JPH04128307A - 含クロム溶銑の製造方法 - Google Patents
含クロム溶銑の製造方法Info
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- JPH04128307A JPH04128307A JP2248364A JP24836490A JPH04128307A JP H04128307 A JPH04128307 A JP H04128307A JP 2248364 A JP2248364 A JP 2248364A JP 24836490 A JP24836490 A JP 24836490A JP H04128307 A JPH04128307 A JP H04128307A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/20—Recycling
Landscapes
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ステンレス鋼製造過程で発生する転炉スラグ
やダスト等に含まれるＣｒ、Ｎｉ、Ｆｅの酸化物を還元
回収して、ステンレス鋼のベースメタルである含クロム
溶銑を製造する方法に関する。
やダスト等に含まれるＣｒ、Ｎｉ、Ｆｅの酸化物を還元
回収して、ステンレス鋼のベースメタルである含クロム
溶銑を製造する方法に関する。
同一出願人に係る特開平１−２４０６２８号公報および
特開平１−２４７５３５号公報において、竪型炉でステ
ンレス鋼製造工程で発生する転炉スラグやダスト等に含
まれるＣｒ、Ｎ％、Ｆｅを還元回収して、ステンレス鋼
のベースメタルである含クロム溶銑を製造する方法を提
案した。
特開平１−２４７５３５号公報において、竪型炉でステ
ンレス鋼製造工程で発生する転炉スラグやダスト等に含
まれるＣｒ、Ｎ％、Ｆｅを還元回収して、ステンレス鋼
のベースメタルである含クロム溶銑を製造する方法を提
案した。
その後も同方法の試験を繰り返したところ、得られる含
クロム溶銑の温度を１５００°Ｃ以上に維持しようとす
るとコークス比を高くするか、あるいは高温酸素富化空
気の酸素濃度を高くしなければならず、その結果として
含クロム溶銑の製造コストが高くなることが判明した。
クロム溶銑の温度を１５００°Ｃ以上に維持しようとす
るとコークス比を高くするか、あるいは高温酸素富化空
気の酸素濃度を高くしなければならず、その結果として
含クロム溶銑の製造コストが高くなることが判明した。
したがって１本発明の目的とするところは、特２開平１
−２４０６２８号公報や特開平１−２４７５３５号公報
に提案した竪型炉によるステンレス鋼製造時の副生物か
ら有価金属を回収する方法において、竪型炉内での含ク
ロム溶銑の昇温挙動を改善してコークス比と酸素原単位
を低減するにある。
−２４０６２８号公報や特開平１−２４７５３５号公報
に提案した竪型炉によるステンレス鋼製造時の副生物か
ら有価金属を回収する方法において、竪型炉内での含ク
ロム溶銑の昇温挙動を改善してコークス比と酸素原単位
を低減するにある。
本発明によれば、上下２段の羽口を備えた竪型炉におい
て、その炉頂部からコークス、ｍ屑１合金鉄および酸化
クロムを含む転炉スラグを装入し。
て、その炉頂部からコークス、ｍ屑１合金鉄および酸化
クロムを含む転炉スラグを装入し。
上下二段の羽口から高温酸素富化空気を吹き込むと同時
に、その上段羽口からステンレス綱製造時に副生ずる有
価金属含有の粉状物質を吹き込んで含クロム溶銑を製造
するにさいし、下段羽口に吹き込む高温酸素富化空気の
酸素濃度を上段羽口のそれよりも高く維持することを特
徴とする含クロム溶銑の製造方法を提供する。
に、その上段羽口からステンレス綱製造時に副生ずる有
価金属含有の粉状物質を吹き込んで含クロム溶銑を製造
するにさいし、下段羽口に吹き込む高温酸素富化空気の
酸素濃度を上段羽口のそれよりも高く維持することを特
徴とする含クロム溶銑の製造方法を提供する。
先の特開平１−２４７５３５号公報にも下段羽口に吹き
込む高温酸素富化空気の酸素濃度について言及したが、
Ｃｒの還元率は下段羽口の酸素濃度が上段羽口のそれよ
りも低くした場合に良好となる結果が得られた。本願発
明によれば、下段羽口に吹き込む高温酸素富化空気の酸
素濃度を上段羽口のそれよりも高く維持することによっ
て、低コークス比でも溶銑温度を高温にすることができ
る。
込む高温酸素富化空気の酸素濃度について言及したが、
Ｃｒの還元率は下段羽口の酸素濃度が上段羽口のそれよ
りも低くした場合に良好となる結果が得られた。本願発
明によれば、下段羽口に吹き込む高温酸素富化空気の酸
素濃度を上段羽口のそれよりも高く維持することによっ
て、低コークス比でも溶銑温度を高温にすることができ
る。
第１図は１本発明法を実施するに好適な竪型炉の設備を
示したもので、竪型炉工の下部には上段羽口２と下段羽
口３がそれぞれ複数本づつ設けられている。これらの羽
口２と３には送風機４から送気される。そのメイン送気
経路６に酸素源５から酸素が所定量添加され、熱交換器
７を経て高温酸素富化空気となり１分岐送気路８ａと８
ｂを経て各羽口２と３に供給される。下段羽口３に通ず
る送気路８ｂには流量調整弁９を介して酸素源５ａが接
続されている。メイン送気経路６から分岐する分岐送気
路８ａと８ｂには同一酸素濃度の高温酸素富化空気が流
れ、一方の送気路８ｂだけに酸素源５ａから酸素をさら
に添加するから、上段羽口２の高温酸素富化空気の酸素
濃度は下段羽口３のそれより高くなることはない、すな
わち、上下段羽口の酸素濃度を独立して制御することが
できると共に、下段羽口３の酸素濃度は流ｆｉｌｌ整弁
９の調節によって上段羽口２のそれよりも所定量だけ常
に高く維持することができる。そして、ステンレス綱製
造過程で発生する各種の粉状原料１０を上段羽口２の近
傍に投射して高温酸素富化空気と共に炉内に吹き込む。
示したもので、竪型炉工の下部には上段羽口２と下段羽
口３がそれぞれ複数本づつ設けられている。これらの羽
口２と３には送風機４から送気される。そのメイン送気
経路６に酸素源５から酸素が所定量添加され、熱交換器
７を経て高温酸素富化空気となり１分岐送気路８ａと８
ｂを経て各羽口２と３に供給される。下段羽口３に通ず
る送気路８ｂには流量調整弁９を介して酸素源５ａが接
続されている。メイン送気経路６から分岐する分岐送気
路８ａと８ｂには同一酸素濃度の高温酸素富化空気が流
れ、一方の送気路８ｂだけに酸素源５ａから酸素をさら
に添加するから、上段羽口２の高温酸素富化空気の酸素
濃度は下段羽口３のそれより高くなることはない、すな
わち、上下段羽口の酸素濃度を独立して制御することが
できると共に、下段羽口３の酸素濃度は流ｆｉｌｌ整弁
９の調節によって上段羽口２のそれよりも所定量だけ常
に高く維持することができる。そして、ステンレス綱製
造過程で発生する各種の粉状原料１０を上段羽口２の近
傍に投射して高温酸素富化空気と共に炉内に吹き込む。
炉頂からはコークスとともに銅屑、フェロクロム等の合
金鉄ならびに酸化クロムを含有した転炉スラグ等の塊状
物質が装入され、これが炉内を下降する間に溶解され、
また上段羽口２から吹き込まれたＮｉ、Ｃｒ、Ｆｅの酸
化物の粉状原料１０は熔融還元される。炉内における溶
解・還元挙動自体は特開平１−２４０６２８号公報や特
開平１−２４７５３５号公報に述べたものと変わるとこ
ろはなく、炉底には含クロム溶銑１１が溜まり、これは
出銑口１２から炉外に出銑される。なお、１３は原料装
入装置、１４は集塵機、１５は排風機を示している。
金鉄ならびに酸化クロムを含有した転炉スラグ等の塊状
物質が装入され、これが炉内を下降する間に溶解され、
また上段羽口２から吹き込まれたＮｉ、Ｃｒ、Ｆｅの酸
化物の粉状原料１０は熔融還元される。炉内における溶
解・還元挙動自体は特開平１−２４０６２８号公報や特
開平１−２４７５３５号公報に述べたものと変わるとこ
ろはなく、炉底には含クロム溶銑１１が溜まり、これは
出銑口１２から炉外に出銑される。なお、１３は原料装
入装置、１４は集塵機、１５は排風機を示している。
この溶解・還元操作を、装入原料、上下段羽口の高温酸
素富化空気の流量およびコークス比等の操業条件は全く
同じにして、上下段羽口へ供給す、る高温酸素富化空気
の酸素濃度のみをそれぞれ変化させて実施し、得られる
含クロム溶銑の温度を調べた。その結果を第２図に示し
た。なお、上段羽口の方が高い酸素濃度となる場合につ
いても実施したが、この場合には分岐送気路８ａを流れ
る高温酸素富化空気にさらに酸素を添加した。また上段
羽口２と３の吹き込み流量は同一であり９両者の酸素濃
度の和を概ね同一として酸素原単位はほぼ同一となるよ
うにしたうえで１両者の酸素濃度を変化させた。第２図
の結果にみられるように下段羽口の高温酸素富化空気の
酸素濃度を上段羽口のそれよりも高い値にするほど溶銑
温度は上昇する傾向を示した。これは下段羽口前で生成
するコークスの燃焼ガス温度の上昇が溶銑の加熱に寄与
したためと考えられる。このため、溶銑温度を１５００
°Ｃ以上に維持する場合でも下段羽口の高温酸素富化空
気の酸素濃度を高くするほどコークス比は低減できるこ
とになる。
素富化空気の流量およびコークス比等の操業条件は全く
同じにして、上下段羽口へ供給す、る高温酸素富化空気
の酸素濃度のみをそれぞれ変化させて実施し、得られる
含クロム溶銑の温度を調べた。その結果を第２図に示し
た。なお、上段羽口の方が高い酸素濃度となる場合につ
いても実施したが、この場合には分岐送気路８ａを流れ
る高温酸素富化空気にさらに酸素を添加した。また上段
羽口２と３の吹き込み流量は同一であり９両者の酸素濃
度の和を概ね同一として酸素原単位はほぼ同一となるよ
うにしたうえで１両者の酸素濃度を変化させた。第２図
の結果にみられるように下段羽口の高温酸素富化空気の
酸素濃度を上段羽口のそれよりも高い値にするほど溶銑
温度は上昇する傾向を示した。これは下段羽口前で生成
するコークスの燃焼ガス温度の上昇が溶銑の加熱に寄与
したためと考えられる。このため、溶銑温度を１５００
°Ｃ以上に維持する場合でも下段羽口の高温酸素富化空
気の酸素濃度を高くするほどコークス比は低減できるこ
とになる。
第１図に示した設備と実質的に同一の炉内径が３．６＋
ＩＩφの竪型炉を用いて含Ｃｒ溶銑を製造した。
ＩＩφの竪型炉を用いて含Ｃｒ溶銑を製造した。
いずれの例でも炉頂からは同一のコークス、鋼屑。
フェロクロム、酸化クロム含有の転炉スラグを同一割合
で装入しくただし、コークスは、コークス比が２９０ま
たは３３０ｋｇ／Ｔ−ＨＭとなるよう二とおりの装入量
とした）、上段羽口からも同しダストを同量で吹き込み
、送風条件だけを変化させた。各側の操作条件と溶銑温
度を一括して第１表に示した。
で装入しくただし、コークスは、コークス比が２９０ま
たは３３０ｋｇ／Ｔ−ＨＭとなるよう二とおりの装入量
とした）、上段羽口からも同しダストを同量で吹き込み
、送風条件だけを変化させた。各側の操作条件と溶銑温
度を一括して第１表に示した。
また下段羽口よりも上段羽口の高温酸素富化空気の酸素
濃度を高くした場合の比較例も併せて第１表に示した。
濃度を高くした場合の比較例も併せて第１表に示した。
第１表
実施例
比較例の操作条件
第１表の結果にみられるように１本発明法を実施した場
合には、コークス比を３３０ｋｇ／Ｔ４１Ｍから２９０
ｋｇ／Ｔ−１団に低減しても、溶銑温度は１５００°Ｃ
以上となり、下段羽口へ供給する送風中の酸素濃度が高
いほど＋８銑温度は向上する傾向を示した。一方比較例
では、コークス比を３３０ｋｇ／Ｔ−ＨＭとしても溶銑
温度は１５００°Ｃ以下となった。
合には、コークス比を３３０ｋｇ／Ｔ４１Ｍから２９０
ｋｇ／Ｔ−１団に低減しても、溶銑温度は１５００°Ｃ
以上となり、下段羽口へ供給する送風中の酸素濃度が高
いほど＋８銑温度は向上する傾向を示した。一方比較例
では、コークス比を３３０ｋｇ／Ｔ−ＨＭとしても溶銑
温度は１５００°Ｃ以下となった。
したがって９本発明法によれば同−溶銑温度を目標とす
るのであればコークス比を低くでき、その分合クロム溶
銑の製造コストは低減できる。
るのであればコークス比を低くでき、その分合クロム溶
銑の製造コストは低減できる。
第１図は２本発明法を実施するに好適な設備の機器配置
を示す略断面図、第２図は上下段羽口へ供給する高温酵
素富化空気の酸素濃度だけを変更し、そのほかの操業条
件は一定として操業した場合の含クロム溶銑の温度変化
を示す図である。 １・・竪型路、 ２・・上段羽口３・・下段
羽口、 ４・・送風機５．５ａ ・酸素源、
１０・・粉体原料。 第２図
を示す略断面図、第２図は上下段羽口へ供給する高温酵
素富化空気の酸素濃度だけを変更し、そのほかの操業条
件は一定として操業した場合の含クロム溶銑の温度変化
を示す図である。 １・・竪型路、 ２・・上段羽口３・・下段
羽口、 ４・・送風機５．５ａ ・酸素源、
１０・・粉体原料。 第２図
Claims (1)
- 上下２段の羽口を備えた竪型炉において、その炉頂部
からコークス、鋼屑、合金鉄および酸化クロムを含む転
炉スラグを装入し、上下二段の羽口から高温酸素富化空
気を吹き込むと同時に、その上段羽口からステンレス鋼
製造時に副生する有価金属含有の粉状物質を吹き込んで
含クロム溶銑を製造するにさいし、下段羽口に吹き込む
高温酸素富化空気の酸素濃度を上段羽口のそれよりも高
く維持することを特徴とする含クロム溶銑の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2248364A JPH04128307A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 含クロム溶銑の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2248364A JPH04128307A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 含クロム溶銑の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04128307A true JPH04128307A (ja) | 1992-04-28 |
Family
ID=17177003
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2248364A Pending JPH04128307A (ja) | 1990-09-18 | 1990-09-18 | 含クロム溶銑の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04128307A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970022191A (ko) * | 1995-10-23 | 1997-05-28 | 와따나베 히고시 | 수직형 고속 용해로 |
| JP2012001778A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Jfe Steel Corp | 溶融還元炉の操業方法 |
-
1990
- 1990-09-18 JP JP2248364A patent/JPH04128307A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970022191A (ko) * | 1995-10-23 | 1997-05-28 | 와따나베 히고시 | 수직형 고속 용해로 |
| JP2012001778A (ja) * | 2010-06-18 | 2012-01-05 | Jfe Steel Corp | 溶融還元炉の操業方法 |
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