JPH04128992A - カップ式自動販売機の飲料ノズル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は飲料をカップに入れて販売するカップ式自動
販売機において、飲料パイプの先端に設けられ飲料を所
定の方向からベンドステージ上の飲料カップに注入する
ための飲料ノズルに関する。

（従来の技術〕 カップ式自動販売機は第４図に示すように、原料容器１
に収容される粉粒状原料が、販売信号により一定量ミキ
シングボウル２にシュート３を介して送出され、このミ
キシングボウル２に供給される温水と攪拌混合されて飲
料が調製される。−方前記販売信号によりベンドステー
ジ４にはカップ５が送出される。そして前記飲料が飲料
バイブロに案内され、飲料バイブロの先端に設けられか
つベンドステージ４周壁に固定支持される飲料ノズル７
を介してカップ５に適当な角度及び吐出圧力でもって注
入される。この飲料入りカップ５は客の手でペンドステ
ージ４から取出される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところでカップ式自動販売機はペンドステージ４にカッ
プ５を上方から送出するために、送出されたカップ５の
真上に飲料ノズル７を配置することができない。このた
めに飲料ノズル７から吐出される飲料の終りに近く雫と
なって落ちる分がカップ５を直接濡らしたり、ベンドス
テージ４のカップ５が着地する床面を濡らして次に送出
されるカップ５を汚したりすることが生じ、客に不快感
を与える不具合があった。

この発明は、従来と同様にカップの搬出及び飲料の注入
が行われ、かつ最後に雫となって落ちる飲料によりカッ
プが濡らされ又汚される心配のないカップ式自動販売機
の飲料ノズルを提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的を達成するために、この発明によれば、飲料パ
イプの先端に接続され販売信号により飲料をベンドステ
ージ上のカップに注入するカップ式自動販売機の飲料ノ
ズルにおいて、上下に回動可能にノズル本体の中央部を
前記飲料パイプの先端に支持し、かつノズル本体先端側
を上向きに付勢するばね、及び前記飲料の流体圧力によ
り先端が下向きに回動させられる前記ノズル本体を注入
姿勢に規制するストッパを設けて構成し、加えて飲料注
入後下向きに回動したノズル本体後端よりたれ落ちる飲
料を捕集し排水容器に案内する樋を設けるものとする。

〔作用］ 飲料パイプから送られる飲料の流体圧力で飲料ノズルが
注入姿勢に回動保持される一方、飲料の勢いが弱まると
飲料ノズルが先端を上向きに回動させられ平伏の飲料を
後端から樋上に滴下させる。

従ってカップを飲料により濡らすことが防止され、客に
不快感を与えることが無くなる。

〔実施例〕

第１図ないし第３図はこの発明の実施例を示すもので、
第４図と共通あるいは同一の部分は同じ符号で示す。

第１図ないし第３図において、飲料ノズル７のノズル本
体７１は、断面Ｕ字形に形成され、かつ中央部を飲料バ
イブロの先端部にビン７２を介して上下に回動可能に支
持される。７４はノズル本体７１の下方に適当な傾斜を
設けてペンドステージ４周壁に固定設置され下端がドレ
ンバイブ７５に接続される樋である。前記ドレンバイブ
７５の他端は図示しない排水容器内に開口する。７６は
適当な力でノズル本体７１の先端側を上向きに付勢する
コイルばねである。

前述の構成において、飲料ノズル７は、常時は第１図に
示す如くばね力によりノズル本体が先端側を上向きに回
動させた状態におかれる。そして飲料販売時には販売信
号によりミキシングボウル２（第４図）から適当な吐出
圧力が得られるように飲料が飲料バイブロを介してカッ
プ５に向けて送出される。この飲料の流体圧力によって
第２図に示す如くノズル本体７１が先端を下向きに矢印
Ａの如く回動させられ後部７１ａが飲料バイブロのスト
ッパとしてなる先端部下面６ａに当接して、注入姿勢に
保たれる。しかして前記飲料はカップ５に注入される。

飲料の注入が略終りになり飲料の流れに勢いが無（なる
と、第３図に示す如くノズル本体７１がコイルばね７６
に引っばられてその先端を上向きに回動させられ元の姿
勢に戻る。従って注入の終り近くの飲料は飲料バイブロ
からノズル本体７１を後端に向けて流れ、樋７４に滴下
し排水容器に排出される。従ってカップ５やペンドステ
ージ４が飲料によって濡れたり汚れたりすることがない
。

〔発明の効果〕

この発明によれば飲料パイプの先端に接続され販売信号
により飲料をベンドステージ上のカップに注入するカッ
プ式自動販売機の飲料ノズルにおいて、上下に回動可能
にノズル本体の中央部を前記飲料パイプの先端に支持し
、かつノズル本体先端側を上向きに付勢するばね、及び
前記飲料の流体圧力により先端が下向きに回動させられ
る前記ノズル本体を注入姿勢に規制するストッパを設け
て構成し、加えて飲料注入後下向きに回動したノズル本
体後端よりたれ落ちる飲料を捕集し排水容器に案内する
樋を設けるようにしたので、飲料注入時に、注入終り近
く流れる勢いの弱まった平伏の飲料はノズル本体の後端
から滴下し樋に捕集され排水容器に導かれる。従って飲
料によってカップを濡らしたり、ベンドステージ上に滴
下してカップを汚したりすることが無く、客は常に快適
に飲料入りカップを手にすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例を示す飲料ノズルを備えるカ
ップ式自動販売機の要部側面図、第２図は同じく飲料注
入時の側面図、第３図は同じく飲料注入絡路り頃の側面
図、第４図は従来の飲料ノズルを備えるカップ式自動販
売機の側面図である。 ４・・・ベンドステージ、５・・・カップ、６・・・飲
料パイプ、６ａ・・・下面（ストッパ）、７・・・飲料
ノズル、７４・・・樋、７６・・・コイルばね。 第 図 第 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）飲料パイプの先端に接続され販売信号により飲料を
   ベンドステージ上のカップに注入するカップ式自動販売
   機の飲料ノズルにおいて、上下に回動可能にノズル本体
   の中央部を前記飲料パイプの先端に支持し、かつノズル
   本体先端側を上向きに付勢するばね、及び前記飲料の流
   体圧力により先端が下向きに回動させられる前記ノズル
   本体を注入姿勢に規制するストッパを設けてなることを
   特徴とするカップ式自動販売機の飲料ノズル。 ２）請求項１記載の飲料ノズルにおいて、飲料注入後下
   向きに回動したノズル本体後端よりたれ落ちる飲料を捕
   集し排水容器に案内する樋を設けることを特徴とするカ
   ップ式自動販売機の飲料ノズル。