JPH04131586U - 二階バス - Google Patents
二階バスInfo
- Publication number
- JPH04131586U JPH04131586U JP4776491U JP4776491U JPH04131586U JP H04131586 U JPH04131586 U JP H04131586U JP 4776491 U JP4776491 U JP 4776491U JP 4776491 U JP4776491 U JP 4776491U JP H04131586 U JPH04131586 U JP H04131586U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor surface
- seats
- floor
- vehicle body
- lower floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 210000002837 heart atrium Anatomy 0.000 claims abstract description 6
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本考案は、二階バスにおいて、乗客の通路の頭
上スペースを広くし、かつ各乗客間の個別性を可能とし
たことを目的とする。 【構成】前後輪2a、2b間における車体1内の中央に
天井まで吹き抜けの通路床面3を設け、車体1内の左右
両側に前記通路床面3より低床の下段床面4と、その上
方に上段床面5とを設け、これに座席6を前向きで配列
し、上段座席に乗降するステップ8とスタンションパイ
プ9とを設置したことを特徴とする。
上スペースを広くし、かつ各乗客間の個別性を可能とし
たことを目的とする。 【構成】前後輪2a、2b間における車体1内の中央に
天井まで吹き抜けの通路床面3を設け、車体1内の左右
両側に前記通路床面3より低床の下段床面4と、その上
方に上段床面5とを設け、これに座席6を前向きで配列
し、上段座席に乗降するステップ8とスタンションパイ
プ9とを設置したことを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、二階バスに関するものである。
【0002】
前後輪間における車体内を下段床面と上段床面とに区分して、これらの床面に
座席を前向きや横向きに設置した二階バスは実公昭37−501号公報、実開昭
57−92584号公報で公知となっている。
【0003】
これらの何れにおいても、下段座席と上段座席の通路は、それぞれ下段床面と
上段床面との別々であり、従って乗客の頭上スペースを確保するために下段床面
を低床にしているが、限られた車高の範囲で上下二段の通路では、どうしても頭
上スペースには限度があり、長身化している日本人はもとより、長身の西洋人等
の乗客の通路の歩行には頭上に圧迫感を与えている。
【0004】
本考案の目的は、上記従来の問題に鑑み、これを解消した二階バスを提供する
ことである。
【0005】
上記の目的を達成するための本考案の要旨は、前後輪間における車体内の中央
に天井まで吹き抜けの通路床面と、車体内の左右両側に前記通路床面より低床の
下段床面と、その上方に上段床面とを設け、前記下段、上段床面に座席を前向き
で配列し、上段座席に乗降するステップとスタンションパイプとを設置したこと
を特徴とするものである。
【0006】
上記の構成により、下段、上段座席の通路は中央の通路床面を共通して使用す
ることができ、中央の通路は天井までの吹き抜けにより十分な頭上スペースを確
保するものである。
【0007】
以下本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1において、1はバスの車
体、2aは前輪、2bは後輪を示す。本考案は、前後輪2a、2b間における車
体1内の中央に図2で示すように、天井まで吹き抜けの通路床面3を設ける。
【0008】
さらに、車体1内の左右両側に前記通路床面3より低床でありステップ7を備
えた下段床面4と、その上方に上段床面5とを設け、前記下段、上段床面4、5
に座席6を前向きで配列し、上段の座席6に乗降するステップ8とスタンション
パイプ9とを設置したものである。
【0009】
本考案は上記の通りの構造であるから、車体1内の中央の通路床面3は、天井
までの高さHで吹き抜けていて、しかも車体1内の左右両側の下段床面4の座席
6と上段床面5の座席6の両方に共用の通路となる。従って、下段の座席及び上
段の座席の何れの乗客においても頭上に圧迫感のない十分なスペースを有して通
路を歩行することができる。
【0010】
また、図3で示すように、運転席の後方にサロンコーナ10を配置し、後輪2
bより後方の車体1内の床面11を前記下段床面4より高床にして、これに座席
12を設置し、コーナ部にはトイレ14を、最後端部には仮眠室13を配設する
ことができる。また、エンジンルーム上にトイレ14と仮眠室13とを設置する
ことで室内への騒音も低減する。
【0011】
以上のように本考案は、前後輪間における車体内の中央に天井まで吹き抜けの
通路床面と、車体内の左右両側に前記通路床面より低床の下段床面と、その上方
に上段床面とを設け、前記下段、上段床面に座席を前向きで配列し、上段座席に
乗降するステップとスタンションパイプとを設置した構成であるから、下段、上
段床面の座席の何れの乗客においても、頭上スペースの高い通路となり、長身の
乗客でも楽に歩行することができる利点がある。
【0012】
また、本考案の車体構成を夜間都市間高速路線バスに応用した場合、乗客定員
を減らさずに各乗客間の個別性を向上させることが可能となる。
【図1】本考案の側面図
【図2】図1のA−A線断面図
【図3】図1のB−B線断面図で、IFは下段座席、2
Fは上段座席を示す
Fは上段座席を示す
1 車体
2a 前輪
2b 後輪
3 通路床面
4 下段床面
5 上段床面
6 座席
8 ステップ
9 スタンションパイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 前後輪間における車体内の中央に天井ま
で吹き抜けの通路床面と、車体内の左右両側に前記通路
床面より低床の下段床面と、その上方に上段床面とを設
け、前記下段、上段床面に座席を前向きで配列し、上段
座席に乗降するステップとスタンションパイプとを設置
したことを特徴とする二階バス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4776491U JPH04131586U (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 二階バス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4776491U JPH04131586U (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 二階バス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131586U true JPH04131586U (ja) | 1992-12-03 |
Family
ID=31926625
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4776491U Pending JPH04131586U (ja) | 1991-05-29 | 1991-05-29 | 二階バス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131586U (ja) |
-
1991
- 1991-05-29 JP JP4776491U patent/JPH04131586U/ja active Pending
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