JPH04129903U - ロードセンシング装置に於ける流量制御装置 - Google Patents
ロードセンシング装置に於ける流量制御装置Info
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- JPH04129903U JPH04129903U JP3731491U JP3731491U JPH04129903U JP H04129903 U JPH04129903 U JP H04129903U JP 3731491 U JP3731491 U JP 3731491U JP 3731491 U JP3731491 U JP 3731491U JP H04129903 U JPH04129903 U JP H04129903U
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- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 3
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロードセンシング装置の最大流量を流量調整
付切換弁のいずれの切換え方向に於いても簡単に同一に
調整できる装置を提供すること 【構成】 ロードセンシング装置に設けられる減圧形コ
ンペンセータバルブ5と流量調整付切換弁6の間の吐出
回路1に、該吐出回路を流れる最大流量を制御する可変
絞り部18を設けた 【効果】 流量調整付切換弁が切換操作されても該流量
調整付切換弁の絞りの最大開度を調整することなく同量
の流量を各ポートに得ることができ、可変絞り部の調整
だけですむので短時間に調整が行えて便利である
付切換弁のいずれの切換え方向に於いても簡単に同一に
調整できる装置を提供すること 【構成】 ロードセンシング装置に設けられる減圧形コ
ンペンセータバルブ5と流量調整付切換弁6の間の吐出
回路1に、該吐出回路を流れる最大流量を制御する可変
絞り部18を設けた 【効果】 流量調整付切換弁が切換操作されても該流量
調整付切換弁の絞りの最大開度を調整することなく同量
の流量を各ポートに得ることができ、可変絞り部の調整
だけですむので短時間に調整が行えて便利である
Description
【0001】
本考案は、油圧で駆動される各種機械や車両のアクチュエータの負荷圧に応じ
て可変容量ポンプの吐出量を制御するロードセンシング装置の流量を制御する装
置に関する。
【0002】
従来、ロードセンシング装置として、図1に示すように、例えば建設機械に搭
載したアクチュエータaへ吐出量制御装置bを備えた可変容量形ポンプcの吐出
量を供給する吐出回路dに、減圧形コンペンセータバルブeと流量調整付切換弁
fを順次設け、アクチュエータaの圧力を抽出して吐出量制御装置bへ導く圧力
フィードバック回路gを設けて構成したものが知られている。この装置によれば
、アクチュエータaの負荷圧が吐出量制御装置bに圧力フィードバック回路gを
介して導かれ、迅速に可変容量ポンプcの吐出量、吐出圧を制御できる利点があ
る。
該流量調整付切換弁fは、図2に示すように,減圧形コンペンセータバルブe
及びロードチェックバルブhと共に弁筐iに一体に収められ、可変容量ポンプc
からの流体は、該弁筐iのポートjから減圧形コンペンセータバルブe、ロード
チェックバルブh、及び該流量調整付切換弁fのスプールkと弁筐iとで形成さ
れる絞りlを介してポートm又はnから流出する。該ポートm,nはアクチュエ
ータaに接続される。該スプールkが移動する方向によって、ポートm,nの何
れかはタンク戻り回路oに接続される。アクチュエータaの負荷圧は、スプール
kの内部に形成したパイロット孔p又はqを介して圧力フィードバック回路gに
接続されたパイロットポートrから抽出される。
該スプールkは、その両端のばねu,uで中立位置に保持され、弁筐iの両端
に設けたプラグt,tのいずれかを介して導入されるパイロット圧力により切換
え位置に移動される。
【0003】
上記ロードセンシング装置の最大流量は、流量調整付切換弁fのスプールkの
ストロークを制御し、絞りlの開度を決めることにより行なっていたが、絞りl
は2つ存在し、両絞りlは加工誤差のためにスプールkの左右へのストロークが
同一でも同じ絞り開度が得られない不都合があった。即ち、各絞りlに於いてス
プールkの切欠部の形状と弁筐iのスプール挿通孔の長さに誤差が生じるために
、スプールkのストロークが同一であっても絞り開度が同一にならず、その結果
、ポートmとnとで同一の流量が得られず、例えば、油圧ショベルの左右の最大
旋回速度を制限する場合には、スプールkのストロークを制御するための調整ね
じt,tを弁筐iに設けてスプールkが左右にストロークしたときの最大流量を
同一にする必要があった。しかし、これらの調整ねじtを微調整するには長い時
間がかかる不便があった。
【0004】
本考案は、ロードセンシング装置の最大流量を流量調整付切換弁のいずれの切
換え方向に於いても簡単に同一に調整できる装置を提供することを目的とするも
のである。
【0005】
本考案では、吐出量制御装置を備えた可変容量ポンプの吐出量をアクチュエー
タへ導く吐出回路に、減圧形コンペンセータバルブと流量調整付切換弁を順次設
け、アクチュエータの負荷圧力を吐出量制御装置へ導く圧力フィードバック回路
を設けたロードセンシング装置に於いて、該減圧形コンペンセータバルブと流量
調整付切換弁の間の吐出回路に、該吐出回路を流れる最大流量を制御する可変絞
り部を設けることにより、上記の目的を達成するようにした。
【0006】
流量調整付切換弁が切換え操作されると、可変容量ポンプからの流量が吐出回
路に設けた減圧形コンペンセータバルブ及び該切換弁を介してアクチュエータへ
流入してこれを駆動し、該切換弁から抽出されるアクチュエータの負荷圧が圧力
フィードバック回路を介して可変容量ポンプの吐出量制御装置に作用して負荷圧
に応じた流量を該可変容量ポンプが吐出することは従来のロードセンシング装置
の場合と同様であるが、本考案の場合、該吐出回路の減圧形コンペンセータバル
ブと流量調整付切換弁との間に設けた可変絞り部により該吐出回路を流れる最大
流量を調整するようにしたので、該切換弁の切換え方向に係わらず最大流量を同
一に制御することが出来、その最大流量の調整も簡単で短時間に行なえるように
なる。
【0007】
本考案の実施例を図面に基づき説明すると、図3に於いて符号1は吐出量制御
装置2を備えた可変容量ポンプ3からの流量をアクチュエータ4へ供給する吐出
回路を示し、該吐出回路1には減圧形コンペンセータバルブ5と流量調整付切換
弁6とが順次に介在され、負荷圧を該吐出量制御装置2に導く圧力フィードバッ
ク回路7が設けられる。これら減圧形コンペンセータバルブ5と流量調整付切換
弁6の構造は従来のものと同様で弁筐8内に一体に設けられることも従来の場合
と同様である。これを詳述すると、該弁筐8には、可変容量ポンプ3からの吐出
回路1に接続されるポート9、アクチュエータ4への吐出回路1が接続されるポ
ート10、11、及び圧力フィードバック回路7が接続されるパイロットポート
12が設けられ、更に該ポート9から弁筐8の内部で分岐して各ポート10、1
1に連なる通路13と、各ポート10、11に連なるタンク戻り通路14、15
が設けられる。通路13の途中には減圧形コンペンセータバルブ5のコンペンセ
ータスプール5aが設けられ、分岐した通路13と各ポート10、11の間には
流量調整付切換弁6のスプール6aが設けられる。該減圧形コンペンセータバル
ブ5は圧力の変化により流量が変動することを防止するもので、可変オリフィス
5bを備えたコンペンセータスプール5aをばね5cで弾発し、そのばね5c側
に圧力フィードバック回路7と同一の圧力がパイロットポート12から小孔5d
を介して導入される。また、流量調整付切換弁6は、両端がばね6c,6cで弾
発されたスプール6aの周囲の切欠6bと弁筐8とで構成される絞り16を有し
、該スプール6aの内部に両ポート10、11の圧力をパイロットポート12へ
導く2つのパイロット孔6e,6eが設けられる。該スプール6aは、その両端
に、弁筐8に設けたパイロットポート17、17のいずれかより導入される圧力
流体が作用すると、ばね6cをたわめて移動し、通路13がいずれか一方のポー
ト10または11に接続され、その圧力流体の圧力に応じて絞り16の面積が変
化して流量の調整が行なわれる。
【0008】
本考案は、各ポート10、11に流れる最大流量を同量にするために、減圧形
コンペンセータバルブ5と該流量調整付切換弁6の間の吐出回路1を構成する通
路13に、可変絞り部18を設けたもので、ポンプ3からの流量は切換弁6の切
換え操作方向がいずれの方向であっても該可変絞り部18を介して流れ、該可変
絞り部18のみを調整することによりポート10、11に同量の最大流量を流す
ことが出来る。該可変絞り部18は、調整ねじ18aにより通路13内へ出没し
てその絞り面積を可変する構成を有し、減圧形コンペンセータバルブ5と切換弁
6との間の通路13にロードチェックバルブを介在させる場合、図4に示すよう
に、該ロードチェックバルブ19の弁体19aにテーパ部を形成して可変絞り部
18とすることも可能である。19bはロードチェックバルブ19のばねである
。
【0009】
該流量調整付切換弁6の絞り16と可変絞り部18の開度の関係は図5に示す
ように切換弁6の絞り16の最大開度は曲線Aのように可変絞り部18の開度の
線Bよりも大きくなるように設定され、これにより、切換弁6のスプール6aが
最大にストロークされたとき吐出回路1に可変絞り部18で制御された最大流量
が流れるようになる。
【0010】
以上のように本考案では、ロードセンシング装置の減圧形コンペンセータバル
ブと流量調整付切換弁の間の吐出回路に、該吐出回路を流れる最大流量を制御す
る可変絞り部を設けたので、切換弁が切換操作されても流量調整付切換弁の絞り
の最大開度を調整することなく同量の流量を各ポートに得ることができ、可変絞
り部の調整だけですむので短時間に調整が行えて便利である等の効果がある。
【図1】 ロードセンシング装置の説明図
【図2】 従来のロードセンシング装置の流量制御装置
の截断面図
の截断面図
【図3】 本考案の実施例の截断面図
【図4】 本考案の他の実施例の要部の截断面図
【図5】 本考案に於ける流量調整付切換弁の絞りと、
絞り部の開度の関係を示す線図
絞り部の開度の関係を示す線図
1 吐出回路 2 吐出量制御装
置 3 可変容量ポンプ 4 アクチュエー
タ 5 減圧形コンペンセータバルブ 6 流量調整付切
換弁 7 圧力フィードバック回路 18 可変絞り部 18a 調整ねじ 19 ロードチェ
ックバルブ 19a 弁体
置 3 可変容量ポンプ 4 アクチュエー
タ 5 減圧形コンペンセータバルブ 6 流量調整付切
換弁 7 圧力フィードバック回路 18 可変絞り部 18a 調整ねじ 19 ロードチェ
ックバルブ 19a 弁体
Claims (2)
- 【請求項1】 吐出量制御装置を備えた可変容量ポンプ
の吐出量をアクチュエータへ導く吐出回路に、減圧形コ
ンペンセータバルブと流量調整付切換弁を順次設け、ア
クチュエータの負荷圧力を抽出して吐出量制御装置へ導
く圧力フィードバック回路を設けたロードセンシング装
置に於いて、該減圧形コンペンセータバルブと流量調整
付切換弁の間の吐出回路に、該吐出回路を流れる最大流
量を制御する可変絞り部を設けたことを特徴とするロー
ドセンシング装置に於ける流量制御装置。 - 【請求項2】 上記可変絞り部を、流量調整付切換弁に
設けられるロードチェックバルブの弁体に設け、該ロー
ドチェックバルブに弁体のストロークを制限する調整ね
じを設けたことを特徴とする請求項1に記載のロードセ
ンシング装置に於ける流量制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3731491U JPH04129903U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ロードセンシング装置に於ける流量制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3731491U JPH04129903U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ロードセンシング装置に於ける流量制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04129903U true JPH04129903U (ja) | 1992-11-30 |
Family
ID=31919108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3731491U Pending JPH04129903U (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | ロードセンシング装置に於ける流量制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04129903U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014604A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | Daikin Ind Ltd | 可変容量形液圧装置 |
JPH0232484A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Hitachi Ltd | 画像処理システム |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP3731491U patent/JPH04129903U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6014604A (ja) * | 1983-07-05 | 1985-01-25 | Daikin Ind Ltd | 可変容量形液圧装置 |
JPH0232484A (ja) * | 1988-07-22 | 1990-02-02 | Hitachi Ltd | 画像処理システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19950808 |