JPH04129752U - 植物栽培用の容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来ほとんど利用されていなかったコンクリー
トブロック塀等の上部において、本考案の植物栽培用の
容器により簡易に植物栽培に利用することを目的とする
ものである。 【構成】 植物栽培用の容器の下部に、コンククートブ
ロック塀等の上部に適合する窪み部分を形成植物、この
容器をコンククートブロック塀等の上部に嵌め込んで取
り付け、植物を栽培しょうとするものである。

Description

【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） コンクリートブロック塀等の上部に設置できる植物栽培用の容器についての考 案である。

（従来の技術） 従来コンクリートブロック塀等の上部にワンタッチで簡易に設置できる植物栽 培用の容器は考案されていなかった。

（考案が解決しようとする課題） 適当な容器が考案されていかったので従来ほとんど利用されていなかったコンク リートブロック塀等の上部を利用し、本考案の簡易に取り付けることができる植 物栽培用の容器により、この部分での植物の栽培を容易にし、園芸のできる領域 を広くしようとするものである。

（作用） 植物栽培用の容器の下部にコンクリートブロック塀等の巾と形に適合するよう な逆凹字型の取り付け用の窪み部分を形成し、コンクリートブロック塀等の上部 に嵌め込んで取り付けることにより、簡易に取り付けて設置できるものである。

（実施例） （イ） 成型体による植物栽培用の容器（１）において下部を逆凹字型とし、 その取り付け用の窪み部分（３）がコンクリートブロック塀等（４）に冠合する ように取り付け（第２図）、上部の開口した空洞部（２）に土壌（６）を入れ植 物（５）を栽培する植物栽培用の容器である。

（ロ） なおこの容器の底部に水抜き用の貫通孔（７）を設ける。

（ハ） またこの水抜き用の貫通孔にホース取り付け用の突起部分（第４図の ８）を設けると、この突起部分に排水用のホース（第４図の９）を取り付けるこ とによりバルコニー等に設置した場合など、バケツ・排水溝等、任意の箇所に排 水を落とすことができるものである。

（ニ） 上部の開口した空洞部に植木鉢（第６図の１０）を入れプランターと しても利用できるものである。

（考案の効果） 最近余暇時間の増加とともに園芸を趣味とする人が増加しつつあるが、特に住 宅地等の狭い市街地などでは特に屋外に植物を栽培するスペースが少なく困って いる方がたくさんいる実状である。そこで本考案によりこれまであまり利用され ていなかったコンクリートブロック塀等の上部の空間を簡易に利用できるので園 芸の領域が広くなる。

また簡易に取り付け・取り外しがてきるので、花の咲いている植物栽培用の容 器を取り替えることにより、コンクリートブロック塀等の上部に年間を通じ花が 咲いている状態にすることが出来る。

最近各地で地方自治体などが中心となり花の栽培による町の美化運動が行われ ているが、コンクリートブロック塀等の上部に本考案の植物栽培用の容器により 花の栽培をすれば町の美観の向上にも貢献できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の植物栽培用の容器の斜視図である。第
２図は本考案の実施例の斜視図である。第３図は本考案
の断面図である。第４図は排水用のホースを取り付けた
本考案の一例の断面図である。第５図は肉厚の素材（コ
ンクリート等）で製作した本考案の一例の断面図であ
る。第６図は第５図の容器に植木鉢を入れプランターと
して利用した一例の断面図である。 １は成形体、 ２は空洞部、 ３は取り付け用の窪み部
分、 ４はコンクリートブロック塀、５は植物、 ６
は土壌、 ７は水抜き用の貫通孔、 ８はホース取り付
け用の突起部分、 ９は排水用のホース、 １０は植木
鉢。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 下面に取り付け部分の巾と形に適合した取り付け用の窪
   み部分を形成した成形体に、上部に植物栽培用の開口し
   た空洞部を形成し、底部に水抜き用の貫通孔を設けたこ
   とを特徴とする、コンクリートブロック塀等の上部に設
   置できる植物栽培用の容器。