JPH0413159Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0413159Y2 JPH0413159Y2 JP6761184U JP6761184U JPH0413159Y2 JP H0413159 Y2 JPH0413159 Y2 JP H0413159Y2 JP 6761184 U JP6761184 U JP 6761184U JP 6761184 U JP6761184 U JP 6761184U JP H0413159 Y2 JPH0413159 Y2 JP H0413159Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- polyethylene terephthalate
- layer
- ink
- display sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920000139 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 16
- 239000005020 polyethylene terephthalate Substances 0.000 claims description 16
- -1 polyethylene terephthalate Polymers 0.000 claims description 15
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 3
- 235000008331 Pinus X rigitaeda Nutrition 0.000 description 4
- 235000011613 Pinus brutia Nutrition 0.000 description 4
- 241000018646 Pinus brutia Species 0.000 description 4
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000010931 gold Substances 0.000 description 3
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 229920000298 Cellophane Polymers 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電卓などの表示シートに関するもので
ある。
ある。
(従来の技術)
従来電卓の表示シートはこれを基盤に貼着させ
るが、その際120℃で1.2Kg/cm2の圧で10秒間程度
で接着を行つている。例えばポリエチレンテレフ
タレート樹脂の表示シートの場合、上記の作業を
するとマツト印刷面が艶面となつてしまう。その
上、シート上の数字や文字(以下、これらを単に
文字と略記する)を打点する場合、その上を打点
したという感触がないことや、表示シートの下に
ある黒色の導電ゴムが上から透けて見えるなどの
好ましくない仕上がりとなつている。
るが、その際120℃で1.2Kg/cm2の圧で10秒間程度
で接着を行つている。例えばポリエチレンテレフ
タレート樹脂の表示シートの場合、上記の作業を
するとマツト印刷面が艶面となつてしまう。その
上、シート上の数字や文字(以下、これらを単に
文字と略記する)を打点する場合、その上を打点
したという感触がないことや、表示シートの下に
ある黒色の導電ゴムが上から透けて見えるなどの
好ましくない仕上がりとなつている。
(考案の目的)
本考案は上記のような点を改善することを目的
とするものである。
とするものである。
(考案が解決しようとする問題点)
本考案は表示シートの表面のマツトインキは上
記の作業によつてマツト面が艶面とならぬように
し、かつ文字の打点部が感触的に突起状であるよ
うにし、また導電ゴムの上からの隠蔽を良くしよ
うとするものである。
記の作業によつてマツト面が艶面とならぬように
し、かつ文字の打点部が感触的に突起状であるよ
うにし、また導電ゴムの上からの隠蔽を良くしよ
うとするものである。
(考案の構成)
本考案は上記目的を達成するためになされたも
ので、ポリエチレンテレフタレートを用いた電卓
の表示シートにおいて、該ポリエチレンテレフタ
レートシートの下面の文字印刷部の下に白または
金色の隠蔽インキ層を設けるとともに上記ポリエ
チレンテレフタレートシートの上面に耐熱性のマ
ツトインキメジウム層を設け、かつこのマツトイ
ンキ層の上に前記文字印刷部に同調する80±40μ
の盛上がつた突起文字印刷層を設けた電卓基板上
に貼着する表示シートである。
ので、ポリエチレンテレフタレートを用いた電卓
の表示シートにおいて、該ポリエチレンテレフタ
レートシートの下面の文字印刷部の下に白または
金色の隠蔽インキ層を設けるとともに上記ポリエ
チレンテレフタレートシートの上面に耐熱性のマ
ツトインキメジウム層を設け、かつこのマツトイ
ンキ層の上に前記文字印刷部に同調する80±40μ
の盛上がつた突起文字印刷層を設けた電卓基板上
に貼着する表示シートである。
すなわち第1図の平面図、及びそのA−A′か
ら断面を説明する。第2図に示すように、ポリエ
チレンテレフタレートシート1の下面の文字印刷
部2の下には、白または金色の印刷層3を二度刷
りとしてその下の導電ゴムの黒色を隠蔽するよう
にし、上記ポリエチレンテレフタレートシート1
の上面にはマツトインキメジウム層4を設け、こ
のインキは前述の120℃で1.2Kg/cm2、10秒間程度
の基盤への熱接着によりマツトが消えないような
耐熱性シルクインキとするとともに、最上面の突
起文字印刷層5は80±40μの盛り上がつた突出と
なるようにするものである。第1図はこのように
して作られた電卓用表示シートを示している。
ら断面を説明する。第2図に示すように、ポリエ
チレンテレフタレートシート1の下面の文字印刷
部2の下には、白または金色の印刷層3を二度刷
りとしてその下の導電ゴムの黒色を隠蔽するよう
にし、上記ポリエチレンテレフタレートシート1
の上面にはマツトインキメジウム層4を設け、こ
のインキは前述の120℃で1.2Kg/cm2、10秒間程度
の基盤への熱接着によりマツトが消えないような
耐熱性シルクインキとするとともに、最上面の突
起文字印刷層5は80±40μの盛り上がつた突出と
なるようにするものである。第1図はこのように
して作られた電卓用表示シートを示している。
(実施例)
カード電卓表示シートをポリエチレンテレフタ
レート樹脂シートに印刷で生産する。その構成は
つぎの通りである。
レート樹脂シートに印刷で生産する。その構成は
つぎの通りである。
ポリエチレンテレフタレートシート1には、東
レ社製125μのT−タイプのものを使用した。こ
のシート1の下面の文字印刷部2にはセイコーア
ドバンス社のラム80Cを用いてシルク印刷した。
その下面には同じく、同社のラム80Cを用いて白
(または金色)の印刷層3を、下の導電ゴムの黒
色が見えないように2度施した。すなわちこれに
より遮蔽インキ層を形成した。
レ社製125μのT−タイプのものを使用した。こ
のシート1の下面の文字印刷部2にはセイコーア
ドバンス社のラム80Cを用いてシルク印刷した。
その下面には同じく、同社のラム80Cを用いて白
(または金色)の印刷層3を、下の導電ゴムの黒
色が見えないように2度施した。すなわちこれに
より遮蔽インキ層を形成した。
前記ポリエチレンテレフタレートシート1の上
面には東洋インキ社製SS−16のマツトインキメ
ジウム層4(耐熱性の高い2液反応型のインキ)
をシルク印刷した。この層4は120℃、1.2Kg/
cm2、10秒間程度の加熱加圧に耐えるので、マツト
面がこの作業により艶面に変貌することがない透
明層で、セロテープクロスカツトで剥がれず、キ
ズ、汚れ、色むら、ピンホールなどが所定限度内
であつた。その上に上記東洋インキ社製SS−16
メジウムで80±40μの盛り上がりの上記文字印刷
部2に同調する突起文字印刷層5を設けた。この
印刷層の性能はその下のマツトインキメジウム層
4と同性質の耐熱性の2液型インキによるもので
ある。このようにして作られたシートはビグ打抜
をした後、検品し梱包されるものである。
面には東洋インキ社製SS−16のマツトインキメ
ジウム層4(耐熱性の高い2液反応型のインキ)
をシルク印刷した。この層4は120℃、1.2Kg/
cm2、10秒間程度の加熱加圧に耐えるので、マツト
面がこの作業により艶面に変貌することがない透
明層で、セロテープクロスカツトで剥がれず、キ
ズ、汚れ、色むら、ピンホールなどが所定限度内
であつた。その上に上記東洋インキ社製SS−16
メジウムで80±40μの盛り上がりの上記文字印刷
部2に同調する突起文字印刷層5を設けた。この
印刷層の性能はその下のマツトインキメジウム層
4と同性質の耐熱性の2液型インキによるもので
ある。このようにして作られたシートはビグ打抜
をした後、検品し梱包されるものである。
(考案の効果)
本考案の電卓用などの表示シートは、ポリエチ
レンテレフタレートを用いたもので、該ポリエチ
レンテレフタレートシートの下面の文字印刷部の
下に白または金色の隠蔽インキ層を設けるととも
に上記ポリエチレンテレフタレートシートの上面
に耐熱性のマツトインキメジウム層を設け、かつ
このマツトインキ層の上に前記文字印刷部に同調
する80±40μの盛上がつた突起文字印刷層を設け
たので、表面のマツト面の艶戻り(光沢面にな
る)することなく、そして表面の文字が突起状
(80±40μの高さ)であるので、突起の感触があ
り打点が確実となる。また下の導電ゴムの黒色が
隠蔽され、表示シートの上面は極めて綺麗である
などの利点がある。
レンテレフタレートを用いたもので、該ポリエチ
レンテレフタレートシートの下面の文字印刷部の
下に白または金色の隠蔽インキ層を設けるととも
に上記ポリエチレンテレフタレートシートの上面
に耐熱性のマツトインキメジウム層を設け、かつ
このマツトインキ層の上に前記文字印刷部に同調
する80±40μの盛上がつた突起文字印刷層を設け
たので、表面のマツト面の艶戻り(光沢面にな
る)することなく、そして表面の文字が突起状
(80±40μの高さ)であるので、突起の感触があ
り打点が確実となる。また下の導電ゴムの黒色が
隠蔽され、表示シートの上面は極めて綺麗である
などの利点がある。
第1図は本考案に係る表示シートの一実施例を
示す平面図、第2図は第1図A−A′からの断面
図である。 1……ポリエチレンテレフタレートシート、2
……文字印刷部、3……白または金色の印刷層、
4……マツトインキメジウム層、5……突起文字
印刷層。
示す平面図、第2図は第1図A−A′からの断面
図である。 1……ポリエチレンテレフタレートシート、2
……文字印刷部、3……白または金色の印刷層、
4……マツトインキメジウム層、5……突起文字
印刷層。
Claims (1)
- ポリエチレンテレフタレートを用いた電卓の表
示シートにおいて、該ポリエチレンテレフタレー
トシートの下面の文字印刷部の下に白または金色
の隠蔽インキ層を設けるとともに上記ポリエチレ
ンテレフタレートシートの上面に耐熱性のマツト
インキメジウム層を設け、かつこのマツトインキ
層の上に前記文字印刷部に同調する80±40μの盛
上がつた突起文字印刷層を設けた電卓基板上に貼
着する表示シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6761184U JPS60179437U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 表示シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6761184U JPS60179437U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 表示シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60179437U JPS60179437U (ja) | 1985-11-28 |
JPH0413159Y2 true JPH0413159Y2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=30601598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6761184U Granted JPS60179437U (ja) | 1984-05-09 | 1984-05-09 | 表示シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60179437U (ja) |
-
1984
- 1984-05-09 JP JP6761184U patent/JPS60179437U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60179437U (ja) | 1985-11-28 |
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