JPH04127885A - 電気化学アクチュエータ - Google Patents

電気化学アクチュエータ

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JPH04127885A
JPH04127885A JP2248181A JP24818190A JPH04127885A JP H04127885 A JPH04127885 A JP H04127885A JP 2248181 A JP2248181 A JP 2248181A JP 24818190 A JP24818190 A JP 24818190A JP H04127885 A JPH04127885 A JP H04127885A
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JP
Japan
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electrochemical
actuator
electrochemical actuator
voltage
solid electrolyte
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JP2248181A
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English (en)
Inventor
Kazunori Takada
和典 高田
Shigeo Kondo
繁雄 近藤
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、電気的エネルギーを機械的エネルギーに変換
するアクチュエータに関する。
[従来の技術] アクチュエータには、現在電気、油圧、空気圧をパワー
媒体としたものが使用されている。
退任、新材料の開発や工作技術および制御技術の発展と
ともに、アクチュエータの使用分野は飛躍的に増大し、
多種多様な機能のアクチュエータが要求されるようにな
っており、上記のような従来のアクチュエータのみでは
対応が困難になっている。例えば、半導体製造過程にお
けるマスクの位置決めや走査形トンネル顕微鏡等におけ
る超精密位置決め、あるいはマイクロマニュピレータの
微小な操作に対応するアクチュエータなどがその例であ
る。
このような精密な位置制御に用いられるアクチュエータ
として、現在圧電材料、磁歪材料、形状記憶材料等を用
いたアクチュエータの開発が各方面で行われている。
ところで、現在開発中のアクチュエータのうちで圧電ア
クチュエータはかなりその開発が進み、既に一部の分野
では実用化がなされている。圧電アクチュエータは、以
下の原理によって動作する。
ある種の結晶は電場のもとてその結晶構造に歪が生ずる
。この現象は逆圧電効果または電歪効果り呼ばれている
か、この現象を利用したものが圧電アクチュエータであ
る。このアクチュエータは結晶に直接電圧を印加するこ
とで歪を得ることができるため、構造的にも簡単で精密
な制御か可能であるといった特徴がある。
一般に用いられている圧電材料には、ジルコンチタン酸
鉛やチタン酸バリウムといったセラミックスがある。こ
れら圧電材料の逆圧電効果の大きさを表わすパラメータ
として、圧電歪定数が用いられるが、通常の場合その大
きさは10”m/V程度である。ここで、圧電定数はI
 V / mの電場のもとにおける歪の大きさを表わし
たものである。例えばl、 c mの長さの材料に10
0■の電圧を印加した場合、電場の強さは104V、/
mとなるため、その歪の大きさは10−6となる。I7
たがって、このアクチュエータによって得られる歪は、
i(36amすなわち:L On rnとなる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、歪を大きなもの代するためには高い電圧
が必要であるため、高電圧を印加することによって生じ
るノイズか微妙な制御に悪影響を与え、精密位置決めな
どの障害となるといった課題を有しでいる。
また、歪を保持し、続けるためには常に電圧を印加し続
けねばならない。そのため、一定の歪を保持し続けよう
とする際には、動作中の電圧変動等により正常な動作が
困難となるといった課題を有している。
本発明は、従来技術の課題を解決し、駆動電圧が低くさ
らに一定の歪を保持するための電圧の連続印加の不要な
アクチュエータを提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 前記目的を達成するため、本発明の電気化学アクチュエ
ータは、少なくとも電解質と、前記電解質を介在して配
置される少なくとも一対の電極から構成され、前記一対
の電極のうち少なくとも一方の電極が電気化学的な酸化
還元反応に伴い可逆的な体積変化を示す物質を含むとい
う構成からなる。
前記本発明の構成においては、電気化学的な酸化還元反
応に伴い可逆的な体積変化を示す物質か、その格子中に
・rオンを出し入れすることのできる物質であることが
好ま(6,い。
また前記本発明の構成においては、電解質が、固体電解
質であることが好ましい。
また前記本発明の構成においては、固体電解質が、銀イ
オン導電性固体電解質であることが好ましい。
また前記本発明の構成においては、格子中にイオンを出
し入れすることのできる物質が、少なくとも銀とバナジ
ウム酸化物を含む遷移金属酸化物よりなる複合酸化物で
あることが好ましい。
また前記本発明の構成においては、銀イオン導電性固体
電解質層と、前記固体電解質層を介して配置される少な
くとも一対の電極を有し、前記−対の電極の両方が、少
なくとも銀とバナジウム酸化物を含む遷移金属酸化物よ
りなる複合酸化物を含むことが好ましい。
また前記本発明の構成においては、一対の電極が電解質
層を介して対向する位置に配置されてなることか好まし
い。
さらに前記本発明の構成においては、複数個の請求項1
記載の電気化学アクチュエータを、電子伝導性材料を介
して互いに直列または並列またはその両方に電気的に接
続し、かつ積層されてなるという構成も採用できる。
[作用] 前記本発明の構成によれば、少なくとも電解質と、前記
電解質を介在して配置される少なくとも一対の電極から
構成され、前記一対の電極のうち少なくとも一方の電極
が電気化学的な酸化還元反応に伴い可逆的な体積変化を
示す物質を含むので、電力を付与することにより、たと
えばインターカレーション現象、合金化現象、または水
素化現象等を効果的に発現し、駆動電圧が低くさらに一
定の歪を保持するための電圧の連続印加の不要なアクチ
ュエータとすることができる。
すなわち、一般に電気化学反応は数mV〜数Vで起こる
ため、このような電気化学素子をアクチュエータとして
用いることにより低電圧で駆動するアクチュエータを得
ることかできる。
また、上記のようにして構成した電気化学アクチュエー
タは電圧を印加し、電気化学反応を起こさせることで歪
を生じさせることができるが、電圧印加時に生じた電気
化学的な変化はアクチュエータに電流が流れない限りは
維持されるため、入力端子を開路状態とし、電極に電流
が流れない状態とすると電圧の連続印加を行わなくとも
その歪を維持することになる。したがって、いったん歪
を生じさせた後、入力端子を開路状態としておくことに
より、駆動電圧の変動や、電源開路からのノイズの影響
を受けることなく安定して歪を維持し続けることができ
る。
次に、電気化学的な酸化還元反応に伴い可逆的な体積変
化を示す物質が、その格子中にイオンを出し入れするこ
とのできる物質であるという本発明の好ましい構成によ
れば、インターカレーション材料を用いるので、前記駆
動電圧が低くさらに一定の歪を保持するための電圧の連
続印加の不要なアクチュエータをさらに効果的に実現で
きる。
ここで、電極として用いられるインターカレーション材
料は、その層間や3次元編目状構造の中にイオンを出し
入れすることのできる物質で、イオンの出入りにより格
子定数を初めとする結晶構造が変化する。そしてイオン
の出入りが可逆的に行われる材料を用いた場合、イオン
の出入りによる結晶構造の変化は、電極の可逆的な体積
変化を引き起こすことから、例えばこのようなインター
カレーション材料を電極を用いることでアクチュエータ
を構成することができる。
次に電解質が固体電解質であるという本発明の好ましい
構成によれば、溶液系に比べて容器の中に入れる必要が
なく、機械的な動きを直接利用することができる。また
素子の構成を簡単にできる。
次に固体電解質が銀イオン導電性固体電解質であるとい
う本発明の好ましい構成によれば、前記インターカレー
ション現象をさらに大きく発揮できる。
次に格子中にイオンを出し入れすることのできる物質が
、少なくとも銀とバナジウム酸化物を含む遷移金属酸化
物よりなる複合酸化物であるという本発明の好ましい構
成によれば、湿度に対して強くすることができ、空気中
で安定して使用することができる。
次に銀イオン導電性固体電解質層と、前記固体電解質層
を介して配置される少なくとも一対の電極を有し、前記
一対の電極の両方が、少なくとも銀とバナジウム酸化物
を含む遷移金属酸化物よりなる複合酸化物を含むという
本発明の好ましい構成によれば、イオンが入ったときも
抜けたときも両方体積が増加する方向に働かせることが
できる。
次に一対の電極が電解質層を介して対向する位置に配置
されてなるという本発明の好ましい構成によれば、体積
を二重に増加させることができる。
次に複数個の電気化学アクチュエータを、電子伝導性材
料を介して互いに直列または並列またはその両方に電気
的に接続され、かつ積層されてなるという本発明の好ま
しい構成によれば、直列の場合は電流値を低(でき、早
い動きを行わせることができ、並列の場合は低電圧で大
きな体積変化を行わせることができる。
[実施例コ 以下、本発明について実施例を用いて詳細に説明する。
実施例1 銀イオン導電性固体電解質として、4Ag I・Ag 
WO4で表わされる銀イオン導電性固体型解質を用い、
この固体電解質層を介して配される一対の電極がともに
Ago、7v205で表わされる銀とバナジウム酸化物
よりなる複合酸化物を含む電気化学アクチュエータを以
下の方法で製造した。
先ず、用いられる固体電解質と複合酸化物を以下の方法
により合成した。
最初に、AgI、Ag2O,Wo 3をモル比で4:1
:1の比となるように秤量し、アルミナ乳鉢で混合した
。この混合物を加圧成形しペレット状とした後、硬質ガ
ラス管中に減圧封入し、400°Cで17時間溶融、反
応させた。その反応物を乳鉢で200メツシユ以下に粉
砕し、4Ag I・A g 2 W 04で表わされる
銀イオン導電性の固体電解質を得た。
次に、銀とバナジウムの複合酸化物を以下の方法により
合成した。V2O3で表わされるバナジウム酸化物と金
属銀をモル比で1:0.7となるよう秤量し、乳鉢で混
合した。その混合物を同じくペレット状に加圧成形し、
石英管中に減圧封入し、600℃で48時間反応させ、
同じく200メツシユ以下に粉砕し、Ago、7V20
5で表わされる銀とバナジウムの複合酸化物を得た。
このようにして得た銀と酸化バナジウムよりなる複合酸
化物を用い、以下の方法で電気化学アクチュエータを構
成した。
以上のようにして得られた固体電解質と複合酸化物を重
量比で1:1の比で混合し、電極材料を得た。この電極
材料を200mg秤量し、4t。
n / c m 2で7mmφに加圧成形し正極および
負極の電極ペレットを得た。
以上のようにして得られた電極ペレットを固体電解質2
00mgを介して配し、全体を4ton/cm2で加圧
圧接し、リード端子としてスズメツキ銅線4をカーボン
ペーストにより接着し、電気化学アクチュエータAを得
た。その構造図を第1図に示す。
この電気化学アクチュエータの動作を測定法を示した原
理図を第2図に示す。電気化学アクチュエータ5を定盤
上に固定し、電源6に接続し、その上端の位置にレーザ
変位計7から発するレーザ光8をあて、通電時の電気化
学アクチュエータの歪をアクチュエータ上端の位置の変
位として読みとった。
電気化学アクチュエータの動作特性は、下記の3点につ
いて評価した。
(1)通電時の歪の可逆性 (2)印加電圧と歪量の関係 (3)通電後の歪の保持特性 先ず、通電時の歪の可逆性を調べるために、+5 m 
Aの定電流で10秒間通通電後流の向きを反転し、−5
mAで10秒間通電した。さらにこれを繰り返し上端の
位置の変化を測定した。第3図にその結果を示すが、電
流の反転により変位の方向は反転しており、またその変
化は可逆的であることが分かった。
次に、このアクチュエータへの印加電圧と歪量の関係を
調べるために、電圧印加を変化させ、その際のによる電
気化学アクチュエータの歪量の測定を行った。第4図に
その結果を示す。0.2■という小さな電圧を印加する
ことでもアクチュエータの上端の位置は5μm近く変化
しており、本発明によると低電圧で駆動することのでき
るアクチュエータが得られることが分かった。
次に、この電気化学アクチュエータの通電後の歪の保持
特性を調べるために、第2図に示した方法で、電気化学
アクチュエータに様々な電流値で30分間の定電流パル
スを印加し、その後アクチュエータの端子を開路状態と
し、電流パルス印加後のアクチュエータ上端の変位の時
間変化を測定した。第5図に定電流パルスの電気量を変
化させた際の測定結果を示す。電流パルス印加後2時間
を経過してもアクチュエータは歪を保っており、本発明
による電気化学アクチュエータは、歪を維持するための
電圧の連続印加が不要である歪の記憶機能を有している
ことが分かった。
実施例2 実施例1で得られた固体電解質および電極材料を用い、
以下の方法により第6図に示すような積層型の電気化学
アクチュエータを得た。
実施例1で得た電極材料を200mg秤量し、4ton
/cm2で7mmφに加圧成形し動作極および対極の電
極ペレットを得た。
以上のようにして得られた電極ペレットを固体電解質2
00mgを介して配し、全体を4ton/cm2で加圧
圧接した。このようにして得た固体電解質層と電極層を
加圧一体化した成型体である電気化学アクチュエータ5
をさらにカーボン粉末層9を介し4個直列に圧接した。
最後にスズメツキ銅線をカーボンペーストによりリード
端子10として接着し、積層型電気化学アクチュエータ
Bを得た。
以上のようにして得た電気化学アクチュエータの動作特
性を実施例1と同様の方法で測定した。
通電時の歪の可逆性については、実施例1と同様に可逆
性を有していることが分かった。
次に、印加電圧と歪量の関係を測定した結果を第7図に
示す。この図から分かるように0.8Vという小さな電
圧を印加することでもアクチュエータの上端の位置は1
8μm近く変化しており、本発明によると低電圧で駆動
することのできるアクチュエータが得られることが分か
った。
また歪の保持特性を調べた結果を第8図に示す。
電流パルス印加後2時間を経過してもアクチュエータは
歪を保っており、本発明による電気化学アクチュエータ
は、歪を維持するための電圧の連続印加が不要である歪
の記憶機能を有していることが分かった。またその歪の
大きさは、実施例1における電気化学アクチュエータに
同じ電気量を通電した際に比べて約4倍と大きなもので
あった。
実施例3 実施例2で得られた電気化学アクチュエータBを用い、
第9図に示すようにリード端子11を並列に配線し、積
層型の電気化学アクチュエータCを得た。
この電気化学アクチュエータの動作特性を実施例1と同
様の方法で測定した。
先ず変位は、実施例1と同様に可逆的に変化していた。
印加電圧と歪量の関係を調べた結果を第10図に示す。
この図から分かるように0.2Vという小さな電圧を印
加することでもアクチュエータの上端の位置は17μm
近く変化しており、本発明によると低電圧で駆動するこ
とのできるアクチュエータが得られることが分かった。
またその歪の大きさはは同じ電圧を印加した際に実施例
1における電気化学アクチュエータに比べ約4倍と大き
なものとなっていた。
また歪の保持特性を実施例1と同様の方法で調べた結果
を第11図に示す。電流パルス印加後2時間を経過して
もアクチュエータは歪を保っており、本発明による電気
化学アクチュエータは、歪を維持するための電圧の連続
印加が不要である歪の記憶機能を有していることが分か
った。
実施例4 実施例1で得られた固体電解質および電極材料を用い、
以下の方法により第12図に示すようなバイモルフ型の
電気化学アクチュエータを得た。
先ず、実施例1で得た固体電解質をスチレン−ブタジェ
ン系合成ゴム溶解したトルエン中で混練し固体電解質の
スラリーを得た。この固体電解質スラリーをナイロンメ
ツシュに塗布した後、減圧下でトルエンを蒸発させ、固
体電解質と合成ゴムよりなる固体電解質シート12を得
た。
また、実施例1で得た固体電解質と複合酸化物の混合物
である電極材料も上記と同様の方法でシート状とし、電
極シート13を得た。
以上のようにして得た電極シート2枚を固体電解質シー
トを介し順次積層し、全体を加熱圧接した。最後に、こ
の圧接した3枚のシートの両側に集電体としてカーボン
導電性フィルム14を熱圧着し、10mmX10mmに
切断しバイモルフ型の電気化学アクチュータDを得た。
この電気化学アクチュエータの動作を測定法を示した原
理図を第13図に示す。先ず、電気化学アクチュエータ
にリード端子14をとりつけ、さらにアクチュエータの
の一端を固定治具15により固定し、レーザ変位計16
より発するレーザ光17をもう一方の端にあて、実施例
1と同様の電圧印加や定電流通電時の電気化学アクチュ
エータの撓みを測定した。
その結果、本発明によるバイモルフ型電気化学アクチュ
エータは、電圧印加により可逆的に撓みを生じた。また
その撓みは0.2Vという低い電圧で生じており、また
その撓みは端子を開路状態としても保っていた。
以上のように本発明による電気化学アクチュエータは、
定電圧で駆動することができ、歪を維持するための電圧
の連続印加が不要である歪の記憶機能を有していること
が分かった。
実施例5 固体電解質としてRbAg415で表わされる銀イオン
導電性固体電解質を用い、電気化学的な酸化還元反応に
伴う可逆的な体積変化を示す一方の電極材料としてNb
S2を、もう一方の電極材料として実施例1で得たAg
o、7■205を用い実施例1と同様に電気化学アクチ
ュエータを構成しその特性について同様に検討した。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、0.5V以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例6 固体電解質としてRb4Cu16■7C113で表わさ
れる銅イオン導電性固体電解質を用い、電気化学的な酸
化還元反応に伴う可逆的な体積変化を示す電極材料とし
てCu2 Mo68gを両方の電極材料として用い実施
例1と同様に電気化学アクチュエータを構成しその特性
について同様に検討した。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、0.6V以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加を止めた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例7 固体電解質として0.3 L i I  0.35L 
i2 S−o、 35 S iS 2で表わされるリチ
ウムイオン導電性固体電解質を用い、一方の電気化学的
な酸化還元反応に伴う可逆的な体積変化を示す電極材料
としてT i S 2を、もう一方の電極材料として、
TiS2と金属リチウムの混合物を用い実施例1と同様
に電気化学アクチュエータを構成しその特性について同
様に検討した。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、2.7v以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例8 本実施例では、液体電解質と電極材料を用い第14図に
示すような構成の電気化学アクチュエータを構成した。
第14図において、18は金属ケースで、各々のケース
に電極材料19を加圧状態で詰め込み、ガラス繊維のセ
パレータ20に液体電解質をしみこませたうえ、エポキ
シ系接着剤21により金属ケースを接着している。電極
材料としては一方に電気化学的な酸化還元反応に伴う可
逆的な体積変化を示す物質として(CF)。を用い、も
う一方の電極材料としては金属リチウムを用いた。また
液体電解質としてはL I CfL O< (Dプロピ
レンカーボネート溶液を用いた。
このようにして構成した電気化学アクチュエータの特性
を、金属ケース18に実施例1と同様にレーザ変位計の
レーザ光をあて、電圧印加時の変位を読みとることによ
り調べた。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、3.0V以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例9 電極材料として一方に電気化学的な酸化還元反応に伴う
可逆的な体積変化を示す物質であるLiv308を用い
、もう一方の電極材料としては金属リチウムを用いた以
外は実施例8と同様に電気化学アクチュエータを構成し
その特性を調べた。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、3.0V以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例10 電気化学的な酸化還元反応に伴う可逆的な体積変化を示
す電極材料として一方にP b 02を用い、もう一方
の電極材料としてはPbを用い、液体電解質として希硫
酸を用いた以外は実施例8と同様に電気化学アクチュエ
ータを構成しその特性を調べた。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、1.2v以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例11 電極材料として一方に電気化学的な酸化還元反応に伴う
可逆的な体積変化を示す物質であるLaNi5を用い、
もう一方の電極材料としてはNi00Hを用い、液体電
解質としてKOH水溶液を用いた以外は実施例8と同様
に電気化学アクチュ二一夕を構成しその特性を調べた。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、1.2V以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例12 電気化学的な酸化還元反応に伴う可逆的な体積変化を示
す電極材料として一方にNi0OHを用い、もう一方の
電極材料としてはCdを用い、液体電解質としてKOH
水溶液を用いた以外は実施例8と同様に電気化学アクチ
ュエータを構成しその特性を調べた。
その結果、このようにして構成した電気化学アクチュエ
ータは、通電することにともない可逆的な歪を示した。
また、その際の動作電圧は、1.2V以下と低いもので
あり、以上のようにして得られた歪は端子を開路状態と
し電圧の印加をやめた場合にも保持していた。
これらのことから、本発明によると駆動電圧が低く、歪
の保持特性を有する電気化学アクチュエータが得られる
ことが分かった。
実施例1〜4では、固体電解質としてAg6 IWOで
表わされる銀イオン導電性固体電解質、電極材料として
Ag[1,7V205で表わされる銀とバナジウム酸化
物よりなる複合酸化物を用いた。
ここで、銀イオン導電性固体電解質としては、本実施例
において用いたAg I、Ag2O,WO3の組成比を
代えたもの、あるいはWO3に代えて、V2O5,Mo
O3,S i02 、CrO3。
P2O5,B2O3やこれらの複合酸化物を用いたもの
、さらにはRbAg4 ■5で表わされるものなどどの
様な銀イオン導電性固体電解質を用いても同様の結果が
得られることはいうまでもない。
また、電極材料としては、銀イオンを可逆的に出し入れ
することのできるものとして、Ag  V205、(0
,35<x、yは酸素欠損)の一般式で表わされる銀と
バナジウム酸化物を含む遷移金属酸化物よりなる複合酸
化物を用いても同様の結果が得られることはいうまでも
ない。さらに、Ag、 ■2−x M、05.(0,3
5<x、O≦2〈22Mは一種類以上の遷移金属、yは
酸素欠損)で表わされるバナジウムを一部他の遷移金属
で置換した複合酸化物を用いても同様の結果が得られる
こともいうまでもない。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、少なくとも電解質と、前
記電解質を介在して配置される少なくとも一対の電極か
ら構成され、前記一対の電極のうち少なくとも一方の電
極が電気化学的な酸化還元反応に伴い可逆的な体積変化
を示す物質を含むので、電力を付与することにより、駆
動電圧が低(さらに一定の歪を保持するための電圧の連
続印加の不要なアクチュエータとすることができるとい
う優れた効果を達成できる。
次に、電気化学的な酸化還元反応に伴い可逆的な体積変
化を示す物質が、その格子中にイオンを出し入れするこ
とのできる物質であるという本発明の好ましい構成によ
れば、駆動電圧が低くさらに一定の歪を保持するための
電圧の連続印加の不要なアクチュエータをさらに効果的
に実現できる。
次に電解質が固体電解質であるという本発明の好ましい
構成によれば、溶液系に比べて容器の中に入れる必要が
なく、機械的な動きを直接利用することができる。また
素子の構成を簡単にできる。
次に固体電解質が銀イオン導電性固体電解質であるとい
う本発明の好ましい構成によれば、前記インターカレー
ション現象をさらに大きく発揮できる。
次に格子中にイオンを出し入れすることのできる物質が
、少なくとも銀とバナジウム酸化物を含む遷移金属酸化
物よりなる複合酸化物であるという本発明の好ましい構
成によれば、湿度に対して強くすることができ、空気中
で安定して使用することができる。
次に銀イオン導電性固体電解質層と、前記固体電解質層
を介して配置される少なくとも一対の電極を有し、前記
一対の電極の両方が、少なくとも銀とバナジウム酸化物
を含む遷移金属酸化物よりなる複合酸化物を含むという
本発明の好ましい構成によれば、イオンが入ったときも
抜けたときも両方体積が増加する方向に働かせることが
できる。
次に一対の電極が電解質層を介して対向する位置に配置
されてなるという本発明の好ましい構成によれば、体積
を二重に増加させることができる。
次に複数個の電気化学アクチュエータを、電子伝導性材
料を介して互いに直列または並列またはその両方に電気
的に接続され、かつ積層されてなるという本発明の好ま
しい構成によれば、直列の場合は電流値を低くでき、早
い動きを行わせることができ、並列の場合は低電圧で大
きな体積変化を行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における電気化学アクチュエ
ータの構造図、第2図は電気化学アクチュエータの歪の
測定法を示した原理図、第3〜5図は同実施例における
電気化学アクチュエータの動作特性図、第6図は本発明
の一実施例における積層型電気化学アクチュエータの構
造図、第7〜8図は本発明の一実施例における電気化学
アクチュエータの動作特性図、第9図は本発明の一実施
例における積層型電気化学アクチュエータの構造図、第
10〜11図は本発明の一実施例における電気化学アク
チュエータの動作特性図、第12図は本発明の一実施例
におけるバイモルフ型電気化学アクチュエータの構造図
、第13〜14図は本発明の一実施例における電気化学
アクチュエータの断面図をそれぞれ示す。 1・・・正極、2・・・固体電解質層、3・・・負極、
4・・・リード端子。 1・・・正極 2・・・固体電解質層 3・・・負極 第1図 第2図 第3図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 印加電圧(mV) 第10図 15・・・固定治具 第13図 19・・・電極材料 20・・・セパレータ 21・・・接着剤 22・・・金属ケース

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも電解質と、前記電解質を介在して配置
    される少なくとも一対の電極から構成され、前記一対の
    電極のうち少なくとも一方の電極が電気化学的な酸化還
    元反応に伴い可逆的な体積変化を示す物質を含む電気化
    学アクチュエータ。
  2. (2)電気化学的な酸化還元反応に伴い可逆的な体積変
    化を示す物質が、その格子中にイオンを出し入れするこ
    とのできる物質である請求項1記載の電気化学アクチュ
    エータ。
  3. (3)電解質が、固体電解質である請求項1記載の電気
    化学アクチュエータ。
  4. (4)固体電解質が、銀イオン導電性固体電解質である
    請求項3記載の電気化学アクチュエータ。
  5. (5)格子中にイオンを出し入れすることのできる物質
    が、少なくとも銀とバナジウム酸化物を含む遷移金属酸
    化物よりなる複合酸化物である請求項2記載の電気化学
    アクチュエータ。
  6. (6)銀イオン導電性固体電解質層と、前記固体電解質
    層を介して配置される少なくとも一対の電極を有し、前
    記一対の電極の両方が、少なくとも銀とバナジウム酸化
    物を含む遷移金属酸化物よりなる複合酸化物を含む請求
    項4または5記載の電気化学アクチュエータ。
  7. (7)一対の電極が電解質層を介して対向する位置に配
    置されてなる請求項1〜6のいずれか記載の電気化学ア
    クチュエータ。
  8. (8)複数個の請求項1記載の電気化学アクチュエータ
    を、電子伝導性材料を介して互いに直列または並列また
    はその両方に電気的に接続し、かつ積層されてなる電気
    化学アクチュエータ。
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