JPH04128404A - グリーン床土構造 - Google Patents

グリーン床土構造

Info

Publication number
JPH04128404A
JPH04128404A JP25162490A JP25162490A JPH04128404A JP H04128404 A JPH04128404 A JP H04128404A JP 25162490 A JP25162490 A JP 25162490A JP 25162490 A JP25162490 A JP 25162490A JP H04128404 A JPH04128404 A JP H04128404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
water
water storage
storage layer
green
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25162490A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0786204B2 (ja
Inventor
Hiroshi Hara
宏 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Parumo KK
Original Assignee
Parumo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Parumo KK filed Critical Parumo KK
Priority to JP2251624A priority Critical patent/JPH0786204B2/ja
Publication of JPH04128404A publication Critical patent/JPH04128404A/ja
Publication of JPH0786204B2 publication Critical patent/JPH0786204B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明はグリーン床土構造に関する。さらに詳しくは、
ゴルフ場におけるグリーンの構造であって、透水性に優
れるとともに保水性および保肥性に優れるため、潅水回
数を極端に減らすことができ、また降雨時に、施肥した
肥料などが流出してしまうのを防止することができるグ
リーン床土構造に関する。
[従来の技術] 従来より、ゴルフ場のグリーンの排水は、第2図に示さ
れるように、グリーン内に埋設された排水管(]0)に
より行われている。排水管(io)としては、側壁に多
数の孔が穿設された合成樹脂製のパイプや素焼のパイプ
などが用いられている。排水管(10)の直径は降雨量
やグリーンの面積などにより異なるが、一般に枝管(1
(la)の部分は5〜Locmφ程度であり、また主管
(IOb)の部分は10〜15cmφ程度である。そし
て、グリーンを浸透して側壁の孔を通って排水管(1o
)内に入った雨水は、主管(IOb)に集められ、1〜
2カ所より集中排水されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、現状のグリーンの多くは芝の根腐れを防
11′、するために砂を多く用いた砂質グリーンであり
、このため埋設排水管による集中排水方法では、少しの
雨が降ってもずぐに雨が砂層を浸透して流出してしまっ
ていた。そして、芝を維持管理するために用いられた農
薬や肥料もこの雨とともに流出してしまい、下流域にお
ける環境汚染の原因となっていた。
また、とくに夏場においては芝を育てかつ維持するため
にグリーンに潅水をする必要があるが、従来の集中排水
方式では、パーライト、軽石などの保水材を改良材とし
てグリーン中に混入せしめたとしても、ベントグラスの
ザンドグリーンであれば夏場は最低1日2回程度の頻度
で潅水を行わなければならず、手間を要していた。
本発明は、叙」二の事情に鑑み、グリーンに用いた農薬
や肥料が雨によって容易に流出することがなく、かつ潅
水回数を極端に減らずことのできるグリーン床」二構造
を提IRすることをI’l (+′Jとする。
[課題を解決するための丁段コ 本発明のグリーン床土構造は、なべ底状のくほみ内に充
填された貯水層」二に、砂層が形成されており、該砂層
の上に珪藻土を高温焼成してえられた多孔質構造の土壌
改良材を含む改良材層が形成されてなることを特徴とし
ている。
[実施例] 以下、図面に基づき本発明のグリーン床土構造を詳細に
説明する。
第1図の本発明のグリーン床土構造の一実施例の断面説
明図である。
第1図において、(1)はなべ底状のくほみ(2)内に
充填された貯水層である。くぼみ(2)はグリーンの形
状に対応して中央部が略甲垣となるように形成されたも
のであり、その深さはホルカップ以上の深さになるが、
通常は30〜50cm程度である。くぼみ(2)内に充
填される貯水層(1)は、雨水や潅水した水を貯留する
とともに肥料や農薬を分解する役割を果たしており、こ
れにより多少の雨が降ってもすぐに雨水が下流域に流出
してしまうのが防止され、微生物による薬剤などの分解
で外部への流口が軽減される。
また、貯水層(1)にたまった水を利用することで潅水
の回数を減らすことも可能となる。貯水層(+)は石や
コンクリートを3〜4cm程度に破砕したものや、砂、
ジャミ (自然の丸石のこと)などで構成することがで
きる。なお、必要に応じて前記貯水層(1)上に排水管
(図示せず)を設けるようにしてもよい。
貯水層(1)の上には砂層(3)が形成されている。該
砂層(3)は地形に合った高低差をつくる役割を果たす
部分であり、粒径が0.5〜2mm程度の砂や真砂上を
用いることができ、その厚さは、本発明においてとくに
限定されるものではないが、通常10〜20cm程度で
ある。
砂層(3)の上には珪藻土を1.1. OO〜1200
°C程度の高温で焼成し、セラミック化した土壌改良材
を含む改良材層り4)が形成されている。前記セラミッ
ク化した土壌改良材層は微細な孔を多数有する多孔質構
造であり、このため透水性、保水性および保肥性に非常
に優れるという特徴を備えている。前記」二環改良+a
は、移動による消失を防くために、球状のものよりも、
芝にひっかかりやすい円柱状のもの(たとえば直径1m
m程度、長さ3mm程度)を用いるのが好ましい。
改良材層(4)中には前述したセラミック化した土壌改
良材以外にパーク堆肥、ピートモス、木炭などを混合し
たものを用いることができる。
これらの混合割合は、本発明において与くに限定されな
いが、透水性、保水性および通気性の点から前述した土
壌改良材を10〜20重量%程度混入せしめるのが好ま
しい。
前記砂層(3)中には、第1図に示されるように貯水層
(1)と改良材層(4)とを接続する柱状の吸水部(5
)を設けることもできる。該吸水部(5)は前述したセ
ラミック化した土壌改良材から構成されており、貯水層
(1)に貯えられた水を改良H層(4)に導く一種の通
路の役割を果たし、グリーンの吸水性を一層高めること
ができる。吸水部(5)の断面積は通常70〜200 
cn+2/1カ所であり、また3〜4m2に1カ所の割
合で形成するのが好ましい。
本発明のグリーン床土構造によれば、従来11−1に1
〜2回程度必要であった潅水を、4〜711に1回程度
に減らずことができる。
[発明の効果] 以上説明したとおり、本発明のグリーン床土構造におい
ては、グリーンの下方に貯水層が形成されており、かつ
最上層の改良材層中に透水性、保水性および保肥性に優
れたセラミック化した多孔質構造の土壌改良材が含有さ
れており、従来の排水管による集中排水方式のグリーン
床土構造に比べ、以Fのごとき優れた効果を奏すること
ができる。
(1)改良材層自身が優れた保水性を有するとともに貯
水層を設けて該貯水層に水を貯えるようにしているので
、潅水回数を極端に減らすことができ、潅水に要する手
間を省くことが可能となる。
(2)多少の雨は貯水層により貯えることができるので
、2川に施肥、施薬した肥料や農薬が雨とともに下流域
に流出してしまうことが防市される。その結果、肥料や
農薬に起因する環境汚染は確実に防市される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のグリーン床」二構造の一実施例の断面
説明図、第2図は従来のグリーン床土構造の平面説明図
である。 (図面の主要符号) (1):貯水層 (3):砂 層 (4):改良材層 (5):吸水部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 なべ底状のくぼみ内に充填された貯水層上に、砂層
    が形成されており、該砂層の上に珪藻土を高温焼成して
    えられた多孔質構造の土壌改良材を含む改良材層が形成
    されてなることを特徴とするグリーン床土構造。 2 前記砂層中に貯水層と改良材層とを接続する柱状の
    吸水部が設けられており、該吸水部が珪藻土を高温焼成
    してえられた多孔質構造の土壌改良材からなる請求項1
    記載のグリーン床土構造。
JP2251624A 1990-09-19 1990-09-19 グリーン床土構造 Expired - Fee Related JPH0786204B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251624A JPH0786204B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 グリーン床土構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2251624A JPH0786204B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 グリーン床土構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04128404A true JPH04128404A (ja) 1992-04-28
JPH0786204B2 JPH0786204B2 (ja) 1995-09-20

Family

ID=17225597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2251624A Expired - Fee Related JPH0786204B2 (ja) 1990-09-19 1990-09-19 グリーン床土構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0786204B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07156992A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Kajima Corp 地下貯留施設

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3002369A1 (en) * 2014-10-03 2016-04-06 ENERGY SAVINGS FOR AGRICOLTURE & ENVIRONMENT S.r.l IN LIQUIDAZIONE Irrigation, draining and/or heating system

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195623A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 大山 一郎 ゴルフ場のグリ−ン床

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61195623A (ja) * 1985-02-26 1986-08-29 大山 一郎 ゴルフ場のグリ−ン床

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07156992A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Kajima Corp 地下貯留施設

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0786204B2 (ja) 1995-09-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5457412B2 (ja) 地球の温暖化を改善する人工路面の製造方法
WO2019205068A1 (zh) 一种用于边坡防护的生态土工格栅
CN206371065U (zh) 排水免灌溉的生态种植系统
CN104770257B (zh) 一种利用微孔薄膜进行植被恢复的方法
US8381432B2 (en) Vegetation and support layer, and method for the production thereof
CN106717963A (zh) 一种草坪节水结构的构建方法
CN109267626A (zh) 一种园林生态雨水回收利用系统
US5310280A (en) Subsoil structure for sodded ground
JP3121174B2 (ja) 雨水貯留型植栽地盤
JPH04128404A (ja) グリーン床土構造
JP2003102278A (ja) 底面灌水ユニットとこれを用いた中央分離帯及び底面灌水プランター
CN110240280A (zh) 一种园路绿化隔离带的雨水净化系统
CN206380334U (zh) 一种草坪节水结构
JP2724546B2 (ja) グラウンド用緑化人工土層
CN211115038U (zh) 一种用于海绵城市的生态停车位
Laryea Rainfed agriculture: water harvesting and soil water conservation
JP3623890B2 (ja) 法面浸食防止マルチを用いた緑化工法及びその緑化法面
KR102069259B1 (ko) 친환경적 빗물저장 식재지반 조성공법
JPH078429U (ja) 護岸用ブロック
CN218184416U (zh) 山体矿坑雨水净化回用生态修复系统
Bhakat Site selection, designing and construction of fish farm
JP2000166386A (ja) 植物成長抑制マットと筒状体
JPS62210930A (ja) ゴルフ場グリ−ンの土壌水循環使用による芝生植生管理方法
JPH08172898A (ja) 芝育成用床土
JP3078228U (ja) 緑化用マルチマットによる法面構造

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees