JPH0413264A - 磁気テープ自動装填装置のマガジン位置保持方式 - Google Patents

磁気テープ自動装填装置のマガジン位置保持方式

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JPH0413264A
JPH0413264A JP2115586A JP11558690A JPH0413264A JP H0413264 A JPH0413264 A JP H0413264A JP 2115586 A JP2115586 A JP 2115586A JP 11558690 A JP11558690 A JP 11558690A JP H0413264 A JPH0413264 A JP H0413264A
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JP
Japan
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magnetic tape
magazine
motor
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current
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Hideyasu Watanabe
渡辺 秀康
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 磁気テープ・カセットを収納したマガジンラックをラッ
ク・ピニオン機構のモータ駆動により昇降して磁気テー
プ装置との間で連続的にカートリッジを着脱する磁気テ
ープ自動装填装置のマガジン位置保持方式に関し、 マガジンラックの停止保持を純電気的な制御により簡単
且つ確実に行うことを目的とし、マガジンラックの位置
決め停止状態で、モータに微弱な上昇駆動方向の保持電
流を流す停止保持制御を行うように構成する。
[産業上の利用分野] 本発明は、磁気テープ・カートリッジを収納したマガジ
ンラックをラック・ピニオン機構のモータ駆動により昇
降して磁気テープ装置との間で連続的に磁気テープ・カ
ートリッジを交換処理する磁気テープ自動装填装置のマ
ガジン位置保持方式小型磁気テープ装置にあっては、マ
ガジンラックに収納された磁気テープのカートリッジを
オペレータの介入なしに連続的に交換する磁気テープ自
動装填装置が用いられる。自動装填装置は昇降機構を備
え、モータによるピニオンギアの回転をマガジン側のラ
ックギアに伝えることで任意のカセットをフィーダ位置
に昇降駆動し、カセット交換が済むまで停止位置を保持
する。このマガジンラックの停止保持としては、ソレノ
イド駆動による機械的な停止保持やパルスモータを使用
した電気的な保持が用いられるが、機械的な保持では機
構構造が複雑化し、パルスモータでは停止保持のための
駆動電流が大きくなってしまう。従って、機構構造が簡
単で且つ消費電力も少なくして確実にマガジンを停止に
保持できる方式が望まれる。
[従来の技術] 従来、磁気テープ媒体、例えば磁気テープ・カセットを
磁気テープ装置に対し連続的に交換処理する自動装填装
置(オートローダ)にあっては、駆動源としてのDCギ
アモータを停止位置にロックする位置保持方式として、
回生ブレーキ(ダイナミックブレーキ)を利用している
即ち、自動装填装置には、ラック・ピニオン機構により
カセットを収納したマガジンラックを昇降駆動する昇降
機構が設けられており、マガジンラックか挿入されると
、まず昇降機構は最初に磁気テープ装置に搬入するカセ
ットをフィーダ位置に位置決めし、停止位置に保持する
第7図は従来方式の回路構成図であり、モータ14に対
しトランジスタTri〜Tr4でなる駆動回路が設けら
れる。上昇駆動は、上昇駆動信号FU、FLをオンして
トランジスタTri、Tr4を導通すると、モータ14
にFWD方向の駆動電流か流れ、モータの正回転により
マガジンラックを上昇駆動する。一方、下降駆動時には
、下降駆動信号BU、BLをオンしてトランジスタTr
2、Tr3を導通すると、モータ14にREV方向の電
流か逆向きに流れ、マガジンラックを下降駆動する。
更に上昇駆動又は下降駆動から目的位置に停止させる際
には、停止位置の直前て駆動信号FL。
BLを同時にオンしてトランジスタTr3.Tr4の導
通によりモータ14の両端をショートさせる回生ブレー
キモードを作り出し、回生ブレーキ作用により停止させ
、且つ停止後に動こうとすると回生ブレーキ作用を生じ
て停止位置を保持させるようにしている。
尚、マガジンラックを装置に挿入する際には駆動信号F
U、FL、BU、BLを全てオフとし、昇降機構をフリ
ーに動かせるようにしている。
このようなモータ駆動状態をまとめると次表のようにな
る。
表−1 Rm;モータ端子間抵抗[Ω] Im;モータ電流[Aコ に、;誘起電圧定数[’V/+pm] N;回転数[rpm ] ■b;ブラシドロップ電圧[Vコ 従って、停止直前の時刻t3で駆動信号FL、BLの同
時オンによりトランジスタTr3.Tr4を導通させ、
モータ14の慣性回転による誘起電圧(K E ・N)
をショートさせることでブレーキ作用を生じさせ、速か
に時刻t4で目的位置に停止させている。
第8図は従来の回生ブレーキを利用した位置保持方式に
おける上昇駆動から停止までのモータ電流Imと回転数
Nの時間変化を示す。
まずモータ印加電圧Vとモータ電流との間には次の関係
式がある。
V=Rm−Im十に6・N十Vb 但し、■ ;入力電圧[V] [発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来の回生ブレーキ作用を利
用した位置保持方式にあっては、回生ブレーキモードで
の誘起電圧が大きい程、即ち、回転数が高い程、ブレー
キの効きはよいが、モータが停止した状態での回生ブレ
ーキによる保持力は期待てきない。その理由は、回生ブ
レーキモードで駆動信号FL、BLをオンしていても、
例えば上昇駆動時にはトランジスタTr4とダイオード
D1をオンさせる順方向電圧を越える誘起電圧が生じな
い限り、即ちモータ回転数Nが所定回値以上とならない
限り、誘起電圧のショートによる回生ブレーキ力は得ら
れないからである。
このため回生ブレーキモードとしていも、モータ停止時
の保持力は、DCギアモータの減速ギア機構におけるギ
ア段数とその機械的摩擦抵抗で決まってしまい、マガジ
ンラックが重くなると、マガジンの停止位置を保持する
ことができなくなる。
そこで、ソレノイド・アクチュエータを用いてギア機構
を機械的にロックすることも考えられるが、機構構造が
複雑化し、停止保持中のソレノイドの通電により消費電
力も増加する。
一方、純電気的な位置保持方式として、駆動源にパルス
モータを使用すれば、DCギアモータに比べ数倍の保持
力が期待できる。しかし、保持中にパルスモータに大き
な停止駆動電流を流し続けなければならず、発熱の問題
があり、耐熱性を高める必要があるためにパワーアンプ
が高価になってしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたも
ので、純電気的な制御で簡単且つ確実ににマガジン停止
位置を保持できる磁気テープ自動装填装置のマガジン位
置保持方式を提供とすることを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1図は本発明の原理説明図である。
まず複数の磁気テープ・カートリッジ10を階層状に収
納したマガジンラック12を、モータ14によるピニオ
ンギア16の回転駆動でマガジン側のラックギア18に
伝達して昇降駆動させる昇降機構100と、昇降機構1
00により位置決めされた特定のラック位置において磁
気テープ装置200との間で磁気テープ・カートリッジ
10の着脱を行うフィーダ機構300とを備えた磁気テ
ープ自動装填装置を対象とする。
このような磁気テープ自動装填装置につき本発明のマガ
ジン位置保持方式にあっては、モータ14の駆動回路2
0に、マガジンラック12の位置決め停止状態で、モー
タ14に微弱な上昇駆動方向の電流を流す停止保持回路
22を設けるように構成する。
ここで停止保持回路22は、停止時に通常の昇降駆動電
流の数分の1以下の電流をモータ16に通電する。
また停止保持回路22は、モータ昇降駆動回路を形成す
るモータ14の両側に直列接続された2つのスイッチン
グ素子Trl、Tr4のいずれか一方と並列、にホール
ド用スイッチング素子Tr5と電流制限抵抗R1との直
列回路を接続し、停止時に制御手段24によりホールド
用スイッチング素子Tr5とホールド用スイッチング素
子Tr5を接続していない他方のスイッチング素子をオ
ンする。
具体的には、ホールド用スイッチング素子Tr5と電流
制限抵抗R1の直列回路を、プラス電源ライン側に位置
するスイッチング素子Triに並列接続する。
更に、停止保持時にモータ14に流す保持電流1、は、
ホールド用スイッチング素子Tr5とスイッチング素子
Tr4とのオンによる各損失型の和(vcE、十V。、
2)を電源電圧V。0から差し弓いW電流制限抵抗R1
で割った値として求められる。
即ち、 In2(Vcc  (Vct+ 十VCE2 ) ) 
/R1として求められる。
[作用] このような構成を備えた本発明による磁気テープ自動装
填装置のマガジン位置保持方式によれば次の作用が得ら
れる。
昇降駆動中の停止位置の直前で回生ブレーキモードに切
替えて停止したならば、保持モードに切替えてモータに
通常時の数分の1以下の上昇駆動方向の保持電流を流す
。この保持電流によりマガジンラックの自重による逆向
き回転力をモータが受けても、保持電流による回転力が
打ち勝ち、停止位置を保持することができる。
勿論、保持電流による回転力は、マガジンラックの自重
とギア抵抗より小さいため、上昇駆動される誤動作を起
こすこともない。
このような保持電流通電方式により、純電気的にマガジ
ンラックを停止位置に保持することができ、特別な機構
構造を追加する必要がないため、極めて簡単に実現でき
る。
また停止時の保持電流は、通常の上昇駆動電流の数分の
1以下に抑えられており、パルスモータの場合の保持電
流に比べて十分に少なく、発熱の問題はなく、電力消費
も必要最小限に抑えることができる。
[実施例] 第2図は本発明のマガジン位置保持方式が適用される磁
気テープ自動装填装置を磁気テープ装置と共に示した装
置外観図である。
第2図において、200は磁気テープ装置であり、磁気
テープ装置200に対し本発明の対象となる自動装填装
置400が一体に併設される。自動装填装置400は上
部にマガジン挿入口26を開口しており、マガジン挿入
口26より後の説明で明らかにするマガジンラックを入
れて操作パネル28により必要な操作を行なうと、連続
的にマガジンラックに収めている磁気テープ・カセット
の磁気テープ装置200に対する交換処理を行なつ。
第3図は第2図の自動装填装置400の外カバを外して
内部機構を示した説明図である。
第3図において、操作パネル28の背後には昇降機構1
00が設けられる。昇降機構100は左右の2ケ所にガ
イドローラ25を複数配置しており、このガイドローラ
25に沿って上部よりマガジンカセットが挿入される。
昇降機構100における操作パネル28の直後の位置に
は一対のピニオンギア16がピニオンシャフト30によ
り回転自在に設けられており、ピニオンシャフト30は
不図示のDCギアモータにより上昇回転(正回転)また
は下降回転(逆回転)される。
更に、昇降機構100に続いてはフィーダ機構300が
設けられており、フィーダ機構300は両側にベルト3
2を備えており、ベルト32の駆動により昇降機構10
0に収納されているマガジンラック内のカセットを引き
出して磁気テープ装置200側に送り込み、また磁気テ
ープ装置200から排出されたカセットを引き込んで昇
降機構100のラックに戻す。
第4図は第2,3図に示した自動装填装置400に使用
されるマガジンラックの説明図である。
第4図において、マガジンラック12は箱型のフレーム
構造をもち、上部に把手34を引き起こし自在に設け、
この実施例にあっては、ラック36−1〜36−5の5
段構成により5つの磁気テープ・カセットを収めること
ができる。ラック36−1〜36−5に対応した側部に
はカートリッジロック機構38−1〜38−5が設けら
れており、第3図のフィーダ機構300におけるフィー
ダ位置以外のラックのカートリッジの着脱を阻止してい
る。
このマガジンラック12の背後には2本のラックギア1
8が上下方向に配置されている。即ち、第4図のA視か
ら見た第5図に示すように、マガジンラック12の背後
の左右2ケ所に縦方向にラックギア18が固定されてお
り、自動装填装置400に収納した状態で第3図に示し
た昇降機構100に設けられた一対のピニオンギア16
がマガジンラック12の背後のラックギア18にそれぞ
れ噛み合う。また、第5図のラックギア18の間にはラ
ック36−1〜36−5に対応して窓4〇−1〜40−
5が設けられており、この窓40−1〜40−5より磁
気テープ・カートリッジの背面に設けたラベルを見られ
るようにしている。
尚、第4図に示すマガジンラック12は、当然のことな
がら第2図に示す自動装填装置400のマガジン挿入口
26に対しラック36−1〜365の開口側を磁気テー
プ装置200側に向けて挿入する。
第6図は自動装填装置400に組み込まれた本発明のマ
ガジン位置保持方式を実現するための駆動制御回路を示
した実施例構成図である。
第6図において、14はモータであり、例えば減速ギア
機構を内蔵したDCギアモータが使用される。モータ1
4に対してはPNP )ランジスタTri、Tr2及び
NPN )ランジスタTr3゜Tr4を用いたモータ駆
動回路が設けられる。ここで、トランジスタTriとT
r4を、間にモタ14を介して電源ライン間に接続する
ことで、マガジンラック12を上昇駆動させる上昇駆動
回路を形成する。また、トランジスタTr2とTr3の
間にモータ14を挟んで電源ライン間に直列接続するこ
とで、マガジンラック12を下降駆動する下降駆動回路
を形成する。
このトランジスタTri〜Tr4を用いた駆動回路に対
する制御手段として、プロセッサ241と制御レジスタ
24−2が設けられる。制御レジスタ24−2はトラン
ジスタTri〜Tr4のベースに対し制御信号FU、F
L、BU、BLを与える。
例えば上昇駆動制御を例にとると、制御レジスタ24−
2は制御信号FU、FLを同時にオンしてトランジスタ
Tri、Tr4を導通し、モータ14にFWD方向の電
流を流すことで、ラックピニオン機構を介してマガジン
ラック12を上昇駆動させる。ここで、トランジスタT
riはPNPトランジスタであることから制御信号FU
はオンでLレベルとなり、これに対しトランジスタTr
4はNPN )ランジスタであることからFLはオンで
Hレベルとなる。また、モータ14の速度制御はP W
 M制御か行なわれ、プロセッサ24−1はモータ14
の回転数が規定回転数となるように制御レジスタ24−
2から出力する制御信号のパルス幅をコントロールする
一方、マガジンラック12の下降駆動の際には制御ルジ
スタ24−2は制御信号BUをオン(Lレベル)にする
と共に制御信号BLもオン(Hレベル)とし、トランジ
スタTr2とTr3の通電によりモータ14にREV方
向の電流を流す。この下降駆動制御においてもモータ1
4の回転数を一定に保つようにプロセッサ24−1によ
るPWM制御が行なわれる。
尚、トランジスタTr3.Tr4のそれぞれと並列にサ
ージ吸収用のダイオードD1とD2が接続されている。
このようなモータ14の駆動回路に対し本発明にあって
は、上昇駆動回路を形成しているトランジスタTriと
並列に、ホールド用トランジスタTr5と電流制御抵抗
R1の直列回路を接続している。ホールド用トランジス
タTr5のベースに対しては抵抗R2を介してドライバ
42の出力が接続され、ドライバ42に対しては制御レ
ジスタ24−2よりホールド制御信号HLが与えられる
プロセッサ24−1は上昇駆動または下降駆動中の停止
位置直前で回生ブレーキモードに切り替えて、停止した
とき制御レジスタ24に対し保持モードを指定し、この
保持モードの指定を受けて制御レジスタ24−2の制御
信号FL及びホールド信号HLが同時にオンし、ホール
ド用トランジスタTr5及びトランジスタTr4を導通
し、モータ14に電流制限抵抗R1で決まるホールド電
流■□を流すようになる。
従って、ホールド用トランジスタTr5、電流制限抵抗
R1、モータ14及びトランジスタTr4によって第1
図に示した本発明の停止保持回路22が構成される。
保持モードにおいて、モータ14に流すFWD方向の保
持電流■8は、通常の上昇駆動時にモータ14に流す駆
動電流の数分の1以下に設定される。この保持電流I9
は保持モードでホールド用トランジスタTr5をオンし
たときのコレクタ、エミッタ間電圧をVCEI とし、
トランジスタTr4のオンによる同じくコレクタ、エミ
ッタ間電圧をVCE2とし、更に電源電圧をVCCとす
ると、I H= (VCC(VCEI +VCE2 )
 ) / R1七表わすことができる。この式において
、電源電圧VCCは例えば24ボルトと一定、vCE7
.■。
2はダイオード2個分の順方向電圧降下、例えば1.2
ボルト程度であるため、従って結果として電流制限抵抗
R1の値によって略−義的に保持電流Inを決めること
ができる。
ところで、モータ14に設けられた減速ギア機構及び昇
降機構100におけるギアの機械的な抵抗、更にマガジ
ンラック12の重量についてはバラ付きがあるため、同
じ保持電流夏□の値であっても装置によっては保持力が
弱すぎたり逆に強すぎたりする恐れがある。
そこで電流制限抵抗R1を可変抵抗もしくは多段階の切
替抵抗とし、装置毎に適正な保持力が得られる保持電流
■8に調整できるようにすることが望ましい。
次にプロセッサ24−1による磁気テープカセットの交
換処理としては、マガジンラック12を挿入した状態で
の操作パネル28による起動操作で予め定めたシーケン
スに従ってラック36−1〜36−5の順番にフィード
位置に昇降機構100により位置決めし、フィーダ機構
300により磁気テープ装置200に対し連続的に交換
動作を行なわせる。
ここで、プロセッサ24−1によるモータ14の制御モ
ードをまとめると次表のようになる。
この表において、例えば左側に示す■〜■のように、 ■モータ逆方向駆動 ■回生ブレーキ ■ホールディング のシーケンスの繰り返しにより連続的にカセットの交換
処理を行なったとする。
まず、モード■における逆方向の駆動は、第8図に示し
た従来方式の時刻t1〜t3の起動、定常の各制御とな
る。具体的には、制御レジスタ24−2で制御信号BU
、BLをオンとしてトランジスタTr2.Tr3の導通
により、モータ14にREW方向の駆動電流を流す。
このモード■の逆方向駆動により、目的とする停止位置
の直前に達すると、プロセッサ24−1はモード■、即
ち回生ブレーキモードに切り替える。この回生ブレーキ
モード■は制御レジスタ24−2からの制御信号FL、
BLを同時にオンする。この回生ブレーキモード■に切
り替える前まではREV方向の駆動電流により回転して
いたことから、モータ14の通電を断つことでモータ1
4にはそれまでの印加電圧とは逆向きの誘起電圧、即ち
トランジスタTr4側をプラスとした誘起電圧が発生す
る。このため、誘起電圧がトランジスタTr4の順方向
電圧を超えていることからトランジスタTr4が導通し
、トランジスタTr4及びダイオードD1を介してモー
タ14の両端をショートし、このショート電流により回
生ブレーキ作用が得られる。
回生ブレーキモード■によりモータ14が停止すると、
モード■、即ち保持モードに切り替えられる。保持モー
ドにあっては、制御レジスタ24−2からの制御信号B
L及びHLの2つが同時にオンし、ホールド用トランジ
スタTr5及びトランジスタTr4が導通し、電流制御
抵抗R1で定まるFWD方向の保持電流II(をモータ
14に流す。従って、モータ14は保持電流Inに応じ
てマガジンラック12の自重を受は止める方向の保持力
を発生し、マガジンラック12を停止位置に保持する。
尚、マガジンラック12が挿入されていない状態では、
制御レジスタ24−2からの制御信号FU、FL、BU
、BL、更にホールド信号HLを全てオフとし、無負荷
状態でのホールド電流によるモータ回転を阻止させてい
る。
更に、ホールド電流■□をモータ14に流すことにより
得られる保持力でマガジンラック12を停止保持してい
る状態で、例えばマガジンラック12の上に物を乗せた
り手をついたりすることで、マガジンラック12が停止
位置から動いてしまったような場合には、この停止位置
からのずれを検知して、例えばマガジンラック12をト
ップ位置まで上昇させ、その後に再度、元の位置への位
置決め停止を行なうようにすることが望ましい。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、機械的な保持
機構を必要とせずに純電気的にマガジンラックを停止位
置に保持できるため、容易に停止保持を行なうことがで
きる。
また、停止位置の保持電流は通常の上昇駆動電流より十
分低い値に抑えられているため、パルスモータの停止保
持電流に比べて十分に少ない電流で済み、従って発熱の
問題はなく、電力消費も必要最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例構成図; 第2図は本発明の装置外観図; 第3図は本発明の自動装填装置の内部機構説明図;第4
図ま本発明に用いるマガジンラック説明図;第5図よ第
4図のラック形成面説明図 第6図よ本発明の実施例構成図; 第7図は従来回路の説明図; 第8図の従来の回生ブレーキ説明図である。 図中、 10:磁気テープ・カセット 12:マガジンラック 14:モータ(DCギアモータ) 16:ピニオンギア 18ニラツクギア 20:駆動回路 22:停止保持回路 24:制御手段 24−トプロセッサ 24−2・制御レジスタ 26:マガジン挿入口 25ニガイドローラ 28:操作パネル 30:ピニオンシャフト 32:ベルト 34:把手 36−1〜36−5 :ラック 38−1〜38−5:カートリッジロック機構40−1
〜40−5:窓 100:昇降機構 200:磁気テープ装置 300コフイ一ダ機構 400:自動装填装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数の磁気テープ・カートリッジ(10)を階層
    状に収納したマガジンラック(12)を、モータ(14
    )によるピニオンギア(16)の駆動でマガジン側のラ
    ックギア(18)に伝達して昇降駆動させる昇降機構(
    100)と、該昇降機構(100)により位置決めされ
    た特定のラック位置において磁気テープ装置(200)
    との間で磁気テープ・カートリッジ(10)の着脱を行
    うフィーダ機構(300)とを備えた磁気テープ自動装
    填装置に於いて、 前記モータ(14)の駆動回路(20)に、前記マガジ
    ンラックの位置決め停止状態で、前記モータ(14)に
    微弱な上昇駆動方向の電流を流す停止保持回路(22)
    を設けたことを特徴とする磁気テープ自動装填装置のマ
    ガジン位置保持方式。
  2. (2)前記停止保持回路(22)は、停止時に通常の上
    昇駆動電流の数分の1以下の電流をモータ(14)に通
    電することを特徴とする請求項1記載の磁気テープ自動
    装填装置のマガジン保持方式。
  3. (3)前記停止保持回路(22)は、モータ昇降駆動回
    路を形成するモータ(14)の両側に直列接続された2
    つのスイッチング素子(Tr1、Tr4)のいずれか一
    方と並列にホールド用スイッチング素子(Tr5)と電
    流制限抵抗(R1)の直列回路を接続し、停止時に制御
    手段(24)により前記ホールド用スイッチング素子(
    Tr5)と該ホールド用スイッチング素子(Tr5)を
    接続していない他方のスイッチング素子を同時にオンす
    ることを特徴とする請求項1記載の磁気テープ自動装填
    装置のマガジン保持方式。
  4. (4)前記停止保持手段(22)のホールド用スイッチ
    ング素子(Tr5)と電流制限抵抗(R1)の直列回路
    を、プラス電源ライン側に位置するスイッチング素子(
    Tr1)に並列接続したことを特徴とする請求項2記載
    の磁気テープ自動装填装置のマガジン保持方式。
  5. (5)前記停止保持手段(22)は、停止時に前記スイ
    ッチング素子(Tr1)とホールド用スイッチング素子
    (Tr5)のオンによる各損失電圧の和(V_C_E_
    1+V_C_E_2)を電源電圧(V_C_C)から差
    し引いて前記電流制限抵抗(R_1)で割った値の保持
    電流(I_H)を流すことを特徴とする請求項1記載の
    磁気テープ自動装填装置のマガジン保持方式。
JP2115586A 1990-05-01 1990-05-01 磁気テープ自動装填装置のマガジン位置保持方式 Pending JPH0413264A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2009004747A1 (ja) * 2007-07-03 2010-08-26 三菱電機株式会社 記憶媒体交換装置

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JPWO2009004747A1 (ja) * 2007-07-03 2010-08-26 三菱電機株式会社 記憶媒体交換装置

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