JPH04127798U - 産業車両のアタツチメント回転装置 - Google Patents

産業車両のアタツチメント回転装置

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JPH04127798U
JPH04127798U JP4420591U JP4420591U JPH04127798U JP H04127798 U JPH04127798 U JP H04127798U JP 4420591 U JP4420591 U JP 4420591U JP 4420591 U JP4420591 U JP 4420591U JP H04127798 U JPH04127798 U JP H04127798U
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JP
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rotator
movable
face plate
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fixed
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Application number
JP4420591U
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English (en)
Inventor
友和 福田
Original Assignee
株式会社豊田自動織機製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業車両において,アタッチメントの取り換
えを容易に行うことを可能とする。 【構成】 ベースプレートの前面には,固定ローテータ
11を固定し,その内側には,可動ローテータ12を転
動可能に嵌合している。可動ローテータ12の外周面に
は,係合部121を設けてある。また,アタッチメント
を装着するためのフェイスプレート2の背面側には,係
止部211を設けてある。アタッチメントの取り換えに
当たっては,可動ローテータ12の係合部121に対し
て,フェイスプレート2の係止部211を着脱可能に係
止させる。また,ロック凹部122に対して,外れ止め
用のロック部材3を装着する。このように,フェイスプ
レート2のみを取り換えるだけで良い。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は,産業車両においてアタッチメントを回転させるためのアタッチメン ト回転装置に係り,具体的には該アタッチメント回転装置の組付け構造に関する 。
【0002】
【従来技術】
フォークリフトトラック等の産業車両においては,フォーク,クランプ装置等 の各種アタッチメントを回転させるためのアタッチメント回転装置を備えたもの が知られている。 従来のアタッチメント回転装置は,図4に示すごとく,リフトブラケット98 に装着するベースプレート91と,該ベースプレート91の前面に配設するロー テータ94と,該ローテータ94に装着するフェイスプレート95と,駆動装置 96とよりなる。
【0003】 上記ベースプレート91は,その背面に簡易脱着用フック910を有しており ,該フック910によりリフトブラケット98のフィンガーバー980に着脱可 能に係止するようにしている。 上記ローテータ94は,ベースプレート91の前面に固定する固定ローテータ 941と,該固定ローテータ941の内側に転動可能に嵌合する可動ローテータ 942とよりなる。
【0004】 該可動ローテータ942の前面には,上記フェイスプレート95を固定する。 また,該可動ローテータ942は,その内周面にギア9420を刻設しており, 該ギア9420に対して上記駆動装置96のピニオン960を噛合するようにし ている。 上記フェイスプレート95の前面には,アタッチメントとしてのフォーク97 を装着している。 なお,図4において,符号92はカバー,符号93はラバーシール,符号99 は上記駆動装置96に作動油を供給するための油圧配管を示す。
【0005】
【解決しようとする課題】
しかしながら,従来の産業車両のアタッチメント回転装置においては,アタッ チメントの取り換えが困難であった。 この点について,図4を用いて詳しく説明する。 アタッチメントの取り換えに当たっては,該アタッチメントの構造に応じて, フェイスプレート95の取り換えも行う必要がある。例えば,フォーク用フェイ スプレートと,クランプ装置用フェイスプレートとは,その形状が異なっている 。
【0006】 しかしながら,従来のアタッチメント回転装置においては,フェイスプレート 95,ローテータ94,ベースプレート91を一体的に組付けている。そして, 該ベースプレート91は,簡易脱着用フック910により,リフトブラケット9 8に装着している。 そのため,アタッチメントの取り換えに当たっては,フェイスプレート95, ローテータ94等を含めてベースプレート91ごと着脱しなければならない。 また,この際に油圧配管99の着脱も行う必要がある。 本考案は,かかる従来の問題点に鑑み,アタッチメントの取り換えを容易に行 うことができる,産業車両のアタッチメント回転装置を提供しようとするもので ある。
【0007】
【課題の解決手段】
本考案は,リフトブラケットに装着するベースプレートと,該ベースプレート の前面に固定する固定ローテータと,該固定ローテータに転動可能に嵌合されギ アを有する可動ローテータと,該可動ローテータの前面に固定するフェイスプレ ートと,上記ギアと噛合するピニオンを有する駆動装置とよりなる産業車両のア タッチメント回転装置において,上記可動ローテータには,係合部を設け,また 上記フェイスプレートには,可動ローテータの係合部に着脱可能に係止する係止 部を設けたことを特徴とする産業車両のアタッチメント回転装置にある。
【0008】 本考案において最も注目すべきことは,可動ローテータに対してフェイスプレ ートを着脱する構造としたことにある。 本考案においては,上記固定ローテータと上記可動ローテータとにより,ロー テータを構成している。このローテータとしては,固定ローテータの内側に可動 ローテータを転動可能に嵌合したものと,逆に固定ローテータの外側に可動ロー テータを転動可能に嵌合したものとがある。前者のローテータの場合,一般に可 動ローテータの内周面に上記ギアを刻設する。また,後者のローテータの場合, 一般に可動ローテータの外周面にギアを刻設する。
【0009】 上記係合部は,可動ローテータに設ける。係合部の配設位置としては,可動ロ ーテータの外周面(図1参照),可動ローテータの前面,可動ローテータの内周 面がある。 上記係止部は,フェイスプレートにおいて,上記係合部と対応する位置に配設 する。係止部及び係合部は,ローテータの回転方向に沿って複数箇所に設けるこ とが望ましい。これにより,可動ローテータに対してフェイスプレートを確実に 係止することが可能となる。
【0010】 上記係合部に係止部を係止するに当たっては,ロック部材を用いることが望ま しい(図2参照)。これにより,両者を強固にロックして,外れを防止すること が可能となる。 このロック部材は,係止部及び係合部の複数の係止箇所の内,少なくとも1箇 所に設けてあれば良い。
【0011】
【作用及び効果】
本考案においては,可動ローテータの係合部に対して,フェイスプレートの係 止部を係止してある。 アタッチメントの取り換えを行うに当たっては,まず係合部及び係止部の係止 状態を解除して,それまで装着していたフェイスプレートを可動ローテータより 取り外す。次に,新たに装着すべきアタッチメントに応じて,別のフェイスプレ ートを可動ローテータに装着する。このとき,可動ローテータの係合部に対して ,フェイスプレートの係止部を係止させる。
【0012】 このように,本考案においては,クランプ装置等のアタッチメントを変更する 場合,フェイスプレートのみを取り変えるだけで良く,従来のようにローテータ や油圧配管を着脱する必要がない。 それ故,本考案によれば,アタッチメントの取り換えを容易に行うことが可能 な,産業車両のアタッチメント回転装置を提供することができる。
【0013】
【実施例】
本考案の実施例にかかる産業車両のアタッチメント回転装置につき,図1〜図 3を用いて説明する。 本例装置は,図1及び図3に示すごとく,リフトブラケットに装着するベース プレート91と,該ベースプレート91の前面に固定する固定ローテータ11と ,該固定ローテータ11に転動可能に嵌合されギア120を有する可動ローテー タ12と,該可動ローテータ12の前面に固定するフェイスプレート2と,ギア 120と噛合するピニオン960を有する駆動装置96とよりなる。そして,可 動ローテータ12には,係合部121を設けてある。また,フェイスプレート2 には,可動ローテータ12の係合部121に着脱可能に係止する係止部211を 設けてある。
【0014】 そして,上記固定ローテータ11と上記可動ローテータ12とにより,ローテ ータ1を構成している。上記固定ローテータ11は,円環状に形成してあり,そ の内側にはベアリング13を介して可動ローテータ12を転動可能に嵌合してあ る。 上記可動ローテータ12は,上記固定ローテータ11よりも大きな前後方向の 幅を有する円筒状に形成してあり,その一端を固定ローテータ11よりも前方に 突出させてある。そして,その突出部分の外周面には,複数の上記係合部121 を設けてある。
【0015】 該係合部121は,図1及び図2に示すごとく,鉤状の凹部であり,その一端 には,後述するロック部材3のためのロック凹部122を連設してある。該ロッ ク凹部122の側壁面には,テーパ面1220を設けてある。また,該ロック凹 部122の底面中央部には,ねじ穴123を刻設してある。 また,図1及び図3に示すごとく,可動ローテータ12の後部側内周面には, 上記ギア120を刻設してある。
【0016】 上記フェイスプレート2には,その背面に係止突部21を突設してある。該係 止突部21は,略円環状に形成してあり,その後端部には,複数の鉤状の係止部 211を設けてある。該係止部211は,上記係合部121と対応する形状に形 成してある。また,図2に示すごとく,係止部211は,テーパ面2110を有 している。 また,係止突部21の外周面には,複数の把手212を取り付けてある。
【0017】 上記ロック部材3は,図2及び図3に示すごとく,テーパ面310を有するロ ック本体部31と,該ロック本体部31に回動可能に取り付けたロックボルト3 2とよりなる。該テーパ面310は,上記ロック凹部122のテーパ面1220 ,上記係止部211のテーパ面2110と対応する傾斜角度を有している。また ,ロックボルト32は,上記ねじ穴123に螺合させるためのものである。 その他は,前記従来例と同様である。
【0018】 本例装置は,上記のように構成されているので,次の作用効果を呈する。 即ち,組付け状態においては,図3に示すごとく,可動ローテータ12の係合 部121には,フェイスプレート2の係止部211を係止してあり,駆動装置9 6を作動させることによって,フェイスプレート2を回転させることができる。 該フェイスプレート2には,アタッチメントを装着してあるため,アタッチメン トもフェイスプレート2と同行回転する。
【0019】 アタッチメントの取り換えを行うに当たっては,まず係合部121及び係止部 211の係止状態を解除する。 このとき,図2に示すごとく,ロックボルト32を弛めて,ロック部材3を取 り外す。そして,把手212により,フェイスプレート2の係止突部21をA方 向に回す。 これにより,図1に示すごとく,それまで装着していたフェイスプレート2を ,可動ローテータ12より取り外すことができる。
【0020】 次に,新たに装着すべきアタッチメントに応じて,別のフェイスプレート2を 可動ローテータ12に装着する。この装着に当たっては,まずフェイスプレート 2の係止部211を可動ローテータ12の係合部121に差し込み,フェイスプ レート2の係止突部21を図2においてB方向に回す。 次に,ロック凹部122内にロック部材3を嵌め込む。 このとき,ロックボルト32をねじ穴123に螺合させる。そして,ロック本 体部31のテーパ面310を,ロック凹部122のテーパ面1220と,係止部 211のテーパ面2110とに当接させる。これにより,いわゆる楔作用が働き ,係合部121に対して係止部211を強固に係止させることができる。
【0021】 このように,クランプ装置等のアタッチメントを変更する場合,フェイスプレ ート2のみを取り換えるだけで良く,従来のようにローテータや油圧配管を着脱 する必要がない。それ故,本例によれば,アタッチメント回転装置に対するアタ ッチメントの取り換えを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかる産業車両のアタッチメント回転
装置の分解斜視図。
【図2】実施例のアタッチメント回転装置の要部斜視
図。
【図3】実施例のアタッチメント回転装置の組付け状態
の断面図。
【図4】従来の産業車両のアタッチメント回転装置の分
解斜視図。
【符号の説明】
1...ローテータ, 11...固定ローテータ, 12...可動ローテータ, 120...ギア, 121...係合部, 2...フェイスプレート, 211...係止部, 3...ロック部材, 91...ベースプレート, 96...駆動装置, 960...ピニオン, 98...リフトブラケット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リフトブラケットに装着するベースプレ
    ートと,該ベースプレートの前面に固定する固定ローテ
    ータと,該固定ローテータに転動可能に嵌合されギアを
    有する可動ローテータと,該可動ローテータの前面に固
    定するフェイスプレートと,上記ギアと噛合するピニオ
    ンを有する駆動装置とよりなる産業車両のアタッチメン
    ト回転装置において,上記可動ローテータには,係合部
    を設け,また上記フェイスプレートには,可動ローテー
    タの係合部に着脱可能に係止する係止部を設けたことを
    特徴とする産業車両のアタッチメント回転装置。
JP4420591U 1991-05-16 1991-05-16 産業車両のアタツチメント回転装置 Pending JPH04127798U (ja)

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ID=31924396

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040022733A (ko) * 2002-09-05 2004-03-18 김수환 회전기능이 구비된 중량물 운반장치

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