JPH08289848A - 給湯水栓 - Google Patents
給湯水栓Info
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- JPH08289848A JPH08289848A JP7134641A JP13464195A JPH08289848A JP H08289848 A JPH08289848 A JP H08289848A JP 7134641 A JP7134641 A JP 7134641A JP 13464195 A JP13464195 A JP 13464195A JP H08289848 A JPH08289848 A JP H08289848A
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- water supply
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- valve
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 給湯用押しボタンが確実に湯呑みの胴部で押
してお湯を湯呑みに注ぐことができ、誤って給湯水栓の
吐水口の周囲に触れても火傷の危険がない給湯水栓を提
供する。 【構成】 飲食カウンタ等の給湯用水栓において、ノズ
ル部の周囲が、断熱材により被覆されており、弁箱の下
方に支持部材が設けられ、支持部材の下端に丁番を介し
て容器支持板が取付けられている給湯用水栓であり、誤
ってノズル部に触れても火傷を負うことがなく、また、
湯呑み茶碗の置き場として使用でき、容器支持板上を滑
るように押すだけで給湯できるので、給湯ボタンを押す
湯呑み茶碗の位置が胴部に一定されるので衛生的であ
る。
してお湯を湯呑みに注ぐことができ、誤って給湯水栓の
吐水口の周囲に触れても火傷の危険がない給湯水栓を提
供する。 【構成】 飲食カウンタ等の給湯用水栓において、ノズ
ル部の周囲が、断熱材により被覆されており、弁箱の下
方に支持部材が設けられ、支持部材の下端に丁番を介し
て容器支持板が取付けられている給湯用水栓であり、誤
ってノズル部に触れても火傷を負うことがなく、また、
湯呑み茶碗の置き場として使用でき、容器支持板上を滑
るように押すだけで給湯できるので、給湯ボタンを押す
湯呑み茶碗の位置が胴部に一定されるので衛生的であ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、お湯又はお茶などを注
ぐ給湯水栓に関し、特に、回転寿司などの飲食カウンタ
に取り付けられる給湯水栓に関する。
ぐ給湯水栓に関し、特に、回転寿司などの飲食カウンタ
に取り付けられる給湯水栓に関する。
【０００２】
【従来の技術】寿司等の飲食物移送用コンベヤを備えた
寿司コンベヤなどの飲食カウンタは、寿司等の飲食物を
コンベヤにより例えば循環移送し、一方、飲食カウンタ
の例えばカウンタテーブルの周囲に座席を占めた飲食客
は、飲食物移送用のコンベヤにより循環移送される食べ
物、例えば寿司、焼肉用生肉等を取り出して、食するよ
うになっているので、飲食客に飲食物の運搬等のサービ
スを機械により行うこととなり、飲食店での省力化を助
けて、広汎に使用されている。
寿司コンベヤなどの飲食カウンタは、寿司等の飲食物を
コンベヤにより例えば循環移送し、一方、飲食カウンタ
の例えばカウンタテーブルの周囲に座席を占めた飲食客
は、飲食物移送用のコンベヤにより循環移送される食べ
物、例えば寿司、焼肉用生肉等を取り出して、食するよ
うになっているので、飲食客に飲食物の運搬等のサービ
スを機械により行うこととなり、飲食店での省力化を助
けて、広汎に使用されている。
【０００３】しかし、飲食店において、例えば寿司など
の飲食にお茶のサービスは不可欠であり、飲食カウンタ
において、飲食客への給茶などの給湯サービスを簡単且
つ容易にするために、飲食カウンタの客席側に、お茶及
びお湯用の給湯水栓が設けられている。この給湯水栓
は、お湯貯槽に接続するお湯供給管に接続しており、利
用者は、給湯水栓の押しボタンを押して、自由にお湯を
湯呑み茶碗に注ぐことができる。
の飲食にお茶のサービスは不可欠であり、飲食カウンタ
において、飲食客への給茶などの給湯サービスを簡単且
つ容易にするために、飲食カウンタの客席側に、お茶及
びお湯用の給湯水栓が設けられている。この給湯水栓
は、お湯貯槽に接続するお湯供給管に接続しており、利
用者は、給湯水栓の押しボタンを押して、自由にお湯を
湯呑み茶碗に注ぐことができる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし、給湯水栓の給
湯用押しボタンは、普通は、湯呑み茶碗の胴部で押すよ
うになっているが、ときに、誤って湯呑み茶碗の飲み口
周辺で押してお湯を湯呑み茶碗に注ぐ場合もあり、比較
的衛生的でない。しかも、給湯水栓には、熱湯に近い高
い温度のお湯が、始終供給されているので、使用時及び
非使用時に手で触れて火傷の危険もあり問題である。本
発明は、給湯水栓において、給湯用押しボタンの非衛生
的な点及びその周囲に手で触れて火傷の危険がある点な
どの問題点を解消することを目的としている。
湯用押しボタンは、普通は、湯呑み茶碗の胴部で押すよ
うになっているが、ときに、誤って湯呑み茶碗の飲み口
周辺で押してお湯を湯呑み茶碗に注ぐ場合もあり、比較
的衛生的でない。しかも、給湯水栓には、熱湯に近い高
い温度のお湯が、始終供給されているので、使用時及び
非使用時に手で触れて火傷の危険もあり問題である。本
発明は、給湯水栓において、給湯用押しボタンの非衛生
的な点及びその周囲に手で触れて火傷の危険がある点な
どの問題点を解消することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、給湯用押しボ
タンが確実に湯呑みの胴部で押してお湯を湯呑みに注ぐ
ことができ、誤って給湯水栓の吐水口の周囲に触れても
火傷の危険がない給湯水栓を提供することを目的として
いる。即ち、本発明は、弁体を有する弁箱を備え、基部
が斜め上方に立ち上がり、前方において下方に湾曲して
吐水口が形成されているノズル部を備え、お湯供給管の
接続部に接続可能の給湯水栓において、ノズル部の周囲
が、断熱材により被覆されており、弁箱の下方に支持部
材が設けられ、支持部材の下端に丁番を介して容器支持
板が取付けられていることを特徴とする給湯水栓にあ
る。
タンが確実に湯呑みの胴部で押してお湯を湯呑みに注ぐ
ことができ、誤って給湯水栓の吐水口の周囲に触れても
火傷の危険がない給湯水栓を提供することを目的として
いる。即ち、本発明は、弁体を有する弁箱を備え、基部
が斜め上方に立ち上がり、前方において下方に湾曲して
吐水口が形成されているノズル部を備え、お湯供給管の
接続部に接続可能の給湯水栓において、ノズル部の周囲
が、断熱材により被覆されており、弁箱の下方に支持部
材が設けられ、支持部材の下端に丁番を介して容器支持
板が取付けられていることを特徴とする給湯水栓にあ
る。
【０００６】本発明において、給湯水栓は、例えば、グ
ラスフィラーなどと呼ばれるお湯又はお茶を供給する給
湯用の水栓であり、弁箱に使用される弁体は、仕切弁、
玉形弁、ボール弁、蝶形弁など各種公知の弁体を使用す
ることができる。しかしスプリングで付勢した弁体を使
用すると簡単な構造で機械的に開閉できるので好まし
い。
ラスフィラーなどと呼ばれるお湯又はお茶を供給する給
湯用の水栓であり、弁箱に使用される弁体は、仕切弁、
玉形弁、ボール弁、蝶形弁など各種公知の弁体を使用す
ることができる。しかしスプリングで付勢した弁体を使
用すると簡単な構造で機械的に開閉できるので好まし
い。
【０００７】本発明において、給湯水栓は、回転寿司等
の飲食カウンタに据え付けられるものであり、該給湯水
栓のノズルには、周囲が、断熱材により被覆されたノズ
ル部が設けられ、弁箱の下方に支持部材が設けられ、支
持部材の下端に丁番を介して容器支持板が取付けられて
いる。本発明の湯飲み茶碗置き用の容器支持板は、弁箱
下方に設けられ、その位置は、容器支持板に載せられた
湯呑み茶碗の胴部で給湯用押しボタンを押せる位置に設
けられる。
の飲食カウンタに据え付けられるものであり、該給湯水
栓のノズルには、周囲が、断熱材により被覆されたノズ
ル部が設けられ、弁箱の下方に支持部材が設けられ、支
持部材の下端に丁番を介して容器支持板が取付けられて
いる。本発明の湯飲み茶碗置き用の容器支持板は、弁箱
下方に設けられ、その位置は、容器支持板に載せられた
湯呑み茶碗の胴部で給湯用押しボタンを押せる位置に設
けられる。
【０００８】したがって、本発明においては、給湯する
ときは、該容器支持板に載せられた湯呑み茶碗を、例え
ば該容器支持板上を滑るように押して、弁箱下方の給湯
用押しボタンを湯呑み茶碗の胴部で押し、湯を湯呑み茶
碗内に注ぐことができ、給湯しないときは、その侭、容
器支持板上に載せて置くことができる。また、飲食客が
席を使用しないときは、丁番を介して給湯水栓側に折り
曲げることができ、容器支持板の下方を清掃することが
できる 容器支持板には、容器支持板を丁番を介して折り曲げて
給湯水栓に押し付けたときに、給湯用押しボタンを押さ
ないように逃げ孔が形成されている。
ときは、該容器支持板に載せられた湯呑み茶碗を、例え
ば該容器支持板上を滑るように押して、弁箱下方の給湯
用押しボタンを湯呑み茶碗の胴部で押し、湯を湯呑み茶
碗内に注ぐことができ、給湯しないときは、その侭、容
器支持板上に載せて置くことができる。また、飲食客が
席を使用しないときは、丁番を介して給湯水栓側に折り
曲げることができ、容器支持板の下方を清掃することが
できる 容器支持板には、容器支持板を丁番を介して折り曲げて
給湯水栓に押し付けたときに、給湯用押しボタンを押さ
ないように逃げ孔が形成されている。
【００１０】本発明において、ノズル部を形成する材料
は真鍮であり、これに対して、ノズル部の外表面には、
水に濡れ難く、且つノズルを形成する材料の熱伝導率に
対して１／７以下、好ましくは１／１００以下、さらに
好ましくは、１／５００の熱伝導率を有する小さい熱伝
導率の材料としては、ポリプロピレン樹脂、ポリオキシ
メチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、テフロン樹脂などが
ある。しかし、小さい熱伝導率の材料は、熱伝導率が低
く、取り付けが比較的安価であるところから、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリオキシメチレン樹脂又はテフロン樹脂
であるのが好ましい。
は真鍮であり、これに対して、ノズル部の外表面には、
水に濡れ難く、且つノズルを形成する材料の熱伝導率に
対して１／７以下、好ましくは１／１００以下、さらに
好ましくは、１／５００の熱伝導率を有する小さい熱伝
導率の材料としては、ポリプロピレン樹脂、ポリオキシ
メチレン樹脂、ポリエチレン樹脂、テフロン樹脂などが
ある。しかし、小さい熱伝導率の材料は、熱伝導率が低
く、取り付けが比較的安価であるところから、ポリプロ
ピレン樹脂、ポリオキシメチレン樹脂又はテフロン樹脂
であるのが好ましい。
【００１１】ノズル部の外表面を覆う前記小さい熱伝導
率の材料は、手に触れ易いノズル先端部等のノズル部の
一部を覆えば足りるが、ノズル部全体を覆うようにする
ことができる。本発明において、前記小さい熱伝導率の
材料は、通常の被覆手段によりノズル部に被覆される。
小さい熱伝導率の材料により被覆されたノズル部の外表
面の一部、例えばネジ止め等により交換可能に取付けら
れているノズル部の一部外表面を覆うようにすると、前
記ノズル部の手に触れ易い箇所が湯垢により汚れた場合
に、簡単に交換することができるので好ましい。
率の材料は、手に触れ易いノズル先端部等のノズル部の
一部を覆えば足りるが、ノズル部全体を覆うようにする
ことができる。本発明において、前記小さい熱伝導率の
材料は、通常の被覆手段によりノズル部に被覆される。
小さい熱伝導率の材料により被覆されたノズル部の外表
面の一部、例えばネジ止め等により交換可能に取付けら
れているノズル部の一部外表面を覆うようにすると、前
記ノズル部の手に触れ易い箇所が湯垢により汚れた場合
に、簡単に交換することができるので好ましい。
【００１２】
【作用】本発明の給湯水栓弁体を有する弁箱を備え、基
部が斜め上方に立ち上がり、前方において下方に湾曲し
て吐水口が形成されているノズル部を備え、お湯供給管
の接続部に接続可能の給湯水栓において、ノズル部の周
囲が、断熱材により被覆されており、弁箱の下方に支持
部材が設けられ、支持部材の下端に丁番を介して容器支
持板が取付けられているので、前記給湯時には、容器支
持板に載せられている湯呑み茶碗を、容器支持板に載せ
た侭押して、給湯用押しボタンを押すことができる。し
たがって、本発明においては、湯呑み茶碗の口部で給湯
用押しボタンを押すことが避けられ、衛生的である。
部が斜め上方に立ち上がり、前方において下方に湾曲し
て吐水口が形成されているノズル部を備え、お湯供給管
の接続部に接続可能の給湯水栓において、ノズル部の周
囲が、断熱材により被覆されており、弁箱の下方に支持
部材が設けられ、支持部材の下端に丁番を介して容器支
持板が取付けられているので、前記給湯時には、容器支
持板に載せられている湯呑み茶碗を、容器支持板に載せ
た侭押して、給湯用押しボタンを押すことができる。し
たがって、本発明においては、湯呑み茶碗の口部で給湯
用押しボタンを押すことが避けられ、衛生的である。
【００１３】また、本発明においては、容器支持板上
は、給湯された湯呑み茶碗を、その侭置いておくことが
できるので、飲食カウンタの湯呑み茶碗置き場が特定で
き、飲食カウンタのテーブル面を湯茶をこぼして汚すこ
とがなくなり、飲食客に不潔感を与えることがない。
は、給湯された湯呑み茶碗を、その侭置いておくことが
できるので、飲食カウンタの湯呑み茶碗置き場が特定で
き、飲食カウンタのテーブル面を湯茶をこぼして汚すこ
とがなくなり、飲食客に不潔感を与えることがない。
【００１３】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の実施の
態様を説明するが、本発明は以下の例示及び説明によっ
て何等限定されるものではない。図１は、本発明の一実
施例の給湯水栓の概略の部分側断面図であり、図２は、
図１に示す給湯水栓について、容器支持板を折り畳んだ
状態を示す部分的側断面図である。図３は、図１に示す
給湯水栓の容器支持板の部分的平面図である。図１乃至
図３において、共通する箇所には同一の符号が使用され
ている。
態様を説明するが、本発明は以下の例示及び説明によっ
て何等限定されるものではない。図１は、本発明の一実
施例の給湯水栓の概略の部分側断面図であり、図２は、
図１に示す給湯水栓について、容器支持板を折り畳んだ
状態を示す部分的側断面図である。図３は、図１に示す
給湯水栓の容器支持板の部分的平面図である。図１乃至
図３において、共通する箇所には同一の符号が使用され
ている。
【００１４】図１において、クレセント形フラットトッ
プチェーンコンベヤ１を備える飲食カウンタ２のカウン
タテーブル３側の側面には、給湯水栓４が、断熱部材５
を介して取付けられている。本例において、給湯用水栓
４は、本体部６及び開閉部７から構成されている。給湯
水栓４の本体部６は、循環パイプ８から分岐する給湯枝
管９に接続し、斜め上方に立ち上がるノズル部１０を備
えている。また、その内部には弁箱１１が形成されてい
る。開閉部７は、開閉ボタン１２及び開閉ボタン押さえ
１３を備えて形成されている。
プチェーンコンベヤ１を備える飲食カウンタ２のカウン
タテーブル３側の側面には、給湯水栓４が、断熱部材５
を介して取付けられている。本例において、給湯用水栓
４は、本体部６及び開閉部７から構成されている。給湯
水栓４の本体部６は、循環パイプ８から分岐する給湯枝
管９に接続し、斜め上方に立ち上がるノズル部１０を備
えている。また、その内部には弁箱１１が形成されてい
る。開閉部７は、開閉ボタン１２及び開閉ボタン押さえ
１３を備えて形成されている。
【００１５】弁箱１１は、一端が接続部１４に連通し、
他端は開閉部７から延びる弁棒１５に接続する弁体１６
により開閉される開口１７に連通している。弁棒１５の
端部１８は、ネジになっており、開閉ボタン１２に弁棒
支持部１９を通して螺着している。弁棒１５に接続する
弁体１６は、弁座２０に圧着しているが、開閉ボタン１
２の押しによる弁棒１５の移動により弁座２０から離
れ、開閉ボタン１２の押しを解除することにより、スプ
リング２１の弾性による弁棒の移動による復元作用によ
り弁座の上に戻る。このように弁棒１５の往復動作によ
り、弁体１６は流れ方向に往復動して、弁座に対し開閉
動作を行う。弁棒支持部１９は、周辺がＯリング（図示
されていない）により封鎖されており、開口１７が開い
たときに、開閉ボタン１２の周囲からお湯が噴き出ない
ようになっている。
他端は開閉部７から延びる弁棒１５に接続する弁体１６
により開閉される開口１７に連通している。弁棒１５の
端部１８は、ネジになっており、開閉ボタン１２に弁棒
支持部１９を通して螺着している。弁棒１５に接続する
弁体１６は、弁座２０に圧着しているが、開閉ボタン１
２の押しによる弁棒１５の移動により弁座２０から離
れ、開閉ボタン１２の押しを解除することにより、スプ
リング２１の弾性による弁棒の移動による復元作用によ
り弁座の上に戻る。このように弁棒１５の往復動作によ
り、弁体１６は流れ方向に往復動して、弁座に対し開閉
動作を行う。弁棒支持部１９は、周辺がＯリング（図示
されていない）により封鎖されており、開口１７が開い
たときに、開閉ボタン１２の周囲からお湯が噴き出ない
ようになっている。
【００１６】本例においては、ノズル部１０の先端部２
２の給湯吐出部２３には、整流板２４を内部に備えるポ
リプロピレン製の管状チップ２５がねじ接続により着脱
可能に取り付けられており、ノズル部１０の給湯吐出部
２３と管状チップ２５の間を液密に封鎖するために、Ｏ
リング（図示されていない）が設けられている。本例に
おいて、ノズル部１０は、本体部６に対して斜め上方に
立ち上がる立ち上がり部２６と、該立ち上がり部２６か
らノズル部１０の先端部２２が水平方向に向くように湾
曲する湾曲部２７が形成されている。
２の給湯吐出部２３には、整流板２４を内部に備えるポ
リプロピレン製の管状チップ２５がねじ接続により着脱
可能に取り付けられており、ノズル部１０の給湯吐出部
２３と管状チップ２５の間を液密に封鎖するために、Ｏ
リング（図示されていない）が設けられている。本例に
おいて、ノズル部１０は、本体部６に対して斜め上方に
立ち上がる立ち上がり部２６と、該立ち上がり部２６か
らノズル部１０の先端部２２が水平方向に向くように湾
曲する湾曲部２７が形成されている。
【００１７】本例において、給湯用水栓４の開閉ボタン
押さえ１３の下面に支持板２７が垂下されており、該支
持板２８の下端２９には丁番３０を介して湯呑み茶碗載
置台３１が取付けられている。湯呑み茶碗載置台３１の
給湯吐出部２３の下方には、上部に目皿３２を備えて滴
受け部３３が設けられている。給湯用水栓４が使用され
ない時や清掃時には、湯呑み茶碗載置台３１は、丁番３
０により折り曲げられる。折り曲げたときに、湯呑み茶
碗載置台３１が開閉ボタン１２を押さないように、逃げ
孔３４が形成されている。
押さえ１３の下面に支持板２７が垂下されており、該支
持板２８の下端２９には丁番３０を介して湯呑み茶碗載
置台３１が取付けられている。湯呑み茶碗載置台３１の
給湯吐出部２３の下方には、上部に目皿３２を備えて滴
受け部３３が設けられている。給湯用水栓４が使用され
ない時や清掃時には、湯呑み茶碗載置台３１は、丁番３
０により折り曲げられる。折り曲げたときに、湯呑み茶
碗載置台３１が開閉ボタン１２を押さないように、逃げ
孔３４が形成されている。
【００１８】本例は、以上のように構成されているの
で、飲食カウンタ１に取り付けられている給湯水栓１の
湯呑み茶碗載置台３１を開き、該湯呑み茶碗載置台３１
上に湯呑み茶碗３５を置いて、湯呑み茶碗載置台３１上
を開閉ボタン１２の方に押して、湯呑み茶碗の胴部で開
閉ボタン１２を押すことにより、弁棒１５は押されて移
動して、弁体１６を開口１７の弁座２０から離し、開口
２３からお湯をノズル部１０に流す。このようにして、
お湯は、ノズル部１０の湾曲部２７から管状チップ２５
に流れ、給湯吐出口部２３から湯呑み茶碗３５に注がれ
る。
で、飲食カウンタ１に取り付けられている給湯水栓１の
湯呑み茶碗載置台３１を開き、該湯呑み茶碗載置台３１
上に湯呑み茶碗３５を置いて、湯呑み茶碗載置台３１上
を開閉ボタン１２の方に押して、湯呑み茶碗の胴部で開
閉ボタン１２を押すことにより、弁棒１５は押されて移
動して、弁体１６を開口１７の弁座２０から離し、開口
２３からお湯をノズル部１０に流す。このようにして、
お湯は、ノズル部１０の湾曲部２７から管状チップ２５
に流れ、給湯吐出口部２３から湯呑み茶碗３５に注がれ
る。
【００１９】お湯が湯呑み茶碗に所望量注がれたところ
で、飲食客は、湯呑み茶碗３１を戻して、開閉ボタン１
２を押すのを止めると、弁棒１５は、スプリング２１の
弾性作用により、開閉ボタン１２を元の押す位置に戻
り、弁体１６を開口１７の弁座１８に接触させて、開口
１７を封鎖し、お湯の流出を停止する。
で、飲食客は、湯呑み茶碗３１を戻して、開閉ボタン１
２を押すのを止めると、弁棒１５は、スプリング２１の
弾性作用により、開閉ボタン１２を元の押す位置に戻
り、弁体１６を開口１７の弁座１８に接触させて、開口
１７を封鎖し、お湯の流出を停止する。
【００２０】お湯の流出が停止されて、お湯の滴は整流
板２４の間に保持されるが、管状チップ２５は、熱伝導
率の小さい材料で構成されているので、ノズル部１０に
比して、お湯が容易に冷めるために、湯垢が形成し難く
なっている。
板２４の間に保持されるが、管状チップ２５は、熱伝導
率の小さい材料で構成されているので、ノズル部１０に
比して、お湯が容易に冷めるために、湯垢が形成し難く
なっている。
【００２１】したがって、本例の給湯用水栓は、長時間
に亙って使用しても湯垢の形成がみられない。さらに、
本例においては、ノズル部１０の立ち上がり部２６から
先端部２２に、ノズルを形成する材料に対して熱伝導率
比が１／７以下の熱伝導率を有する小さい熱伝導率の材
料が、ノズルの吐水口端面の略全面を覆って設けられて
いるので、給湯内の温度の変化が少なく、湯垢の形成が
みられない。またこのように、熱伝導率の小さい材料
で、ノズル部１０を覆っているので、誤って接触して
も、火傷などの事故に至らない。
に亙って使用しても湯垢の形成がみられない。さらに、
本例においては、ノズル部１０の立ち上がり部２６から
先端部２２に、ノズルを形成する材料に対して熱伝導率
比が１／７以下の熱伝導率を有する小さい熱伝導率の材
料が、ノズルの吐水口端面の略全面を覆って設けられて
いるので、給湯内の温度の変化が少なく、湯垢の形成が
みられない。またこのように、熱伝導率の小さい材料
で、ノズル部１０を覆っているので、誤って接触して
も、火傷などの事故に至らない。
【００２２】本例においては、滴受けは、滴受けが滴で
一杯になったところで、又は定期的に、滴受けを清浄な
滴受けと交換できるように形成される例を示している
が、滴受けの滴を溜める部分に滴を排出する流路を接続
して、滴を絶えず外部に流出させるようにすることがで
きる。この場合は、滴を溜める部分の上に設けられる目
皿のみを、定期的に交換して、滴受けの部分を清浄にす
る。
一杯になったところで、又は定期的に、滴受けを清浄な
滴受けと交換できるように形成される例を示している
が、滴受けの滴を溜める部分に滴を排出する流路を接続
して、滴を絶えず外部に流出させるようにすることがで
きる。この場合は、滴を溜める部分の上に設けられる目
皿のみを、定期的に交換して、滴受けの部分を清浄にす
る。
【００２３】
【発明の効果】本発明はの給湯水栓は、弁体を有する弁
箱を備え、基部が斜め上方に立ち上がり、前方において
下方に湾曲して吐水口が形成されているノズル部を備
え、お湯供給管の接続部に接続可能の給湯水栓におい
て、ノズル部の周囲が、断熱材により被覆されており、
弁箱の下方に支持部材が設けられ、支持部材の下端に丁
番を介して容器支持板が取付けられており、前記給湯時
には、容器支持板に載せられている湯呑み茶碗を、容器
支持板に載せた侭押すだけで、給湯用押しボタンを押し
て、お湯を湯呑み茶碗内に注ぐことができるので、従来
の給湯用水栓に比して、湯呑み茶碗の一定の箇所で、常
に給湯用押しボタンを押すことができ、湯呑み茶碗の口
部で給湯用押しボタンを押すことが避けられ、衛生的で
ある。
箱を備え、基部が斜め上方に立ち上がり、前方において
下方に湾曲して吐水口が形成されているノズル部を備
え、お湯供給管の接続部に接続可能の給湯水栓におい
て、ノズル部の周囲が、断熱材により被覆されており、
弁箱の下方に支持部材が設けられ、支持部材の下端に丁
番を介して容器支持板が取付けられており、前記給湯時
には、容器支持板に載せられている湯呑み茶碗を、容器
支持板に載せた侭押すだけで、給湯用押しボタンを押し
て、お湯を湯呑み茶碗内に注ぐことができるので、従来
の給湯用水栓に比して、湯呑み茶碗の一定の箇所で、常
に給湯用押しボタンを押すことができ、湯呑み茶碗の口
部で給湯用押しボタンを押すことが避けられ、衛生的で
ある。
【００２４】また、本発明においては、容器支持板上
は、給湯された湯呑み茶碗を、その侭置いておくことが
できるので、従来の給湯用水栓を備える飲食カウンタに
比して、飲食カウンタの湯呑み茶碗置き場が特定でき、
飲食カウンタのテーブル面を湯茶をこぼして汚すことが
なくなり、飲食客に不潔感を与えることがない。
は、給湯された湯呑み茶碗を、その侭置いておくことが
できるので、従来の給湯用水栓を備える飲食カウンタに
比して、飲食カウンタの湯呑み茶碗置き場が特定でき、
飲食カウンタのテーブル面を湯茶をこぼして汚すことが
なくなり、飲食客に不潔感を与えることがない。
【００２５】さらに、お茶及びお湯供給用の給湯水栓の
ノズル部を、ノズルを形成する材料に対し熱伝導率比が
１／７以下の熱伝導率を有する小さい熱伝導率の材料
が、ノズルの吐水口端面の略全面を覆って設けられてい
るので、従来の給湯水栓に比して、ノズル吐水口部に湯
垢の形成を防止することができ、誤って接触することに
よる事故を防止することができる。
ノズル部を、ノズルを形成する材料に対し熱伝導率比が
１／７以下の熱伝導率を有する小さい熱伝導率の材料
が、ノズルの吐水口端面の略全面を覆って設けられてい
るので、従来の給湯水栓に比して、ノズル吐水口部に湯
垢の形成を防止することができ、誤って接触することに
よる事故を防止することができる。
【図１】本発明の一実施例の給湯水栓の概略の部分側断
面図である。
面図である。
【図２】図１に示す給湯水栓について、容器支持板を折
り畳んだ状態を示す部分的側断面図である。
り畳んだ状態を示す部分的側断面図である。
【図３】図１に示す給湯水栓の容器支持板の部分的平面
図である。
図である。
１ クレセント形フラットトップチェーンコンベヤ ２ 飲食カウンタ ３ カウンタテーブル ４ 給湯用水栓 ５ 断熱部材 ６ 給湯用水栓の本体部 ７ 給湯用水栓の開閉部 ８ 循環パイプ ９ 給湯枝管 １０ ノズル部 １１ 弁箱 １２ 開閉ボタン １３ 開閉ボタン押さえ １４ 接続部 １５ 弁棒 １６ 弁体 １７ 弁体１６により開閉される開口 １８ 弁棒１６の端部 １９ 弁棒支持部 ２０ 弁座 ２１ スプリング ２２ ノズル部１０の先端部 ２３ 給湯吐出部 ２４ 整流板 ２５ 管状チップ ２６ ノズル部１０の立ち上がり部 ２７ ノズル部１０の湾曲部 ２８ 支持板 ２９ 支持板２８の下端 ３０ 丁番 ３１ 湯呑み茶碗 ３２ 目皿 ３３ 滴受け ３４ 逃げ孔 ３５ 湯呑み茶碗
Claims (1)
- 【請求項１】 弁体を有する弁箱を備え、基部が斜め上
方に立ち上がり、前方において下方に湾曲して吐水口が
形成されているノズル部を備え、お湯供給管の接続部に
接続可能の給湯水栓において、ノズル部の周囲が、断熱
材により被覆されており、弁箱の下方に支持部材が設け
られ、支持部材の下端に丁番を介して容器支持板が取付
けられていることを特徴とする給湯水栓。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134641A JP2942715B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 給湯水栓 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7134641A JP2942715B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 給湯水栓 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08289848A true JPH08289848A (ja) | 1996-11-05 |
| JP2942715B2 JP2942715B2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=15133120
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7134641A Expired - Fee Related JP2942715B2 (ja) | 1995-04-24 | 1995-04-24 | 給湯水栓 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2942715B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019242172A1 (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 | 饮水机 |
| CN111434289A (zh) * | 2019-01-14 | 2020-07-21 | 广州集豪屯茶业有限公司 | 一种智能茶水冲泡机 |
| CN111728485A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-10-02 | 谭修羽 | 一种用于室内桶装水的饮水机聪明座装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| TW202228579A (zh) * | 2020-11-24 | 2022-08-01 | 日商藏壽司股份有限公司 | 配件、及具備該配件之熱水供應用具 |
-
1995
- 1995-04-24 JP JP7134641A patent/JP2942715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019242172A1 (zh) * | 2018-06-20 | 2019-12-26 | 佛山市顺德区美的饮水机制造有限公司 | 饮水机 |
| CN111434289A (zh) * | 2019-01-14 | 2020-07-21 | 广州集豪屯茶业有限公司 | 一种智能茶水冲泡机 |
| CN111728485A (zh) * | 2020-06-04 | 2020-10-02 | 谭修羽 | 一种用于室内桶装水的饮水机聪明座装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2942715B2 (ja) | 1999-08-30 |
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Legal Events
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