JPH04131522A - クラツチ被動板の製造法 - Google Patents

クラツチ被動板の製造法

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JPH04131522A
JPH04131522A JP24808690A JP24808690A JPH04131522A JP H04131522 A JPH04131522 A JP H04131522A JP 24808690 A JP24808690 A JP 24808690A JP 24808690 A JP24808690 A JP 24808690A JP H04131522 A JPH04131522 A JP H04131522A
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JP
Japan
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clutch
hole
driven plate
die
clutch driven
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JP24808690A
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English (en)
Inventor
Chikara Uetake
上竹 主税
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Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は主として乾式クラッチのクラッチディスクに使
用されるクラッチ被動板の製造法に関するものである。
(従来の技術) 従来、自動車用クラッチ被動板の製造法は、アスベスト
、ガラス繊維などの長繊維を繊維基材として、その繊維
基材に熱硬化性樹脂、ゴム材、その他摩擦調整剤などを
含浸せしめ、これを円環状に巻いて予備成形し、ついで
加熱加圧した後、アフターキュア、パリ取り、研摩加工
等を実施し之後、多軸ボール盤、単軸ボール盤、専用治
具及びドリルを使用し孔加工等を行ない、ウーブンクラ
ッチ被動板を形成してい念。
一方、特開昭61−41022号公報及び特開昭61−
70225号公報に開示されているように、アスベスト
の不織布、熱硬化性樹脂及び摩擦調整剤よりなるレジン
モールドクラッチフェーシング板をアルミニウム、ジュ
ラルミン、マグネシウム等の軽合金などよりなるバック
アップ材忙載置して、一体に熱圧成形するクラッチ被動
板の製造法も知られている。このクラッチ被動板の製造
法は、前記したウーブンクラッチ被動板の製造法に比べ
、繊維基材に結合剤や摩擦調整剤を含浸する工程や、タ
ブレットに巻いて予備成形する工程が無く1時間や加工
費を節約できる。更にこのクラッチ被動板はウーブンク
ラッチ被動板に比較して、一般に品質が安定しておシ、
バックアップ材により強度が補強されているので破壊回
転数が高い。
これらのクラッチ被動板の場合においても前述のように
、加熱加圧した後、所定の工程を経て孔加工を実施する
第4図はウーブンクラッチ被動板1の平面図及び第5図
は第4図のクラッチ被動板をx−o−x’で切った断面
図である。図において2及び3はクラッチ被動板1をク
ラッチディスク(図示しない)に固定する念めの孔で、
2が段付の座ぐり孔及び3はストレート孔であ勺、2a
は座ぐり孔の下孔である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら前記し念製遺失だより作られたクラッチ被
動板ば、孔加工がクラッチ被動板の製造工程の中で一番
最後の工程で行なわれるため、熱圧成形品の材料充填量
のばらつき、熱硬化性樹脂。
ゴム等の主として結合剤によるクラッチフェーシング部
材の熱成形収縮率のばらつき、アフターキュアによる収
縮のばらつき等によシフラッチ被動板の内径及び外径寸
法が所定の基準寸法に対して増減する等の問題が発生し
、孔加工時の加工基準(孔加工治具の基準寸法)に対し
て、クラッチ被動板が小さく々ると孔加工時にピッチが
ずれ6という問題が発生し、ま悪逆にクラッチ被動板力
法きくなると孔加工治具に入らない念め孔加工が出来な
い等の問題が発生してい念。また孔加工はボール盤等に
よる機械加工の念めクラッチディスクへのリベット止め
粗塵ぐり孔の座ぐり残厚み(第5図における下孔2aの
厚み)が一定せず、加工時の寸法調整が難しいと言つ次
開題もあった。
(課題を解決するための手段) 本発明は、バックアップ材の上にクラッチフェーシング
部材を積層し、熱圧成形するクラッチ被動板の↓遺失に
おいて、該クラッチ被動板におけるクラッチディスクに
取り付ける孔を前記熱圧成形時に形成するクラッチ被動
板の製造法に関する。
本発明において、バックアップ材はクラッチ被動板が所
望の回転バースト強度を維持できる板状のものであれば
よく%に制限はないが2通常はアルミニウム合金、SU
S材、冷間圧延鋼板等が使用され、その厚み本バースト
強度が保念れる寸法とされる。
クラッチフェーシング部材は、公知のR維基材。
結合剤及び摩擦調整剤からなるクラッチフェーシング材
が用いられる。繊維基材としてはガラス繊維、炭素繊維
、セラミック繊維、有機繊維等の長繊維や短繊維があシ
、結合剤としてはフェノール樹脂、メラミン樹脂、架橋
性ゴム等が用いられ。
摩擦調整剤はカシューダスト、炭酸カルシウム。
硫酸バリウム、クレー、メルク、黒鉛、金属粉等が用い
られる。クラッチフェーシング材トシての形態の例とし
ては(A)フェノール樹脂の溶液にガラスチョツプドス
トランド及び摩擦調整剤を加えて混和した混和物、(B
)■を粉砕した粉末(成形粉)。
(C) (B)をタブレット化し念もの、(D)主とし
てガラス繊維からなる紐状体を、摩擦調整剤を分散させ
たメラミン樹脂溶液中に通して塗工し、乾燥して溶剤を
除去したもの、 (E) (D)をタブレット化し念も
のがある。クラッチフェーシング部材の形態としては、
上記したクラッチフェーシング材及び該クラッチフェー
シング材をクラッチ被動材の形状に成形しただけの予備
成形体がある。
上記したバックアップ材及びクラッチフェーシング部材
からクラッチ被動板を得るには、プレスに取付けられ、
加熱されているダイスの環状空間にまずバックアップ材
を収納し9次いでクラッチフェーシング部材を投入し、
上型及び抜き型を下降させて一体成形すると同時にスト
レート孔及び座ぐり孔を形成する。成形温度は80〜3
00℃。
成形面圧力に50〜800 kgf/ crrr”が好
ましい。
座ぐり孔形成用の抜き型の先端は凸形をしており。
凸部で座ぐり孔の下孔を打抜き、凸部の基部でざぐり部
(上孔)を形成する。金型の材質はSK材。
SKD材等通常の鋼が用いられ、抜き型及びダイスの孔
を抜く部分は情入れ鋼を用いるのが好ましい。成形は上
記した温度及び圧力で所定時間保持し2次いで公知の条
件でアフターキュアを行ない。
所定厚みに研摩する。
上記のようにして、バックアップ材の上にクラッチフェ
ーシング部材が密着積層され、座ぐり孔の下孔が主とし
てバックアップ材からなるクラッチ被動板が得られる。
(実施例) 次に不発明の詳細な説明する。
実施例1 第1図はクラッチ被動板の成形時における座ぐす孔近傍
の成形状態を示す断面図である。アルミニウム合金(A
LP−5052)を加工して得之厚さ1.5mmt内径
130am及び外径200−の環状のバックアップ材5
を下型11及び中型12で形成されるダイス空間に収納
した後、その上にフェノール樹脂溶液にゴム材料、ガラ
スチョツプドストランド及び摩擦調整剤を加えて混和し
粉砕したクラッチフェーシング部材4を投入し、上型9
及び抜きfilOを下降させてバックアンプ材5とクラ
ッチフェーシング部材4とを一体成形すると共に、座ぐ
り孔及びストレート孔を打抜き形成した。座ぐり孔は、
座ぐり孔形成用ダイ13及び抜き型10の先端の凸部に
よって下孔が打抜かれ。
段部14によって座ぐり部が形成される。15は抜きか
すである。図示しないが金型のストレート孔形成部分は
、抜き型の段部14がなくストレートであり、ダイは犬
きぐ、前記抜き型と遊嵌するよってなっている。成形条
件はダイス温度160℃2面圧力200 kgf /c
m”及び保持時間5分である。
尚金型は、抜き型及びダイか焼入れ鋼であり、それ以外
はSKD材で成形材と接する内面は硬質クロムメツキを
施したものを使用した。
成形後は金型から取出し、250℃で4時間アフターキ
ュアを行ない9次いで上面を研摩して厚さを3.5mm
とした。このようにして第2図に示すように、バックア
ップ材5とクラッチフェーシング部材の硬化物4′とが
密着し、座ぐ夛孔6の座ぐり残部(下孔7の部分)の厚
みをバックアップ材5の板厚としたクラッチ被動材を得
た。座ぐシ孔6の下孔7の径は5.2−2座ぐシ部径(
上孔径)は10.5m及びストレート孔8の径は10.
5mである。
尚9図示しないが座ぐり孔6及びストレート孔7は、環
状体の中心から半径84mmの位置に交互に各々45°
のピッチで8個ずつ設けた。
実施例2 バックアップ材を厚さ0.6−の5US−430とし、
バックアップ材が実施例1よりも薄くなった公金型に投
入するクラッチフェーシング部材の量を増量した以外は
実施例1と同様にして第3図尾示すクラッチ被動板を得
た。第3図において座ぐり残部はバックアップ材16及
びクラッチフェーシング部材の硬化物4′とで構成され
る。各部寸法は実施例1の場合と同じである。
(発明の効果) 本発明によれば、クラッチ被動板のクラッチディスクへ
の取付は孔を精度よく容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるクラッチ被動板の成形
方法を示す断面図、第2図及び第3図は実施例で得られ
たクラッチ被動板の断面図、第4図及び第5図は従来の
クラッチ被動板を示し、第4図は平面図及び第5図は第
4図のx−o−x’断面図である。 符号の説明 ■・・・クラッチ被動板    2・・・座ぐり孔3・
・・ストレート孔 4・・・クラッチフェーシング部材 5・・・バックアップ材    6・・・座ぐり孔7・
・・下孔         8・・・ストレート孔9・
・・上型        10・・・抜き型11・・・
下型        12・・・中型13・・・座ぐり
用ダイ    14°°・段15・・・抜きかす   
   16・・・バックアップ材代理人 弁理士 若 
林 邦 孝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、バックアップ材の上にクラツチフエーシング部材を
    積層し、熱圧成形するクラッチ被動板の製造法において
    、該クラッチ被動板におけるクラッチディスクに取り付
    ける孔を前記熱圧成形時に同時に形成することを特徴と
    するクラッチ被動板の製造法。
JP24808690A 1990-09-18 1990-09-18 クラツチ被動板の製造法 Pending JPH04131522A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012014535A1 (ja) * 2010-07-27 2012-02-02 アイシン化工株式会社 乾式摩擦材及びその製造方法
JP2019504264A (ja) * 2016-02-02 2019-02-14 シェフラー テクノロジーズ アー・ゲー ウント コー. カー・ゲーSchaeffler Technologies AG & Co. KG 摩擦部品

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