JPH04131161A - 目地部を有する化粧板用基材の製造方法 - Google Patents

目地部を有する化粧板用基材の製造方法

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JPH04131161A
JPH04131161A JP25381390A JP25381390A JPH04131161A JP H04131161 A JPH04131161 A JP H04131161A JP 25381390 A JP25381390 A JP 25381390A JP 25381390 A JP25381390 A JP 25381390A JP H04131161 A JPH04131161 A JP H04131161A
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JP
Japan
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base material
decorative
peeled
coating
joint part
Prior art date
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Pending
Application number
JP25381390A
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English (en)
Inventor
Kenichi Tatsumi
健一 巽
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WASHI CHUETSU BOARD KK
Original Assignee
WASHI CHUETSU BOARD KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、目地部を有する化粧板用基材の製造方法に関
する。
(従来の技術とその問題点) 従来、窯業系の建築材料のながで特に壁面に装着施工さ
れる化粧板は、装飾的見地から目地部が好んで採用され
ているが、これらの目地部を有する化粧板における凹凸
状の表面を塗り分ける方法としては、まず目地部の色に
相当する塗料を、凹凸状の表面全体にスプレーガンにて
塗装し、その後凸部のみをロールコータ−を用いて塗装
する方法が一般的であるが、天然石材調に仕上げようと
する場合は、使用する塗料の性質上、ロールコータ−で
は塗装することは不可能であり、一般にはりシンガンの
ように大口径のスプレーガンが用いられるので基材の凸
部のみを選択的に塗装することができない。このために
目地部への塗装は、目地部に対応する溝にマスキングテ
ープを手作業で貼りつけ、所定の塗装を施した後に、こ
のマスキングテープを除去することによって目地部に相
当する凹部分と化粧層となるべき凸部を塗り分けている
しかしながら、これらの技術を発展させ基材を工業的に
生産させようとする場合、前記理由から人海戦術的方法
しかとることができず、この結果著しいコスト高を招く
ことになる。
本発明は上記問題点を解消し、化粧板用基材を工業的に
生産することができる製造方法を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明では、化粧板用基材に、低粘着性を有するホット
メルト型、エマルション型などの粘着剤か、あるいはビ
ニル系共重合系樹脂、アクリル共重合物系エマルション
型などの樹脂塗料からなる可剥物を、最終的に目地部と
なる部分に付着させたのち、基材表2面を天然石、着色
磁器などの粉砕粒子を骨材とするアクリル樹脂エマルシ
ョン型料などからなる被覆材にて一様に覆って化粧層と
なし、該化粧層の流動性がほぼなくなった時点で可剥物
を基材より剥すようにしたものである。
更に、可剥物を基材に付着させるに際し、事前に目地部
となるべき溝を加工しておき、しかる後溝部に充填しな
がら付着させるようにすると、上記化粧層の厚みを薄く
しても立体感が得られ、塗料の節約の面で効果的である
(作用) 本発明において、マスキングテープのかわりに連続して
剥離可能な低粘着性の物質を自動開閉弁を有する吐出ガ
ンにて付着させた後、化粧層となるべき被覆材を塗着さ
せ、該被覆材の流動性がなくなった時点で剥すようにし
ているので、如何ように屈曲する目地の形状に対しても
吐出ガンあるいは基材を指定された目地の位置に添って
数値制御された装置により移動させる事ができるので、
自動作業化が可能である。
(実施例) 次に本発明の製造方法について、実施図面に基づき説明
する。
第1図においてlは、セメント、けい酸カルシウム、珪
砂、スラグ、木片、繊維質などから形成されている窯業
系基材であり、中450mm、長さ2700mm、厚さ
16rnmのサイズを有している。この基材1全面にま
ず最終的に目地部を構成する色をもつアクリルウレタン
塗料を塗装して下地樹脂層2とする。次に第2図に示す
ように。
マスキングテープのかわりに低粘着性を有するホットメ
ルト型、エマルション型などの粘着剤か、あるいはビニ
ル系共重合系樹脂、アクリル共重合物系エマルション型
などの樹脂塗料より選択した可剥物4を、本実施例では
100℃に加熱溶融したホットメルト粘着剤(EVA6
0部、5BR30部、水添ロジンエステル8部、可塑剤
2部)を用い、数値制御機構を有するルータ(図示せず
)の吐出ガン3により、基材1上面に圧送し、予め入力
された目地部形状のデータに基づき順次吐出して、第3
図に示すように付着させる。本実施例においては破れ目
地を示している。そして付着された可剥物4が放熱し室
温になったところで次に天然石材調の仕上工程に入るが
、仕上を行なう塗料の主流は、アクリル樹脂エマルショ
ン系であり、骨材としては、天然石や着色磁器を粉砕し
たものであり、それらの粒径は3〜4mm位までである
このため、塗料の散布には2〜6kg/cJの圧力を加
え、吐出口の内側に圧搾空気の吹き出し口を設けて、空
気で吹きとばす構造を用いている。さて次に第4図のご
とく付着された可剥物4の」二面全体を覆うように被覆
材5を、前述のごとくスプレーガンを用い2 kg /
 mの割合で散布して化粧層となす。この被覆材5は、
アクリル樹脂エマルション(加熱残分50%)25部、
セラミック系骨材(着色磁器粉砕粒)70部、増粘材な
どの5部からなる。次に100℃の熱風を約10分間吹
き付け、被覆材5の流動性がなくなったところで可剥物
4を基材1の周辺部より剥ぎ取り第5図に示すように目
地部6とその底部分の下地処理層2を露呈させる。なお
可剥物4を剥ぎ取る際、その上部に塗布されている被覆
材5と可剥物4は付着作用があり、可剥物4の剥ぎ取り
には特に問題はない。
このようにして得られたものを自然乾燥あるいは熱風強
制乾燥させて完全に乾燥の後、上面にクリヤー樹脂塗料
7を塗布して第6図に示す目地@6に有する天然石調化
粧板が得られる。この化粧板は、着色された目地部と立
体感のある化粧層がかもし出す独特の雰囲気を有するも
のとなった。
又、第7図のように、基材1の表面に、予め目地の溝部
8を切削加工しておくこともできる。そして、前記実施
例同様に下地処理層2を形成後、吐出ガン3にて可剥物
4を溝部8に充填付着させ、次に被覆材5を一様に塗着
して化粧層となし、しかる後、可剥物を剥がすことによ
り第8図に示すような目地部付き天然石調化粧板用基材
が得られる。
このようにすると、化粧層を形成するために使用される
塗料の量を少なくしても、基材1の目地部9の低部9a
と化粧層の外側部5aとの落差が大きくとれる結果、際
立つ凹凸感が効果的に得られる。
本発明によれば、基材の材質は特に窯業系材料に限定さ
れるものでなく、人工大理石、木材などあらゆる材料を
適用することができるし、一方化粧層についても、特に
天然石調に限定されず、単なる塗料膜、転写印刷膜など
あらゆる化粧方法についても可能性が見い出されるもの
である。
(発明の効果) 本発明は以上のように、窯業系基材に目地部を持たせた
化粧板用基材を製造するに際し、目地形態に合わせて吐
出ガンあるいは基材の水平面内での移動距離を数値制御
することにより、可剥物を付着させることができるので
基材の製造を自動化することが可能となり、この結果、
所望の化粧板を工業的に生産可能となる。又、基板に予
め目地部を切削加工しておくことにより、凹凸感の顕著
な化粧板を、最少限度の塗料の使用により製造可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第4図〜第6図は、本発明の製造方
法を製造過程毎に順次説明 するための基材の断面図であり、 第3図は、同じく平面図であり、 第7図、第8図は、本発明の製造方法の別実施態様を示
す基材の断面図である。 特 許 出 願 人 代表者 小野 先太部 鴇!二一

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)化粧板用基材に、低粘着性を有するホットメルト
    型、エマルション型などの粘着剤か、あるいはビニル系
    共重合系樹脂、アクリル共重合物系エマルション型など
    の樹脂塗料からなる可剥物を、最終的に目地部となる部
    分に付着させたのち、基材表面を天然石、着色磁器など
    の粉砕粒子を骨材とするアクリル樹脂エマルション塗料
    などからなる被覆材にて一様に覆って化粧層となし、該
    化粧層の流動性がほぼなくなった時点で可剥物を基材よ
    り剥すようにしたことを特徴とする目地部を有する化粧
    板用基材の製造方法。
  2. (2)可剥物を基材に付着させるに際し、事前に目地部
    となるべき溝を加工しておき、しかる後溝部に充填しな
    がら付着させるようにしたことを特徴とする請求項(1
    )に記載の目地部を有する化粧板用基材の製造方法。
JP25381390A 1990-09-21 1990-09-21 目地部を有する化粧板用基材の製造方法 Pending JPH04131161A (ja)

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JP (1) JPH04131161A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0826857A (ja) * 1992-12-09 1996-01-30 Daikichi Suematsu デザインコンクリート製品
WO2006002733A1 (de) * 2004-06-30 2006-01-12 Jowat Ag Verfahren zur beschichtung plattenförmiger werkstoffe und auf diese weise beschichtete werkstoffe

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0826857A (ja) * 1992-12-09 1996-01-30 Daikichi Suematsu デザインコンクリート製品
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