JPH0413359Y2 - - Google Patents

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JPH0413359Y2
JPH0413359Y2 JP20408686U JP20408686U JPH0413359Y2 JP H0413359 Y2 JPH0413359 Y2 JP H0413359Y2 JP 20408686 U JP20408686 U JP 20408686U JP 20408686 U JP20408686 U JP 20408686U JP H0413359 Y2 JPH0413359 Y2 JP H0413359Y2
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screw rod
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  • Closing And Opening Devices For Wings, And Checks For Wings (AREA)
  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、玄関扉の内側に通風及び防虫用の
折れ網戸等を併設する場合、内側の折れ網戸を支
持固定する支柱の突張り装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、この種の二重扉を設置する場合、内側
の折れ網戸等を支持する枠体は、外側の扉体に装
着されているノブやドアークローザー等の突出物
が内側の折れ網戸を開閉する際に邪魔になるの
で、折れ網戸用の枠体を、外側の扉体を支持する
枠体と連接して一体に併設することが難しく、そ
のため、外側の枠体から室内側に離れた位置に左
右の支柱を立設し、両支柱間に折れ網戸等の枠体
を取付ける方法で施工されることが多い。けれど
も、前記の支柱を立設する際、玄関の天井面と床
面との間には、支柱の端部を連結固定するために
好適な横架部材が存在しないので、従来の場合に
は、例えば実開昭53−123231号公報に記載されて
いるような簡易ジヤツキ金具を支柱の下端面と床
面との間に取付け、ナツトの回動操作により支柱
を押し上げる手段で固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、前記従来の固定装置では、単に
ボルトとナツトの螺進動作だけで支柱の突張り力
を調節しているため、支柱を立設して突張る前の
仮固定に際し、脚板の突出量を予め調節する操作
が非常に難しく、また、仮固定後に支柱を押上げ
て本固定する場合、作業担当者が床に低くかがみ
込んで無理な姿勢で支柱の下端面と床面との間に
スパナ等の工具を挿入してナツトを回動しなけれ
ばならぬ関係上、作業が面倒であることは勿論、
施工中に支柱の押上げ量を正確に把握できないの
で、しばしば突張り力に過不足を生じる恐れがあ
り、しかも長期間の突張りによつて天井面に凹み
癖がつくと、支柱が弛んで傾斜したり、倒れたり
する恐れがある等の問題点があつた。
この考案は、前記の問題に対処するために案出
されたもので、その目的は、支柱を立設して固定
する際の作業姿勢に全然無理がなく、支柱の仮固
定及び本固定時の突張り力を調節する操作が非常
に容易且つ正確であり、しかも長期間に亘つて支
柱に弛みの生ずる恐れのない新規な突張り装置を
提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案の突張り装
置では、支柱の下端部内に、筒状の外郭壁上部に
透孔を明けた係止壁を有し、下部に凹孔を有する
基部を備え、その係止壁と基部間に空洞部を形成
している調整ブロツクを摺動自在に嵌装し、該支
柱の内部に、中間部より下方に亘つて雄ネジ部を
有する螺杆を調整ブロツクの上方より回転自在に
吊設し、該螺杆の下方部を調整ブロツクの透孔を
通じてその基部の凹孔内にまで挿通してあると共
に、螺杆に傘歯車を固定し、支柱の側壁に回転可
能に設けている外部撮みに固定した傘歯車を前記
螺杆の傘歯車に噛合し、螺杆の雄ネジ部には角ナ
ツトが、調整ブロツクの空洞部内に位置して螺合
してあり、該角ナツトと凹孔の底部間にコイルス
プリングが、その圧縮時に凹孔の深さより小さく
なる高さをもつて介在してあることを特徴とす
る。
〔作用〕
上記構成における外部撮みを回転することによ
り、これに固定した傘歯車と螺杆に固定した傘歯
車との噛み合いにより螺杆が上下することなく回
転し、これに螺杆する角ナツトが昇降するもので
ある。
従つて支柱を立設して固定する際には、外部撮
みの回動操作に連動して角ナツトを下降し、その
下降に伴つてコイルスプリングを圧縮して調整ブ
ロツクを下方に付勢し、これによつて支柱の仮固
定を行う。ここまでを第1段目の作動とする。
次いで更に外部撮みを回転する第2段目の下降
動作を行うことによつて、調整ブロツクが角ナツ
トを介して直接下方に押圧され、その反作用で支
柱の方がやや浮上して上下に突張つた状態が保持
され、しかも角ナツトはスプリングを圧縮した状
態を保つて本固定するものである。
〔実施例〕
以下、本考案による突張り装置の構造及びその
使用動作を実施例の図面について具体的に説明す
る。
図面中符号1は玄関扉10の内側に立設して設
けた左右一対の支柱で、両支柱1,1間に第2図
の如く玄関扉10と平行に折れ網戸11が取付け
られるようになつており、本考案の突張り装置M
はこの支柱1の下端部に装着される。
第1図は上記突張り装置Mの構造とその取付け
状態を示したもので、支柱1の内部には、該支柱
の立設作業時に支柱1の下端部から床面に向かつ
て突出する調整ブロツク2とこの調整ブロツク2
を外部撮み3の回動操作により昇降させるための
動力伝達部材が次のように組込まれている。
即ち、図面中符号4は前記支柱1内の下端部に
縦通して設けた螺杆、5はこの螺杆4を支柱1の
中心部に回転可能に支持するためのブラケツトで
あつて、螺杆4の上部にはブラケツト5下部の段
孔5aに回動可能に嵌合した状態で螺杆4と共動
する傘歯車6が一体的に固定され、この螺杆4
は、前記の段孔5aと上端部のストツプリング7
及び支柱1内部に固着された裏板9とによつて、
軸方向(上下方向)へは移動しないように制止さ
れ、垂直軸を中心に回転するように支持し、雄ネ
ジ部14には螺杆4の回動運動により上下方向に
移動する角ナツト13を螺合させて装着してあ
る。前記螺杆4を回転するための外部撮み3は、
支柱1の外側壁に固着した軸受板8を介して回動
可能に着設され、この外部撮み3の軸部3aに
は、前記螺杆4の上部に設けた被動側の傘歯車6
と直角に交叉して噛合する駆動側の傘歯車12が
一体に連結固定されている。また、調整ブロツク
2は、ナイロン等の合成樹脂により成形され、そ
の上部には、前記螺杆4の下方部に形成された雄
ネジ部14を挿通する透孔16aを有する係止壁
2aが螺杆4とは垂直に設けてあり、外郭壁15
の下部には、螺杆4の下端部を収納する凹孔17
を有する基部12bが設けてあり、前記外郭壁1
5の上部と下部との間には、螺杆4の回転によつ
て上下方向に移動し得る角ナツト13が回転しな
い状態で納めている方形断面の空洞部16を設
け、前記凹孔17の直径D1は、螺杆4の外径d
よりも大きく且つ角ナツト13の外径Dよりも小
さく形成してあり、雄ネジ部14に螺合する角ナ
ツト13の下面と凹孔17の底部17a間には、
調整ブロツク2全体を下方に付勢するためのコイ
ルスプリング18を雄ネジ部14の周面に嵌挿し
た状態で介挾せしめ、凹孔17の深さは、前記コ
イルスプリング18の圧縮時の高さが該凹孔17
の口縁部と面一になるように形成されている。
従つて、折れ網戸等の建込みに際して支柱1を
樹立する場合、支柱1の下端部に本考案の突張り
装置Mを組込み、設置場所の天井面と床面との間
に支柱1を樹立して介在させた後、外部撮み3を
手で回動すれば、その回転運動が一対の傘歯車1
2,6を通じて螺杆4に伝達され、螺杆4が垂直
軸中心に回転される。前記の動作により螺杆4が
回転すると、該螺杆4の雄ネジ部14に螺合する
角ナツト13が調整ブロツク2の空洞部16内に
おいてコイルスプリング18を圧縮しつつ第6図
aの位置から下方に移動し、やがて該空洞部16
下面の凹孔17と当接する位置にまで第6図bの
如く下降する。角ナツト13が前記の位置まで移
動すると、この時点でコイルスプリング18が凹
孔17内に圧縮され、該スプリングの圧縮量が最
大になり、調整ブロツク2がコイルスプリング1
8の力で下方に強く押圧されるため、前記第1段
目の動作で支柱1にはスプリング18だけの突張
り力が作用し、支柱1が仮固定の状態になる。そ
こで、本固定を行なう前に、支柱1の立設位置や
傾きなどを念入りに微調節した後、再び外部撮み
3をドライバーその他の回動工具で強く回動すれ
ば、凹孔17の口縁部に当接した角ナツト13が
更に移動を続行し、今度は調整ブロツク2を強く
押圧しながら第6図cのように支柱1の下端部か
ら突出させるため、その反作用により支柱1全体
を天井面に向かつて押上げ、支柱1を強力に突張
つて確固不動に本固定し、第2段めの固定動作を
完了する。この場合、第1段目の動作で加圧圧縮
されたコイルスプリング18の弾力は、第2段目
の固定動作完了後に於いても消去せずに調整ブロ
ツク2の付勢力として作用するため、長期間の突
張りによつて天井面に凹み癖がついても、支柱1
が弛んで傾斜したり、倒れたりする恐れがない。
〔考案の効果〕
以上のように、本考案の突張り装置を支柱の下
端部に組込んで使用すれば、従来の同種装置と違
つて、支柱を固定するための外部撮みが柱体の外
側壁に設けてあるので、支柱を立設して固定する
際の作業姿勢に全然無理がなく、折れ網戸等を必
要時期に扉の室内側に簡単に取り付けることがで
きると共に、支柱の固定動作をスプリング力のみ
による第1段目の仮固定と、スプリング力と角ナ
ツトとによる第2段目の本固定の二回に分けて行
なうので、支柱の突張り力を調節する操作や位置
決めに必要な微調整を行なう操作が非常に容易且
つ正確であり、施行後の支柱には調整ブロツク自
体の突出による突張り力のほか、スプリングによ
る付勢力が常時使用しているため、長期間に亘つ
て施工当初の突張り力が保持されるなど数々の優
れた使用効果を併有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による突張り装置の具体的な実
施構造とこれを組込んだ支柱の一例を示す要部の
縦断面図、第2図は装置の組込み位置を示す折れ
網戸の一例を示す横断平面図、第3図は調整ブロ
ツクの正面図、第4図はその側面図、第5図は同
じく平面図、第6図a,b,cは装置の使用時に
於ける支柱と調整ブロツク並びに角ナツトとコイ
ルスプリングとの関係を示す要部の縦断面図であ
る。 M……突張り装置、1……支柱、2……調整ブ
ロツク、2a……係止壁、2b……基部、3……
外部撮み、4……螺杆、5……ブラケツト、6…
…傘歯車、11……折れ網戸、12……傘歯車、
13……角ナツト、14……雄ネジ部、16……
空洞部、16a……透孔、17……凹孔、18…
…コイルスプリング、D……角ナツトの外径、D
1……凹孔の直径、d……螺杆の外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支柱1の下端部内に、筒状の外郭壁15上部に
    透孔16aを明けた係止壁2aを有し、下部に凹
    孔17を有する基部2bを備え、その係止壁2a
    と基部2b間に空洞部16を形成している調整ブ
    ロツク2を摺動自在に嵌装し、該支柱1の内部
    に、中間部より下方に亘つて雄ネジ部14を有す
    る螺杆4を調整ブロツク2の上方より回転自在に
    吊設し、該螺杆4の下方部を調整ブロツクの透孔
    16aを通じてその基部2bの凹孔17内にまで
    挿通してあると共に、螺杆4に傘歯車6を固定
    し、支柱1の側壁に回転可能に設けている外部撮
    み3に固定した傘歯車12を前記螺杆の傘歯車6
    に噛合し、螺杆4の雄ネジ部14には角ナツト1
    3が、調整ブロツクの空洞部16内に位置して螺
    合してあり、該角ナツト13と凹孔17の底部1
    7a間にコイルスプリング18が、その圧縮時に
    凹孔17の深さより小さくなる高さをもつて介在
    してあることを特徴とする折れ網戸等の支柱の突
    張り装置。
JP20408686U 1986-12-27 1986-12-27 Expired JPH0413359Y2 (ja)

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JP20408686U JPH0413359Y2 (ja) 1986-12-27 1986-12-27

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JPS63106898U JPS63106898U (ja) 1988-07-11
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