JPS6145083B2 - - Google Patents
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- JPS6145083B2 JPS6145083B2 JP53071896A JP7189678A JPS6145083B2 JP S6145083 B2 JPS6145083 B2 JP S6145083B2 JP 53071896 A JP53071896 A JP 53071896A JP 7189678 A JP7189678 A JP 7189678A JP S6145083 B2 JPS6145083 B2 JP S6145083B2
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- JP
- Japan
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- clutch
- flywheel
- facing
- friction
- peripheral edge
- Prior art date
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Links
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D69/02—Composition of linings ; Methods of manufacturing
- F16D69/021—Composition of linings ; Methods of manufacturing containing asbestos
- F16D69/022—Composition of linings ; Methods of manufacturing containing asbestos in the form of fibres
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D13/00—Friction clutches
- F16D13/58—Details
- F16D13/60—Clutching elements
- F16D13/64—Clutch-plates; Clutch-lamellae
- F16D2013/642—Clutch-plates; Clutch-lamellae with resilient attachment of frictions rings or linings to their supporting discs or plates for allowing limited axial displacement of these rings or linings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D69/00—Friction linings; Attachment thereof; Selection of coacting friction substances or surfaces
- F16D2069/002—Combination of different friction materials
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、クラツチの切れ度合の良好な摩擦ク
ラツチに関する。
ラツチに関する。
一般に、摩擦クラツチは回転軸上にこれと一体
回転可能に組付けたクラツチデイスクをフライホ
イールとプレツシヤプレート間に配置してなり、
同クラツチデイスクの外周部の両面に取付けた環
状のクラツチフエーシングをフライホイールとプ
レツシヤプレートとにより挾圧しまたこの挾圧を
解除することにより、フライホイールとクラツチ
デイスクとの動力伝達を断続するように構成され
ている。しかしながら、上記摩擦クラツチには、
フライホイールからクラツチデイスクを強制的に
引離す力がなく、このため、クラツチハブと回転
軸との間の摺動抵抗が大きいときには、クラツチ
が切れないといつた不具合が生ずる。近年、これ
に対処すべく例えば第１図に示すうよに、クラツ
チデイスク１０をその自由状態において、フライ
ホイール２０に対してその内周側から外周側に向
つて適当な角度をもたせて、クラツチを解除した
とき、クラツチデイスク１０が自からの有する反
撥力によりフライホイール２０から離間するよう
にした摩擦クラツチが提案されている。しかしな
がら、この摩擦クラツチにおいても、クラツチデ
イスク１０のフライホイール２０側に取付けた環
状のクラツチフエーシング１１がクラツの解除時
その内周縁部１１ａにてフライホイール２０と摺
接してクラツチ切れがわるくなるため、これを解
消すべく内周縁部１１ａに低摩擦係数の別部材を
嵌着したクラツチフエーシングが考えられてい
る。また、クラツチデイスク１０のプレツシヤプ
レート３０側に取付けたクラツチフエーシング１
２においても、その外周縁部１２ａが摩擦熱によ
り歪曲してプレツシヤプレート３０に摺接するお
それがあり、この場合においては、外周縁部１２
ａに上記別部材を嵌着したクラツチフエーシング
を採用することが望ましい。従つて、第１図に示
す摩擦クラツチにおいて、少くともフライホイー
ル２０側に取付けるクラツチフエーシング１１と
してその内周縁部１１ａに低摩擦係数の別部材を
嵌着したクラツチフエーシングを採用すれば、ク
ラツチ解除時のクラツチ切れは良好になる。しか
し、クラツチフエーシングには、動力伝達時にフ
ライホイール２０とプレツシヤプレート３０とか
らなる大きなトルクが付与されかつ摩擦熱が生ず
るため、これらのトルクおよび摩擦熱の影響によ
り、前記別部材が早期にクラツチフエーシングか
ら剥離して離脱する恐れがある。従つて、かかる
摩擦クラツチにおいても、クラツチを解除した状
態において、クラツチフエーシングのフライホイ
ール２０と摺接する部分およびプレツシヤプレー
ト３０と摺接するおそれのある部分に低摩擦係数
の別部材を嵌着して、クラツチフエーシングへの
ひきずりトルクを低減することにより、クラツチ
切れを良好にするという意図した機能が発揮しえ
なくなるといつた不具合がある。
回転可能に組付けたクラツチデイスクをフライホ
イールとプレツシヤプレート間に配置してなり、
同クラツチデイスクの外周部の両面に取付けた環
状のクラツチフエーシングをフライホイールとプ
レツシヤプレートとにより挾圧しまたこの挾圧を
解除することにより、フライホイールとクラツチ
デイスクとの動力伝達を断続するように構成され
ている。しかしながら、上記摩擦クラツチには、
フライホイールからクラツチデイスクを強制的に
引離す力がなく、このため、クラツチハブと回転
軸との間の摺動抵抗が大きいときには、クラツチ
が切れないといつた不具合が生ずる。近年、これ
に対処すべく例えば第１図に示すうよに、クラツ
チデイスク１０をその自由状態において、フライ
ホイール２０に対してその内周側から外周側に向
つて適当な角度をもたせて、クラツチを解除した
とき、クラツチデイスク１０が自からの有する反
撥力によりフライホイール２０から離間するよう
にした摩擦クラツチが提案されている。しかしな
がら、この摩擦クラツチにおいても、クラツチデ
イスク１０のフライホイール２０側に取付けた環
状のクラツチフエーシング１１がクラツの解除時
その内周縁部１１ａにてフライホイール２０と摺
接してクラツチ切れがわるくなるため、これを解
消すべく内周縁部１１ａに低摩擦係数の別部材を
嵌着したクラツチフエーシングが考えられてい
る。また、クラツチデイスク１０のプレツシヤプ
レート３０側に取付けたクラツチフエーシング１
２においても、その外周縁部１２ａが摩擦熱によ
り歪曲してプレツシヤプレート３０に摺接するお
それがあり、この場合においては、外周縁部１２
ａに上記別部材を嵌着したクラツチフエーシング
を採用することが望ましい。従つて、第１図に示
す摩擦クラツチにおいて、少くともフライホイー
ル２０側に取付けるクラツチフエーシング１１と
してその内周縁部１１ａに低摩擦係数の別部材を
嵌着したクラツチフエーシングを採用すれば、ク
ラツチ解除時のクラツチ切れは良好になる。しか
し、クラツチフエーシングには、動力伝達時にフ
ライホイール２０とプレツシヤプレート３０とか
らなる大きなトルクが付与されかつ摩擦熱が生ず
るため、これらのトルクおよび摩擦熱の影響によ
り、前記別部材が早期にクラツチフエーシングか
ら剥離して離脱する恐れがある。従つて、かかる
摩擦クラツチにおいても、クラツチを解除した状
態において、クラツチフエーシングのフライホイ
ール２０と摺接する部分およびプレツシヤプレー
ト３０と摺接するおそれのある部分に低摩擦係数
の別部材を嵌着して、クラツチフエーシングへの
ひきずりトルクを低減することにより、クラツチ
切れを良好にするという意図した機能が発揮しえ
なくなるといつた不具合がある。
本発明は、このような不具合を解消すべくなさ
れたもので、その要旨は、この種摩擦クラツチに
おいて、両クラツチフエーシングを石綿繊維と熱
硬化性樹脂とを主体とする複合素材にて一体的に
圧縮成形して略同一の厚さに構成し、かつフライ
ホイール側に取付けたクラツチフエーシングの内
周縁部における硬度をその他の部分における硬度
に比して高く構成したことにある。
れたもので、その要旨は、この種摩擦クラツチに
おいて、両クラツチフエーシングを石綿繊維と熱
硬化性樹脂とを主体とする複合素材にて一体的に
圧縮成形して略同一の厚さに構成し、かつフライ
ホイール側に取付けたクラツチフエーシングの内
周縁部における硬度をその他の部分における硬度
に比して高く構成したことにある。
ところで、本発明者等は硬度が相違する各種の
クラツチフエーシングについて、それらが受ける
面圧と摩擦係数との関係を検討したところ第２図
に示す結果を得た。第２図に示すグラフにおい
て、一点鎖線Ｌは硬度が低いクラツチフエーシン
グ、実線Ｈは硬度が高いクラツチフエーシングの
それぞれの特性を示しており、また破線Ｍは前記
両者Ｌ，Ｈの略中間的な硬度を有するクラツチフ
エーシングの特性を示している。これらの各グラ
フＬ，Ｍ，Ｈから明らかなように、クラツチフエ
ーシングにおける面圧が高いときには、各クラツ
チフエーシングが有する硬度差がさほど大きな摩
擦係数の差となつて表われないが、面圧が漸次低
くなるにともなつて前記硬度差が大きな摩擦係数
の差となつて表われている。また、第２図に示す
Ｌ，Ｍ，Ｈの特性を有するクラツチフエーシング
を用いて面圧を一定（第２図における面圧Ｐ）に
したときの、クラツチフエーシングの硬度とひき
ずりトルクとの関係は第３図に示すとおりとな
る。従つて、この第３図に示すグラフから、面圧
が低い状態において生ずるひきずりトルクはクラ
ツチフエーシングの硬度に起因するもので、クラ
ツチフエーシングの硬度が高いほどひきずりトル
クは小さいことが理解される。一方、摩擦クラツ
チにおいて、クラツチ解除操作を行なつたにもか
かわらずクラツチが切れない状態、例えばクラツ
チハブとトランスミツシヨンのインプツトシヤフ
トとの間の摺動抵抗が大きく、フライホイールか
らクラツチデイスクが解離し難い状態において
は、クラツチフエーシングとフライホイールとの
摺接面の面圧は低い状態にある。
クラツチフエーシングについて、それらが受ける
面圧と摩擦係数との関係を検討したところ第２図
に示す結果を得た。第２図に示すグラフにおい
て、一点鎖線Ｌは硬度が低いクラツチフエーシン
グ、実線Ｈは硬度が高いクラツチフエーシングの
それぞれの特性を示しており、また破線Ｍは前記
両者Ｌ，Ｈの略中間的な硬度を有するクラツチフ
エーシングの特性を示している。これらの各グラ
フＬ，Ｍ，Ｈから明らかなように、クラツチフエ
ーシングにおける面圧が高いときには、各クラツ
チフエーシングが有する硬度差がさほど大きな摩
擦係数の差となつて表われないが、面圧が漸次低
くなるにともなつて前記硬度差が大きな摩擦係数
の差となつて表われている。また、第２図に示す
Ｌ，Ｍ，Ｈの特性を有するクラツチフエーシング
を用いて面圧を一定（第２図における面圧Ｐ）に
したときの、クラツチフエーシングの硬度とひき
ずりトルクとの関係は第３図に示すとおりとな
る。従つて、この第３図に示すグラフから、面圧
が低い状態において生ずるひきずりトルクはクラ
ツチフエーシングの硬度に起因するもので、クラ
ツチフエーシングの硬度が高いほどひきずりトル
クは小さいことが理解される。一方、摩擦クラツ
チにおいて、クラツチ解除操作を行なつたにもか
かわらずクラツチが切れない状態、例えばクラツ
チハブとトランスミツシヨンのインプツトシヤフ
トとの間の摺動抵抗が大きく、フライホイールか
らクラツチデイスクが解離し難い状態において
は、クラツチフエーシングとフライホイールとの
摺接面の面圧は低い状態にある。
以上のことから、本発明に係る摩擦クラツチに
採用しているフライホイール側のクラツチフエー
シングにおいては、その内周縁部における硬度が
その他の部分における硬度に比して高いため、ク
ラツチ解除時における内周縁部のひきずりトルク
は小さく、第１図に示すクラツチフエーシング１
１として最適である。
採用しているフライホイール側のクラツチフエー
シングにおいては、その内周縁部における硬度が
その他の部分における硬度に比して高いため、ク
ラツチ解除時における内周縁部のひきずりトルク
は小さく、第１図に示すクラツチフエーシング１
１として最適である。
また内外周縁部における硬度が高いクラツチフ
エーシングは、同図における両クラツチフエーシ
ング１１，１２のいずれにも好適に採用される。
特に後者においては、両クラツチフエーシング１
１，１２のいずれに採用しても本発明の意図する
機能を発揮するから、クラツチデイスク１０のフ
ライホイール２０側またはプレツシヤプレート３
０側に誤つて取付けることによつて、本発明の意
図する機能を発揮しえないといつたおそれは全く
ない。また、本発明の摩擦クラツチに採用してい
るクラツチフエーシングは石綿繊維と熱硬化性樹
脂とを主体とする複合素材を一体的に圧縮成形し
てなるもので、使用中クラツチフエーシングの内
周縁部に嵌着した低摩擦係数の別部材が早期に剥
離してクラツチフエーシングから離脱するという
ことは全くなく、このため、冒頭で詳述した摩擦
クラツチに採用しているクラツチフエーシングに
比較して、その意図する機能を長期間発揮するこ
とができる。なお、かかるクラツチフエーシング
は自動車用摩擦クラツチに限らず、一般の摩擦ク
ラツチに対しても有効に採用される。
エーシングは、同図における両クラツチフエーシ
ング１１，１２のいずれにも好適に採用される。
特に後者においては、両クラツチフエーシング１
１，１２のいずれに採用しても本発明の意図する
機能を発揮するから、クラツチデイスク１０のフ
ライホイール２０側またはプレツシヤプレート３
０側に誤つて取付けることによつて、本発明の意
図する機能を発揮しえないといつたおそれは全く
ない。また、本発明の摩擦クラツチに採用してい
るクラツチフエーシングは石綿繊維と熱硬化性樹
脂とを主体とする複合素材を一体的に圧縮成形し
てなるもので、使用中クラツチフエーシングの内
周縁部に嵌着した低摩擦係数の別部材が早期に剥
離してクラツチフエーシングから離脱するという
ことは全くなく、このため、冒頭で詳述した摩擦
クラツチに採用しているクラツチフエーシングに
比較して、その意図する機能を長期間発揮するこ
とができる。なお、かかるクラツチフエーシング
は自動車用摩擦クラツチに限らず、一般の摩擦ク
ラツチに対しても有効に採用される。
ところで、石綿繊維と熱硬化性樹脂を主体とす
る複合素材を一体的に圧縮成形してなるクラツチ
フエーシングにおいては、熱硬化性樹脂が無数の
石綿繊維の表面に付着しまたはこれらによつて形
成される無数の間隙に介在して石綿繊維を互に固
着硬化させ、併せて熱硬化性樹脂自体が有する硬
さによりクラツチフエーシングに硬度を付与すべ
く作用する。このため、クラツチフエーシングの
硬度は、クラツチフエーシングの単位体積当りの
樹脂量（以下、樹脂密度と称する場合がある）に
支配される。従つて、本発明に係る摩擦クラツチ
に採用するクラツチフエーシングは、その内周縁
部または内外周縁部における単位体積当りの樹脂
量をその他の部分における単位体積当りの樹脂量
より多くなるように形成することによつて得られ
る。具体的には、以下の方法によつて製造するこ
とができる。
る複合素材を一体的に圧縮成形してなるクラツチ
フエーシングにおいては、熱硬化性樹脂が無数の
石綿繊維の表面に付着しまたはこれらによつて形
成される無数の間隙に介在して石綿繊維を互に固
着硬化させ、併せて熱硬化性樹脂自体が有する硬
さによりクラツチフエーシングに硬度を付与すべ
く作用する。このため、クラツチフエーシングの
硬度は、クラツチフエーシングの単位体積当りの
樹脂量（以下、樹脂密度と称する場合がある）に
支配される。従つて、本発明に係る摩擦クラツチ
に採用するクラツチフエーシングは、その内周縁
部または内外周縁部における単位体積当りの樹脂
量をその他の部分における単位体積当りの樹脂量
より多くなるように形成することによつて得られ
る。具体的には、以下の方法によつて製造するこ
とができる。
すなわち、複合素材の主体の一方である石綿繊
維としては、石綿繊維からなる単糸の複数本と針
金とを合撚して形成された石綿紐、石綿繊維のウ
エブをシート上に形成した石綿シート等が使用さ
れ、また複合素材の主体の他方である熱硬化性樹
脂としては、未硬化のフエノール樹脂、メラミン
樹脂等の10〜30％の樹脂溶液が使用される。しか
して、石綿紐においては前記樹脂溶液に浸漬し、
温度80〜110℃にて数分間乾燥した後、30〜100Kg
の巻取荷重を付与して環状に巻取り、これを金型
にて150〜180℃の温度、50〜200Kg/cm2の圧力を付
与して１〜２分間圧縮成形し、さらに金型にて
180〜220℃の温度および５〜10Kg/cm2の圧力を付
与して熱硬化性樹脂を完全に硬化させ、最後に成
形物の表面を研摩する。ところで、このような製
造法の石綿紐を巻取る工程において、巻取り初期
に高い巻取荷重を付与すると、得られる石綿紐の
環状体の内周縁部は石綿紐の密度が高く、従つて
石綿紐に付着する熱硬化性樹脂の密度が高くな
り、この状態が後の製造工程によつても解消され
ることなく保持される。このため、このような製
造法を採用すれば、内周縁部が熱硬化性樹脂の密
度の高い、換言すれば硬度の高いクラツチフエー
シングが得られる。また、石綿紐をその巻取荷重
を一定にして巻取つて得られる石綿紐の環状体の
内周縁部または内外周縁部をその他の部分よりも
高い圧力で圧縮すると、内周縁部または内外周縁
部の内部組織が密になり、この状態はその後の工
程によつて解消されることなく保持される。この
ため、この成形物を均一の厚さに研摩すれば、内
周縁部または内外周縁部の硬度が高いクラツチフ
エーシングが得られる。なお、石綿紐を樹脂溶液
に浸漬する際に、石綿紐の環状体の内周縁部また
は内外周縁部に位置すべき石綿紐の部分を濃厚な
樹脂溶液に浸漬して、当該部分の熱硬化性樹脂の
付着量を予じめ多くしても、内周縁部または内外
周縁部の硬化が高いクラツチフエーシングが得ら
れる。
維としては、石綿繊維からなる単糸の複数本と針
金とを合撚して形成された石綿紐、石綿繊維のウ
エブをシート上に形成した石綿シート等が使用さ
れ、また複合素材の主体の他方である熱硬化性樹
脂としては、未硬化のフエノール樹脂、メラミン
樹脂等の10〜30％の樹脂溶液が使用される。しか
して、石綿紐においては前記樹脂溶液に浸漬し、
温度80〜110℃にて数分間乾燥した後、30〜100Kg
の巻取荷重を付与して環状に巻取り、これを金型
にて150〜180℃の温度、50〜200Kg/cm2の圧力を付
与して１〜２分間圧縮成形し、さらに金型にて
180〜220℃の温度および５〜10Kg/cm2の圧力を付
与して熱硬化性樹脂を完全に硬化させ、最後に成
形物の表面を研摩する。ところで、このような製
造法の石綿紐を巻取る工程において、巻取り初期
に高い巻取荷重を付与すると、得られる石綿紐の
環状体の内周縁部は石綿紐の密度が高く、従つて
石綿紐に付着する熱硬化性樹脂の密度が高くな
り、この状態が後の製造工程によつても解消され
ることなく保持される。このため、このような製
造法を採用すれば、内周縁部が熱硬化性樹脂の密
度の高い、換言すれば硬度の高いクラツチフエー
シングが得られる。また、石綿紐をその巻取荷重
を一定にして巻取つて得られる石綿紐の環状体の
内周縁部または内外周縁部をその他の部分よりも
高い圧力で圧縮すると、内周縁部または内外周縁
部の内部組織が密になり、この状態はその後の工
程によつて解消されることなく保持される。この
ため、この成形物を均一の厚さに研摩すれば、内
周縁部または内外周縁部の硬度が高いクラツチフ
エーシングが得られる。なお、石綿紐を樹脂溶液
に浸漬する際に、石綿紐の環状体の内周縁部また
は内外周縁部に位置すべき石綿紐の部分を濃厚な
樹脂溶液に浸漬して、当該部分の熱硬化性樹脂の
付着量を予じめ多くしても、内周縁部または内外
周縁部の硬化が高いクラツチフエーシングが得ら
れる。
一方、石綿シートを使用する場合においては、
先づ石綿シートを前記樹脂溶液に浸漬し乾燥した
後所望の環状体に裁断するか、または、石綿シー
トを所望の環状体に裁断した後前記樹脂溶液に浸
漬して乾燥する。次いで、ここに得られた環状体
を石綿紐を素材とする場合におけると同様に圧縮
成形、熱硬化および研摩等一連の工程に付せば、
クラツチフエーシングが形成される。ところで、
このような製造法においても、石綿シートの環状
体の内周縁部または内外周縁部における石綿繊維
の量を多くするか、当該周縁部に多量の熱硬化性
樹脂を付与しておけば、当該周縁部がその他の部
分に比して硬度の高いクラツチフエーシングが形
成される。また、圧縮成形工程において、石綿シ
ートの環状体の内周縁部または内外周縁部をその
他の部分よりも高い圧力で圧縮することによつて
も、前記したクラツチフエーシングと同様のクラ
ツチフエーシングが得られることは勿論である。
先づ石綿シートを前記樹脂溶液に浸漬し乾燥した
後所望の環状体に裁断するか、または、石綿シー
トを所望の環状体に裁断した後前記樹脂溶液に浸
漬して乾燥する。次いで、ここに得られた環状体
を石綿紐を素材とする場合におけると同様に圧縮
成形、熱硬化および研摩等一連の工程に付せば、
クラツチフエーシングが形成される。ところで、
このような製造法においても、石綿シートの環状
体の内周縁部または内外周縁部における石綿繊維
の量を多くするか、当該周縁部に多量の熱硬化性
樹脂を付与しておけば、当該周縁部がその他の部
分に比して硬度の高いクラツチフエーシングが形
成される。また、圧縮成形工程において、石綿シ
ートの環状体の内周縁部または内外周縁部をその
他の部分よりも高い圧力で圧縮することによつて
も、前記したクラツチフエーシングと同様のクラ
ツチフエーシングが得られることは勿論である。
以上詳述したように、本発明においては、摩擦
クラツチのクラツチデイスクに取付けられる環状
のクラツチフエーシングを石綿繊維と熱硬化性樹
脂とを主体とする複合素材にて一体的に圧縮成形
して略均一の厚さに構成し、かつフライホイール
側に取付けたクラツチフエーシングの内周縁部に
おける硬度をその他の部分における硬度に比して
高く構成したことにその特徴がある。これによ
り、本発明によれば、低摩擦係数の別部材を嵌着
してなるクラツチフエーシングを採用した摩擦ク
ラツチに比し、クラツチ切れの良好な機能を長期
間保持することができる。また、本発明で採用し
ているクラツチフエーシングは一体成形にて形成
されるものであるから、低摩擦係数の別部材を嵌
着したクラツチフエーシングに比し廉価であり、
本発明の摩擦クラツチは経済的にも極めて有利で
ある。
クラツチのクラツチデイスクに取付けられる環状
のクラツチフエーシングを石綿繊維と熱硬化性樹
脂とを主体とする複合素材にて一体的に圧縮成形
して略均一の厚さに構成し、かつフライホイール
側に取付けたクラツチフエーシングの内周縁部に
おける硬度をその他の部分における硬度に比して
高く構成したことにその特徴がある。これによ
り、本発明によれば、低摩擦係数の別部材を嵌着
してなるクラツチフエーシングを採用した摩擦ク
ラツチに比し、クラツチ切れの良好な機能を長期
間保持することができる。また、本発明で採用し
ているクラツチフエーシングは一体成形にて形成
されるものであるから、低摩擦係数の別部材を嵌
着したクラツチフエーシングに比し廉価であり、
本発明の摩擦クラツチは経済的にも極めて有利で
ある。
以下、本発明の摩擦クラツチに採用するクラツ
チフエーシングの製造例を示す。
チフエーシングの製造例を示す。
実施例 １
石綿繊維の単糸３本と針金１本とを合撚してな
る石綿紐を、フエノール樹脂の25wt％樹脂溶液
に５〜６秒間浸漬し80℃にて２〜３分間乾燥した
後、巻取り初期100Kgその後の巻取り時50Kgの荷
重をかけて環状に巻取つた。次いで、この環状体
を金型に入れ160℃にて100Kg/cm2の圧力を付与し
２分間圧縮成形し、さらに金型に入れて200℃に
て８Kg/cm2の圧力を付与してフエノール樹脂を完
全に熱硬化させた。最後にこの環状体の両面を研
摩して、約３〜５mmの均一な厚みを有するクラツ
チフエーシングを得た。このようにして得られた
クラツチフエーシングの特性は、内周縁部では第
２図の実線Ｈのごとくなり、その他の部分では第
２図の一点鎖線Ｌのごとくなる。従つて第１図示
のクラツチデイスクに採用すればクラツチ切れ度
合は良好となる。
る石綿紐を、フエノール樹脂の25wt％樹脂溶液
に５〜６秒間浸漬し80℃にて２〜３分間乾燥した
後、巻取り初期100Kgその後の巻取り時50Kgの荷
重をかけて環状に巻取つた。次いで、この環状体
を金型に入れ160℃にて100Kg/cm2の圧力を付与し
２分間圧縮成形し、さらに金型に入れて200℃に
て８Kg/cm2の圧力を付与してフエノール樹脂を完
全に熱硬化させた。最後にこの環状体の両面を研
摩して、約３〜５mmの均一な厚みを有するクラツ
チフエーシングを得た。このようにして得られた
クラツチフエーシングの特性は、内周縁部では第
２図の実線Ｈのごとくなり、その他の部分では第
２図の一点鎖線Ｌのごとくなる。従つて第１図示
のクラツチデイスクに採用すればクラツチ切れ度
合は良好となる。
実施例 ２
実施例１にてフエノール樹脂を含浸させた石綿
紐を80Kgの荷重をかけて環状に巻取り、得られた
環状体を金型に入れ180℃にて、環状体の内外周
縁部に100Kg/cm2、その他の部分に80Kg/cm2の圧力
を付与して２分間圧縮成形した。次いで、この成
形物を実施例１におけると同様に処理して約15mm
の均一な厚みを有するクラツチフエーシングを得
た。このようにして得られたクラツチフエーシン
グの特性は、内外周縁部では第２図の実線Ｈのご
とくなり、その他の部分では第２図の一点鎖線Ｌ
のごとくなる。従つて、第１図示のクラツチデイ
スクに採用すれば、プレツシヤプレート側のクラ
ツチフエーシングの外周縁部が摩擦熱により歪曲
してプレツシヤプレートに摺接するような場合で
もクラツチ切れ度合は良好となる。
紐を80Kgの荷重をかけて環状に巻取り、得られた
環状体を金型に入れ180℃にて、環状体の内外周
縁部に100Kg/cm2、その他の部分に80Kg/cm2の圧力
を付与して２分間圧縮成形した。次いで、この成
形物を実施例１におけると同様に処理して約15mm
の均一な厚みを有するクラツチフエーシングを得
た。このようにして得られたクラツチフエーシン
グの特性は、内外周縁部では第２図の実線Ｈのご
とくなり、その他の部分では第２図の一点鎖線Ｌ
のごとくなる。従つて、第１図示のクラツチデイ
スクに採用すれば、プレツシヤプレート側のクラ
ツチフエーシングの外周縁部が摩擦熱により歪曲
してプレツシヤプレートに摺接するような場合で
もクラツチ切れ度合は良好となる。
第１図は、本発明が適用対象とする摩擦クラツ
チの一例を示す概略的な縦断側面図、第２図は、
硬度が相違する各種のクラツチフエーシングにお
ける面圧と摩擦係数の関係を示すグラフ、第３図
は前記各クラツチフエーシングの低面圧（第２図
示Ｐ点）における硬度とひきずりトルクの関係を
示すグラフである。 符号の説明、１０……クラツチデイスク、１
１，１２……クラツチフエーシング、１１ａ……
クラツチフエーシングの内周縁部、１２ａ……ク
ラツチフエーシングの外周縁部、２０……フライ
ホイール、３０……プレツシヤプレート。
チの一例を示す概略的な縦断側面図、第２図は、
硬度が相違する各種のクラツチフエーシングにお
ける面圧と摩擦係数の関係を示すグラフ、第３図
は前記各クラツチフエーシングの低面圧（第２図
示Ｐ点）における硬度とひきずりトルクの関係を
示すグラフである。 符号の説明、１０……クラツチデイスク、１
１，１２……クラツチフエーシング、１１ａ……
クラツチフエーシングの内周縁部、１２ａ……ク
ラツチフエーシングの外周縁部、２０……フライ
ホイール、３０……プレツシヤプレート。
Claims (1)
- １ フライホイールとプレツシヤプレートとによ
り挾圧される環状のクラツチフエーシングをその
外周部の両面に取付けたクラツチデイスクを回転
軸上にこれと一体回転可能に組付けて前記フライ
ホイールとプレツシヤプレート間に配置してな
り、クラツチ解除の初期において前記クラツチデ
イスクの前記フライホイール側に取付けたクラツ
チフエーシングの内周縁部が前記フライホイール
に摺接している摩擦クラツチにおいて、前記両ク
ラツチフエーシングを石綿繊維と熱硬化性樹脂と
を主体とする複合素材にて一体的に圧縮成形して
略均一の厚さに構成し、かつ前記フライホイール
側に取付けたクラツチフエーシングの内周縁部に
おける硬度をその他の部分における硬度に比して
高く構成したことを特徴とする摩擦クラツチ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7189678A JPS54163259A (en) | 1978-06-14 | 1978-06-14 | Clutch facing |
| US06/047,639 US4305494A (en) | 1978-06-14 | 1979-06-11 | Clutch disc assembly |
| AU47951/79A AU518314B2 (en) | 1978-06-14 | 1979-06-11 | Clutch disc assembly |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7189678A JPS54163259A (en) | 1978-06-14 | 1978-06-14 | Clutch facing |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8988483A Division JPS58217524A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 摩擦板の製造方法 |
| JP8988583A Division JPS58217525A (ja) | 1983-05-20 | 1983-05-20 | 摩擦板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54163259A JPS54163259A (en) | 1979-12-25 |
| JPS6145083B2 true JPS6145083B2 (ja) | 1986-10-06 |
Family
ID=13473744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7189678A Granted JPS54163259A (en) | 1978-06-14 | 1978-06-14 | Clutch facing |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4305494A (ja) |
| JP (1) | JPS54163259A (ja) |
| AU (1) | AU518314B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5740124A (en) * | 1980-08-25 | 1982-03-05 | Akebono Brake Ind Co Ltd | Method of manufacturing clutch lining |
| JPS5776329A (en) * | 1980-10-29 | 1982-05-13 | Aisin Chem Co Ltd | Dry clutch facing |
| JPS5776330A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-13 | Aisin Chem Co Ltd | Manufacturing method of dry-type clutch facing |
| JPH0218357Y2 (ja) * | 1981-01-28 | 1990-05-23 | ||
| JPS57140920A (en) * | 1981-02-21 | 1982-08-31 | Aisin Warner Ltd | Fluid type frictionally engaging device |
| JPS586013U (ja) * | 1981-07-07 | 1983-01-14 | 株式会社大金製作所 | クラツチデイスク |
| JPS61294221A (ja) * | 1985-06-19 | 1986-12-25 | Daikin Mfg Co Ltd | クラツチデイスク |
| JPS62130225U (ja) * | 1986-02-07 | 1987-08-17 | ||
| JP3214208B2 (ja) * | 1993-04-13 | 2001-10-02 | トヨタ自動車株式会社 | 湿式クラッチ |
| DE4411641A1 (de) * | 1994-04-02 | 1995-10-05 | Krebsoege Gmbh Sintermetall | Kupplung |
| JPH0861386A (ja) * | 1994-08-18 | 1996-03-08 | Nsk Warner Kk | 湿式多板摩擦クラッチ及びその製造方法 |
| FR2724999B1 (fr) * | 1994-09-28 | 1997-01-10 | Valeo | Embrayage a glissement controle, notamment pour vehicule automobile |
| DE19701292C1 (de) * | 1997-01-16 | 1998-09-17 | Mannesmann Sachs Ag | Kupplungsscheibe mit unterschiedlichen Reibwerten |
| US6524681B1 (en) | 1997-04-08 | 2003-02-25 | 3M Innovative Properties Company | Patterned surface friction materials, clutch plate members and methods of making and using same |
| DE112012000999A5 (de) * | 2011-02-25 | 2014-01-16 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Trockene Doppelkupplung |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4321684Y1 (ja) * | 1964-12-29 | 1968-09-12 | ||
| JPS4531950Y1 (ja) * | 1968-06-12 | 1970-12-07 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US2135126A (en) * | 1934-10-24 | 1938-11-01 | Russell Mfg Co | Friction clutch |
| US3221853A (en) * | 1962-08-29 | 1965-12-07 | Raybestos Manhattan Inc | Friction devices |
| US4202432A (en) * | 1977-12-12 | 1980-05-13 | Komori Seisakusho Co., Ltd. | Clutch disk for use in automobile |
-
1978
- 1978-06-14 JP JP7189678A patent/JPS54163259A/ja active Granted
-
1979
- 1979-06-11 AU AU47951/79A patent/AU518314B2/en not_active Ceased
- 1979-06-11 US US06/047,639 patent/US4305494A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4321684Y1 (ja) * | 1964-12-29 | 1968-09-12 | ||
| JPS4531950Y1 (ja) * | 1968-06-12 | 1970-12-07 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| AU518314B2 (en) | 1981-09-24 |
| AU4795179A (en) | 1980-01-03 |
| US4305494A (en) | 1981-12-15 |
| JPS54163259A (en) | 1979-12-25 |
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