JPH04129125U - ポリゴンスキヤナ - Google Patents

ポリゴンスキヤナ

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Publication number
JPH04129125U
JPH04129125U JP4518691U JP4518691U JPH04129125U JP H04129125 U JPH04129125 U JP H04129125U JP 4518691 U JP4518691 U JP 4518691U JP 4518691 U JP4518691 U JP 4518691U JP H04129125 U JPH04129125 U JP H04129125U
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JP
Japan
Prior art keywords
rotating shaft
center hole
center
protruding edge
press
Prior art date
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Pending
Application number
JP4518691U
Other languages
English (en)
Inventor
佑二 平岡
Original Assignee
株式会社ジヤパンイメージングシステム
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Publication date
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Priority to JP4518691U priority Critical patent/JPH04129125U/ja
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 合成樹脂を主成分とする多面鏡体を回転アク
チュエータの回転軸に容易かつ安価に固定する。 【構成】 合成樹脂を主成分とする多面鏡体2の中心孔
2aに回転アクチュエータ1の回転軸1aに圧入される
内径に設定された薄肉状の内方突出縁部2bが設けられ
ており、回転軸1aが中心孔2aに挿入されたときに回
転軸1aが内方突出縁部2bに圧入されて回転軸1aと
中心孔2aとの中心が自動的に一致する。この後、中心
孔2aと回転軸1aとの嵌合部の隙間に接着剤が注入さ
れて固化されることにより、接着剤層3が形成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はポリゴンスキャナに関し、特に合成樹脂を主成分とする多面鏡体を回 転アクチュエータの回転軸に固定する構造のポリゴンスキャナに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のポリゴンスキャナは、例えば図2に示すように、回転アクチュエータ2 1の回転軸21aに固定フランジ部材22を圧入し、さらに一般に金属材で製作 された多面鏡体23を圧入した後に、ビス24によって多面鏡体23を固定フラ ンジ部材22に螺着することにより製作されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のポリゴンスキャナでは、固定フランジ部材22および多面鏡体 23を回転アクチュエータ21の回転軸21aに圧入していたので、回転アクチ ュエータ21の回転軸21a,固定フランジ部材22の中心孔および多面鏡体2 3の中心孔にμmオーダの高い加工精度が必要になるという問題点があった。
【0004】 また、多面鏡体23を合成樹脂で製作した場合には、回転アクチュエータ21 の回転軸21aへの圧入や固定フランジ部材22へのねじ締結によって多面鏡体 23に変形が生じ、初期の寸法精度が悪化するとともに、割れや経時変形のもと になるという問題点があった。
【0005】 さらに、ねじ締結により組み立てられていたので、回転アクチュエータ21の 回転軸21aへの多面鏡体23の装着の自動化が困難であり、組立てに工数がか かるとともに、部品点数が多くコスト高になるという問題点があった。
【0006】 本考案の目的は、上述の点に鑑み、多面鏡体の中心孔に薄肉状の内方突出縁部 を設け、この内方突出縁部を回転アクチュエータの回転軸に圧入した後に、中心 孔と回転軸との嵌合部の隙間に接着剤を注入して固化することにより多面鏡体を 回転アクチュエータの回転軸に固定するようにしたポリゴンスキャナを提供する ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案のポリゴンスキャナは、回転軸が突設された回転アクチュエータと、合 成樹脂を主成分とし前記回転軸が挿入される中心孔の孔径が薄肉状の内方突出縁 部を残して前記回転軸の軸径より大きく、前記内方突出縁部の孔径が前記回転軸 に圧入される内径に設定され、前記回転軸が前記中心孔に挿入されたときに前記 回転軸の前記内方突出縁部への圧入により前記回転軸の中心と前記中心軸の中心 とが自動的に一致する多面鏡体と、前記中心孔と前記回転軸との嵌合部の隙間に 接着剤を注入させて固化させた接着剤層とを有することを特徴とする。
【0008】
【作用】
本考案のポリゴンスキャナでは、合成樹脂を主成分とする多面鏡体の中心孔に 回転アクチュエータの回転軸に圧入される内径に設定された薄肉状の内方突出縁 部が設けられており、回転軸が中心孔に挿入されたときに回転軸が内方突出縁部 に圧入されて回転軸と中心孔との中心が自動的に一致する。この後、中心孔と回 転軸との嵌合部の隙間に接着剤が注入されて固化される。
【0009】
【実施例】
次に、本考案について図面を参照して詳細に説明する。
【0010】 図1は、本考案の一実施例に係るポリゴンスキャナの構成を示す断面図である 。本実施例のポリゴンスキャナは、回転軸1aが突設された回転アクチュエータ 1と、回転アクチュエータ1の回転軸1aに中心孔2a(図3参照)が嵌合され た多面鏡体2と、中心孔2aと回転軸1aとの嵌合部の隙間に接着剤が注入され て固化された接着剤層3とから構成されている。
【0011】 回転アクチュエータ1は、例えば平面型のパルスモータでなり、図3に示すよ うに、回転軸1aの中程に多面鏡体受け段差部1bが形成されている。
【0012】 多面鏡体2は、同様に図3に示すように、例えば正六角形の板状となるように ポリカーボネート樹脂,ポリメチルメタアクリレート樹脂等の合成樹脂で成形さ れており、長方形でなる6つの外側面上にはアルミニューム等の金属をスパッタ リングすることにより反射膜を設けた後に酸化シリコン,二酸化シリコン等でな る保護膜が被覆されて鏡面加工が施されている。
【0013】 また、多面鏡体2は、回転軸1aが挿入される中心孔2aの孔径が薄肉状の内 方突出縁部2bを残して回転軸1aの軸径より大きく、内方突出縁部2bの孔径 は回転軸1aの軸径と圧入する内径に形成されている。
【0014】 次に、このような本実施例のポリゴンスキャナの組立て工程について説明する 。
【0015】 まず、回転アクチュエータ1の回転軸1aに多面鏡体2の中心孔2aに設けら れた内方突出縁部2bを嵌め合わせた状態で回転軸1aを中心孔2aに挿入し、 多面鏡体2を多面鏡体受け段部1bに当て付けた状態にする。すると、回転軸1 aは内方突出縁部2bに圧入され、回転軸1aの中心と中心孔2aの中心とが自 動的に一致する。このとき、回転軸1aの内方突出縁部2bへの圧入により内方 突出縁部2bに多少の変形が生じたとしても、合成樹脂製であるので、内方突出 縁部2bの変形が多面鏡体2全体に力や変形を及ぼすことはなく、変形は内方突 出縁部2bの部分に留まることになる。
【0016】 次に、多面鏡体2の中心孔2aと回転アクチュエータ1の回転軸1aとの嵌合 部の隙間にエポキシ樹脂系接着剤等の接着剤を注入し固化させ、接着剤層3を形 成する。これにより、多面鏡体2が回転アクチュエータ1の回転軸1aに正確か つ強固に固定され、ポリゴンスキャナの組立てが完了する。
【0017】 なお、上記実施例では、内方突出縁部2bを中心孔2aの下端部に設けた一例 について図示したが、内方突出縁部2bの中心孔2a内での形成位置は下端部に 限られるものではない。ただし、下端部に設けたことにより接着剤の注入が上方 より容易に行えることはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、回転アクチュエータの回転軸を多面鏡 体の中心孔に設けられた内方突出縁部に圧入した後に中心孔と回転軸との嵌合部 の隙間に接着剤を注入し固化して多面鏡体を回転アクチュエータの回転軸に固定 するようにしたことにより、中心孔と回転軸との中心の位置出しが自動的に行わ れ、中心孔および回転軸の加工精度があまり高くなくてもすむので加工が容易に なるという効果がある。
【0019】 また、合成樹脂製の多面鏡体の圧入による変形部分は薄肉状の内方突出縁部に 限られるので、多面鏡体全体に影響を及ぼすような力および変形が発生すること はないという効果がある。
【0020】 さらに、回転アクチュエータへの多面鏡体の自動装着が可能になり、組立て工 程の自動化が可能になるとともに、部品点数が減少してコストを低減することが できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るポリゴンスキャナの構
成を示す断面図である。
【図2】従来のポリゴンスキャナの構成を示す断面図で
ある。
【図3】図1に示したポリゴンスキャナの分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 回転アクチュエータ 1a 回転軸 1b 多面鏡体受け段差部 2 多面鏡体 2a 中心孔 2b 内方突出縁部 3 接着剤層

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸が突設された回転アクチュエータ
    と、合成樹脂を主成分とし前記回転軸が挿入される中心
    孔の孔径が薄肉状の内方突出縁部を残して前記回転軸の
    軸径より大きく、前記内方突出縁部の孔径が前記回転軸
    に圧入される内径に設定され、前記回転軸が前記中心孔
    に挿入されたときに前記回転軸の前記内方突出縁部への
    圧入により前記回転軸の中心と前記中心孔の中心とが自
    動的に一致する多面鏡体と、この多面鏡体と前記回転軸
    との嵌合部の隙間に接着剤を注入させて固化させた接着
    剤層とを有することを特徴とするポリゴンスキャナ。
JP4518691U 1991-05-20 1991-05-20 ポリゴンスキヤナ Pending JPH04129125U (ja)

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JP4518691U JPH04129125U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 ポリゴンスキヤナ

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JP4518691U JPH04129125U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 ポリゴンスキヤナ

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JPH04129125U true JPH04129125U (ja) 1992-11-25

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ID=31925122

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JP4518691U Pending JPH04129125U (ja) 1991-05-20 1991-05-20 ポリゴンスキヤナ

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