JPH04128016A - 樹脂製金型およびその製作方法 - Google Patents

樹脂製金型およびその製作方法

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JPH04128016A
JPH04128016A JP24727190A JP24727190A JPH04128016A JP H04128016 A JPH04128016 A JP H04128016A JP 24727190 A JP24727190 A JP 24727190A JP 24727190 A JP24727190 A JP 24727190A JP H04128016 A JPH04128016 A JP H04128016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resin
metal pipe
metallic pipe
mold
molding
Prior art date
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Pending
Application number
JP24727190A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Tanabe
田辺 泰弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH04128016A publication Critical patent/JPH04128016A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、樹脂製金型の構造に関するものである。 さらに詳しくは、本発明は、樹脂製金型の冷却方式に関
するものである。
【従来の技術】
プラスチックの成形には、金型を使用して成形されるこ
とが多くある。この金型はこれまで金属製、特に鉄製が
多く用いられている。鉄製の金型を作成する場合には、
直接、鉄材を切削加工する必要があり、切削加工機械が
必要である。しかも多くの時間を要している。 最近、注型によって型が作成出来る簡便さから、樹脂製
金型の利用が検討されている。しかし、樹脂で金型を作
成した場合、樹脂の熱伝導が鉄に比べて劣るため型に入
れられたプラスチックスを冷却して、離型するまでの冷
却時間が長くなる欠点を・持っている。
【発明が解決しようとする課B】
本発明は、この樹脂製金型の欠点である冷却時間を短縮
するために種々検討を重ねた結果、その構造、特に冷却
方式を変更することによって改善出来ることを見出し、
本発明を完成するに至った。 すなわち、本発明の内容は、金属粉を主体とするフィラ
ーを含有する熱硬化性樹脂からなる樹脂製金型において
、樹脂部分の冷却に金属製パイプを埋め込んで使用する
ことを特徴とする、樹脂製金型およびその製作方法であ
る。 従って、本発明は; ■ 金属粉を主体とするフィラーを含有する熱硬化性樹
脂からなり、その内部に金属製パイプが埋め込まれた、
樹脂製金型であり、また、■ 金属製パイプが銅パイプ
である点にも特徴がある。さらに、 ■ 上記樹脂製金型内に金属製パイプを埋め込む方法と
して、樹脂部分の注型前に金属製パイプを位置付め固定
し、ここへ樹脂を注型し硬化する、樹脂製金型の製作方
法であり、また、 ■ 金属製パイプの位置付め固定後、注入された樹脂配
合品を硬化させるのに、熱水または熱オイル等の熱媒体
を循環させる点にも特徴を有する。 以下、さらに詳しく説明する。 本発明における金属粉を主体とするフィラーとは、アル
ミニウム、銅、鉄、ニッケル等の金属及び/又はこれら
の金属の合金からなる粉体を主体とし、他の無機物粉体
、例えば酸化アルミニウム、酸化チタン、硫酸バリウム
等が含まれていても良い。これらの粉体が熱硬化性樹脂
と混合して使用される。 熱硬化性樹脂には、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂等が使
用される。また、種々の目的に応じて各種の添加剤が添
加されていても良い。また、熱硬化性樹脂であるので硬
化剤と混合された後、注型される。硬化剤としては、例
えばエポキシ樹脂の場合、アミン硬化剤や酸無水物硬化
剤等が使用される。 これらの配合物を混合し、成形すべき製品を型取ったマ
スターモデルを使った注型用型にこの配合品が注入され
、室温または加熱されることによって硬化される。硬化
された樹脂部分は脱型され、樹脂製金型として使用され
る。 この場合、モールド・ベースと称される鉄製母型に入れ
子方式等の組み合わせで使用される。 なお、この場合に、必要に応して金属製補強材などから
なる金属バックアンプ材を設けて、樹脂部分が裏打ちさ
れていても良い。 本発明では、このようにして作成される樹脂部分の冷却
に、金属製パイプを埋め込んでこれに冷却水を使用する
点に特徴を有するものである。 零発・明で金属製パイプを埋め込む方法としては、樹脂
部分の注型前に金属製パイプを位置決め固定し、ここへ
注型硬化する−ことが出来る。また、別の方法としては
、樹脂部分の注型硬化後、切削によって溝または穴を堀
り、この部分に金属製パイプを挿入し、再度樹脂配合品
を注入して埋め戻すことが出来る。この場合では、金属
製パイプと樹脂部分との間に隙間がなくなり、熱伝導の
不良の問題がない。 また、金属製パイプを設置した後、樹脂配合品の硬化に
、金属製パイプ中に熱水または熱オイル等の熱媒体を循
環して行うことができる。 金属製バ、イブの位置は、樹脂部分のプラスチックス成
形面に出来るだけ近いことが望ましい。望ましくは1〜
20閣以下の近さで使用する。金属製パイプの太さは5
〜10.、mm程度のものが使い易く望ましい。 金属製パイプの材質は、種々の金属が使いうるが、曲げ
加工性と熱伝導の点で銅を使うことが望ましい。 このようにして製作された金属製パイプを使用した樹脂
製金型は、プラスチックスの成形に使用され、冷却が早
いことにより全体の成形サイクルを短くすることが出来
る。成形サイクルが短くなることは、成形コストが小さ
くなり、工業的に有効である。 プラスチックスの成形には多くの方法があるが、本発明
の樹脂製金型は、これまで金属製の金型が使用されてい
る成形方法、例えば射出成形、ブロー成形、真空成形等
に利用できる。また、熱可塑性弾性体の成形にも応用出
来る。さらに、熱硬化性樹脂や熱硬化性弾性体の成形に
も適用可能である。この場合に、冷却とは逆に成形時に
加熱することになるが、金属製パイプは加熱にも利用可
能である。このことを利用して、樹脂部分の硬化の際に
、金属製パイプを埋め込んでおき、金属製パイプ部に熱
水または熱オイル等の熱媒体を循環させることによって
、樹脂部分を硬化させることも可能である。 次に、実施例によって本発明の詳細な説明する。 ただし、実施例によって本発明の範囲を限定するもので
はない。 (比較例) 液状ビスA型エポキシ樹脂AER331(旭化成工業■
製)にアルミニウム・アトマイズ粉を混合し、さらにア
ミン硬化剤を添加混合し、全体でアルミニウム粉の混合
率が60重量%の配合品を作成した。この配合品を注型
硬化し、金型のキャビティとコアを作成し、箱状成形品
の射出成形用樹脂製金型を作成した。 樹脂部の大きさは、キャビティが縦、横100皿、高さ
60mmであり、コアは縦、横70mm、高さ50卿で
あった。プラスチックスとしてポリプロピレン[PPと
略称する] (エースポリプロM7300 ;旭化成工
業■製]を使用して成形したところ、冷却時間60秒で
は固化不足で正常な成形品が得られなかった。 (実施例1) 比較例と同様に作成した樹脂部分に切削加工で巾5mm
の溝を掘り、太さ5画の銅パイプを曲げて挿入した。こ
の溝をさらに樹脂配合品で埋め戻した後、硬化した。こ
の銅パイプを冷却配管として冷却水を通す構造として樹
脂製金型を作成した。 この樹脂製金型で比較例と同しPPを射出成形したとこ
ろ、冷却時間60秒で充分に冷却出来、正常な成形品が
得られた。 (実施例2) 実施例1と同し構造となるように、注型前に銅パイプを
位置決め固定した後、樹脂配合品を注入し、加熱硬化し
た。 実施例1と同様に樹脂製金型を作成し、同しPPを射出
成形したところ、冷却時間22秒で充分に冷却出来、正
常な成形品が得られた。 (実施例3) 実施例2と同様に注型前に銅パイプを位置決め固定した
後、樹脂配合品を注入した。この銅パイプに60°Cの
温水を5時間循環した。樹脂部分は硬化し、これで実施
例2と同様に樹脂製金型を作成し、実施例2と同じ成形
を行ったところ、同し結果を得た。
【発明の効果】 本発明においては、樹脂製金型内に金属製パイプを埋め
込み設置する構成にしたので、樹脂製金型の製造時の冷
却時間を著しく短縮できると共に、プラスチックスの成
形に適用した場合にも冷却時間を大幅に短縮できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属粉を主体とするフィラーを含有する熱硬化性
    樹脂からなり、その内部に金属製パイプが埋め込まれた
    ことを特徴とする、樹脂製金型。
  2. (2)金属製パイプが銅パイプであることを特徴とする
    、請求項(1)記載の樹脂製金型。
  3. (3)請求項(1)記載の樹脂製金型内に金属製パイプ
    を埋め込む方法として、樹脂部分の注型前に金属製パイ
    プを位置付め固定し、ここへ樹脂を注型し硬化すること
    を特徴とする、樹脂製金型の製作方法。
  4. (4)金属製パイプの位置付め固定後、注入された樹脂
    配合品を硬化させるのに、熱水または熱オイル等の熱媒
    体を循環させることを特徴とする、請求項(2)、(3
    )のいずれかに記載の樹脂製金型の製作方法。
JP24727190A 1990-09-19 1990-09-19 樹脂製金型およびその製作方法 Pending JPH04128016A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020131664A (ja) * 2019-02-25 2020-08-31 三菱ケミカル株式会社 成形型

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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