JPH041300A - 便器用洗浄剤組成物 - Google Patents

便器用洗浄剤組成物

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JPH041300A
JPH041300A JP10047290A JP10047290A JPH041300A JP H041300 A JPH041300 A JP H041300A JP 10047290 A JP10047290 A JP 10047290A JP 10047290 A JP10047290 A JP 10047290A JP H041300 A JPH041300 A JP H041300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
caustic potash
surfactant
toilet bowl
necessary
Prior art date
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Pending
Application number
JP10047290A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Kondo
近藤 純夫
Yoichiro Gono
郷野 洋一郎
Kenji Tsuchiya
土屋 研二
Shoichi Emori
章一 江森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lotte Co Ltd
Original Assignee
Lotte Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH041300A publication Critical patent/JPH041300A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、苛性カリと界面活性剤、またはこれらとアル
コールを含有し、便器の汚物洗浄を短時間に簡単かつ確
実に行えるようにした便器用洗浄剤組成物に関する。
【従来の技術とその課題】
従来、便器を洗浄するのに塩酸を使用することが知られ
ているが、それは比較的長い洗浄時間を要し、かつ塗布
した後プラノ等で擦らなければならない等手間が掛り面
倒であるとともに、塩酸はそれ自体の危険性や臭気の問
題に加え、金属を腐食させる等の問題がある。 一般に、便器に付着する汚れは、主成分である尿酸また
はその同族体、その他プロトポルフィリン、鉄等を含む
。 尿酸及びその塩類の常温における水に対する溶解度は、 尿  酸           0.0025%尿酸カ
ルシウム(2分子結晶水)0.16〃尿酸ナトリウム(
2分子結晶水)1.6尿酸アンモニウム       
 0.041  N尿酸カリウム          
2.8〃であり、また、尿酸の塩酸に対する溶解度は次
のとおりである。 3.65%塩酸    0.00236%13.69%
塩酸    0.00263〃2336%塩酸    
0.00375〃上記から明らかなようにカリウム塩の
溶解性が最も良い。 なお、尿酸はその解離恒数が18°Cで1.51 x 
10−6であってかなり弱い酸であるから強塩基を用い
なければ水中で安定な塩を作り難いもので、少量台まれ
るプロトポルフィリンも同様である。 尿酸の除去剤としては、アルカリ性過マンガン酸カリウ
ム水溶液、EDTA (エチレンジアミンテトラ酢酸)
4Na水溶液、酵素等も有効ではあるが、過マンガン酸
カリは毒性が強く、またEDTAは300 pp+s以
上濃度で活性汚泥が死滅し、酵素は作用に長時間を要す
るためいずれも使用し難いか一般的とはいえないもので
ある。
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、これらの問題を解消し、その上塗布する
ことばかりでなく、霧状あるいはムース状にスプレーす
ることによっても使用でき、所期の洗浄を短時間に簡単
に行えるようにした便器用洗浄剤組成物を開発すべく、
鋭意研究の結果、苛性カリが上記のような問題がなく便
器の7チれという特殊な汚物の洗浄に極めて適している
ことを知見し本発明をなすに至ったものである。 すなわち、本発明は、苛性カリと界面活性剤とより、ま
たは、苛性カリ、界面活性剤とアルコルとより王として
なり、必要に応じグルコン酸グルコヘプトン酸、クエン
酸等の塩類またはアルコールの一種または二種以上を含
有させてなる便器用洗浄剤組成物である。 実験によれば、人工汚れ(尿酸22%、プロトポルフィ
リン2.7%、ポリペブタイド4.5%、塩化第二鉄(
35%液)1.0%、アンモニア水(28%)5.0%
、水64.8%の混合物を乳鉢にて摺り混ぜペースト状
としたもの)を、輻25m、長さ80an、厚さ5II
I11のタイルに厚さ約11に塗布し、60°Cで1時
間乾燥して得た試験片を、磁器製ビーカーに注入しであ
る苛性カリ水溶液200 ml中に垂直に吊下げてその
下部5C′I11を浸漬し、温度20°Cの条件下にお
いて、人工汚れが浸漬面全域から消失するのに要する時
間は第1表のとおりであった。 第  1  表 消失状況は剥落である。 この実験から苛性カリの濃度は2%前後が最も適当であ
ることが判ったが、いずれの濃度の場合も剥落した汚れ
がビーカーの底部に溜り、液を捨て水洗してもプロトポ
ルフィリンの再付着で赤黒く汚染し、クレンザ−を付け
たブラシで擦って除去しなければならなかった。 本発明に用いられる苛性カリの濃度は0.3〜5%、好
ましくは1〜3%であって、0.3%以下では汚物溶解
効果がなく、反対に5%以上では効果が低下する。また
、濃度10%以上では危険物扱いとなり便器用洗浄剤と
しての使用↓こ不適当である。 本発明に含有される界面活性剤は汚物特に上記プロトポ
ルフィリンの再付着を防止し、また、該組成物をムース
状にするためのものである。この界面活性剤の濃度は0
.2〜5%好ましくは05〜5%であって、含有量が0
.2%以下では泡を発生させることなく流れてしまい、
5%以上では粘度が高くなり、苛性カリの解離性を阻害
し洗浄効果を押さえてしまう。 本発明に用い得るグルコン酸、グルコヘプトン酸、クエ
ン酸等の塩類は、アルカリ性液中で酸化鉄の溶解力を有
し、汚物や配管中の鉄分の汚れを除去すべく作用するも
のであり、その添加量は、鉄錆の汚れの著しい場合には
高濃度の添加を必要とするが、その汚れの少ないものに
ついては0.5〜3.0%程度の添加が適当である。 これらグルコン酸、グルコヘプトン酸、クエン酸等は金
属イオンに対する安定度定数がEDTAに比べ遥かに小
さいのでEDTAの如く活性汚泥に対する悪影響がなく
安全に使用できる。 また、アルコールは苛性カリの溶解性を促進するもので
あり、その濃度は2〜20%好ましくは5〜15%が適
当で、2%以下では苛性カリによる汚れの溶解促進効果
を発揮できないし、20%以上では引火性等の危険を生
しる。ただし、アルコールは60%以下であれば危険物
扱いにはならない。
【発明の効果】
本発明組成物は、従来の塩酸を使用する場合とは相違し
、単に塗布あるいはスプレーするだけで所期の洗浄効果
を得ることができるもので、短時間にしかも容易に便器
の洗浄を行える。 また、本発明組成物は、汚物特にプロトポルフィンの再
付着を防止できるとともに、それ自体危険性がないので
取扱いに便利であり、グルコン酸。 グルコヘプトン酸、クエン酸等の塩類を含有させると、
汚物や配管中の鉄分の汚れを除去でき、さらに、アルコ
ールを用いると苛性カリの溶解性を一層促進り、洗浄効
果の向上に寄与する。
【実施例】
以下実施例1〜5により説明する。 実施例1 苛性カリ2%、界面活性剤ノニルベニルポリオキンエチ
レンエーテル8016モル0.2〜10.0%水溶液を
得て、前記実験と同し要領で、同し試験片を使用し、人
工汚れが浸漬面全域から消失するのに要する時間を測定
した。 結果を第2表に示す。 第  2  表 人工lチれは溶解落下し、プロトポルフィリンの再付着
は掻く僅か認められる程度であった。 実施例2 苛性カリ2%、界面活性剤ノニルヘニルポリオキシエチ
レンエーテルEO16モル1%、クエン酸ソーダ0.5
〜5%水溶液を得て、前記実験と同じ要領で、同し試験
片を使用して、人工汚れが浸漬面全域から消失するのに
要する時間を測定した。 結果を第3表に示す。 第  3  表 ンの再付着は全く起こらなかった。 実施例3 苛性カリ2%、界面活性剤ノニルヘニルポリオキシエチ
レンエーテルEO16モル1.5% グルコン酸ソーダ
0.5〜5%水溶液を得て、前記実験と同し要領で、同
し試験片を使用し、人工汚れが浸漬面全域から消失する
のに要する時間を測定した。 結果を第4表に示す。 第  4  表 人工汚れは溶解して落下し、プロトポルフィリ人工汚れ
は溶解して落下し、プロトポルフィリンの再付着は全く
起こらなかった。 実施例4 苛性カリ2%、界面活性側ノニルヘニルポリオキソエチ
レンエーテルEO16モル2.5%、クルコン酸ソーダ
2%、95%エチルアルコール3〜20%水溶液を得て
、前記実験と同し要領で、同し試験片を使用し、人工汚
れが浸漬面全域から消失するのに要する時間を測定した
。 結果を第5表に示す。 第  5  表 人工汚れは溶解落下し、プロトポルフィリンの再付着は
全くなかった。 実施例5 苛性カリ2%、界面活性剤ノニルヘニルポリオキノエチ
レンエーテルEO16モル1.50%グルコヘプトン酸
カリ0.2〜2.5%、クエン酸力lJ0.2〜2.5
%、95%エチルアルコール7%水溶液を得て、前記実
験と同し要領で、同し試験片を使用し、人工汚れが浸漬
面全域から消失するのに要する時間を測定した。 結果を第6表に示す。 第  6  表 人工汚れは溶解して落下し、プロトポルフィリンの再付
着は全く起こらなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、苛性カリ0.3〜5%と界面活性剤0.2〜5%を
    含有し、さらに必要に応じグルコン酸、グルコヘプトン
    酸、クエン酸等の塩類またはアルコールの一種または二
    種以上を含有してなることを特徴とする便器用洗浄剤組
    成物。 2、苛性カリ0.3〜5%、界面活性剤0.2〜5%、
    アルコール2〜20%を含有し、さらに必要に応じグル
    コン酸、グルコヘプトン酸、クエン酸等の塩類の一種ま
    たは二種以上を含有してなることを特徴とする便器用洗
    浄剤組成物。
JP10047290A 1990-04-18 1990-04-18 便器用洗浄剤組成物 Pending JPH041300A (ja)

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JP10047290A JPH041300A (ja) 1990-04-18 1990-04-18 便器用洗浄剤組成物

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JPH041300A true JPH041300A (ja) 1992-01-06

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