JPH04132931U - 段ボールシートの製造装置 - Google Patents

段ボールシートの製造装置

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JPH04132931U
JPH04132931U JP3842491U JP3842491U JPH04132931U JP H04132931 U JPH04132931 U JP H04132931U JP 3842491 U JP3842491 U JP 3842491U JP 3842491 U JP3842491 U JP 3842491U JP H04132931 U JPH04132931 U JP H04132931U
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JP
Japan
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double
paper
facer
sheet manufacturing
glue
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Pending
Application number
JP3842491U
Other languages
English (en)
Inventor
弘 末木
Original Assignee
ハマダ印刷機械株式会社
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Publication date
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  • Machines For Manufacturing Corrugated Board In Mechanical Paper-Making Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 段ボールシート製造装置の小型化と生産性の
向上とを図る。 【構成】 片面段ボールを形成する2機のシングルフェ
ーサ4、片面段ボールの中しん紙の段頂に糊付けする2
機のグルーマシン10および両面段ボールを形成する2
機のダブルフェーサ14をそれぞれ上下に立体配置す
る。各シングルフェーサ4に供給される中しん紙および
裏ライナー紙のロール体を支持する4台のミルロールス
タンド1、2および各ダブルフェーサ14に供給される
表ライナー紙のロール体を支持する2台のミルロールス
タンド3を同一床面上に配置し、各ダブルフェーサ14
によって両面段ボールを形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、段ボールシートの製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
段ボールシートの製造装置は、シングルフェーサによって片面段ボールを形成 し、その片面段ボールの段ぐりされた中しん紙の段頂に糊付けし、糊付け後の片 面段ボールと表ライナー紙とをダブルフェーサに送り込んで互に貼り合わせ、両 面段ボールを形成している。
【0003】 複両面段ボールは、上記両面段ボールに片面段ボールを貼り合わせた構造であ り、段ボールシートの製造装置では、2機のシングルフェーサを設け、各シング ルフェーサで形成した2枚の片面段ボールと表ライナー紙とをダブルフェーサに 送り込んで貼り合わせ、複両面段ボールを製造し得るようにしたものが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、複両面段ボールシートを製造し得るようにした従来の製造装置は、 2機のシングルフェーサを同一床面上に設けた構成であるため、製造装置が大型 化し、大きな設置スペースを必要とする不都合がある。
【0005】 また、ダブルフェーサが1機であり、そのダブルフェーサに送り込まれる表ラ イナー紙のロール体を支持するミルロールスタンドも1台であるため、2種類の 両面段ボールを同時に形成することができない。このため、両面段ボールの製造 時には、1機のシングルフェーサを稼働して残りのシングルフェーサを停止させ る必要があるため、土地の有効利用に欠ける不都合がある。
【0006】 この考案は上記の不都合を解消し、設置スペースの縮小化と土地の有効利用を 図り、同一又は異種の2枚の段ボールシートを同時に製造し得るようにして生産 性の向上を図ることを技術的課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、中しん紙を段ぐりして糊 付けし、その中しん紙に裏ライナー紙を貼り合わせて片面段ボールを形成する2 機のシングルフェーサ、各シングルフェーサから送り出される片面段ボールの中 しん紙の段頂に糊付けする2機のグルーマシン、各グルーマシンから送り出され る片面段ボールと裏ライナー紙とを貼り合わせて両面段ボールを形成する2機の ダブルフェーサをそれぞれ上下に立体配置し、各シングルフェーサに送り込まれ る中しん紙および裏ライナー紙のロール体を支持する4台のミルロールスタンド と各ダブルフェーサに供給される表ライナー紙のロール体を支持する2台のミル ロールスタンドのそれぞれを同一床面上に設けた構成を採用したのである。
【0008】
【作用】
両面段ボールシートの製造に際しては、2機のシングルフェーサの少なくとも 一方を稼働し、そのシングルフェーサに中しん紙と裏ライナー紙とを送り込んで 片面段ボールを形成し、その片面段ボールをグルーマシンに送り込んで中しん紙 の段頂に糊付けし、糊付け後の片面段ボールと表ライナー紙とをダブルフェーサ に送り込んで互に貼り合わせる。
【0009】 ここで、両面段ボールシートを形成するダブルフェーサは2機設けられ、各ダ ブルフェーサに片面段ボールと表ライナーとを供給することができるため、2枚 の両面段ボールシートを同時に製造することができる。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図に示すように、こ の考案に係る段ボールシートの製造装置は、第1シート製造機A1 と第2シート 製造機A2 とから成る。
【0011】 ここで、第1シート製造機A1 と第2シート製造機A2 は同一の構成であるた め、第1シート製造機A1 を以下に説明し、第2シート製造機A2 については、 第1シート製造機A1 と同一のものに同一符号を付して説明を省略する。
【0012】 第1シート製造機A1 は、裏ライナー紙a1 のロール体R1 を支持する第1ミ ルロールスタンド1、中しん紙a2 のロール体R2 を支持する第2ミルロールス タンド2および表ライナー紙a3 のロール体R3 を支持する第3ミルロールスタ ンド3を有し、各ロールスタンド1、2、3は同一床面上において直線状に配置 されている。
【0013】 第1ミルロールスタンド1から引き出された裏ライナー紙a1 と第2ミルロー ルスタンド2から引き出された中しん紙a2 はシングルフェーサ4に送り込まれ る。
【0014】 シングルフェーサ4は、上段ロール5、下段ロール6およびプレスロール7を 有し、下段ロール6の外周にグルーロール8を設けた構成とされている。
【0015】 シングルフェーサ4に送り込まれる中しん紙a2 は、上段ロール5と下段ロー ル6間に挿通されて段ぐりされ、その下段ロール6とグルーロール8間を通過す るとき、段頂に糊付けされる。
【0016】 一方、裏ライナー紙a1 は、下段ロール6とプレスロール7間に挿通されて段 ぐりされた中しん紙a2 に貼り合わされる。その貼り合わせによって片面段ボー ルS1 が形成される。
【0017】 シングルフェーサ4から送り出される片面段ボールS1 は、搬送装置9によっ てグルーマシン10に送り込まれる。グルーマシン10は、糊タンク11の糊中 に下部を浸漬したグルーロール12とそのロール12上に設けられたライダーロ ール13とを有し、片面段ボールS1 は上記グルーロール12とライダーロール 13間に挿通され、グルーロール12によって中しん紙a2 の段頂に糊付けされ る。
【0018】 糊付後の片面段ボールS1 と第3ミルロールスタンド3から引き出された表ラ イナー紙a3 は、ダブルフェーサ14に送り込まれて互に貼り合わされる。その 貼り合わせによって両面段ボールS2 が形成される。
【0019】 第1シート製造機A1 および第2シート製造機A2 は上記の構造から成り、第 1シート製造機A1 のシングルフェーサ4、グルーマシン10およびダブルフェ ーサ14は第2シート製造機A2 のシングルフェーサ4、グルーマシン10およ びダブルフェーサ14のそれぞれ上側に設けられている。
【0020】 また、第1シート製造機A1 の各ミルロールスタンド1、2、3と第2シート 製造機A2 の各ミルロールスタンド1、2、3とは同一床面上に設けられている 。
【0021】 ここで、各シート製造機A1 、A2 のミルロールスタンド1、2、3を上下に 設けると、各階においてロール原紙を保管する場所を設ける必要があり、床の有 効利用に欠ける問題が生じる。本願考案のように、各ミルロールスタンド1、2 、3を同一床面上に設けることによって上記の問題点を解決することができる。
【0022】 この考案に係る段ボールシートの製造装置においては、2機のシート製造機A1 、A2 を設けたことによって、それぞれのシート製造機A1 、A2 により両面 段ボールS2 を同時に製造することができ、ロットの消化能力が倍増し、多品種 少量生産に充分対応することができる。
【0023】 なお、シート製造機によって製造された両面段ボールA2 は、図2に示すよう に、ロータリシャ20によって必要に応じて幅方向に切断される。また、スリッ タ・スコアラ21によって所要幅寸法に切断され、必要に応じて罫入れが施され 、ロータリーカッタ22によって所定の長さに切断される。その切断によって形 成された所定大きさの段ボールシートは、スタッカ装置23によって積み重ねら れる。
【0024】 図2に示す装置は、第1シート製造機A1 および第2シート製造機A2 のダブ ルフェーサ14の下流側において上下に設けられる。
【0025】 図1で示す段ボールシート製造装置で複両面段ボールを形成する場合は、第1 シート製造機A1 のグルーマシン10から送り出される片面段ボールS1 を第2 シート製造機A2 のダブルフェーサ14に送り込み、その第2シート製造機A2 によって製造される両面段ボールS2 に貼り合わせる。
【0026】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る段ボールシートの製造装置によれば、2機のシ ングルフェーサ、2機のグルーマシンおよび2機のダブルフェーサをそれぞれ上 下に立体配置したので、製造装置の小型化を図ることができる。
【0027】 また、2機のダブルフェーサのそれぞれに片面段ボールと表ライナーとを供給 することができるため、2枚の両面段ボールを同時に製造することができ、生産 性の向上を図ることができると共に、一枚の段ボールシートの製造時においては 、上下に配置したシングルフェーサ、グルーマシンおよびダブルフェーサの一方 が停止するが、他方は運転状態であるため、土地を遊ばせることがなく、土地を 有効利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る製造装置の一実施例を示す概略
【図2】同上製造装置によって製造された段ボールシー
トを所定の大きさに切断する装置の概略図
【符号の説明】
1 裏ライナー紙 1 第1ミルロールスタンド a2 中しん紙 2 第2ミルロールスタンド a3 表ライナー紙 3 第3ミルロールスタンド 4 シングルフェーサ 10 グルーマシン 14 ダブルフェーサ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中しん紙を段ぐりして糊付けし、その中
    しん紙に裏ライナー紙を貼り合わせて片面段ボールを形
    成する2機のシングルフェーサ、各シングルフェーサか
    ら送り出される片面段ボールの中しん紙の段頂に糊付け
    する2機のグルーマシン、各グルーマシンから送り出さ
    れる片面段ボールと裏ライナー紙とを貼り合わせて両面
    段ボールを形成する2機のダブルフェーサをそれぞれ上
    下に立体配置し、各シングルフェーサに送り込まれる中
    しん紙および裏ライナー紙のロール体を支持する4台の
    ミルロールスタンドと各ダブルフェーサに供給される表
    ライナー紙のロール体を支持する2台のミルロールスタ
    ンドのそれぞれを同一床面上に設けた段ボールシートの
    製造装置。
JP3842491U 1991-05-28 1991-05-28 段ボールシートの製造装置 Pending JPH04132931U (ja)

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JP3842491U JPH04132931U (ja) 1991-05-28 1991-05-28 段ボールシートの製造装置

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ID=31919933

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108530A (ja) * 1989-09-21 1991-05-08 Isowa Ind Co 段ボール生産方法およびその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03108530A (ja) * 1989-09-21 1991-05-08 Isowa Ind Co 段ボール生産方法およびその装置

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