトローラて圧延材の先端部
以降の部分のセンターリンクを行うことができる。

■　圧延材に突出部かあってもガイドローラはガイド孔
内へ引込むことができるので、突出部とガイドローラと
の衝突が回避緩衝され、ガイトローラに無理な力か掛っ
たり、圧延材か変形したりすることが防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の平面図、第２図は本発明の
他の実施例の平面図、第３図は従来例の平面図、第４図
は他の従来例の平面図である。 図中２はライン方向、５はライン中心、１１゜１２はガ
イド板、１８．１７はガイド孔、１８．１９はガイドロ
ーラ、２３は付勢装置を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）ライン方向に延びる平行な一対のガイド板をライン
   中心に関して対称的に近接離反可能に配設し、各ガイド
   板の対向する面に夫々ライン方向と直角方向に延びる複
   数のガイド孔を夫々対向させて形成し、該ガイド孔にガ
   イドローラを突出収納自在に配設し、ガイド板にガイド
   ロールをガイド孔から突出する方向へ付勢する付勢装置
   を設けたことを特徴とするサイドガイド装置。