JPH04128566A - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPH04128566A
JPH04128566A JP24777490A JP24777490A JPH04128566A JP H04128566 A JPH04128566 A JP H04128566A JP 24777490 A JP24777490 A JP 24777490A JP 24777490 A JP24777490 A JP 24777490A JP H04128566 A JPH04128566 A JP H04128566A
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JP
Japan
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fuel
passage
fuel injection
air
injection
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JP24777490A
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English (en)
Inventor
Junichi Sato
淳一 佐藤
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Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、燃料ポンプによって加圧された燃料を燃#4
噴射弁を介して吸気路内へ噴射する燃料噴射装置に係わ
り、その内特に絞り弁より下流側の吸気路に向けて、単
一の燃料噴射弁より燃料を噴射し、この燃料を機関の各
気筒に連なる吸気賛に供給したいわゆるシングルポイン
トインジェクション方式(以下SPI方式という)にお
ける燃料噴射装置に間するものである。 〔従来の技術〕 SP1方式における燃料噴射装置として特開昭53−7
2923号がある。これは、吸気路内に燃料が均一に吐
出され、各気筒に連なる各吸気管に対して均等に微細な
燃料を供給することを主目的としたもので、この為に、
絞り弁を通る空気を制御する絞り弁の下流便に配置され
て絞り弁の1−5空気通路からの空気を受ける内部空気
チャンバと、内面に対して直角な燃料噴射弁により噴射
される燃料を受けて内部に燃料リングを形成する円形の
燃料fi流チャンバと、霧化器を通る空気の流れを制限
するオリフィスと、蒸気化された混合気を絞り弁の下流
側の主空気通路へ戻す出口ボートと、を設けたものであ
る。 而して、電子制御器による作動に応じて燃料噴射弁によ
り噴射された燃料は、比較的速い速度で溝の中に入って
、その溝の中に燃料リングを形成する。溝の中の燃料の
円運動によって燃料は溝の内面上に薄い膜となって広が
る。この燃料の膜はオリフィスから出る空気の流れによ
って徐々に遅び出ネれ、従来の霧化器で得られるよりも
小さな粒子に砕かれる。 ヌ、溝の内部での燃料の滞留時間は燃料供給時間を大幅
に長びかせる。 0発−が解決しようと量る課題〕 かかる従来のP料噴射装置によると吹の解決すべき課題
を有する。 〜1.溝の接絹方向に偏心して燃料噴射弁より炉部を噴
射させ、溝内に渦流を生起させて溝内面上にfaJII
II状の燃料リングを形成し、このe!!料リシリング
気によって徐々に運び出したことによると、 i?!!籾噴射弁より溝内へ噴射される燃料のll1v
霧角度が変化すると、(P籾噴射弁の噴霧角度は100
〜40°のものが一般的である。)IAの内面Eに形成
される燃料の→膜渦疏状態が変化し、オリフィスから構
内へ供給される空気量が一定であったとしても、空気に
よって出口ボートから工空気通路内へ運び出される燃料
量が変化する恐れがあり、(薄膜渦流状態が変化したこ
とによる)均一な燃料を供給する上で好ましくない。 知燃料噴射弁へ加圧された燃料を供給する燃料ポンプの
吐出圧力が変化すると、燃料噴射弁より溝内へ噴射され
る燃料圧力が変化し、これによると、溝の内面上に形成
される燃料の薄1lll渦流状態が変化し、前記φ)と
同様の問題を有する。
【・溝内へ噴射される燃料の噴射エネルギーは、溝の内
周面に渦流を生起する為に使用されるもので空気通路よ
り供給される空気との程合に81極的に作用しない、す
なわち、溝の内面[−に形成ぎれる燃料の膜はオリフィ
スから出る空気の流れによって徐々に運び出される。従
って、溝内において燃料と空気とを積極的に微細に混合
するものでない。 ・す機関の急減速時において、絞り弁より下流側の吸気
路には極めて大なる吸気負圧が生起するもので、この吸
気負圧は出口を介して溝の内部全体に作用する。 而して、この吸気負圧は構の内周面」二に形成された薄
膜状の燃料リングの燃料表面にも作用し、燃料を溝の内
方向に向かって剥離させる恐れが有り、*の出口伺近に
おける燃料の混合に乱れを生じる。すなわち溝の出口刊
近の燃料の分布に濃淡が生じ均一な燃料の供給を防げる
。 ((燃料噴射弁より噴射される燃料は比較的室容積の大
なる溝内に噴射されて溝の内面りに燃料リングを形成す
るがこの通の内面上における燃料リングの流速は下方に
行くに従って低下し、この燃料が構の内方へ飛散(タレ
込む)する恐れがあり溝の出口付近における燃料の混合
状態が悪化する。 γ燃料噴射弁より噴射される吐出燃料の噴射形状は、燃
料が拡散するフレアー形と、燃料が収束されるペンシル
ビーム形と有る。溝内に渦流を形成する為には滴の内面
−1−を燃料が比較的速い速度をもって円運動すること
が望マしいもので、この為にはペンシルビーム形の噴射
形状を持つ燃Nl’*射弁が好ましい。 フレアー形にあっては燃料が溝内に拡散して溝の内面上
に渦筐を生起しにくい。 従って、燃料噴射弁の噴射形状の限定を受は易い。 〜2゜特開昭53−72923号公報の第3図、第4図
に丞されるように溝と出「コとの間にオリフィスを設け
たものにあっては、空気通路より供給される空気と溝の
内面上を流れる薄膜状の燃料とのv合はオリフィスより
上流側の比較的容積の大きい溝内で行なわれ、吸気路へ
の供給時にはオリフィスにてこの混合気は再び絞られる
ので、燃料はオリフィスによって収束され燃*4霧化の
点より好ましいものでない。 〔課題を解決する為の手段〕 本発明になる燃料噴射装置は、前記不具合点に鑑み成さ
れたもので、SPI方式において燃料の霧化特性及び均
一性の秀れ、しかも機関への適合の自由度が高くメンテ
ナンス性の良好な燃料噴射装置を得ることを目的とし、
前記目的達成の為に、燃料噴射弁より噴射される燃料を
絞り弁より下流側の吸気路を介して機関へ供給する内燃
機関における燃料噴射装置において、 絞り弁より下流側の吸気路内にあって、吸気路の長手方
向軸心線x−xに対して略平行で、その上流側が閉塞さ
れるとともに下流側が開口し、下流側の開口には吸気路
の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡大する拡大傾
斜部を設けた燃料噴射路と; 燃料噴射弁より噴射される燃料を、燃料噴射路内へ噴射
供給する為に燃料噴射路内に開口する噴射弁噴射路と; 一端が大気又は絞り弁より上流側の吸気路内に開口し、
他端が噴射弁噴射路の燃料噴射路内への開口より下流側
の燃料噴射路内に開口する空気通路と: 少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置されて、拡
大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y−Yに
沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部を備え
たコーン部材と:よりなり、 前記、燃料噴射路、噴射弁噴射路、空気通路、コーン部
材、を備えた環状燃料制御部材を、内部を吸気路が貫通
し、該吸気路を開閉制御する絞り弁を備えた絞り弁本体
と、内部を吸気路が貫通する噴射弁本体との間に着脱自
在に挟持したものである。 (作用〕 1−記のように構成された燃料噴射装置によると、燃料
噴射弁より噴射された燃料は、噴射弁噴射路を介して燃
料噴射路内のコーン部材に向けて噴射され、−実空気通
路より、大気又は絞り弁より上流側の吸気路内の空気が
燃料噴射路内へ流入する。 コーン部材に衝突した燃料は、速い噴射速度をもって燃
料噴射路の拡大傾斜部と、コーン部材の拡大傾斜部との
間に形成5れる環状の間隙内に分散し、この微細化され
た燃料は燃料噴射路の出口に向かって流下する空気と混
合し、燃料噴射路の下流側の出口より吸気路内に向けて
噴射される。 環状の間隙を流下する燃料は、環状の間隙が比較的小容
積(小間隙)をもって形成され、燃料の流速が低下する
ことなく、しかも環状の間隙を流れる空気流速が速く、
更には、環状の間隙は下流側の開口に向かって連続して
形成されたことによって、確実なる環状のe料フオーム
を形成でき、この環状に形成された燃料を燃料噴射路の
端部より吸気路の内側面に向けて拡大しつつ噴射するこ
とができる。 一方、燃料噴射路、空気通路、の通路径、拡大傾斜部の
拡大角度、コーン部材の形状等の変更時においては環状
燃料制御部材を変更すれば良くしかもそのメンテナンス
時においても環状燃料制御部材を絞り弁本体、噴射弁本
体より取外すことによって対応できる。 〔実施例〕 以下、本発明になる燃料噴射装置の一実施例を第1図に
より説明する。 1は第1図において1:方より下方に向けて吸気路Bが
貫通した絞り弁本体であって、吸気路Bには、絞り弁本
体1に回転自在に支承された絞り弁1i112に取着さ
れた絞り弁3が配置され、この絞り弁3によって吸気路
Bは開閉制御される。 4は絞り弁本体lの下方に配置された噴射弁本体であっ
て、この噴射弁本体4にも上方より下方に向けて吸気路
Bが貫通するもので、前記絞り弁本体1と噴射弁本体4
とを接続することによって、各本体1.4を貫通する吸
気路Bが形成される。 5はE CU (Electronic Contro
! Unit ) Eからの信号によってソレノイドコ
イルに電流が汰れると、コアーが吸引され、ファーと一
体と成っているニードルバルブのフランジ部がスペーサ
に当たる迄吸引されて弁が全開し、燃料ポンプにて加圧
された燃料を、その先端部より噴射する公知の燃料噴射
弁である。(燃料噴射弁の内部構造の説明は省略する。 ) 6は噴射弁本体4に設けられた燃料噴射路で以下の如く
構成される。すなわち、燃料噴射路6はその横断面が円
形であって、絞り弁3より下流側(第1図において下方
で機関側)の吸気路B内にあり、燃料噴射路6の長手方
向軸心線Y−Yは吸気路Bの長手方向軸心線x−x上に
あり、その上流側は閉塞され、下流側は開口端部6Bを
介して吸気路B内に向かって開口する。 そして、燃料噴射路6の拡大起点A(燃料噴射路6の閉
塞端部6Aと、開口端部6Bとの間)より下流側の開口
端部6Bに向かって、その内枠が暫次拡大する拡大傾斜
ff16cを設ける。拡大傾斜部6Cは、燃料噴射路6
の長手方向軸心線Y−Yに沿って速続してその内径が拡
大するもので、その傾斜は直線状であっても曲線状であ
っても、ステップ状であっても良い、但し、その内径は
拡大するもので縮少(ロート状)してはならない。 第1図には直線状の拡大傾斜部6Cが示される。 7は燃料噴射*5より噴射される燃料を燃料噴射路6内
へ噴射させる為の噴射弁噴射路であって、噴射弁噴射路
7の一端は燃料噴射弁5の噴11部に連なり、他端は燃
料噴射路6に開口する。この噴射弁噴射路7の長子方向
軸心線Z−Zは燃料噴射路6の長手方向軸心線Y−Yに
向かって開口するとともに拡大起点Aより上流側の燃料
噴射路6に開口する。(尚、燃料噴射弁5は絞り弁本体
1に配置しても良い、) 8は、一端が絞り弁3より上流側の吸気路B内に開口し
、他端が噴射弁噴射路7の燃料噴射路6への開「】より
上流側の燃料噴射路6内に開口する空気通路であり、こ
の空気通路8の一端は大気に開放させても良い、この空
気通路8の長手方向軸心線P−Pは燃料噴射路6の長手
方向軸心線YYに向かって開口する・ そして、P料噴射路6内には燃料噴射路6の内径ととも
に環状の間隙を形成するコーン部材9が配置される。 このコーン部材9は、燃料噴射路6の拡大傾斜部6C内
に配置され、下流側に向かって連続した拡大部を有する
拡大傾斜突部9Aと、拡大起点Aより上流側の燃料噴射
路6I)内に配置された円筒状部9Bとによって構成さ
れるもので、拡大起点Aより上流側の燃料噴射路6Dと
円筒状部9B、及び拡大傾斜部6Cと拡大傾斜突部9A
とによって上方から下方に向かって連続した環状の間隙
が形成されることになる。 而して、燃料噴射路6の開口端部6Bにあっては、環状
の間隙が下流側の吸気路Bに向がって開口する。尚、こ
の環状の間隙は1mm前後が好ましいものであるが、こ
の数値に限定されるものでなく適宜設定される。 そして、本発明によると、前述した、燃料噴射路6、空
気通路8、噴射弁噴射路7、コーン部材9は環状燃料制
御部材10に設けられる。この環状燃料制御部材10は
、rgl射弁水弁本体4気路Bより側方に延びる段部4
A 、4Bに当接する下側平坦部10Aと、絞り弁本体
1の端部IAに当接する)−gsJv坦部10Bとを場
するもので、環状燃料制御部材lOの下側平坦部10A
を噴射jf本体4の段部4A、4BJ:に配tした後に
−に偏平坦部ROB上に絞り弁本体1の端部IAを配置
し、しかる後にビス11にて絞り弁本体1と噴射弁本体
4とを締結することによって、環状燃料制御部材10を
噴射弁本体4と絞り弁本体1との間に挟持できたもので
ある。 12は燃料ポンプ(図示せず)に連なる燃料流路であっ
て燃料噴射弁5はこの燃料流路12より燃料の供給を受
ける。 次にその作用について説明する。 l!I間の運転時において、絞り弁3より下流側の吸気
路B内には絞り弁3にて制御された空気と、空気通路8
を通過する空気とが流れ、一方燃料噴射路6より燃料噴
射弁5にて制御された燃料が、吸気路Bに向けて噴射さ
れる。 ここで、燃料噴射路6を流れる空気と燃料の挙動を見る
。空気通路8にあっては、空気通路8の一端が大気又は
絞り弁3より上流側の吸気路B内に開口し、他端が絞り
弁3より下流側の吸気路Bに連なる燃料噴射路6内に開
口し、空気通路8の他端開口部8Aの圧力か−・端開口
部8Bの圧力より低くなることより、空気通路8の一端
開口部8Bから他端開口部8Aを介して燃料噴射路6内
に向けて空気は流れ、さらに燃料噴射路6内に流入した
空気は燃料噴射路6とコーン部材9とによって形成され
る環状の間隙を流下し2燃料噴射路6の開口端部6Bよ
り環状の空気流をもって吸気路Bへ吸出される。 これは、燃料噴射路6の開口端部6Bに形成される環状
の間隙に絞り弁3より下流側の吸気路B内の負圧が作用
することによる。(尚、後述するように燃料噴射路6の
開口端部6Bより空気のみが吸出されることは実際ない
もので、この空気は燃料と混合されて吸気路Bに吸出さ
れる。説明を容易とする為空気流れのみの挙動をみた。 )一方、ECUEからの出力信号によって燃料噴射弁5
より噴射された燃料は、噴射弁噴射路7を介して拡大起
点Aより上流側の燃料噴射路6D内に噴射される。この
燃料噴射路6D内に噴射された燃料は、コーン部材9の
円筒状部9Bに速い速度をもって衝突するもので、燃料
はこの衝突によって細かく飛散し、円筒状部9Bの外周
全域に渡って微細に分散する。これは拡大起点Aより1
流側の燃料噴射路6Dと、コーン部材9の円筒状部9B
とによって形成される環状の間隙が微少に形成されて(
小容積に保持される)噴射燃料の速度を低下させないこ
とによって達成される。 そして、コーン部材9の円筒状部8Bと拡大起点Aより
上流側の燃料噴射路6Dの環状の間隙内にあって速い速
度を保有する微細に分散した燃料は、前述の如く環状の
間隙を流れる空気と程合して更に微細化されてコーン部
材9の拡大傾斜突部9Aと燃料噴射路6の拡大傾斜部6
Cとによって形成される環状の間隙内に噴射され、この
環状の間隙内において均等に分散されつつ傾斜した環状
の間隙に沿って流下する。 これは環状の間隙が微少なることによって分散した燃料
の流速の低下を抑止できたことと、環状の間隙を開「コ
端部6Bに向かって流れる空気流に燃料を積極的に混合
させたことと、傾斜した環状の間隙を、燃料噴射路6の
長手方向軸心線Y−Yに沿って連a!シて形成1−て燃
料の流れ方向を一定の距離をもって規制したこと、によ
って達成される。 そして、この空気と混合された燃料は、燃料噴射路6の
開口端部6Bに形成される環状の間隙より吸気路B内に
均等に分散された完全なる環状の噴露形状をもって噴射
される。 そして5機関を構成する各気筒に対して均等なる燃料を
供給する為には、少なくとも燃料噴射装置の吸気路内に
は対称性を有し、且つ微細で均一なる燃料を供給する必
要がある。 ここで、絞り弁3が高開度に開放された機関の高速運転
時についてみると、機関の燃料消費量が多いことから燃
料噴射弁5から燃料噴射路6に向かって噴射ξれる燃料
流i1tま多いものである。この多量の燃料が、燃料噴
射路6とコーン部材9とによって形成される微少なる環
状の間隙内に噴射されると、この間隙を流れる空気と混
合された燃料の速度は充分に高められ、環状の間隙内に
おいて微細にして均一に分散された燃料は環状の開陳に
ならって対称性を有する完全な環状の噴射形状をもって
吸気MB内に噴射される。 一方、絞り弁3が低中開度に開放された機関の低、中速
運転時についてみると、機関の燃料消費量は高速運転時
に比較して少量となり、燃料噴射弁5より燃料噴射路6
内に噴射される燃料閂は少量となる。しかしながら、絞
り弁3の低、中開度特において、絞り弁3の上流側の吸
気路Bと下流側の吸気路Bとの圧力差は、絞り弁3が比
較的閉塞された状態にあることから大となるもので、こ
れによると、空気通路8を介して燃料噴射路6を流下す
る空気流速は充分速められる。 而して、燃料噴射路6(環状の間#、)を流れる燃料流
量が少なるものの燃料噴射路(環状の間隙)を流れる空
気流速が速いことから、燃料が環状の間隙の壁面に付着
したりすることがなく、燃料と空気との混合が良好に行
なわれ、環状の間隙内において#&細にし、て均一に分
散された燃料は環状の間隙にならって対称性を有する完
全な環状の噴射形状をもって吸気路B内に噴射yれる。 二のように、吸気路B内に噴射された環状の燃料は、吸
気路B内を流れる空気と均一にして且つ良好に混合され
る。これは、燃料噴射路内の開口端部6Bより噴射され
る燃料が、前述の通り完全なる環状の噴霧形状をなすと
ともに開口端部6Bより拡大して吸気路Bの内壁に向か
って噴射されることによる。すなわち、吸気路B内を流
れる空気波速の最も速い部分は吸気路Bの内壁に比較的
近い部分であり、燃料噴射路6の開口端部6Bより噴射
される燃料がこの流速の速い空気流に向かって均一にし
て環状の燃料が噴射され、吸気路Bを汝れる空気に燃料
が良く混合されるからである。 而して、吸気路B内に対称性を有する均一なる燃料を噴
射できたことによって、機関の各気筒に連なる各吸気管
に均一なる燃料を供給することができ機関の出力向ヒ1
回転の安定$xLい機関性能の向上を達唆できたもので
ある。 一方、燃料噴射路6の拡大起点Aより上流側の一料噴射
1F16Bの内径、拡大傾斜部6Cの拡大傾斜突部、及
び傾斜面形状(例えば直線状か曲線状か)あるいは開口
端部6Bの径3空気通路8の径、更には燃料噴射路6の
長手方向軸心線Y−Yと吸気路Bの長手方向軸心&IX
−Xとの偏心、等、燃料噴射路6の比較は各機関に適合
するようセツティングされるものであるが、この際、前
記各要素の仕様が変更されても単に環状燃料制御部材l
Oのみを変更すれば良いので、本体を変更するのに比べ
極めて経済的な対応を図ることができる。 更には、環状の間隙は比較的微少なる間隙としたので車
輌の定期点検においてその部のメンテナンスを実施する
際、絞り弁本体lと噴射弁本体4とを分離すれば環状燃
料制御部材lOを本体l。 4より取外すことができ、メンテナンス性の著しい向上
を図ることができたものである。 〔発明の効果〕 以上述べた如く、本発明に成る燃料噴射装置によると次
の如き格別なる効果を奏する。 燃料噴射弁より噴射される燃料を絞り弁より下瀉、側の
吸気路を介して機関へ供給する内燃機関における燃料噴
射装置において、 絞り弁より下流側の吸気路内にあって、吸気路の長手方
向軸心線x−xに対して略平行で、その上流側が閉塞さ
れるとともに下流側が開口し、下流側の開口には吸気路
の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡大する拡大傾
斜部を設けた燃料噴射路と: f!!料噴射弁より噴射される燃料を、燃料噴射路内へ
噴射供給する為に燃料噴射路内に開口する噴射弁噴射路
とニ 一端が大気又は絞り弁より−F、泣側の吸気路内に開口
し、他端が噴射弁噴射路の燃ll4g11射路内への開
口より上流側の燃料噴射路内に開口する空気通路と: 少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置されて、拡
大傾斜部とともに燃料噴射路の技手方向軸心線Y−Yに
沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部を備え
たコーン部材と:よりなり 前記、燃料噴射路、噴射弁噴射路、空気通路、コーン部
材、を儒えた環状燃料制御部材を、内釜を吸気路が貫通
し、該吸気路を開閉制御する絞番弁を備えた絞り弁本体
と、内部を吸気路が貫通する噴射弁本体との間に着脱自
在に挟持したので、燃料噴射路の開目端部より吸気路内
に噴射され2燃祠は、P刺噴射路とコーン部材とによっ
て形−される間隙によって燃料噴射弁より噴射されるだ
籾の流速が低下することなく7コ一ン部材に直重的に衝
突させて環状の間隙内に微細に分散でき、しかも間隙を
流れる空気と積極的に混合させることができ、更には連
続的に形成される環状の開−によって強制的に燃料を環
状としたので、絞りヂの低開度から高開度に至る迄、均
一で且つ微細な完全なる環状の燃料を吸気路の内壁に向
けて噴射供給できたものである。 而して、特にSP1方式の燃料噴射装置における機関の
出力向L、回転の安定向上に極めて大なる効果を奏する
。 更には、燃料噴射路の機関への適合を経済的に行なうこ
とができるとともに燃料噴射路、コーン部材のメンテナ
ンス性の向上を図ることができたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる燃料噴射装置の一実施例を示す要
部縦断面図である。 i 、、、、絞り弁本体    3 、、、、絞り弁4
、、、.9水弁本体    5 、、、、燃料噴射弁6
 、、、、燃料噴射路    6B、、、、開口!!!
6 G 、、、拡大傾斜部 6D、、、、拡大起点Aより上流側の燃料噴射路7 、
、、噴射弁噴射路   8.、、、空気通路9 、、、
、コーン部材 9A、、、、拡大傾斜突部  9 B−、、、円筒状部
10、、、、環状燃料制御部材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 燃料噴射弁より噴射される燃料を絞り弁より下流側の吸
    気路を介して機関へ供給する内燃機関における燃料噴射
    装置において、 絞り弁より下流側の吸気路内にあって、吸気路の長手方
    向軸心線X−Xに対して略平行で、その上流側が閉塞さ
    れるとともに下流側が開口し、下流側の開口には吸気路
    の下流側に向けて、その内径部分が暫次拡大する拡大傾
    斜部を設けた燃料噴射路と; 燃料噴射弁より噴射される燃料を、燃料噴射路内へ噴射
    供給する為に燃料噴射路内に開口する噴射弁噴射路と; 一端が大気又は絞り弁より上流側の吸気路内に開口し、
    他端が噴射弁噴射路の燃料噴射路内への開口より上流側
    の燃料噴射路内に開口する空気通路と; 少なくとも燃料噴射路の拡大傾斜部内に配置されて、拡
    大傾斜部とともに燃料噴射路の長手方向軸心線Y−Yに
    沿って連続した環状間隙を形成する拡大傾斜突部を備え
    たコーン部材と;よりなり、 前記、燃料噴射路、噴射弁噴射路、空気通路、コーン部
    材、を備えた環状燃料制御部材を、内部を吸気路が貫通
    し、該吸気路を開閉制御する絞り弁を備えた絞り弁本体
    と、内部を吸気路が貫通する噴射弁本体との間に着脱自
    在に挟持してなる燃料噴射装置。
JP24777490A 1990-09-18 1990-09-18 燃料噴射装置 Pending JPH04128566A (ja)

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JP24777490A Pending JPH04128566A (ja) 1990-09-18 1990-09-18 燃料噴射装置

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