JPH04131212A - インモールドコート方法 - Google Patents
インモールドコート方法Info
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- JPH04131212A JPH04131212A JP25472690A JP25472690A JPH04131212A JP H04131212 A JPH04131212 A JP H04131212A JP 25472690 A JP25472690 A JP 25472690A JP 25472690 A JP25472690 A JP 25472690A JP H04131212 A JPH04131212 A JP H04131212A
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Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、金型内において成形材料を所定形状に成形し
た後、この金型を開くことなく該金型内で成形品の表面
にコーティングを施すインモールドコート方法に関する
ものである。
た後、この金型を開くことなく該金型内で成形品の表面
にコーティングを施すインモールドコート方法に関する
ものである。
(従来の技術)
合成樹脂を素材とするシートモールデイングコンパウン
ドCSMC)等の成形材料を用いて成形した成形品は、
例えばボンネットやトランクリッドなど自動車の外板部
材等に適用した場合、従来の鋼板製のものに比べて車体
の軽量化を図ることができる。
ドCSMC)等の成形材料を用いて成形した成形品は、
例えばボンネットやトランクリッドなど自動車の外板部
材等に適用した場合、従来の鋼板製のものに比べて車体
の軽量化を図ることができる。
しかしながら、上記成形品を最終製品に仕上げるために
該成形品の表面にコーティングを施す際、成形品の表面
および表面近傍に存在する気泡内のエアが、コーティン
グの乾燥工程で塗膜を破って塗膜表面から外部に放出さ
れるため、通常のコーティング方法では塗膜にピンホー
ルが生じ、良好な表面品質を得ることができないという
問題がある。
該成形品の表面にコーティングを施す際、成形品の表面
および表面近傍に存在する気泡内のエアが、コーティン
グの乾燥工程で塗膜を破って塗膜表面から外部に放出さ
れるため、通常のコーティング方法では塗膜にピンホー
ルが生じ、良好な表面品質を得ることができないという
問題がある。
これに対し7、従来、例えば特開昭61−273921
号公報に開示さねているような・インモールトコ−・〜
上方法の採用により上記問題解決を図る1友がなされて
いる。すなわち、このインモ〜・ルドニ1−ト力法は、
成形材料を金型内1ζ配I7て型締めする。:: 、!
。
号公報に開示さねているような・インモールトコ−・〜
上方法の採用により上記問題解決を図る1友がなされて
いる。すなわち、このインモ〜・ルドニ1−ト力法は、
成形材料を金型内1ζ配I7て型締めする。:: 、!
。
により該成形材料を所定形状に成形し5た後、この型締
め状態にある金型内に塗料を注入することIJより上記
成形により形成された成形品の表面に゛J−ティングを
施すようにLまたものであって、これにより、成形品の
表面および表面近傍の気泡内11、塗料を充填して塗膜
上のビニ/ホール発生を防止ζることが司1能となる。
め状態にある金型内に塗料を注入することIJより上記
成形により形成された成形品の表面に゛J−ティングを
施すようにLまたものであって、これにより、成形品の
表面および表面近傍の気泡内11、塗料を充填して塗膜
上のビニ/ホール発生を防止ζることが司1能となる。
(発明が解決しようとする課題)
このようなインモールド:トート方法においでは、成形
の際には、成形材料を金型内の隅々まで”充填させる必
要から型締め圧力を所定圧P1までJJさせるー・方、
コーティング時には、金ν内に塗料を注入する必要から
型締め圧力を所定圧P7..(Pz <pl )まで低
下させるようになっているが、Jのとき型締め圧力が急
激に低下夕Z)ため、成形品(,7成形材料の密度が均
・・で!よい部分が発生1.やずくなる。ぞ【、5で1
.:のように材料密度が本均−許、5′ム:ると、成形
品の表面が波打ち現象IJより平滑でなくなり、また、
金型内に注入さイまた塗料か成形品に対して均一に二′
l−トされず、その結果、表面品質に優れたイン・1〜
ルドコ一ト製品苓得ることが7・・きなくなる。
の際には、成形材料を金型内の隅々まで”充填させる必
要から型締め圧力を所定圧P1までJJさせるー・方、
コーティング時には、金ν内に塗料を注入する必要から
型締め圧力を所定圧P7..(Pz <pl )まで低
下させるようになっているが、Jのとき型締め圧力が急
激に低下夕Z)ため、成形品(,7成形材料の密度が均
・・で!よい部分が発生1.やずくなる。ぞ【、5で1
.:のように材料密度が本均−許、5′ム:ると、成形
品の表面が波打ち現象IJより平滑でなくなり、また、
金型内に注入さイまた塗料か成形品に対して均一に二′
l−トされず、その結果、表面品質に優れたイン・1〜
ルドコ一ト製品苓得ることが7・・きなくなる。
本発明は、このよ・)へ事情に艦み゛こなされたもので
あフて、表面品質)1.優れたインモールドコート製品
を得ることのできるインモールド] −1・方法を提供
することを目的とτるものである。
あフて、表面品質)1.優れたインモールドコート製品
を得ることのできるインモールド] −1・方法を提供
することを目的とτるものである。
(課題を解決するための]−段)
本発明に係るインモールドコート・方法は、型締め圧力
をPlからP2C:“低下させる途中′C該型締め圧力
を所定時間所定1111、gP3 (112り′P
3 < Pl )に保持する。二と、および、(の場合
におけるPlからP3への低下タイミングを上人するこ
とにより、上記目的達成を図、るよっにしたものである
。
をPlからP2C:“低下させる途中′C該型締め圧力
を所定時間所定1111、gP3 (112り′P
3 < Pl )に保持する。二と、および、(の場合
におけるPlからP3への低下タイミングを上人するこ
とにより、上記目的達成を図、るよっにしたものである
。
すなわち、成形材料を金型内に配【、て型締めj7、こ
の型締め圧力をMI定圧■肖まで上昇させるご2I。
の型締め圧力をMI定圧■肖まで上昇させるご2I。
により該成形材料を所定形状に成形し、た後、111記
型締め圧力を所定圧P2 (Pl<’P、)まで低−ト
させ、この状態で前記金型内に塗料をd人することによ
り前記成形により形成された成形品のA、・面にコーテ
ィングを施すインモールトコ−上方法1;′おいて、 前記型締め圧力をP、からPlに低下させる途中で該型
締め圧力を所定時間所定圧P3(Pl<P3 <Pl
)に保持するようにし、かつ、予め前記成形と同一条件
で模擬成形を行い、その際前記金型内の複数箇所で成形
材料の圧力検出を行い、これら複数箇所のうち前記模擬
成形後の圧力低下が最も早く起こった箇所の検出結果を
基準として、前記型締め圧力をP、からP3に低下させ
るタイミングの設定を行うようにしたことを特徴とする
ものである。
型締め圧力を所定圧P2 (Pl<’P、)まで低−ト
させ、この状態で前記金型内に塗料をd人することによ
り前記成形により形成された成形品のA、・面にコーテ
ィングを施すインモールトコ−上方法1;′おいて、 前記型締め圧力をP、からPlに低下させる途中で該型
締め圧力を所定時間所定圧P3(Pl<P3 <Pl
)に保持するようにし、かつ、予め前記成形と同一条件
で模擬成形を行い、その際前記金型内の複数箇所で成形
材料の圧力検出を行い、これら複数箇所のうち前記模擬
成形後の圧力低下が最も早く起こった箇所の検出結果を
基準として、前記型締め圧力をP、からP3に低下させ
るタイミングの設定を行うようにしたことを特徴とする
ものである。
(発明の作用および効果)
上記構成に示すように、型締め圧力をPlからPlに低
下させる途中で該型締め圧力を所定時間所定圧P3
(Pl <P3 <PI )に保持するようにtつでい
るので、型締め圧力の急激な低トが防」[され、これに
より成形品の材料重度の不均一化が抑制される。したか
って、成形品の表面の波(Jぢ現9や塗料の不拘〜・・
ニトート現象が発生号゛ろのを防11−#ることができ
る。また、このようi:plより低い1)3で型締め圧
力を保持することにより、成形品の各部位に作用する圧
力のバラン。iをPlでの型締め圧力保持の場合に比し
、て小さくすることがτ′き、この点でも成形品の材料
密度の不均一化を抑制することができる。
下させる途中で該型締め圧力を所定時間所定圧P3
(Pl <P3 <PI )に保持するようにtつでい
るので、型締め圧力の急激な低トが防」[され、これに
より成形品の材料重度の不均一化が抑制される。したか
って、成形品の表面の波(Jぢ現9や塗料の不拘〜・・
ニトート現象が発生号゛ろのを防11−#ることができ
る。また、このようi:plより低い1)3で型締め圧
力を保持することにより、成形品の各部位に作用する圧
力のバラン。iをPlでの型締め圧力保持の場合に比し
、て小さくすることがτ′き、この点でも成形品の材料
密度の不均一化を抑制することができる。
さらに、J、記構成に示すように実際に行われる成形と
同一条件で模擬成形を行い、その際金型内の複数箇所で
成形材料の圧力検出を行い、これら複数箇所のうち模擬
成形後の圧力低Fが最も早く起こった箇所の検出結果を
基準とし−cS型締め圧力をPlからP3に低下さぜる
タイミングが設定されるよ、うになっ“Cいるので、成
形後の硬化収縮が始まるタイミングが成形品の各部位に
おいて区々であっ°Cも、いずれかの部位で硬化収縮が
始まる前に型締め圧力を低下させることができる。この
ため、高い型締め圧力Plの下で部分的に硬化収縮が始
まってしまい、その部分の表面に波打ち現象が発生して
しまうといった事態を未然に防止することができる。
同一条件で模擬成形を行い、その際金型内の複数箇所で
成形材料の圧力検出を行い、これら複数箇所のうち模擬
成形後の圧力低Fが最も早く起こった箇所の検出結果を
基準とし−cS型締め圧力をPlからP3に低下さぜる
タイミングが設定されるよ、うになっ“Cいるので、成
形後の硬化収縮が始まるタイミングが成形品の各部位に
おいて区々であっ°Cも、いずれかの部位で硬化収縮が
始まる前に型締め圧力を低下させることができる。この
ため、高い型締め圧力Plの下で部分的に硬化収縮が始
まってしまい、その部分の表面に波打ち現象が発生して
しまうといった事態を未然に防止することができる。
したが□って、本発明によれば、表面品質に優れたイン
モールドコート製品を得ることができる。
モールドコート製品を得ることができる。
(実 施 例)
以下添付図面を参照しながら本発明の実施例について詳
述する。
述する。
第1図は、本発明に係るインモールドコート方法の一実
施例を示す特性曲線図であって、同図(a>は、型締め
圧力制御特性曲線図、同図(b)は、該型締め圧力制御
特性曲線を得るために行われる模擬成形における型締め
圧力制御特性曲線およびこれによって検出される材料圧
力経時変化曲線の例を示す図である。また、第2図は、
本実施例に係るインモールドコート方法の実施に使用さ
れるインモールドコート装置を示す断面図である。
施例を示す特性曲線図であって、同図(a>は、型締め
圧力制御特性曲線図、同図(b)は、該型締め圧力制御
特性曲線を得るために行われる模擬成形における型締め
圧力制御特性曲線およびこれによって検出される材料圧
力経時変化曲線の例を示す図である。また、第2図は、
本実施例に係るインモールドコート方法の実施に使用さ
れるインモールドコート装置を示す断面図である。
本実施例に係るインモールドコート方法の工程の概要を
示すと以下のとおりである。
示すと以下のとおりである。
すなわち、第2図に示すように、成形材料たるSMC(
本実施例においては不飽和ポリエステル樹脂およびガラ
ス繊維からなるシート状のコンパウンド)2を、下型(
固定型)■OAおよび上型(可動型)10Bからなる金
型10の上下両型10A10B間に配した後、上型駆動
部12を駆動して型締めを行う。この型締め圧力は、圧
力制御部14を介して制御ユニット1Bによって制御さ
れる。
本実施例においては不飽和ポリエステル樹脂およびガラ
ス繊維からなるシート状のコンパウンド)2を、下型(
固定型)■OAおよび上型(可動型)10Bからなる金
型10の上下両型10A10B間に配した後、上型駆動
部12を駆動して型締めを行う。この型締め圧力は、圧
力制御部14を介して制御ユニット1Bによって制御さ
れる。
第1図(a)に示すように、型締め圧力は、これを所定
圧PL (例えば70Kgf /ctir> まで上
昇させ、これによりSMCを金型lO内(キャビティ)
の隅々まで充填させて所定形状に成形した後、所定圧P
5、例えば35KIf’ /cm)まで低下させて所定
時間(例えば20秒)保持し、その後、所定圧P2(例
えば20Kgr/cd)までさらに低下させ、この状態
で上型10Bに設けられた塗料吐出ユニット18のノズ
ル20から金型lO内にインモールドコート用の塗料(
熱硬化塗料)4を高圧で注入する。その後、型締め圧力
を再び所定圧P、(P、−P、)まで上昇させて塗料4
を上記成形により形成されたSMC成形品2′の表面全
体に押し拡げた後、所定圧Ps (P5−P3 )ま
で低下させて所定時間保持する。これにより、インモー
ルドコート製品が完成し、このインモールドコート製品
は、金型10の型開きの後、取り出される。
圧PL (例えば70Kgf /ctir> まで上
昇させ、これによりSMCを金型lO内(キャビティ)
の隅々まで充填させて所定形状に成形した後、所定圧P
5、例えば35KIf’ /cm)まで低下させて所定
時間(例えば20秒)保持し、その後、所定圧P2(例
えば20Kgr/cd)までさらに低下させ、この状態
で上型10Bに設けられた塗料吐出ユニット18のノズ
ル20から金型lO内にインモールドコート用の塗料(
熱硬化塗料)4を高圧で注入する。その後、型締め圧力
を再び所定圧P、(P、−P、)まで上昇させて塗料4
を上記成形により形成されたSMC成形品2′の表面全
体に押し拡げた後、所定圧Ps (P5−P3 )ま
で低下させて所定時間保持する。これにより、インモー
ルドコート製品が完成し、このインモールドコート製品
は、金型10の型開きの後、取り出される。
上記工程において、塗料4の注入タイミング注入量は、
塗料送出装置22および塗料吐出ユニット18を介して
制御ユニット16によって制御される。
塗料送出装置22および塗料吐出ユニット18を介して
制御ユニット16によって制御される。
また、この制御ユニット16には、下型10Aおよび上
型10B間の変位を検出する変位センサ24からの変位
信号と、第3図に示すように、下型10Aのキャビティ
形成面に臨むようにして下型10Aに設けられた5つの
圧力センサ28a 、 2[ib 、 28c 、 2
8d 。
型10B間の変位を検出する変位センサ24からの変位
信号と、第3図に示すように、下型10Aのキャビティ
形成面に臨むようにして下型10Aに設けられた5つの
圧力センサ28a 、 2[ib 、 28c 、 2
8d 。
26eからの圧力信号とが入力される。
上記工程において、型締め圧力を成形のための所定圧P
lから塗料注入のための所定圧P2まで一気に低下させ
ずに、途中で所定圧P3(P2<P3<Pi )に所定
時間保持するようにしたのは、型締め圧力の急激な低下
によるSMC成形品2′の材料密度の不均一化を抑制す
るためである。
lから塗料注入のための所定圧P2まで一気に低下させ
ずに、途中で所定圧P3(P2<P3<Pi )に所定
時間保持するようにしたのは、型締め圧力の急激な低下
によるSMC成形品2′の材料密度の不均一化を抑制す
るためである。
上記型締め圧力をPlからP3に低下させるタイミング
は、金型10内のSMC成形品2′が成形後の硬化収縮
を始める前に行うことが、SMC成形品2′の表面に波
打ち現象が発生するのを未然に防止する上から肝要であ
る。一方、このタイミングを不用意に早くすると、成形
時SMCが全型内全域に充填されない等の不都合を生じ
る。
は、金型10内のSMC成形品2′が成形後の硬化収縮
を始める前に行うことが、SMC成形品2′の表面に波
打ち現象が発生するのを未然に防止する上から肝要であ
る。一方、このタイミングを不用意に早くすると、成形
時SMCが全型内全域に充填されない等の不都合を生じ
る。
このため、本実施例においては、上記タイミングの設定
を、模擬成形から得られる結果に基づいて設定するよう
になっている。
を、模擬成形から得られる結果に基づいて設定するよう
になっている。
この模擬成形は、実際の成形と同一条件で行い、その際
、下型IQAに設けられた5つの圧力センサ26a 、
28b 、 28c 、 28d 、 26eにより
、キャビティ形成面の中央および四隅の5箇所でSMC
成形品2′の材料圧力を検出する。第1図(b)におい
て実線で示すように、上記模擬成形における型締め圧力
は、実際の成形と同様に所定圧P1まで上昇せしめられ
た後、このPlのままずっと保持される。その際、上記
各圧力センサ26a〜2[ieのうちの1つにより検出
される材1圧力の経時変化曲線を示lと、同図において
破線で示すようになる。
、下型IQAに設けられた5つの圧力センサ26a 、
28b 、 28c 、 28d 、 26eにより
、キャビティ形成面の中央および四隅の5箇所でSMC
成形品2′の材料圧力を検出する。第1図(b)におい
て実線で示すように、上記模擬成形における型締め圧力
は、実際の成形と同様に所定圧P1まで上昇せしめられ
た後、このPlのままずっと保持される。その際、上記
各圧力センサ26a〜2[ieのうちの1つにより検出
される材1圧力の経時変化曲線を示lと、同図において
破線で示すようになる。
図示のように、材料圧力は、型締め圧力が零からPlま
で上昇すると、これに伴フて上昇し、IIXと略同じ圧
力でしばらく推移するが、その後、SMC成形品2′が
硬化収縮するため、その材料圧力は急激に低−ドする。
で上昇すると、これに伴フて上昇し、IIXと略同じ圧
力でしばらく推移するが、その後、SMC成形品2′が
硬化収縮するため、その材料圧力は急激に低−ドする。
このような材料圧力の急激な低下が起こるタイミングは
、SMC成形品2′の各部位においC区々であるが、本
実施例+;:′おいては、5つの圧力センサ2Ga〜2
8e l::Jり各部位の圧力低下が検出されるので、
これらのうち鮫もqく圧力低下が起こったタイミングを
基準としで、実際の成形におけるPiからP、への型締
め圧力低下タイミングを設定する。具体的には、材料R
;力低下が最も早く起こったタイミングより僅かζ、′
。
、SMC成形品2′の各部位においC区々であるが、本
実施例+;:′おいては、5つの圧力センサ2Ga〜2
8e l::Jり各部位の圧力低下が検出されるので、
これらのうち鮫もqく圧力低下が起こったタイミングを
基準としで、実際の成形におけるPiからP、への型締
め圧力低下タイミングを設定する。具体的には、材料R
;力低下が最も早く起こったタイミングより僅かζ、′
。
早いタイミングで型締め圧力を低下させるようJ6′6
する。
する。
型締め圧力低下タイミングをこのように設定ν゛ること
が好ましい理由を、次のような実験例に基づいて説明す
る。
が好ましい理由を、次のような実験例に基づいて説明す
る。
α)模擬成形
まず、実際の成形と同様に型締め圧力をPl−70hシ
f/ciに上昇させてこのlJlに保持し1、続ける模
擬成形を行い、このとき5つの圧ツノセン!2Ba・〜
26eにより、材料圧力低重タイミングを、SMC,成
形品2′の中央および四隅の5箇所において検出する。
f/ciに上昇させてこのlJlに保持し1、続ける模
擬成形を行い、このとき5つの圧ツノセン!2Ba・〜
26eにより、材料圧力低重タイミングを、SMC,成
形品2′の中央および四隅の5箇所において検出する。
■ 実際の成形および−〕−ティング
型締め圧力をP、 −7Hgf /aAに[昇させにの
Plに11秒間保持した後、型締め圧力をP工からP、
に低)さぜCご゛のP3に20秒間保持17、その後さ
らに型締め圧力をP3から12−0〜59f/csiに
低下させ、この状態で塗料4を注入し、さらに再加圧し
て塗料4を硬化させた。
Plに11秒間保持した後、型締め圧力をP工からP、
に低)さぜCご゛のP3に20秒間保持17、その後さ
らに型締め圧力をP3から12−0〜59f/csiに
低下させ、この状態で塗料4を注入し、さらに再加圧し
て塗料4を硬化させた。
上記P!に保持膚る時間T1は、3秒、5秒。
8秒、10秒、 2O秒825秒の6段階にしτ5成形
を行った。
を行った。
■ 評価項目
上記実際の成形およびコーティングにより完成したイン
七〜ルドコート製品のコート性および表面性状の合否を
目視で判断し、また。
七〜ルドコート製品のコート性および表面性状の合否を
目視で判断し、また。
■ 評価結果
第1表に評価結果を示す。
上表に示すように模擬成形において最も早い材料圧力低
下タイミングが検出された圧力センサ26Cに対応する
部位の材料圧力低下タイミング(t、−9秒)より遅い
タイミングで型締め圧力を低下させた場合cTエニー0
.20.25秒とした場合)には、SMC成形品2′の
硬化収縮により、インモールドコート製品の表面性状判
定か部分的あるいは全面的に不合格となる。一方、上記
t1−9秒より早いタイミングで型締め圧力を低下させ
た場合であっても、あまりに早すぎる場合(Tl−3秒
とした場合)には、所定圧P、に保持される時間が短す
ぎるため、成形時の重合反応が十分になされず、表面性
状判定が不合格となる。T1−5秒、8秒ではこのよう
な問題はなく、表面性状判定が合格となる。
下タイミングが検出された圧力センサ26Cに対応する
部位の材料圧力低下タイミング(t、−9秒)より遅い
タイミングで型締め圧力を低下させた場合cTエニー0
.20.25秒とした場合)には、SMC成形品2′の
硬化収縮により、インモールドコート製品の表面性状判
定か部分的あるいは全面的に不合格となる。一方、上記
t1−9秒より早いタイミングで型締め圧力を低下させ
た場合であっても、あまりに早すぎる場合(Tl−3秒
とした場合)には、所定圧P、に保持される時間が短す
ぎるため、成形時の重合反応が十分になされず、表面性
状判定が不合格となる。T1−5秒、8秒ではこのよう
な問題はなく、表面性状判定が合格となる。
一方、コート性については、早めに型締め圧力が低下す
るほど、後のコーティングの際の塗料の注入性が増すた
め、良い結果が得られる。そして、その合否の限界は8
秒と10秒の間であり、上記t1−9秒の付近と考えら
れる。
るほど、後のコーティングの際の塗料の注入性が増すた
め、良い結果が得られる。そして、その合否の限界は8
秒と10秒の間であり、上記t1−9秒の付近と考えら
れる。
したがって、上記評価結果から、材料圧力低下が最も早
く起こったタイミングより僅かに早いタイミングで型締
め圧力を低下させるようにすることが、インモールドコ
ート製品の表面品質を高める上で望ましい。
く起こったタイミングより僅かに早いタイミングで型締
め圧力を低下させるようにすることが、インモールドコ
ート製品の表面品質を高める上で望ましい。
以上詳述したように、本実施例によれば、型締め圧力を
PlからPlに低下させる途中で該型締め圧力を所定時
間所定圧P3 (Pl <P3 <Pi )に保持す
るようになっているので、型締め圧力の急激な低下が防
止され、これによりSMC成形品2′の材料密度の不均
一化が抑制される。したがって、インモールドコート製
品の表面の波打ち現象や塗料の不均一コート現象が発生
するのを防止することができる。また、このようにPl
より低OP3で型締め圧力を保持することにより、SM
C成形品2′の各部位に作用する圧力のバラツキをPl
での型締め圧力保持の場合に比して小さくすることがで
き、この点でもSMC成形品2′の材料密度の不均一化
を抑制することかできる。
PlからPlに低下させる途中で該型締め圧力を所定時
間所定圧P3 (Pl <P3 <Pi )に保持す
るようになっているので、型締め圧力の急激な低下が防
止され、これによりSMC成形品2′の材料密度の不均
一化が抑制される。したがって、インモールドコート製
品の表面の波打ち現象や塗料の不均一コート現象が発生
するのを防止することができる。また、このようにPl
より低OP3で型締め圧力を保持することにより、SM
C成形品2′の各部位に作用する圧力のバラツキをPl
での型締め圧力保持の場合に比して小さくすることがで
き、この点でもSMC成形品2′の材料密度の不均一化
を抑制することかできる。
さらに、本実施例によれば実際に行われる成形と同一条
件で模擬成形を行い、その際金型IO内の複数箇所で材
料圧力検出を行い、これら複数箇所のうち模擬成形後の
圧力低下が最も早く起こった箇所の検出結果を基準とし
て、型締め圧力をPlからP、に低下させるタイミング
が設定されるようになっているので、成形後の硬化収縮
が始まるタイミングがSMC成形品2′の各部位におい
て区々であっても、いずれかの部位で硬化収縮が始まる
前に型締め圧力を低下させることができる。
件で模擬成形を行い、その際金型IO内の複数箇所で材
料圧力検出を行い、これら複数箇所のうち模擬成形後の
圧力低下が最も早く起こった箇所の検出結果を基準とし
て、型締め圧力をPlからP、に低下させるタイミング
が設定されるようになっているので、成形後の硬化収縮
が始まるタイミングがSMC成形品2′の各部位におい
て区々であっても、いずれかの部位で硬化収縮が始まる
前に型締め圧力を低下させることができる。
このため、高い型締め圧力Plの下で部分的に硬化収縮
が始まってしまい、その部分の表面に波打ち現象が発生
してしまうといった事態を未然に防止することができる
。
が始まってしまい、その部分の表面に波打ち現象が発生
してしまうといった事態を未然に防止することができる
。
したがって、本実施例によれば、表面品質に優れたイン
モールドコート製品を得ることができる。
モールドコート製品を得ることができる。
なお、上記実施例において、Plは、50〜120醇f
/i:jに設定するのが好ましく、P3は、(P1/2
)±20υt’/ciに設定するのが好ましい。これは
、P3 > (Pi / 2) +20に9r/cxi
テあると、インモールドコート製品の周辺部に塗料4の
未コートあるいはフローマークが生じる一方、P3く(
PL /2)−20であると、SMC成形品2′表面に
波打ち現象が生じるからである。また、Plは、0〜P
3に設定するのが好ましい。これはPl〉P3であると
、インモールドコート製品の周辺部に塗料4の未コート
あるいはフローマークが生じるからである。さらに、P
3に保持する所定時間は、SMC2のキュアタイム(第
1図(b)において材料圧力経時変化曲線が最終的に水
平になるまでに要する時間)が終了する時点より後に該
所定時間が終了するように設定することが好ましい。こ
れは、キュアタイム終了前にP3からPlに型締め圧力
を低下させるとSMC成形品2′全体にフクレが生じる
からである。
/i:jに設定するのが好ましく、P3は、(P1/2
)±20υt’/ciに設定するのが好ましい。これは
、P3 > (Pi / 2) +20に9r/cxi
テあると、インモールドコート製品の周辺部に塗料4の
未コートあるいはフローマークが生じる一方、P3く(
PL /2)−20であると、SMC成形品2′表面に
波打ち現象が生じるからである。また、Plは、0〜P
3に設定するのが好ましい。これはPl〉P3であると
、インモールドコート製品の周辺部に塗料4の未コート
あるいはフローマークが生じるからである。さらに、P
3に保持する所定時間は、SMC2のキュアタイム(第
1図(b)において材料圧力経時変化曲線が最終的に水
平になるまでに要する時間)が終了する時点より後に該
所定時間が終了するように設定することが好ましい。こ
れは、キュアタイム終了前にP3からPlに型締め圧力
を低下させるとSMC成形品2′全体にフクレが生じる
からである。
第1図は、本発明に係るインモールドコート方法の一実
施例を示す特性曲線図、 第2図は、本実施例に係るインモールドコート方法の実
施に使用されるインモールドコート装置を示す断面図、 第・3図は9、 土、記イ゛、・・(− ルド′:J−ト装置の要部 平面図である。 −2・・・S M C (成形材料) 2′ S FvI C成形品 (成形品) 4・・塗料 10・・・金型 10B・・」、型 10A・・・F型 28a 。 Bb Be 26d 。 26e・・・圧力セン() 第 図 H)開
施例を示す特性曲線図、 第2図は、本実施例に係るインモールドコート方法の実
施に使用されるインモールドコート装置を示す断面図、 第・3図は9、 土、記イ゛、・・(− ルド′:J−ト装置の要部 平面図である。 −2・・・S M C (成形材料) 2′ S FvI C成形品 (成形品) 4・・塗料 10・・・金型 10B・・」、型 10A・・・F型 28a 。 Bb Be 26d 。 26e・・・圧力セン() 第 図 H)開
Claims (1)
- 成形材料を金型内に配して型締めし、この型締め圧力を
所定圧P_1まで上昇させることにより該成形材料を所
定形状に成形した後、前記型締め圧力を所定圧P_2(
P_2<P_1)まで低下させ、この状態で前記金型内
に塗料を注入することにより前記成形により形成された
成形品の表面にコーティングを施すインモールドコート
方法において、前記型締め圧力をP_1からP_2に低
下させる途中で該型締め圧力を所定時間所定圧P_3(
P_2<P_3<P_1)に保持するようにし、かつ、
予め前記成形と同一条件で模擬成形を行い、その際前記
金型内の複数箇所で成形材料の圧力検出を行い、これら
複数箇所のうち前記模擬成形後の圧力低下が最も早く起
こった箇所の検出結果を基準として前記型締め圧力をP
_1からP_3に低下させるタイミングの設定を行うよ
うにしたことを特徴とするインモールドコート方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25472690A JP3000232B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | インモールドコート方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25472690A JP3000232B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | インモールドコート方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131212A true JPH04131212A (ja) | 1992-05-01 |
JP3000232B2 JP3000232B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=17269000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25472690A Expired - Lifetime JP3000232B2 (ja) | 1990-09-25 | 1990-09-25 | インモールドコート方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000232B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003043796A1 (fr) * | 2001-11-22 | 2003-05-30 | Dai Nippon Toryo Co., Ltd. | Procede de fabrication, dans un moule, d'un produit forme revetu |
-
1990
- 1990-09-25 JP JP25472690A patent/JP3000232B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003043796A1 (fr) * | 2001-11-22 | 2003-05-30 | Dai Nippon Toryo Co., Ltd. | Procede de fabrication, dans un moule, d'un produit forme revetu |
US7790081B2 (en) | 2001-11-22 | 2010-09-07 | Dai Nippon Toryo Co., Ltd. | Method of manufacturing formed product coated in mold |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3000232B2 (ja) | 2000-01-17 |
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