JPH04131102U - 電気車用非常ブレーキ制御装置 - Google Patents
電気車用非常ブレーキ制御装置Info
- Publication number
- JPH04131102U JPH04131102U JP3749091U JP3749091U JPH04131102U JP H04131102 U JPH04131102 U JP H04131102U JP 3749091 U JP3749091 U JP 3749091U JP 3749091 U JP3749091 U JP 3749091U JP H04131102 U JPH04131102 U JP H04131102U
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- JP
- Japan
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- brake
- electric
- emergency
- contact
- osdr
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- Pending
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000003137 locomotive effect Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【構成】力行状態で電気車が過速度となったときは、過
速度検出器用接点(以下OSD)が閉じ、OSD補助リレ
ー用コイルOSDR−cが励磁され、更に、a接点OSD
−aが閉じてOSDR−cは自己保持される。一方、O
SDb接点が開くことによりL−cが消磁し、更に、R
1〜2−cも消磁し、主回路のL,R1,R2が開き力
行回路はオフとなる。次に、力行接触器用補助b接点L
−bが閉じたことを確認してからOSDR−aを介して
ブレーキ接触器用コイルB−c,R2−cが励磁され
る。これにより主回路のB,R2が閉じ電気ブレーキが
かけられる。また、OSDR−aが閉じたことにより非
常ブレーキ制御装置から指令が出されブレーキシューで
車輪を押しつけられ電気車は非常停止する。 【効果】電気車が過速度になると電気ブレーキと非常空
気ブレーキを併用して付加するため電気ブレーキをかけ
た分、ブレーキシューの摩耗量も減少させることが出来
る。
速度検出器用接点(以下OSD)が閉じ、OSD補助リレ
ー用コイルOSDR−cが励磁され、更に、a接点OSD
−aが閉じてOSDR−cは自己保持される。一方、O
SDb接点が開くことによりL−cが消磁し、更に、R
1〜2−cも消磁し、主回路のL,R1,R2が開き力
行回路はオフとなる。次に、力行接触器用補助b接点L
−bが閉じたことを確認してからOSDR−aを介して
ブレーキ接触器用コイルB−c,R2−cが励磁され
る。これにより主回路のB,R2が閉じ電気ブレーキが
かけられる。また、OSDR−aが閉じたことにより非
常ブレーキ制御装置から指令が出されブレーキシューで
車輪を押しつけられ電気車は非常停止する。 【効果】電気車が過速度になると電気ブレーキと非常空
気ブレーキを併用して付加するため電気ブレーキをかけ
た分、ブレーキシューの摩耗量も減少させることが出来
る。
Description
【0001】
本考案は電気車の非常ブレーキ制御装置に係り、特に、高速で走行する車両に
好適な電気車用非常ブレーキ制御装置に関する。
【0002】
従来、機関車が過速度となった場合、非常空気ブレーキのみをかけていたので
けん荷重によっては非常停止距離が、まちまちで規定距離内で停止出来ぬもの、
また、ブレーキシューの摩耗量も多くなる傾向となる。しかし、本考案となる過
速度となった場合、電気ブレーキと非常空気ブレーキを併用して非常停止するよ
うな類似特許はない。
【0003】
本考案が依頼元No.313−C1 H02−2116にて「電気車用非常ブレ
ーキ制御装置」の出願依頼をしている。
【0004】
従来の電気車は力行時でも電気ブレーキ時でも過速度になると、主回路をオフ
して非常空気ブレーキをかけ非常停止をしていた。しかし高速車になると非常空
気ブレーキだけでは規定の距離で停止し出来なかったり、高速状態から非常空気
ブレーキをかけるため、ブレーキシューの摩耗量が多くなる傾向にある。
【0005】
本考案の目的は上記の不具合をなくすことにある。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案は力行中に電気車が過速度となったときは
主回路つなぎを力行回路から電気ブレーキ回路に自動的に切換え、電気ブレーキ
と非常空気ブレーキを付加し非常停止させる。電気ブレーキ中に過速度となった
ときは電気ブレーキはかけっぱなしとし非常空気ブレーキを付加して非常停止さ
せる。また惰行中に過速度となったときは主回路つなぎを電気ブレーキ回路に自
動的に切換え電気ブレーキと非常空気ブレーキを付加して非常停止させる。
【0007】
以上により電気車が過速度となったときは電気ブレーキと非常空気ブレーキの
両方を付加させ非常停止距離を短くすると共にブレーキシューの摩耗量も減少し
目的を達成することが出来る。
【0008】
以下、本考案の一実施例を図1で説明する。図1は電気車の主回路とその制御
回路である。
【0009】
ドライバーがマスコンの逆転ハンドルMC−RVをF(前進)位置とし、更に
マスコンの主ハンドルMC−MをP3(3ノッチ)位置にし力行していると仮定
する。従って、力行接触器用コイルL−cが励磁し、更に、抵抗器短絡接触器用
コイルR1−c,R2−cも励磁し、主回路は力行接触器用主接点L及び抵抗器
短絡接触器用主接点R1,2が閉じて力行回路が構成される。即ち、力行状態と
なる。万一この状態で電気車が過速度となったときは、過速度検出器用接点OSD
が閉じ、それによりOSD補助リレー用コイルOSDR−cが励磁され、更に、
OSD補助リレー用a接点OSD−aが閉じてOSDR−cは自己保持される。
一方、OSD補助リレー用b接点が開くことによりL−cが消磁し、更に、R1
〜2−cも消磁する。これにより主回路のL,R1,R2が開き力行回路はオフ
となる。次に、力行接触器用補助b接点L−bが閉じたことを確認してからOSDR
−aを介してブレーキ接触器用コイルB−cが励磁され、更に、R2−cも励磁
される。これにより主回路のB,R2が閉じ電気ブレーキ回路が構成され、電気
ブレーキがかけられる。また、OSDR−aが閉じたことにより非常ブレーキ制
御装置から非常空気ブレーキ指令が出されブレーキシューで車輪を押しつけられ
電気車は非常停止する。以上の動作を詳細説明すると図2のタイムチャートのよ
うになる。非常ブレーキ解除はリセットスイッチRSにより行なうことが出来る
。本実施例によれば電気車が過速度となった場合、電気ブレーキと非常空気ブレ
ーキを併用することにより非常停止距離を短くすると共にブレーキシューの摩耗
量も減少し目的を達成することが出来る。
【0010】
本考案によれば、万一、電気車が過速度になっても電気ブレーキと非常空気ブ
レーキを併用して付加することにより規定距離内で非常停止ができ、電気ブレー
キをかけた分、ブレーキシューの摩耗量も減少させることが出来る。
【図1】本考案の一実施例の電気車の主回路とその制御
回路図。
回路図。
【図2】図1の動作説明用タイムチャート。
Pam…パンタグラフ、L…力行接触器用主接点、L−
a/b…力行接触器用補助接点、L−c…力行接触器用
コイル、R1〜2…抵抗器短絡接触器用主接点、R1〜
2−c…抵抗器短絡接触器用コイル、B…ブレーキ接触
器用主接点、B−c…ブレーキ接触器用コイル、B−a
…ブレーキ接触器用補助接点、ODS…過速度検出器用
接点、OSDR−c…OSD補助リレー用コイル、OS
DR−a/b…OSD補助リレー用接点、RS…リセッ
トスイッチ、MC−RV…マスコン逆転ハンドル接点、
MC−M…マスコン主ハンドル接点、A…主電動機電機
子コイル、F…主電動機界磁コイル、MRe…主抵抗
器、BRe…ブレーキ抵抗器。
a/b…力行接触器用補助接点、L−c…力行接触器用
コイル、R1〜2…抵抗器短絡接触器用主接点、R1〜
2−c…抵抗器短絡接触器用コイル、B…ブレーキ接触
器用主接点、B−c…ブレーキ接触器用コイル、B−a
…ブレーキ接触器用補助接点、ODS…過速度検出器用
接点、OSDR−c…OSD補助リレー用コイル、OS
DR−a/b…OSD補助リレー用接点、RS…リセッ
トスイッチ、MC−RV…マスコン逆転ハンドル接点、
MC−M…マスコン主ハンドル接点、A…主電動機電機
子コイル、F…主電動機界磁コイル、MRe…主抵抗
器、BRe…ブレーキ抵抗器。
Claims (1)
- 【請求項1】電気車の速度を検出する速度検出器と車輪
に空気ブレーキをかけるための空気ブレーキ装置と主電
動機に電気ブレーキをかけるための電気ブレーキ装置よ
りなる車両において、前記速度検出器が所定の過速度を
検出したら前記空気ブレーキ装置により非常空気ブレー
キをかけると共に、前記電気ブレーキ装置により電気ブ
レーキもかける手段を設けたことを特徴とする電気車用
非常ブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3749091U JPH04131102U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 電気車用非常ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3749091U JPH04131102U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 電気車用非常ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04131102U true JPH04131102U (ja) | 1992-12-02 |
Family
ID=31919204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3749091U Pending JPH04131102U (ja) | 1991-05-27 | 1991-05-27 | 電気車用非常ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04131102U (ja) |
-
1991
- 1991-05-27 JP JP3749091U patent/JPH04131102U/ja active Pending
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