JPH04132890A - スクロール圧縮機 - Google Patents

スクロール圧縮機

Info

Publication number
JPH04132890A
JPH04132890A JP25247790A JP25247790A JPH04132890A JP H04132890 A JPH04132890 A JP H04132890A JP 25247790 A JP25247790 A JP 25247790A JP 25247790 A JP25247790 A JP 25247790A JP H04132890 A JPH04132890 A JP H04132890A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
scroll
shell
shrinkage
frame body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25247790A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoichiro Hara
正一郎 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP25247790A priority Critical patent/JPH04132890A/ja
Publication of JPH04132890A publication Critical patent/JPH04132890A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rotary Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はスクロール圧縮機に関し、更に詳細には固定ス
クロールを固定支持し且つ揺動スクロールを旋回可能に
支持するフレームがシェル即ち密閉容器に焼嵌めされて
いるスクロール圧縮機に関する。
(従来の技術) K来、スクロール圧縮機において、固定スクロールを固
定支持すると共に揺動スクロールを旋回可能に支持する
フレームがシェル即ち密閉容器に焼嵌めによって固定さ
れているものがある。このような型式の従来のスクロー
ル圧縮機として第4図にその一例が示されている。
従来のこの種のスクロール圧縮機において、固定スクロ
ール1は合板1a上に渦巻体1bを突設させて構成され
、また揺動スクロール2も同様に合板2a上に渦巻体2
bを突設させて構成されている。この固定スクロールl
と揺動スクロール2とがそれぞれの渦巻体1b、2bを
対向させ位相を180度ずらして偏心させて組み合せる
ことにより圧縮室を形成することは周知である。この揺
動スクロール2は上面側に平面円形の凹所3aを備える
フレーム30当該凹所3a内に揺動即ちその姿勢を変え
ずに旋回可能に配置され、且つ固定スクロール1は凹所
3aの周囲鍔部3bの上端にf2置固定されている。
スクロール圧縮機の外枠を構成する密閉容器即ちシェル
4は筒状のセンターシェル4aと、その両端に溶接など
で固定されて各開放端を閉鎖するエンドシェル4b、4
cとから構成されている。
前述したフレーム3はセンターシェル4aの上部におい
てその内周壁に鍔部3bの外周面が焼嵌めにより固定さ
れている。固定スクロール1の台板1a中心部には圧縮
室をシェル4の上部に形成された空間部5に連通ずる吐
出口6が形成され、従ってこの空間部5は高圧室であり
、該高圧室5はフレーム3によってこれより下方のシェ
ル4内における低圧室7と分離されている。
ここで、フレーム3のセンターシェル4への固定につい
て更に詳細に説明すると、第5図に示されるようにフレ
ーム3はその鍔部3bの上部外周壁が径方向外方へ突出
している。また、これに対応してセンターシェル4aの
上部内周面ば機械加工等によって拡径され、この拡径部
にフレーム3の鍔部3bにおける径方向突出部が嵌合さ
れて該径方向突出部下端の段付部3Cがセンターシェル
4aの拡径部下端の段付部4dに係合する。これら両段
付部3c、4dによって高圧室5と低圧室7との圧力差
によってフレーム3に生ずるスラスト力を受け、以って
センターシェル4a内でのフレーム3の軸方向ずれが防
止される。更に、センターシェル4aの拡径部とフレー
ム3の鍔部3bにおける径方向突出部とは焼嵌めにより
固着され、高圧室5と低圧室7との各気密が保持される
なお、第4図において、符号8は上端がフレーム3に一
体的に形成された軸受9を通り揺動スクロール2に回転
可能に連結されたクランク軸、10はシェル4の低圧室
7に配置された電動機、10aはクランク軸8に圧入等
により固定された電動機ロータ、10bはセンターシェ
ル4aに固定された電動機ステータ、11はセンターシ
ェル4aの下部に固定され、中心部にクランク軸8の下
端を支持する軸受12を備えるサブフレーム、13は潤
滑油を吸い上げ、クランク軸8に形成された内部給油路
8aを介して所定部へ給油するポンプ装置、14はセン
ターシェル4aに装着された電動機10への給電用ガラ
ス端子をそれぞれ示している。
上述のように構成された従来のスクロール圧縮機は次の
ように動作する。
電動機10によって駆動されたクランク軸8はフレーム
3およびサブフレーム11の各軸受9゜12に支持され
て回転し、揺動スクロール2を旋回運動させる。これに
より低圧室7内の低圧冷媒ガスは、固定スクロール1と
揺動スクロール2との渦巻体1b、2bで形成される圧
縮室に吸い込まれ、高圧冷媒ガスに圧縮された後吐出口
6より高圧室5内に吐出される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のスクロール圧縮機にお
いて、高圧室5と低圧室7との気密を保つためには、フ
レーム3とセンターシェル4aとの焼嵌め代が十分に大
きいことが必要であった。
しかし、焼嵌め代を大きくすると、フレーム3の変形も
大きくなる。フレーム3に変形が生じると固定スクロー
ル取付面即ちフレーム3の鍔部3b上端面の変形やスラ
スト面3dの変形が生じ、これの変形が許容以上に大き
くなるとスクロール圧縮機の動作中異音の発生などの原
因となる。すなわち、固定スクロール取付面の変形は、
フレーム3に固定された固定スクロール1それ自体の変
形を惹起し、この固定スクロールIの変形およびスラス
ト面の変形・は固定スクロール1と揺動スクロール2と
における各渦巻体1b、2bの異常な接触を引き起す。
本発明の目的は、かかる従来の問題点を解決するために
なされたもので、高圧室と低圧室との気密を保つため焼
嵌め代を十分に大きくとりながらもフレームに変形を生
じさせないスクロール圧縮機を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、固定スクロールを固定し且つ揺動スクロール
を支持するフレーム本体の外周に間隔をあけて一体成形
されたフレーム支持体を設け、このフレーム支持体の自
由端部をシェル内壁に焼嵌めしたことを特徴とする。
(作 用) 本発明のスクロール圧縮機によると、フレームは、これ
を構成する1つの部材であるフレーム支持体がシェル内
壁に焼嵌めされて支持されているが、このフレーム支持
体はフレーム本体と隔、離されているため、たとえフレ
ーム支持体に焼嵌めによる変形が生じたとしてもフレー
ム本体へは及ばず、従って固定スクロールの変形やスラ
スト面の変形も発生しない、そして、このようなフレー
ムで支持される揺動スクロールは従来と同様にクランク
軸によって旋回運動させられ、固定スクロールと協動で
形成される圧縮室で冷媒ガスが圧縮される。
(実施例) 以下、本発明のスクロール圧縮機を添付図面に示された
実施例について更に詳細に説明する。
第1回には本発明の一実施例に係るスクロール圧縮機2
oが示されている。第1図に示される実施例のスクロー
ル圧縮機20において、フレームの構成を除く他の部分
は第4図に示される従来のスクロール圧縮機と同じであ
るのでそれらの部分には同一の符号を付して説明を省略
する。
本実施例のスクロール圧縮機20では、フレーム21が
フレーム本体22とフレーム支持体23とによって構成
されている。このフレーム本体22は上面側に平面円形
の凹所22aを備え、該凹所22a内に揺動スクロール
2が旋回可能に配置されている。更に、フレーム本体2
2の中心部における下面部にはクランク軸8を回転可能
に支持する軸受部9も一体的に形成されている。揺動ス
クロール2が配置されるフレーム本体22の凹所22a
を区画する周囲の鍔部22bにおける上端面22cには
固定スクロール1の台板1aにおけるフレーム取付面1
cが位置決めされて固定されている。
フレーム本体22の鍔部22bにおける外周囲には当該
鍔部22bの外周面と径方向に間隔(以下溝部24と称
す)をあけたリング状のフレーム支持体23が位置し、
該フレーム支持体23は、その下端部でフレーム本体2
2と一体的に連結されている。すなわち、フレーム支持
体23はその下端部を除き内周面がフレーム本体22の
鍔部22b外周面と溝部24によって隔離されている。
そして、この溝部24がフレーム支持体23の変形をフ
レーム本体22へ及ぼさないための緩衝作用をする。
フレーム支持体23の自由端部は、第2図に示されるよ
うに上部外周壁が径方向へ突出している。
フレーム21は、フレーム支持体23のこの突出部23
aをセンターシェル4aの拡径部に嵌合し、その下端の
段付部23bがセンターシェル4aの拡径部下端の段付
部4dに係合して固定される。
この固定方法としてこのフレーム支持体23の突出部2
3aにおける外周面とセンターシェル4aの拡径部とが
焼嵌めされる。従って、焼嵌め代はフレーム支持体23
の突出部23a外周面における軸方向長さ即ち高さ分と
なる。
このようなフレーム21を備える本実施例のスクロール
圧縮8!!20によると、フレーム支持体23の自由端
部に比較的に大きな焼嵌め代を有する突出部23aを形
成して、センターシェル4aの拡径部に焼嵌めにより固
定しその結果フレーム支持体23の自由端部に変形が生
じたとしても、焼嵌め代の位置する範囲におけるフレー
ム支持体23の内周側は溝部24によってフレーム本体
22とは隔離されているため、その変形力がフレーム本
体22へ及ぶことはなく、従って固定スクロール1やフ
レーム本体22のスラスト面22dに変形が生ずること
がない、しかも、焼嵌め代が比較的に大きいため高圧室
5と低圧室7との気密は十分に保たれる。
前述した実施例のスクロール圧縮8120におけるフレ
ーム21では、フレーム本体22の鍔部22bがフレー
ム支持体23よりも高く形成され、その上端面22cに
固定スクロールlの台板1a周囲部が載置されて固定さ
れていたが、第3図に示されるようにフレーム本体22
の鍔部22bはフレーム支持体23より低い位置に形成
してもよい。この場合には固定スクロール1にフレーム
載置用のフランジ部1dが形成され、その下端面がフレ
ーム本体22への取付面ICとなる。その際、鍔部22
bの高さをその上端面22cが揺動スクロール2の台板
2a表面と同一平面内に位置するようにすれば、固定ス
クロール1のフランジ部1d端面即ち取付面ICは渦巻
体1bの先端面と同一平面に位置することとなるため固
定スクロール1の機械加工が容易となり安価に製作でき
るという付加的効果を奏する。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のスクロール圧縮機によれ
ば、フレーム本体の外周に間隔をあけて一体成形された
フレーム支持体を設け、このフレーム支持体の自由端部
をシェル内壁に焼嵌めれたことにより、焼嵌め代を大き
くした際に生ずるフレーム支持体の変形がフレーム本体
に及ぶことがなく、その結果固定スクロールやフレーム
本体のスラスト面への変形の発生が防止され、異音の発
生も防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るスクロール圧maを示
す縦断面図、第2図は第1図に示されたスクロール圧縮
機におけるフレームの要部を示す断片的な断面図、第3
図は本発明の他の実施例に係るスクロール圧縮機におけ
るフレームの要部を示す第2図と同様な断面図、第4図
は従来のスクロール圧縮機を示す縦断面図、第5図は第
4図に示された従来のスクロール圧縮機におけるフレー
ムの要部を示す断片的な断面図である。 1・・・固定スクロール、1a・・・台板、lb・・・
渦巻体、2・・・揺動スクロール、2a・・・台板、2
b・・・渦巻体、4・・・シェル、4a・・・センター
シェル、5・・・高圧室、7・・・低圧室、20・・・
スクロール圧縮室、21・・・フレーム、22・・・フ
レーム本体、23・・・フレーム支持体、24・・・溝
部。 なお、各図中同一符号は同一部分又は相当する部分を示
す。 弔 図 第2図 第5図 b 第 図 2、発明の名称 3、補正をする者 事件との関係 4、代理人 住所 正 書(自発) 平成 3年 4月11日 スクロール圧縮機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  それぞれの台板上に渦巻体を突設させ、偏心させて組
    み合せることにより圧縮室を形成する固定スクロールお
    よび揺動スクロールがシエル内に配置され、更に該シエ
    ル内を高圧室と低圧室とに分離すると共に前記固定スク
    ロールを固定し且つ前記揺動スクロールを旋回可能に支
    持するフレームが前記シエルに焼嵌めされたスクロール
    圧縮機において、前記フレームが前記固定スクロールを
    固定し且つ前記揺動スクロールを支持するフレーム本体
    と、該フレーム本体の外周に間隔をあけて一体成形され
    、該自由端部が前記シエル内壁に焼嵌めされるフレーム
    支持体とを備えたことを特徴とするスクロール圧縮機。
JP25247790A 1990-09-21 1990-09-21 スクロール圧縮機 Pending JPH04132890A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25247790A JPH04132890A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 スクロール圧縮機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25247790A JPH04132890A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 スクロール圧縮機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04132890A true JPH04132890A (ja) 1992-05-07

Family

ID=17237928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25247790A Pending JPH04132890A (ja) 1990-09-21 1990-09-21 スクロール圧縮機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04132890A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999031355A1 (en) * 1997-12-12 1999-06-24 Scroll Technologies Improved scroll compressor assembly
GB2344380A (en) * 1998-10-21 2000-06-07 Scroll Tech Force-fit scroll compressor
KR100417589B1 (ko) * 2001-08-28 2004-02-05 주식회사 엘지이아이 스크롤 압축기
US6884046B2 (en) * 2002-03-04 2005-04-26 Daiken Industries, Ltd. Scroll compressor

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999031355A1 (en) * 1997-12-12 1999-06-24 Scroll Technologies Improved scroll compressor assembly
US6056524A (en) * 1997-12-12 2000-05-02 Scroll Technologies Scroll compressor assembly
GB2346935A (en) * 1997-12-12 2000-08-23 Scroll Tech Improved scroll compressor assembly
GB2346935B (en) * 1997-12-12 2002-03-13 Scroll Tech Improved scroll compressor assembly
GB2344380A (en) * 1998-10-21 2000-06-07 Scroll Tech Force-fit scroll compressor
US6193484B1 (en) 1998-10-21 2001-02-27 Scroll Technologies Force-fit scroll compressor assembly
GB2344380B (en) * 1998-10-21 2003-02-12 Scroll Tech Force-fit scroll compressor assembly
KR100417589B1 (ko) * 2001-08-28 2004-02-05 주식회사 엘지이아이 스크롤 압축기
US6884046B2 (en) * 2002-03-04 2005-04-26 Daiken Industries, Ltd. Scroll compressor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5564186A (en) Method of making a scroll compressor having a centering recess for assembly
JP2020105933A (ja) 電動圧縮機
JP2578587B2 (ja) スクロール圧縮機の軸方向漏泄防止装置
JPH04132890A (ja) スクロール圧縮機
JP7150164B2 (ja) 電動機及びそれを備えた圧縮機
WO2022202116A1 (ja) スクロール型圧縮機
JP2743568B2 (ja) スクロール圧縮機及びその製造方法
JPH0557436B2 (ja)
JP2001132674A (ja) 密閉型ロータリー圧縮機
JPH08312542A (ja) スクロール圧縮機
JPS63192983A (ja) スクロ−ル圧縮機
WO2022054174A1 (ja) スクロール圧縮機
JPS61197785A (ja) スクロ−ル式圧縮機
JPS63138183A (ja) スクロ−ル形圧縮機
JPH04252886A (ja) スクロール圧縮機
US11939976B2 (en) Scroll compressor
WO2024042984A1 (ja) スクロール圧縮機
JPH06159263A (ja) スクロール圧縮機
JP2007170227A (ja) 流体機械
KR100447206B1 (ko) 아우터 로터형 전동기가 구비된 스크롤 압축기
JPH07208350A (ja) スクロール圧縮機
JPH1113655A (ja) スクロール圧縮機
JPH04262084A (ja) スクロール圧縮機
JP2001041184A (ja) スクロール流体機械
JPH05180175A (ja) スクロール圧縮機