JPH04127991U - ウエツジバルブ用ソケツト - Google Patents

ウエツジバルブ用ソケツト

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JPH04127991U
JPH04127991U JP3324891U JP3324891U JPH04127991U JP H04127991 U JPH04127991 U JP H04127991U JP 3324891 U JP3324891 U JP 3324891U JP 3324891 U JP3324891 U JP 3324891U JP H04127991 U JPH04127991 U JP H04127991U
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JP
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lock spring
wedge
valve
wedge valve
socket
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利郎 中原
幸文 町田
道泰 渡部
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市光工業株式会社
菱星電装株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロックばねの中央部を支え部を介してソケッ
ト本体に支えることにより、ロックばねの耐久性を向上
させるようにしたことを目的とする。 【構成】 ロックばねの中央部付近、そのロックばねの
中央部付近と対向するソケット本体の開口部、のうち少
なくとも何れか一方に、ウエッジバルブの抜き差しの際
に前記ロックばねの中央付近を支える支え部を設けるこ
とにより、ソケット本体にウエッジバルブを抜き差しす
る際に、ロックばねが撓んで、そのロックばねの中央部
付近がソケット本体に支え部を介して支えられる。その
結果、最大応力はロックばねの固定基端部と前記支え部
に支えられた中央部との間において分散され、ロックば
ねの耐久性が向上される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ウエッジバルブを着脱可能に保持し、かつ電源(バッテリー)側に 導通させるソケットに係り、特にウエッジバルブの抜けを防ぐロックばねの耐久 性の優れたウエッジバルブ用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のウエッジバルブ用ソケットを図5乃至図8を参照して説明する 。
【0003】 図において、1は例えばシングルフィラメントのウエッジバルブである。こ のシングルフィラメントのウエッジバルブ1は、ガラスバルブ10と、そのガラ スバルブ10の下部に一体に設けた断面長方形形状のウエッジベース(ピンチ部 )11と、前記ガラスバルブ10中に封入したフィラメント(図示せず)と、そ のフィラメントの両端をそれぞれ支承した2本のリード線(図示せず)と、前記 ウエッジベース11の側面のうち幅広面の両側にそれぞれ一体に突設した係合突 起12および凸部13と、前記ウエッジベース11の中央に一体に突設した排気 管14とからなる。前記係合突起12は、ウエッジベース11の両幅広面の右側 の中間部分辺りに設け、上面側が急斜面をなし、かつ下面側が緩斜面をなす。ま た、前記凸部13は、ウエッジベース11の両幅広面の左側の中間部分辺りに設 け、上面側が緩斜面をなし、かつ下面側が急斜面をなす。さらに、前記排気管1 4は、前記ウエッジベース11の中央の下端からほぼ中間部分に設け、ほぼ円筒 形をなし、前記ガラスバルブ10中のエアを抜きかつそのガラスバルブ10中を 真空に保つものである。さらにまた、前記リード線は、ウエッジベース11中を 気密に貫通してそのウエッジベース11の下端面から外側に引き出され、そこで 折り曲げられてウエッジベース11の両巾広面に沿って上方に延設され、かつ逆 U字形に折り返されている。この結果、前記リード線の外側に引き出された部分 の正面は逆U字形をなし、かつ側面はL字形をなす。 かかるウエッジバルブ1は、新型の電球で、車両用灯具などに広く使用されて いる。
【0004】 図において、2はウエッジバルブ用ソケットのソケット本体である。このソケ ット本体2は、合成樹脂製からなり、一端部(上端部)に、前記ウエッジバルブ 1のウエッジベース11を挿入するための角筒形の開口部20を、先端からソケ ット本体2の軸方向に設ける。 前記ソケット本体2の開口部20の前記ウエッジベース11の両幅広面と対向 する内面に、ほぼL字形をなす一対の弾性当接部21を、開口部20の縁からそ れぞれ一体に突設する。この弾性当接部21は、前記ウエッジバルブ1の挿入方 向に対して直交する方向であって、前記ウエッジベース11の両幅広面と平行な 方向の弾性、および前記ウエッジベース11の両幅広面両に対して直交する方向 の弾性、を有する。また、この弾性当接部21は、その両側面が前記ウエッジベ ース11の凸部13側面と排気管14の側面とにそれぞれ当接し、かつその先端 間の距離が前記ウエッジベース11の巾狭間の距離より若干小さく、前記ウエッ ジベース11の両幅広面に弾性当接する。この弾性当接部21は、ウエッジバル ブ1をがたなく保持するものである。 前記ソケット本体2の開口部20にストッパ用の段部22を設ける。この段部 22は、前記ウエッジバルブ1のウエッジベース11を前記開口部20に挿入し た際に、前記ウエッジベース11の凸部13が当って、ウエッジバルブ1の挿入 方向の位置を規制するものである。
【0005】 図において3はターミナルである。このターミナル3は、上から見てL字形を なし、かつ前記ソケット本体2の開口部20に固定した固定部30と、その固定 部30から一体に立設したロックばね4、給電部31、弾性当接部32、加締付 け部(図示せず)とからなる。前記加締付け部は、電源側のリード線の芯線を加 締付けるものである。前記弾性当接部32は、先端部が内側(前記ウエッジベー ス11と対向する側)にくの字形に折り曲げてなる。この弾性当接部32は、前 記ウエッジベース11の巾狭面に弾性当接して、前記ウエッジバルブ1をそのウ エッジベース1の巾狭面に対して直交する方向のがたがなく保持するものである 。前記給電部31は、先端部を内側に逆U時形に折り曲げ、かつその先端を内側 に湾曲させて突出させたものである。この給電部31は、前記ウエッジバルブ1 のリード線に弾性接触して、そのウエッジバルブ1に給電するものである。 前記ロックばね4は、基端部41を内側にほぼL字形に折り曲げ、かつ先端部 40を内側に湾曲して突出させてなるものである。
【0006】 前記ソケット本体2の開口部20にウエッジバルブ1のウエッジベース11を 挿入する。すると、図8に示すように、前記一対のロックばね4の係合先端部4 0が前記ウエッジベース11の係合突起12の下緩斜面上に弾性当接しながら、 ウエッジバルブ1の挿入に伴って、前記ロックばね4が外側に撓み、前記ウエッ ジバルブ1の凸部13の下急斜面が前記ソケット本体2の段部22に当接したと ころで、前記ロックばね4の係合先端部40が前記ウエッジベース11の係合突 起12の頂点を乗越えて、そのロックばね4の弾性復帰力により、前記ロックば ね4の係合先端部40が前記係合突起12の上急斜面に係合する。この結果、ウ エッジバルブ1を抜けることなく確固に保持することができる。 そして、前記ウエッジバルブ1を前記ロックばね4の弾性力に抗して引くと、 前記係合先端部40と前記係合突起12との係合状態が解除されて、ウエッジバ ルブ1をソケット本体2から取り外すことができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上述の従来のウエッジバルブ用ソケットは、ロックばね4の固定基 端部41が前記ターミナル3の固定部30と一体に固定されている。このために 、ウエッジバルブ1の抜き差しの際に、前記ロックばね4が撓み、このとき下式 に示すように、このロックばね4の固定基端部41に最大応力がかかる。その結 果、ロックばね4の固定基端部41が塑性変形(へたり)を起こし易くなり、か つその固定基端部41が塑性変形を起こすと、ばねが利かなくなり、ウエッジバ ルブ1を確固に保持することができなくなるなど、ロックばね4の耐久性に問題 がある。
【0008】
【数1】
【0009】 但し、 σ:最大応力 E:縦弾性係数 h:板厚 l:長さ 本考案の目的は、ウエッジバルブをがたなく確実に保持することができるウエ ッジバルブ用ソケットを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の問題を解決するために、ロックばねの中央部付近、そのロッ クばねの中央部付近と対向するソケット本体の開口部、のうち少なくとも何れか 一方に、ウエッジバルブの抜き差しの際に前記ロックばねの中央付近を支える支 え部を設けたことを特徴とする。
【0011】
【作用】
本考案は、上記の構成により、ソケット本体の開口部にウエッジバルブのウエ ッジベースを抜き差しする際に、ロックばねが撓んで、そのロックばねの中央部 付近がソケット本体に支え部を介して支えられる。その結果、ウエッジバルブの 抜き差しの際のロックばねの撓みによる最大応力はロックばねの固定基端部と前 記支え部に支えられた中央部との間において分散される。従って、ロックばねの 固定基端部にのみ最大応力がかかる従来のウエッジバルブ用ソケットと比較して 、ロックばねの固定基端部と前記支え部に支えられた中央部との間の部分が塑性 変形を起こし難く、その分ロックばねの耐久性が向上される。
【0012】
【実施例】
以下、本考案に係るウエッジバルブ用ソケットの実施例のうちの2例を図1乃 至図4を参照して説明する。 図1は本考案に係るウエッジバルブ用ソケットの第1の実施例を示したウエッ ジバルブをソケット本体に装着した状態の一部断面図、図2はウエッジバルブを 抜き差ししている状態の一部断面図である。図中、図5乃至図8と同符号は同一 のものを示す。 図において、5はロックばね4のほぼ中央部に設けた支え部で、この支え部5 はロックばね4の外側に湾曲させて突出させてなるものである。
【0013】 この実施例における本考案のウエッジバルブ用ソケットは、以上の如き構成か らなるので、ソケット本体2の開口部20にウエッジバルブ1のウエッジベース 11を抜き差しすると、図2に示すように、ロックばね4の係合先端部40がウ エッジバルブ1の係合突起12に係合し、かつ係合解除するとき、ロックばね4 が外側に撓んで、そのロックばね4の支え部5がソケット本体2に当接して支え られる。その結果、ウエッジバルブ1の抜き差しの際のロックばね4の撓みによ る最大応力σは、ロックばね4の固定基端部40と前記支え部5との間において 分散される。従って、ロックばねの固定基端部にのみ最大応力がかかる従来のウ エッジバルブ用ソケットと比較して、ロックばね4の固定基端部40と前記支え 部5との間の部分が塑性変形を起こし難く、その分ロックばね4の耐久性が向上 される。
【0014】 図3は本考案に係るウエッジバルブ用ソケットの第2の実施例を示したウエッ ジバルブをソケット本体に装着した状態の一部断面図、図4はウエッジバルブを 抜き差ししている状態の一部断面図である。図中、図1および図2および図5乃 至図8と同符号は同一のものを示す。 図において、6はロックばね4の中央部付近と対向するソケット本体2の開口 部20に設けた支え部で、この支え部6は内側に半円形状をなす凸部を一体に突 出させてなるものである。
【0015】 この実施例における本考案のウエッジバルブ用ソケットは、以上の如き構成か らなるので、ソケット本体2の開口部20にウエッジバルブ1のウエッジベース 11を抜き差しすると、図2に示すように、ロックばね4が外側に撓んで、その ロックばね4の中央部付近がソケット本体2の開口部20の支え部6に当接して 支えられる。その結果、上述の第1の実施例のものと同様の作用効果を達成する ことができる。
【0016】 なお、上述の第1の実施例のものはロックばね4の中央部に支え部5を設けた ものであり、また第2の実施例のものはロックばね4の中央部付近と対向するソ ケット本体2の開口部20に支え部6を設けたものであるが、ロックばね4の中 央部およびそのロックばね4の中央部付近と対向するソケット本体2の開口部2 0にそれぞれ支え部を設けても良い。
【0017】
【考案の効果】
以上から明らかなように、本考案のウエッジバルブ用ソケットは、ロックばね の耐久性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るウエッジバルブ用ソケットの第1
の実施例を示したウエッジバルブをソケット本体に装着
した状態の一部断面図である。
【図2】同じくウエッジバルブを抜き差ししている状態
の一部断面図である。
【図3】本考案に係るウエッジバルブ用ソケットの第2
の実施例を示したウエッジバルブをソケット本体に装着
した状態の一部断面図である。
【図4】同じくウエッジバルブを抜き差ししている状態
の一部断面図である。
【図5】従来のウエッジバルブ用ソケットを示した一部
破断斜視図である。
【図6】同じくウエッジバルブを装着した状態の平面図
である。
【図7】図6におけるVII−VII線断面図である。
【図8】同じくウエッジバルブを抜き差ししている状態
の一部断面図である。
【符号の説明】
1 ウエッジバルブ 11 ウエッジベース 12 係合突起 2 ソケット本体 20 開口部 3 ターミナル 4 ロックばね 40 係合先端部 41 固定基端部 5 支え部 6 支え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡部 道泰 東京都練馬区小竹町1丁目8番1号 菱星 電装 株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエッジバルブのウエッジベースを挿入
    するための開口部と、一端を前記開口部に固定し、かつ
    他端を前記ウエッジベースの係合突起に係合させて前記
    ウエッジバルブの開口部からの抜けを防ぐロックばねと
    を、備えたウエッジバルブ用ソケットにおいて、前記ロ
    ックばねの中央部付近、そのロックばねの中央部付近と
    対向する前記開口部、のうち少なくとも何れか一方に、
    前記ウエッジバルブの抜き差しの際に前記ロックばねの
    中央付近を支える支え部を設けたことを特徴とするウエ
    ッジバルブ用ソケット。
JP3324891U 1991-05-14 1991-05-14 ウエッジバルブ用ソケット Expired - Lifetime JP2520033Y2 (ja)

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