JPH0413159Y2 - - Google Patents

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JPH0413159Y2
JPH0413159Y2 JP6761184U JP6761184U JPH0413159Y2 JP H0413159 Y2 JPH0413159 Y2 JP H0413159Y2 JP 6761184 U JP6761184 U JP 6761184U JP 6761184 U JP6761184 U JP 6761184U JP H0413159 Y2 JPH0413159 Y2 JP H0413159Y2
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JP
Japan
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sheet
polyethylene terephthalate
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ink
display sheet
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JP6761184U
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JPS60179437U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電卓などの表示シートに関するもので
ある。
(従来の技術) 従来電卓の表示シートはこれを基盤に貼着させ
るが、その際120℃で1.2Kg/cm2の圧で10秒間程度
で接着を行つている。例えばポリエチレンテレフ
タレート樹脂の表示シートの場合、上記の作業を
するとマツト印刷面が艶面となつてしまう。その
上、シート上の数字や文字(以下、これらを単に
文字と略記する)を打点する場合、その上を打点
したという感触がないことや、表示シートの下に
ある黒色の導電ゴムが上から透けて見えるなどの
好ましくない仕上がりとなつている。
(考案の目的) 本考案は上記のような点を改善することを目的
とするものである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は表示シートの表面のマツトインキは上
記の作業によつてマツト面が艶面とならぬように
し、かつ文字の打点部が感触的に突起状であるよ
うにし、また導電ゴムの上からの隠蔽を良くしよ
うとするものである。
(考案の構成) 本考案は上記目的を達成するためになされたも
ので、ポリエチレンテレフタレートを用いた電卓
の表示シートにおいて、該ポリエチレンテレフタ
レートシートの下面の文字印刷部の下に白または
金色の隠蔽インキ層を設けるとともに上記ポリエ
チレンテレフタレートシートの上面に耐熱性のマ
ツトインキメジウム層を設け、かつこのマツトイ
ンキ層の上に前記文字印刷部に同調する80±40μ
の盛上がつた突起文字印刷層を設けた電卓基板上
に貼着する表示シートである。
すなわち第1図の平面図、及びそのA−A′か
ら断面を説明する。第2図に示すように、ポリエ
チレンテレフタレートシート1の下面の文字印刷
部2の下には、白または金色の印刷層3を二度刷
りとしてその下の導電ゴムの黒色を隠蔽するよう
にし、上記ポリエチレンテレフタレートシート1
の上面にはマツトインキメジウム層4を設け、こ
のインキは前述の120℃で1.2Kg/cm2、10秒間程度
の基盤への熱接着によりマツトが消えないような
耐熱性シルクインキとするとともに、最上面の突
起文字印刷層5は80±40μの盛り上がつた突出と
なるようにするものである。第1図はこのように
して作られた電卓用表示シートを示している。
(実施例) カード電卓表示シートをポリエチレンテレフタ
レート樹脂シートに印刷で生産する。その構成は
つぎの通りである。
ポリエチレンテレフタレートシート1には、東
レ社製125μのT−タイプのものを使用した。こ
のシート1の下面の文字印刷部2にはセイコーア
ドバンス社のラム80Cを用いてシルク印刷した。
その下面には同じく、同社のラム80Cを用いて白
(または金色)の印刷層3を、下の導電ゴムの黒
色が見えないように2度施した。すなわちこれに
より遮蔽インキ層を形成した。
前記ポリエチレンテレフタレートシート1の上
面には東洋インキ社製SS−16のマツトインキメ
ジウム層4(耐熱性の高い2液反応型のインキ)
をシルク印刷した。この層4は120℃、1.2Kg/
cm2、10秒間程度の加熱加圧に耐えるので、マツト
面がこの作業により艶面に変貌することがない透
明層で、セロテープクロスカツトで剥がれず、キ
ズ、汚れ、色むら、ピンホールなどが所定限度内
であつた。その上に上記東洋インキ社製SS−16
メジウムで80±40μの盛り上がりの上記文字印刷
部2に同調する突起文字印刷層5を設けた。この
印刷層の性能はその下のマツトインキメジウム層
4と同性質の耐熱性の2液型インキによるもので
ある。このようにして作られたシートはビグ打抜
をした後、検品し梱包されるものである。
(考案の効果) 本考案の電卓用などの表示シートは、ポリエチ
レンテレフタレートを用いたもので、該ポリエチ
レンテレフタレートシートの下面の文字印刷部の
下に白または金色の隠蔽インキ層を設けるととも
に上記ポリエチレンテレフタレートシートの上面
に耐熱性のマツトインキメジウム層を設け、かつ
このマツトインキ層の上に前記文字印刷部に同調
する80±40μの盛上がつた突起文字印刷層を設け
たので、表面のマツト面の艶戻り(光沢面にな
る)することなく、そして表面の文字が突起状
(80±40μの高さ)であるので、突起の感触があ
り打点が確実となる。また下の導電ゴムの黒色が
隠蔽され、表示シートの上面は極めて綺麗である
などの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る表示シートの一実施例を
示す平面図、第2図は第1図A−A′からの断面
図である。 1……ポリエチレンテレフタレートシート、2
……文字印刷部、3……白または金色の印刷層、
4……マツトインキメジウム層、5……突起文字
印刷層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポリエチレンテレフタレートを用いた電卓の表
    示シートにおいて、該ポリエチレンテレフタレー
    トシートの下面の文字印刷部の下に白または金色
    の隠蔽インキ層を設けるとともに上記ポリエチレ
    ンテレフタレートシートの上面に耐熱性のマツト
    インキメジウム層を設け、かつこのマツトインキ
    層の上に前記文字印刷部に同調する80±40μの盛
    上がつた突起文字印刷層を設けた電卓基板上に貼
    着する表示シート。
JP6761184U 1984-05-09 1984-05-09 表示シ−ト Granted JPS60179437U (ja)

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JP6761184U JPS60179437U (ja) 1984-05-09 1984-05-09 表示シ−ト

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Publication Number Publication Date
JPS60179437U JPS60179437U (ja) 1985-11-28
JPH0413159Y2 true JPH0413159Y2 (ja) 1992-03-27

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