JPH0413377Y2 - - Google Patents

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JPH0413377Y2
JPH0413377Y2 JP1986198364U JP19836486U JPH0413377Y2 JP H0413377 Y2 JPH0413377 Y2 JP H0413377Y2 JP 1986198364 U JP1986198364 U JP 1986198364U JP 19836486 U JP19836486 U JP 19836486U JP H0413377 Y2 JPH0413377 Y2 JP H0413377Y2
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JP
Japan
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exhaust
rubber hose
cooling water
engine
elbow
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JP1986198364U
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JPS63104626U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、舟艇用エンジンのエキゾーストエル
ボに関するものである。
〔従来技術〕
直接冷却方式によるエンジンを搭載した舟艇、
例えば第2図に示すような、艇Bの中にエンジン
11を設け、動力装置12を艇Bの外に備えたイ
ンボードアウトドライブ型の舟艇では、エンジン
駆動に連動してフイードウオーターポンプ(図示
せず)が海水を吸水し、吸水された海水はエンジ
ン11の各部に供給されて冷却し、冷却を終えた
海水はエキゾーストエルボ13の部分で排気ガス
に混入され、一緒になつてエキゾーストアウトレ
ツトチユーブ14を経て海水中に放出される。
このエキゾーストエルボ13はエンジン11と
一体化され、エキゾーストアウトレツトチユーブ
14は艇Bに固定されているから、エンジン11
が始動すると、エキゾーストアウトレツトチユー
ブ14に対してエンジン11が相対的に動くこと
になり、そのためにエキゾーストエルボ13とエ
キゾーストアウトレツトチユーブ14とはゴムホ
ース15によつて互いに連結されている。
エキゾーストエルボ13としては、第3図に示
すように、冷却水排出路16を内面の一部に沿わ
せて形成し、ゴムホース15の装着部たるクラン
プ部17の上流側で放出口18を排気ガス流路1
9に開口させたものと、第4図に示すように、冷
却水排出路16をエルボ13′内周面に形成し、
放出口18を同様にクランプ部17の上流側で排
気ガス流路19に開口させたものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、一般に、出力を得るために排気圧を
減らす工夫がなされている。高出力時では、エン
ジン及びマニホールドの冷却の必要から多くの水
量を必要とするが、排圧が上昇するため、冷却水
量をゴムホース15が焼損しない限界の適正量に
設定している。従つて、限られた仕様では出力を
高く設定することができず、また高速運行時に、
海水の吸水口がビニール等で覆われた場合、エン
ジンは徐々に加熱状態になり、加熱警報装置等に
よつて知らされてエンジンは未然にオーバーヒー
トを防止することができるが、ゴムホース15は
早く焼損してしまう。
特に、従来のエキゾーストエルボ13,13′
は、第3図及び第4図のように、冷却水の放出口
18がゴムホース15のクランプ部17より上流
側で開口しているため、流過する排気ガスの温度
がゴムホース15に直接影響して焼損し易く、出
力設定条件をゴムホース15の耐熱性を考慮しな
がら定めなくてはならず、高出力設定は困難であ
つた。
本考案は、このようなエキゾーストエルボの構
造を改良することにより、エキゾーストアウトレ
ツトチユーブとの間のゴムホースを熱から保護
し、高出力設定条件においてもその焼損を防止し
ようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、排気ガス排出路形成用管の外周に沿
つて冷却水排出路を形成し、ゴムホースを介して
エキゾーストアウトレツトチユーブに連結する舟
艇用エンジンのエキゾーストエルボにおいて、前
記排気ガス排出路形成用管端を前記エキゾースト
アウトレツトチユーブの近傍まで延長せしめたこ
とを特徴とする舟艇用エンジンのエキゾーストエ
ルボである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照しながら説明すれ
ば、第1図において、エキゾーストエルボ1の排
気ガス排出路19の外周に冷却水排出路16を形
成した管2の管端を、エキゾーストアウトレツト
チユーブ14の端部付近にまで延長し、ゴムホー
ス15の全体を冷却水排出路16で保護する。
従つて、この冷却水排出路16は流過する冷却
水によつて冷却ジヤケツトの働きをし、特にゴム
ホース15の全体を排気ガスの熱から保護するこ
とになる。また、たとえ排出される冷却水量が減
少しても、排気ガスが直接ゴムホース15に接す
ることがなく、また冷却水量が全く無くなつても
冷却水排出路16が断熱の役目をし、ゴムホース
15が直ちに焼損するようなことはない。
このように本考案によるエキゾーストエルボ1
では、その内面に形成された冷却水排出路16を
延長して冷却ジャケツトたらしめ、この作用によ
つてゴムホース15を熱から保護することによ
り、ゴムホース15に焼損が防止され、そのため
に高出力設定も可能となる。
〔考案の効果」 以上述べたように本考案によれば、舟艇用エン
ジンのエキゾーストエルボ内周面に形成された冷
却水排出路をエキゾーストアウトレツトチユーブ
の近傍まで延長させたものであるから、この冷却
水排出路は冷却水ジャケツトの作用を呈してゴム
ホ−ス全体を排気ガスの熱から保護し、ゴムホー
スの焼損を防止し、ひいては出力設定条件をゴム
ホースの耐熱性を考慮しなくてよいので、高出力
設定が可能になり、さらに吸水量不足を原因とす
るエンジン加熱による警報が出るまでゴムホース
の焼損を防止することができる等の極めて有用な
る効果を生ずるものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す連結部付近の断
面図で、第2図は舟艇のエンジン部及び動力装置
部における排気ガス及び冷却水の排出経路の説明
図、第3図及び第4図は従来のエキゾーストエル
ボの連結部付近の断面図である。 1……エキゾーストエルボ、2……管、11…
…エンジン、12……動力装置、13,13′…
…エキゾーストエルボ、14……エキゾーストア
ウトレツトチユーブ、15……ゴムホース、16
……冷却水排出路、17……クランプ部、18…
…放出口、19……排気ガス排出路、B……舟
艇。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 排気ガス排出路形成用管の外周に沿つて冷却水
    排出路を形成し、ゴムホースを介してエキゾース
    トアウトレツトチユーブに連結する舟艇用エンジ
    ンのエキゾーストエルボにおいて、前記排気ガス
    排出路形成用管端を前記エキゾーストアウトレツ
    トチユーブの近傍まで延長せしめたことを特徴と
    する舟艇用エンジンのエキゾーストエルボ。
JP1986198364U 1986-12-25 1986-12-25 Expired JPH0413377Y2 (ja)

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JP1986198364U JPH0413377Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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JP1986198364U JPH0413377Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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Publication Number Publication Date
JPS63104626U JPS63104626U (ja) 1988-07-06
JPH0413377Y2 true JPH0413377Y2 (ja) 1992-03-27

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JP1986198364U Expired JPH0413377Y2 (ja) 1986-12-25 1986-12-25

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213724A (ja) * 1988-07-01 1990-01-18 Sharp Corp 高周波加熱装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0213724A (ja) * 1988-07-01 1990-01-18 Sharp Corp 高周波加熱装置

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JPS63104626U (ja) 1988-07-06

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