JPH04131255A - トナージェット画像形成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は複写機、プリンター、プロッター、ファクシミ
リ、デイスプレィなどに利用し得るトナージェット画像
形成装置に関する。

［従来の技術］ 従来、アパチャー付き電極に画像信号を印可することに
よりトナー粒子のアパチャー通過を制御して支持体上に
画像を形成する装置が、特開昭５８−４４４５７号公報
、特開昭６２−２４８６６２号公報、特開昭５８−１１
４９７号公報等で提案されている。　また、特開昭２−
１０９０６号公報では、トナーをアパチャー近傍に搬送
する手段として、表面にブラシ状の部材が配置されたト
ナー担持体、いわゆるブラシ担持ローラーと、トナー離
脱部材を用いている。この提案では、ブラシ担持ローラ
ーが回転し、トナー離脱部材に接触すると、担持ローラ
ーのブラシが弾性変形し、さらに回転によってトナー離
脱部材からはなれると、ブラシが弾かれる。この時に、
ブラシに担持されたトナーが、ブラシ担持体から離脱し
、アパチャー近傍にトナーが搬送されるのである。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、前記のようにブラシ担持ローラーを用い
た画像形成装置においては、ブラシ部分とトナーの付着
力が大きく、ブラシ部材からトナー離脱部材によって離
脱するトナーは少量であった。これは、ブラシ担持体と
離脱部材の接触面積が小さいためである。これを改善す
るため、ブラシ担持体の中心部に向かって、深く離脱部
材を設置すると、ブラシ担持体の回転運動に対する抵抗
が高すぎ、離脱部材が変形したり、駆動機構が大型化す
るなどの問題があった。すなわち、従来のブラシ担持体
を用いたトナー供給方法では、アパチャー電極近傍に供
給されるトナーの量が不足し、画像濃度が低下したり、
画像形成時間が遅いなどの問題があった。

本発明は上述した問題点を解決するためになされたもの
であり、アパチャー電極近傍に十分な量のトナーを供給
し、望ましい濃度の画像を、より短時間に形成すること
が可能な、トナージェット画像形成装置を提供すること
にある。

［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために、アパチャーにトナーを供給
する手段として、複数のブラシローラを備えた。

［作用］ 上記の構成を有する本発明のトナージェット画像形成装
置においては、２組のブラシ担持ローラーが回転すると
、トナーが担持されたブラシ部分が互いに接触する。こ
の互いのブラシの摩擦接触によって、互いのブラシに担
持されたトナーが、ブラシから離脱し、アパチャー電極
付近に供給される。この２組のブラシローラーには、１
組のブラシローラーの場合に比較して、多量のトナーが
担持出来る供給できることは自明である。また、ブラシ
部分がその根元まで互いに接触するように、配置できる
ので、ブラシ同志の接触面積が大きい。

このため、従来のブラシ担持体に比較して、多量のトナ
ーをアパチャー電極近傍に供給することが出来る。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を、図面を参照して
説明する。

第１図に於て、トナージェット画像形成装置１９は、記
録部１と、熱定着部２とから構成される。

このトナージェット記録装置１９の側部には、受像紙の
挿入口１７と、取り出し口１８とが、設けられている。

記録部１に於て、前記挿入口１７から入った受像紙Ｐに
、画像などが記録される。そして、熱定着部２に於いて
、この受像紙上の画像などが定着される。更に、受像紙
Ｐは、ガイド１５に従って、取り出し口１８へと送られ
る。

記録部１は、トナー供給ユニット１０と、アパチャー電
極９と、対向電極１２とから構成される。

前記トナー供給ユニット１０は、ケーシング１１と、一
対のブラシローラ３Ａ、３Ｂと、供給ローラー４Ａ、４
Ｂから構成されている。また、ブラシローラー３Ａ、３
Ｂは、互いにブラシ部分が接触するように配置されてい
る。前記ブラシローラ３Ａ、３Ｂは、アースに接続され
ている。また、ケーシング１１の内部には、トナーＴが
貯蔵されている。

前記ブラシローラ３Ａ、３Ｂの上方に、前記アパチャー
電極９が設けら゛れている。アパチャー電極９は第２図
に示すように、絶縁層６のトナー供給ユニット側に基準
電極７、支持体側に制御電極８を有している。また、基
準電極７、絶縁層６、制御電極８を貫くアパチャー５が
多数−列に受像紙の幅分形成されている。基準電極は、
接地されており、制御電極８には、画像情報に応じた制
御信号Ｓが接続されている。

このアパチャー電極９を挟んで、前記ブラシローラ３Ａ
、３Ｂの反対側に、このアパチャー電極９とある空隙を
持って前記対向電極１２が設けられる。この空隙を、挿
入口１７から入って、ガイド１５と一対の補助ローラ１
６とを経由して送られた受像紙Ｐが通過する。この対向
電極１２は、電源Ｅに接続されている。この電源Ｅによ
って、前記アパチャー電極９のアパチャー５の内部には
電界が生じている。

熱定着部２は、熱源を持ったヒートローラ１３と、プレ
スローラ１４とから構成される。モーして、このヒート
ローラ１３と、プレスローラ１４とは、受像紙Ｐがこの
間を通過できるように、配置される。

次に同図を用いて、本発明のトナージェット画像形成装
置１９の動作を説明する。

挿入口１７から挿入された受像紙Ｐは、記録部１へ搬送
される。トナー供給ユニット１０の内部では、供給ロー
ラ４Ａ、４Ｂの回転によって、トナーＴが、ブラシロー
ラ３Ａ、３Ｂに供給される。

このときトナーＴは、供給ローラ４Ａ、４Ｂ、及び、ブ
ラシローラ３Ａ、３Ｂと接触し摩擦して、そして、プラ
ス（＋）に帯電する。プラス（＋）に帯電したトナーＴ
は、ブラシローラ３Ａ、３Ｂに担持される。トナーを担
持したブラシは、ブラシローラー３Ａ、３Ｂの回転によ
って、アパチャー９の直下まで搬送される。ここで、ブ
ラシローラー３Ａ、３Ｂは互いのブラシ部分が接触し、
変形する。さらにブラシローラーが回転すると、トナー
を担持した２組のブラシ担持ローラーが互いに離れる。

そして、前記変形したブラシが、弾性によってもとの状
態に戻ろうとする。このブラシの挙動によって、担持さ
れていたトナーがブラシから離脱し、跳ね上がる。この
結果、トナーＴが、トナークラウドＣになって、アパチ
ャー電極９の下方に供給される。

プラス（＋）に帯電したトナーＴのクラウドは、制御信
号Ｓからアパチャー電極９の制御電極８に印加される電
圧によって、トナーＴの流れが変調される。例えば、こ
の制御電極に８に、制御信号Ｓからマイナス（＝）電圧
が与えられると、プラス（＋）に帯電したトナーＴは、
開口部８を通過し、また、信号Ｓから電圧が与えられな
いとき、プラス（＋）帯電トナーＴは、開口部８を通過
しない。

次に、対向電極１２に接続されたマイナス（−）電源Ｅ
によって、変調されたプラス（＋）帯電トナーＴは、対
向電極１２の方へ飛翔する。そして、このトナーＴは、
ガイド１５と、一対の補助ローラ１６とに導かれてきた
受像紙Ｐに静電気力によって付着する。

その後、受像紙Ｐが熱定着部２へと搬送される。

そして、前記受像紙Ｐ上の画像が、ヒートローラ１３と
プレスローラ１４とによって圧接、加熱されることによ
り定着される。この定着方法は、−般的な方法であるた
め、詳細な説明は省略する。

そして、最後に、画像形成された受像紙Ｐが、ガイド１
５を経由して、取り出し口１８へと搬送されて、そして
、装置外部へ出力される。

尚、上記実施例においては、２組のブラシローラーの回
転方向を互いに逆回転としたが、同方向に回転させても
よい。この場合は、片側のブラシローラーの回転運動が
、トナーをアパチャー電極近傍へ搬送する方向とは逆行
するが、２組のブラシローラーの接触部分の運動方向が
逆方向であるため、ブラシの弾性変形は上記実施例より
も促進され、多量のトナークラウドが発生する。すなわ
ち、２組のブラシローラーによる本発明の効果が得られ
る。

［発明の効果コ 以上、詳述したことから明らかなように、本発明のトナ
ージェット画像記録装置においては、複数個のブラシ担
持ローラーを備え、かつ、そのブラシ部分が互いに接触
するように設置されているので、多量のトナークラウド
を発生できる。したがって、アパチャー電極の下方に供
給されるトナーが多くなり、受像紙に付着するトナーも
増加し、濃度が十分に高く品質のよい画像が、短時間に
形成できる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明を具体化した実施例を示すも
ので、第１図は本実施例のトナージェット画像形成装置
の構成図、第２図はアパチャー電極の斜視図である。 図中、５はアパチャー、６は絶縁層、７は基準電極、８
は制御電極、９はアパチャー電極、１０はトナー供給ユ
ニット、３Ａ、、３Ｂはブラシローラーである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、アパチャー付き電極に画像信号を印加することによ
   り、トナー粒子のアパチャー通過を制御して、支持体上
   に画像を得るトナージェット画像形成装置において、 前記アパチャーにトナーを供給する手段として、複数の
   ブラシローラを備えたことを特徴とするトナージェット
   画像形成装置。