JPS6312037Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6312037Y2 JPS6312037Y2 JP17688182U JP17688182U JPS6312037Y2 JP S6312037 Y2 JPS6312037 Y2 JP S6312037Y2 JP 17688182 U JP17688182 U JP 17688182U JP 17688182 U JP17688182 U JP 17688182U JP S6312037 Y2 JPS6312037 Y2 JP S6312037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- bedroom
- bed
- wall
- height
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 241001669679 Eleotris Species 0.000 description 1
Landscapes
- Residential Or Office Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は一階寝室と二階寝室とを上下に連設し
てなる車両の二階形個室寝台に関する。
てなる車両の二階形個室寝台に関する。
一般に、鉄道車両の寝台車における個室寝台は
例えば個室Ａ寝台オロネ25型のように一階形で空
間も広くゆつたりしている。
例えば個室Ａ寝台オロネ25型のように一階形で空
間も広くゆつたりしている。
一方、近年の輸送力拡大を図るため個室寝台車
の寝台数を増すことが考えられている。
の寝台数を増すことが考えられている。
しかし、車両の断面特に高さは限定されている
ので、従来の個室寝台を単に上下二段に分けて二
階形とした場合には、寝室の天井までの高さが最
大で155cm程度と極めて低くなり、寝室内では常
に身をかがめていないと立つことができなくな
り、居住性が悪い。
ので、従来の個室寝台を単に上下二段に分けて二
階形とした場合には、寝室の天井までの高さが最
大で155cm程度と極めて低くなり、寝室内では常
に身をかがめていないと立つことができなくな
り、居住性が悪い。
本考案はこれらの点に鑑みてなされたものであ
り、居住性の優れた車両の二階形個室寝台を提供
することを目的とする。
り、居住性の優れた車両の二階形個室寝台を提供
することを目的とする。
本考案は、人が立つている場合の立位の高さと
ベツド上に座つている場合の座位の高さとの差、
およびベツドの下の下部空間を有効に組合わせて
居住性の優れた一階寝室および二階寝室を形成す
るようにしたものである。
ベツド上に座つている場合の座位の高さとの差、
およびベツドの下の下部空間を有効に組合わせて
居住性の優れた一階寝室および二階寝室を形成す
るようにしたものである。
以下、本考案を第１〜４図に示す実施例につい
て説明する。
て説明する。
本実施例においては、第１図に示すように、車
体１の一方の側窓に沿つて長手方向（同図左右方
向）に長い廊下２が設けられており、この廊下２
と他方の側窓との間にベツドを横形に配置された
二階形個室寝台３，３が多数連設されている。
体１の一方の側窓に沿つて長手方向（同図左右方
向）に長い廊下２が設けられており、この廊下２
と他方の側窓との間にベツドを横形に配置された
二階形個室寝台３，３が多数連設されている。
この各二階形個室寝台３は、第２〜４図に示す
ように、車両の天井壁４、側壁５、床６、廊下側
内壁７および前後方向の隔壁１８，１８に囲まれ
た閉空間を断面が階段状をした区画壁８により、
それぞれ個室状の一階寝室９および二階寝室１０
と上下に区画して形成されている。区画壁８を階
段状に形成したのは車両の天井壁４の高さを有効
に分配するためである。即ち、区画壁８の高段壁
部８ａは、その上面に二階寝室１０のベツド１１
が設けられており、その下方直下部は一階寝室９
へ廊下側内壁６に設けられたスライドドア１２か
ら乗客が出入する足踏場の床面１３とされてお
り、その床面１３から高段壁部８ｃまでの高さ
H1を人が立位できる高さ例えば約180cmとされ、
二階寝室１０のベツド１１から天井壁４の最上部
までの高さh2を人が座位できる高さ例えば約130
cmとされている。一方、区画壁８の低段壁部８ｂ
は、その上面は二階寝室１０へ隔壁７に設けられ
たスライドドア１４から乗客が出入する足踏場の
床面１５とされ、その下方直下部には一階寝室９
のベツド１６が形成されており、そのベツド１６
から低段壁部８ｂまでの高さh1を人が座位できる
高さ例えば約100cmとされ、二階寝室の床面１５
から天井壁４の最上部までの高さH2を人が立位
できる高さ例えば約180cmとされている。また、
二階寝室１０へ出入するため隣り同志の二階寝室
１０，１０のスライドドア１４，１４へ共に通じ
る階段１７が隔壁７，７の間に設けられている。
各一階寝室９、二階寝室１０には側壁５に窓１
９，１９がそれぞれ設けられているとともに、背
もたれ２０等各種の備品が必要に応じて設けられ
ている。
ように、車両の天井壁４、側壁５、床６、廊下側
内壁７および前後方向の隔壁１８，１８に囲まれ
た閉空間を断面が階段状をした区画壁８により、
それぞれ個室状の一階寝室９および二階寝室１０
と上下に区画して形成されている。区画壁８を階
段状に形成したのは車両の天井壁４の高さを有効
に分配するためである。即ち、区画壁８の高段壁
部８ａは、その上面に二階寝室１０のベツド１１
が設けられており、その下方直下部は一階寝室９
へ廊下側内壁６に設けられたスライドドア１２か
ら乗客が出入する足踏場の床面１３とされてお
り、その床面１３から高段壁部８ｃまでの高さ
H1を人が立位できる高さ例えば約180cmとされ、
二階寝室１０のベツド１１から天井壁４の最上部
までの高さh2を人が座位できる高さ例えば約130
cmとされている。一方、区画壁８の低段壁部８ｂ
は、その上面は二階寝室１０へ隔壁７に設けられ
たスライドドア１４から乗客が出入する足踏場の
床面１５とされ、その下方直下部には一階寝室９
のベツド１６が形成されており、そのベツド１６
から低段壁部８ｂまでの高さh1を人が座位できる
高さ例えば約100cmとされ、二階寝室の床面１５
から天井壁４の最上部までの高さH2を人が立位
できる高さ例えば約180cmとされている。また、
二階寝室１０へ出入するため隣り同志の二階寝室
１０，１０のスライドドア１４，１４へ共に通じ
る階段１７が隔壁７，７の間に設けられている。
各一階寝室９、二階寝室１０には側壁５に窓１
９，１９がそれぞれ設けられているとともに、背
もたれ２０等各種の備品が必要に応じて設けられ
ている。
このように構成されるから、一階寝室９の乗客
はスライドドア１２を開けて床面１３上に出入す
ることができ、その床面１３と区画壁８の上段壁
部８ａまでの高さH1が充分に立位できる高さで
あり、ゆつたりと着替えをすることができ、また
ベツド１６上の天井高さh1も充分に座位できる高
さでありゆつたりと寝ることができる。
はスライドドア１２を開けて床面１３上に出入す
ることができ、その床面１３と区画壁８の上段壁
部８ａまでの高さH1が充分に立位できる高さで
あり、ゆつたりと着替えをすることができ、また
ベツド１６上の天井高さh1も充分に座位できる高
さでありゆつたりと寝ることができる。
また、二階寝室１０の乗客は階段１７を昇降す
るとともにスライドドア１４を開けて床面１５上
に出入することができ、一階寝室９の場合と同様
に床面１５の天井高さH2およびベツド１１の天
井高さh2がそれぞれ充分に立位および座位できる
高さであるからゆつくりと着替えしたり寝たりす
ることができる。
るとともにスライドドア１４を開けて床面１５上
に出入することができ、一階寝室９の場合と同様
に床面１５の天井高さH2およびベツド１１の天
井高さh2がそれぞれ充分に立位および座位できる
高さであるからゆつくりと着替えしたり寝たりす
ることができる。
また、背もれた２０に寄りかかつて休息するこ
ともできる。
ともできる。
このように本考案の車両の二階形個室寝台は、
一階寝室および二階寝室ともゆつたりとした居住
空間を有しており極めて居住性に優れており、し
かも二階形であるため限定されている車両の内部
空間に従来の個室寝台の寝台数のほぼ２倍の寝室
を設けることができ、車両内部空間の有効利用を
図つて輸送力拡大を企図することができる等の効
果を奏する。
一階寝室および二階寝室ともゆつたりとした居住
空間を有しており極めて居住性に優れており、し
かも二階形であるため限定されている車両の内部
空間に従来の個室寝台の寝台数のほぼ２倍の寝室
を設けることができ、車両内部空間の有効利用を
図つて輸送力拡大を企図することができる等の効
果を奏する。
図面は本考案の車両の二階形個室寝台の一実施
例を示し、第１図は車両の横断平面図、第２図は
第１図の−線に沿つた拡大断面図、第３図は
第１図の−線に沿つた拡大断面図、第４図は
第１図の−線に沿つた拡大断面図である。 ８……区画壁、８ａ……高段壁部、８ｂ……低
段壁部、９……一階寝室、１０……二階寝室、１
１……ヘツド、１３，１４……床面、１６……ベ
ツド。
例を示し、第１図は車両の横断平面図、第２図は
第１図の−線に沿つた拡大断面図、第３図は
第１図の−線に沿つた拡大断面図、第４図は
第１図の−線に沿つた拡大断面図である。 ８……区画壁、８ａ……高段壁部、８ｂ……低
段壁部、９……一階寝室、１０……二階寝室、１
１……ヘツド、１３，１４……床面、１６……ベ
ツド。
Claims (1)
- 区画壁により上下の一階寝室と二階寝室とに区
画されている車両の二階形個室寝台において、前
記区画壁を高段壁部および低段壁部を有する階段
状に形成し、前記高段壁部の上にベツドを設ける
とともに前記低段壁部の上面を足踏場の床面とし
て前記二段寝室を形成し、前記高段壁部の直下部
に足踏場の床面を設けるとともに前記低段壁部の
直下部にベツドを設けて前記一階寝室を形成した
ことを特徴とする車両の二階形個室寝台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17688182U JPS5980163U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 車両の二階形個室寝台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17688182U JPS5980163U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 車両の二階形個室寝台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5980163U JPS5980163U (ja) | 1984-05-30 |
| JPS6312037Y2 true JPS6312037Y2 (ja) | 1988-04-07 |
Family
ID=30384436
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17688182U Granted JPS5980163U (ja) | 1982-11-22 | 1982-11-22 | 車両の二階形個室寝台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5980163U (ja) |
-
1982
- 1982-11-22 JP JP17688182U patent/JPS5980163U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5980163U (ja) | 1984-05-30 |
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