JPH0361731A - クラッチ被動板 - Google Patents
クラッチ被動板Info
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- JPH0361731A JPH0361731A JP1193393A JP19339389A JPH0361731A JP H0361731 A JPH0361731 A JP H0361731A JP 1193393 A JP1193393 A JP 1193393A JP 19339389 A JP19339389 A JP 19339389A JP H0361731 A JPH0361731 A JP H0361731A
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Landscapes
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- Braking Arrangements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、主として乾式クラッチのクラッチディスクに
リベット止め、使用されるクラッチ被動板に関するもの
である。
リベット止め、使用されるクラッチ被動板に関するもの
である。
(従来の技術)
従来、自動車用クラッチ被動板は、アスベスト、ガラス
繊維など長繊維を繊維基材として、その繊維基材に熱硬
化性樹脂、ゴム材、その他l。
繊維など長繊維を繊維基材として、その繊維基材に熱硬
化性樹脂、ゴム材、その他l。
3゜
傘*調整剤などを含浸せしめ、これを円環状に巻イテ予
備成形し、ついで熱加圧成形し、アフタキュア、パリ取
り、研磨加工などの仕上げを行ってウーブンクラッチ被
動板を形成していた。
備成形し、ついで熱加圧成形し、アフタキュア、パリ取
り、研磨加工などの仕上げを行ってウーブンクラッチ被
動板を形成していた。
一方、特開昭61−41022号公報や、特開1jG6
1−70225号公罐に開示されているように、アスベ
ストの不織布と熱硬化性樹脂と摩擦調整剤などよりなる
レジンモールドクラッチフェーシング板をアルミニウム
、ジュラルミン、マグネシウム専の軽合金などよりなる
バックアップ材に載置して、一体に熱圧成形したクラッ
チ被動板も知られている。このクラッチ被動板の製造法
は、ウーブンクラッチ被動板の製造法に比べ、繊維基材
に結合剤や摩擦調整剤を含浸する過程や、タブレットに
巻いて予備成形する過程が無く時間や加工費を節約でき
る。更に、このクラッチ被動板はウーブンクラッチ被動
仮に比較して一般に品質が安定しており、バックアップ
材によって補強されているので破壊回転数が高い。
1−70225号公罐に開示されているように、アスベ
ストの不織布と熱硬化性樹脂と摩擦調整剤などよりなる
レジンモールドクラッチフェーシング板をアルミニウム
、ジュラルミン、マグネシウム専の軽合金などよりなる
バックアップ材に載置して、一体に熱圧成形したクラッ
チ被動板も知られている。このクラッチ被動板の製造法
は、ウーブンクラッチ被動板の製造法に比べ、繊維基材
に結合剤や摩擦調整剤を含浸する過程や、タブレットに
巻いて予備成形する過程が無く時間や加工費を節約でき
る。更に、このクラッチ被動板はウーブンクラッチ被動
仮に比較して一般に品質が安定しており、バックアップ
材によって補強されているので破壊回転数が高い。
(発明か解決しようとする課題)
しかしながら、前記の製造法により作られたクラッチ被
動板は、バックアップ材とクラッチフェーシング部材の
熱膨脹係数の違いや、クラッチフェーシング部材の結合
剤の硬化収縮のために、一体に熱圧成形する過程でクラ
ッチ被動板が反ってしまう。
動板は、バックアップ材とクラッチフェーシング部材の
熱膨脹係数の違いや、クラッチフェーシング部材の結合
剤の硬化収縮のために、一体に熱圧成形する過程でクラ
ッチ被動板が反ってしまう。
したがって、クラッチ被動板を乾式クラッチのクツショ
ンスプリングにリベット化めする際に、リベット穴の位
置がずれたり、乾式クラッチに取りトtけて使用する際
にクラッチフェーシング部材の一部分にだけフライホイ
ールがあたり、クラッチフェーシング部材が偏輌耗する
という不都合があった。
ンスプリングにリベット化めする際に、リベット穴の位
置がずれたり、乾式クラッチに取りトtけて使用する際
にクラッチフェーシング部材の一部分にだけフライホイ
ールがあたり、クラッチフェーシング部材が偏輌耗する
という不都合があった。
また、クラッチ被動板に用いられるバックアップ材はク
ラッチフェーシング部材に比べ比重が高いため、クラッ
チ被動板の重量が大きくなるという不都合があった。す
なわち、クラッチ被動板の慣性が大きくなり、回転させ
るためにエンジンの馬力を高くしなければならなかった
。
ラッチフェーシング部材に比べ比重が高いため、クラッ
チ被動板の重量が大きくなるという不都合があった。す
なわち、クラッチ被動板の慣性が大きくなり、回転させ
るためにエンジンの馬力を高くしなければならなかった
。
そこで、クラッチフェーシング部材の表面に、複数個の
ディンプルを形成し、上記の問題を解決する方法が考え
られたが、高速回転でクラッチを断接する際にディンプ
ルで負圧が発生し、クラッチ切れが悪くなる、という不
都合があった。
ディンプルを形成し、上記の問題を解決する方法が考え
られたが、高速回転でクラッチを断接する際にディンプ
ルで負圧が発生し、クラッチ切れが悪くなる、という不
都合があった。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記の不具合を解消するためになされたもの
で、繊維基材、結合剤、Qb調整剤などよりなるクラッ
チフェーシング部材(3)にバックアップ材(2)を重
ね熱圧成形してクラッチ被動板(1)を形成し、クラッ
チ被動板(1)表面に少なくとも一端が外周又は内周に
到達する溝(5)を形成し、更に溝(5)上に溝(5)
巾より径の大きいディンプル(4)を形成したことを特
徴とする。
で、繊維基材、結合剤、Qb調整剤などよりなるクラッ
チフェーシング部材(3)にバックアップ材(2)を重
ね熱圧成形してクラッチ被動板(1)を形成し、クラッ
チ被動板(1)表面に少なくとも一端が外周又は内周に
到達する溝(5)を形成し、更に溝(5)上に溝(5)
巾より径の大きいディンプル(4)を形成したことを特
徴とする。
詳述するに、本発明のバックアップ材トハ、金属板、金
属ワイヤ、織布等よりリング状の板に形成されたもので
あり、特にアルミニウム、ジュラルミン、マグネシウム
笠の比重が5以下の軽金属板をリング状に形成したもの
が望ましく、フェーシング部材(3)との接合面となる
表面はフェノール系またはニトリルフェノール系等の接
着剤が塗布される関係上、ショツトブラストやパフ研磨
、化学研磨などにより粗面としたものである。
属ワイヤ、織布等よりリング状の板に形成されたもので
あり、特にアルミニウム、ジュラルミン、マグネシウム
笠の比重が5以下の軽金属板をリング状に形成したもの
が望ましく、フェーシング部材(3)との接合面となる
表面はフェノール系またはニトリルフェノール系等の接
着剤が塗布される関係上、ショツトブラストやパフ研磨
、化学研磨などにより粗面としたものである。
また、本発明で角いられるクラッチフェーシング部材は
、アスベスト、ガラス繊維、アラミド線維、カーボン繊
維、セラミック繊維、金属線維など一般に摩擦材料に用
いられる繊維基材と、メラミン極脂、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂やNBRlSDRなど
のゴム材等の一般に摩擦材料に用いられる結合剤と、カ
シューダスト、グラファイト、硫酸バリウム、クレー、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、銅粉、亜鉛粉等の
一般に摩擦材料に用いられる摩擦調整剤とを配合するこ
とができる。
、アスベスト、ガラス繊維、アラミド線維、カーボン繊
維、セラミック繊維、金属線維など一般に摩擦材料に用
いられる繊維基材と、メラミン極脂、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂やNBRlSDRなど
のゴム材等の一般に摩擦材料に用いられる結合剤と、カ
シューダスト、グラファイト、硫酸バリウム、クレー、
炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、銅粉、亜鉛粉等の
一般に摩擦材料に用いられる摩擦調整剤とを配合するこ
とができる。
そして、バックアップ材にクラッチフェーシング部材を
載置して一体に熱圧成形するには、成形温度80℃ない
し300℃、面圧力50kg/c1aないし、800k
g/cniの範囲で行うと良い。
載置して一体に熱圧成形するには、成形温度80℃ない
し300℃、面圧力50kg/c1aないし、800k
g/cniの範囲で行うと良い。
熱圧成形を行う場合は、第3図に承すような断面の円筒
突起を有する金型を用いるとディンプルが熱圧成形と同
時に成形できて良い。更に、第1図の溝とディンプルを
形成するような円筒突起と筋状の突起を有する金型を用
いるとディンプルと溝が熱圧成形と同時に戒ノVできて
良い。
突起を有する金型を用いるとディンプルが熱圧成形と同
時に成形できて良い。更に、第1図の溝とディンプルを
形成するような円筒突起と筋状の突起を有する金型を用
いるとディンプルと溝が熱圧成形と同時に戒ノVできて
良い。
そうでない場合、熱圧成形した後、ボール盤でディンプ
ルを加工し、形削り盤で溝を加工しても良い。
ルを加工し、形削り盤で溝を加工しても良い。
(作用)
そして本発明は、前記の手段により、クラッチフェーシ
ング部材の表面に複数個のディンプルを形成するため、
バックアップ材とクラッチフェーシング部材の熱膨張係
数の違いにより発生する応力がディンプルの部分で小さ
くなり、その分反りが小さくなる。そして、ディンプル
の体積分クラッチフェーシング部材の材装量が減るので
、クラッチ被動板を軽量fヒでき、バックアップ材にか
かる。クラッチフェーシング部材の慣性モーメントが減
ることからクラッチ被動板のバースト強度が高くなる。
ング部材の表面に複数個のディンプルを形成するため、
バックアップ材とクラッチフェーシング部材の熱膨張係
数の違いにより発生する応力がディンプルの部分で小さ
くなり、その分反りが小さくなる。そして、ディンプル
の体積分クラッチフェーシング部材の材装量が減るので
、クラッチ被動板を軽量fヒでき、バックアップ材にか
かる。クラッチフェーシング部材の慣性モーメントが減
ることからクラッチ被動板のバースト強度が高くなる。
更に、ディンプルが外周又は内周に到達する溝上に形成
されているので、ディンプル内の空気は外気と流通して
いて、ディンプル部での負圧の発生を防ぐことができる
。
されているので、ディンプル内の空気は外気と流通して
いて、ディンプル部での負圧の発生を防ぐことができる
。
(実施例)
以下、本発明のクラッチ被動板の実施例を第1図第2図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第1図は、本発明に係るクラッチ被動板の正面図、第2
図は本発明に係るクラッチ被動板の断面図を示す。実施
例のクラッチ被動板1は、内径130mm、外径200
mm、卑さ3.5 mmのリング形状をしており、アル
ミ合金製のバックアップ材2に繊維基材、結合剤、摩擦
調整剤よりなるクラッチ7工−シング部材3を載置し、
複数個のディンプル4を成形しつつ熱圧成形したもので
ある。そして、このクラッチ被動板は、乾式クラッチの
クツションスプリングの両面にバックアップ材2をディ
スク側に向はリベット止めして使用される。
図は本発明に係るクラッチ被動板の断面図を示す。実施
例のクラッチ被動板1は、内径130mm、外径200
mm、卑さ3.5 mmのリング形状をしており、アル
ミ合金製のバックアップ材2に繊維基材、結合剤、摩擦
調整剤よりなるクラッチ7工−シング部材3を載置し、
複数個のディンプル4を成形しつつ熱圧成形したもので
ある。そして、このクラッチ被動板は、乾式クラッチの
クツションスプリングの両面にバックアップ材2をディ
スク側に向はリベット止めして使用される。
次にこのクラッチ被動板の製造法について第1図、第2
図、第3図を用いて説明する。
図、第3図を用いて説明する。
まず、バックアップ材2を成形する。打ち抜きプレス機
によって1mm厚のアルミJ金板からリング状にバック
アップ材2を打ち抜く。次に、バックアップ材2のクラ
ッチフェーシング部材3と接合する面を研磨加工で粗面
化するとともに、表面をアルカリ脱脂剤によって洗浄す
る。
によって1mm厚のアルミJ金板からリング状にバック
アップ材2を打ち抜く。次に、バックアップ材2のクラ
ッチフェーシング部材3と接合する面を研磨加工で粗面
化するとともに、表面をアルカリ脱脂剤によって洗浄す
る。
つづいてその表面にフェノール極脂系の接着剤を塗布し
、塗布面が上面に位置するように第3図に示す成形型の
溝に収める。
、塗布面が上面に位置するように第3図に示す成形型の
溝に収める。
しかる後、クラッチフェーシング部材3を形成する。す
なわち、繊維基材であるバルク状のケプラー29 (ア
ラミド繊維、DuPont商品名)10部、ガラス繊維
10部、結合剤であるメラミン樹脂25部、摩損調整剤
であるカシューダスト、炭酸マグネシウム等残部を配合
しヘンシェルを用いて混合する。
なわち、繊維基材であるバルク状のケプラー29 (ア
ラミド繊維、DuPont商品名)10部、ガラス繊維
10部、結合剤であるメラミン樹脂25部、摩損調整剤
であるカシューダスト、炭酸マグネシウム等残部を配合
しヘンシェルを用いて混合する。
しかる後、クラッチフェーシング部材3を上記第3図の
成形型7の溝に収める。これにより、クラッチフェーシ
ング部材3がバックアップ材2の上面に載置される。こ
の状態で、成形型6を型締めし、温度150℃、面圧力
600kg/catの条件で熱圧成形する。
成形型7の溝に収める。これにより、クラッチフェーシ
ング部材3がバックアップ材2の上面に載置される。こ
の状態で、成形型6を型締めし、温度150℃、面圧力
600kg/catの条件で熱圧成形する。
成形型6には第3図に示すような形状の円筒突起8と筋
状の突起9が設けられているため、クラッチフェーシン
グ部材表面に複数個のディンプル4が形成される。
状の突起9が設けられているため、クラッチフェーシン
グ部材表面に複数個のディンプル4が形成される。
その後、クラッチ被動板1を200℃で熱処理を行って
硬化熟成させる。さらに、厚さ3.5mmのクラッチ被
動板1を作るべく、クラッチフェーシング部材3の研磨
を行う。このようにして成形したクラッチ被動板1は反
りの発生が小さく、軽いクラッチ被動板であり、このク
ラッチ被動板を取り付けたクラッチでは、クラッチ切れ
が悪化しなかった。
硬化熟成させる。さらに、厚さ3.5mmのクラッチ被
動板1を作るべく、クラッチフェーシング部材3の研磨
を行う。このようにして成形したクラッチ被動板1は反
りの発生が小さく、軽いクラッチ被動板であり、このク
ラッチ被動板を取り付けたクラッチでは、クラッチ切れ
が悪化しなかった。
(発明の効果)
本発明は、クラッチ被動板の表面に複数個のディンプル
が形成されるので、反りが小さく且4゜ つ軽いクラッチ被動板を得ることができる。さらに、デ
ィンプルが、外周又は内周に到達する溝上に形成されて
いるため、ディンプルに負圧が発生せず、クラッチ切れ
を悪化させることがない。
が形成されるので、反りが小さく且4゜ つ軽いクラッチ被動板を得ることができる。さらに、デ
ィンプルが、外周又は内周に到達する溝上に形成されて
いるため、ディンプルに負圧が発生せず、クラッチ切れ
を悪化させることがない。
第1図はクラッチ被動板の正面図、第2図はクラッチ被
動板の断面図、第3図は、本発明に係るクラッチ被動板
の成形型の部分断面図を示す。 符号の説明 1・・・クラッチ被動板 2・・・バックアップ材3
・・・クラッチフェーシング部材
動板の断面図、第3図は、本発明に係るクラッチ被動板
の成形型の部分断面図を示す。 符号の説明 1・・・クラッチ被動板 2・・・バックアップ材3
・・・クラッチフェーシング部材
Claims (1)
- 1、繊維基材、結合剤、摩擦調整剤などよりなるクラッ
チフェーシング部材とバックアップ材とを重ね熱圧成形
してなるクラッチ被動板において、該被動板の表面に少
なくとも一端が外周又は内周に到達する溝を形成し、更
に、溝上に溝巾より径の大きいディンプルを形成するこ
とを特徴とするクラッチ被動板。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1193393A JPH0361731A (ja) | 1989-07-26 | 1989-07-26 | クラッチ被動板 |
CA002002057A CA2002057C (en) | 1988-11-22 | 1989-11-02 | Clutch driven plates and method of producing the same |
US07/430,248 US5004089A (en) | 1988-11-22 | 1989-11-02 | Clutch driven plates and method of producing the same |
KR1019890016932A KR920009820B1 (ko) | 1988-11-22 | 1989-11-21 | 클러치 피동판과 그 제조방법 |
DE68912899T DE68912899T2 (de) | 1988-11-22 | 1989-11-21 | Kupplungsscheiben und Verfahren zu ihrer Herstellung. |
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Cited By (3)
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JP2001295859A (ja) * | 2000-04-13 | 2001-10-26 | Aisin Chem Co Ltd | 湿式摩擦部材 |
KR100694957B1 (ko) * | 2005-06-02 | 2007-03-14 | 닛신보세키 가부시키 가이샤 | 마찰재의 제조방법 |
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-
1989
- 1989-07-26 JP JP1193393A patent/JPH0361731A/ja active Pending
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