JPH04127770U - パレツトへのパツケージ移載装置 - Google Patents

パレツトへのパツケージ移載装置

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JPH04127770U
JPH04127770U JP4246391U JP4246391U JPH04127770U JP H04127770 U JPH04127770 U JP H04127770U JP 4246391 U JP4246391 U JP 4246391U JP 4246391 U JP4246391 U JP 4246391U JP H04127770 U JPH04127770 U JP H04127770U
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JP
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package
pallet
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packages
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Application number
JP4246391U
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English (en)
Inventor
昭一 刀祢
Original Assignee
村田機械株式会社
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  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンチ巻きを下にしたパッケージのパレット
への箱詰めが自動的に行われるパッケージ移載装置を提
供する。 【構成】 バンチ巻き20が施されたパッケージPが挿
入されたトレイ5を搬送するコンベア6と、パッケージ
Pを倒立させ段積み状に箱詰めするパレット組立場所7
との間に配置されるパッケージ移載装置1が、コンベア
6側に設けられてトレイ5に挿入されたパッケージPを
押し出すプッシャ装置2と、トレイ5からのパッケージ
Pを受け取って回転させる反転装置3と、該反転装置3
からパッケージPを受け取ってパレットの所定場所に倒
立させるチャック14を有するロボット装置4とからな
るものとし、パレットへの倒立時には必ずバンチ巻き2
0が下側に位置するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化合繊の原糸が巻き取られたパッケージであってバンチ巻きが施さ れたものをパレットに箱詰めするためのパレット移載装置に関し、特にバンチ巻 きが必ず下向きに位置するように箱詰めすることができるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、化合繊の原糸工場では、紡糸工程→仕上げ工程→梱包工程を経てパッ ケージが出荷される。紡糸工程では、紡出機での紡出と紡糸巻取機での巻取によ り化合繊のパッケージが巻き形成される。仕上げ工程では、パッケージの表層処 理、バンチ巻き、検査、ラベリングが行われる。梱包工程では、パッケージをパ レットに箱詰めするパレタイジング、パレットのバンディング、ラッピング、ラ ベリングが行われ、一旦自動倉庫に格納された後に適宜出荷される。このように して出荷されるパレットを図3により説明する。パレット21は4段積みで1段 に9個のパッケージPを並べられた箱詰めであり、底板22と、3枚の中板23 と、天板24と、周囲のラッピングフィルム25とから成っている。そして、底 板22には上向き突起22aが、中板23には上向き突起23a及び下向き突起 23bが、天板24には下向き突起24aがあり、倒立状態のパッケージPのボ ビンBにこれらの突起が嵌入状態となって、パッケージPが位置決めされる。
【0003】 ところで、このパレット21を開梱して例えば延伸仮撚機のクリール装置にパ ッケージPを装着する場合を図4により説明する。クリール装置26は回転式で あり、一段に6つの旋回自在なペグ軸27a〜27fが設けられている。図示例 ではペグ軸27bに挿入されたパッケージPbが解舒中であり、ペグ軸27aに 予備のパッケージPaを挿入した直後の状態を示している。そして、パッケージ Pbのバンチ巻き20を解き、パッケージPaの糸端と糸継ぎし、ペグ軸27a をクリール装置26内に旋回して作業を終える。このバンチ巻き20への糸継ぎ のためには、クリール装置26に装着されるパッケージはバンチ巻き20の施さ れた側からペグ軸に挿入される必要がある。そのため、パレット内の段積みにお いても、パッケージPのバンチ巻き20は下向きであることが求められるように なった。その理由は、クリール装置26へのパッケージPの装着を自動化する場 合、必ずバンチ巻き20が一定の方向に存在することが必要であり、パレット2 1内でバンチ巻き20が下向きであると自然な流れでクリール装置26へ所定の 向きのパッケージPを装着できるからである。そのため、図3のパレット21で は必ずバンチ巻きを下にしたパッケージPが収納されなければならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来、バンチ巻きの向きの確認作業のために、パレットへの箱詰め作業は人手 にたよることが多く、作業が煩雑となり、原糸工場での仕上げ工程や梱包工程の 自動化の妨げになっているという問題点を有していた。
【0005】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、バンチ巻きを下にしたパッケージのパレットへの箱 詰めが自動的に行われるパッケージ移載装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のパッケージ移載装置は、バンチ巻きが施 されたパッケージが挿入されたトレイを搬送するコンベアと、パッケージを倒立 させ段積み状に箱詰めするパレット組立場所との間に配置されるパッケージ移載 装置が、コンベア側に設けられてトレイに挿入されたパッケージを押し出すプッ シャ装置と、トレイからのパッケージを受け取って回転させる反転装置と、該反 転装置からパッケージを受け取ってパレットの所定場所に倒立させるチャックを 有するロボット装置とからなるものである。
【0007】
【作用】
トレイに挿入されたパッケージでは手前側にバンチ巻きが施されており、反転 装置を介すると、ロボット装置のチャックの先端側にバンチ巻きが位置するよう になり、パレットへの倒立時には必ずバンチ巻きが下側に位置する。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は本考案のパッケー ジ移載装置1を示す図であり、プッシャ装置2と、反転装置3と、ロボット装置 4とから成っている。また、5は角型トレイ、6はコンベア、7はパレット組立 場所を形成するコンベアである。
【0009】 プッシャ装置2はコンベア6に取付けられた例えばシリンダであり、角型トレ イ5に挿入されたパッケージPを反転装置3に向かって押し出す。角型トレイ5 は、角型の台座17の上に斜板18が立設され、斜板18に一本のペグ軸19が 斜め上方を指向するように突設されたものである。この角型トレイ5に挿入され たパッケージPがコンベア6で搬送される間に、表層処理、バンチ巻き、検査、 ラベリングが行われ、ストレージコンベアを経た後、プッシャ装置2が設置され たコンベア6に至る。
【0010】 反転装置3は旋回台15に2本のペグ軸16a,16bが突設されたものであ り、図示されない駆動装置によって旋回台15は180°毎の回転が可能となっ ている。この反転装置3の一方のペグ軸16aはプッシャ装置2に対向し、他方 のペグ軸16bは次に述べるロボット装置のチャックに対向するようになってい る。
【0011】 ロボット装置4は、例えば汎用型産業ロボットであり、旋回台10に第1揺動 アーム11と第2揺動アーム12が取付けられ、第2揺動アーム12の先端に屈 曲自在なハンド13が取付けられたものである。そして、予め記憶されたプログ ラムに基づいて、ハンド13を順次に所定角度の所定位置とすることができる。 そして、ハンド13にエアロック式のチャック14(円筒外周の突起が空気圧で 突出し紙管内面を把持するもの等)が取付けられている。
【0012】 つぎに、上述したパッケージ移載装置1の作動を図1により説明する。まず、 仕上げ処理を終えたパッケージを挿入した角型トレイ5がコンベア6上を運ばれ 、プッシャ装置2の前の所定位置に図示されないストッパで停止させられる。こ の状態では、パッケージPはバンチ巻き20を手前にしてペグ軸19に挿入され ている。そして、プッシャ装置2がペグ軸19に挿入されたパッケージPを反転 装置3のペグ軸16aに押し出す。そして、反転装置3の旋回台15が回転して ロボット装置4のハンド13に対向する位置となる。この状態では、パッケージ Pのバンチ巻き20は奥側に位置している。そして、ロボット装置4のハンド1 3先端のエアロック式のチャック14がパッケージPに差し込まれ、パッケージ Pをロック状態で把持する。そして、ロボット装置4のハンド13が二点鎖線の ようにパレット21の所定位置の下向き状態となる。この状態では、パッケージ Pのバンチ巻き20は下向きとなっている。そして、エアロック式のチャック1 4が解放状態となってパッケージPを中板23の上に倒立させる。以上の動作の 繰り返しによって、必ずバンチ巻き20が下向きとなったパッケージPがパレッ ト21に箱詰めされる。また、これらの一連の動作は自動化されており、人手を 必要としない。
【0013】 つぎに、上述した移載装置の原糸工場での好適使用例を図2により説明する。 30は紡糸工程レイアウト、31は仕上げ工程レイアウト、32は梱包工程レイ アウト、33は自動倉庫である。この梱包工程レイアウト31の最初の段階に本 考案のパッケージ移載装置1が設置されている。なお、コンベア6はトレイ用の ストレージコンベア48に隣接して設けられており、コンベア44からパッケー ジが挿入されたトレイが方向に搬送される。このコンベア44に沿って配設さ れた糸端処理装置45でバンチ巻き等が施され、自動検査装置46で所定の検査 が行われ、ラベラー47でラベリングが行われる。空のトレイは図示されない戻 りコンベアで方向に送り返され循環している。すなわち、仕上げ工程と梱包工 程はトレイ用のストレージコンベア48を介して連結され、自動運転が可能とな っている。
【0014】 つぎに、梱包工程レイアト32の概要を説明する。49は底板・中板・天板が 積み重ねられた空のパレット用のコンベア、50は底板・天板の置き場、51は パレット移載装置、52はバンディング装置、53はラッピング装置、54はラ ベラー、55は無人搬送車である。まず、パレット移載装置51が置き場50に 天板・中板を順に置き、底板をコンベア7の端のパレット組立場所に置く。そし て、パレット移載装置1が9個のパッケージを底板上に倒立させる。つぎに、パ レット移載装置51が置き場50からの中板を乗せる。この繰り返しによって、 ラッピッグ前のパレット21が形成される。そして、ラッピング装置53とバン ディング装置52とラベラー54を経て図3の如きパレット21となる。そして 、無人搬送車55で自動倉庫33に一旦保管された後出荷される。
【0015】 なお、仕上げ工程はトレイにより個々のパッケージとなって処理されるが、紡 糸工程はペグスタンドに多数のパッケージを差し込んだまま処理される。そこで 、移載ロボット43と押出装置42でペグスタンドからトレイへとパッケージが 移載されるようになっている。また、移載トラバーサ41は実ストレージコンベ ア35からパッケージが差し込まれたペグスタンドを受け取り、コンベア34に 搬入し、帰りに空のペグスタンドを受け取って空ストレージコンベア36に戻す 。さらに、紡糸工程におけるストレージコンベア35へのペグスタンドの搬送は 以下のように行われる。紡糸巻取機列37と2つのペグスタンドステーション3 8に沿って、玉揚装置39が走行自在に配設されており、この玉揚装置39が紡 糸巻取機からのパッケージをペグスタンドのペグ軸に順次差し込んでいく。ペグ スタンドステーション38のペグスタンドが満杯になると、無人搬送車40で実 ストレージコンベア35に運ばれ貯溜される。そして、無人搬送車40は帰りに 空ストレージコンベア36から空のペグスタンドを受け取って、ペグスタンドス テーション38まで搬送する。
【0016】
【考案の効果】
本考案のパッケージ移載装置は、コンベア側に設けられトレイに挿入されたパ ッケージを押し出すプッシャ装置と、トレイからのパッケージを受け取って回転 させる反転装置と、該反転装置からパッケージを受け取ってパレットの所定場所 に倒立させるチャックを有するロボット装置とからなるものであり、ロボット装 置のチャックの先端側にバンチ巻きが位置するようになり、パレットへの倒立時 に下向きにバンチ巻きが必ず位置するようにしたので、バンチ巻きを下にしたパ ッケージのパレットへの箱詰めが自動的にできるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案のパッケージ移載装置の側面図で
ある。
【図2】図2は本考案のパッケージ移載装置が適用され
る原糸工場のレイアウト図である。
【図3】図3はパレットの梱包状態を示す図である。
【図4】図4はクリール装置へのパッケージの装着状態
を示す図である。
【符号の説明】
1 パッケージ移載装置 2 プッシャ装置 3 反転装置 4 ロボット装置 20 バンチ巻き

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンチ巻きが施されたパッケージが挿入
    されたトレイを搬送するコンベアと、パッケージを倒立
    させ段積み状に箱詰めするパレット組立場所との間に配
    置されるパッケージ移載装置が、コンベア側に設けられ
    てトレイに挿入されたパッケージを押し出すプッシャ装
    置と、トレイからのパッケージを受け取って回転させる
    反転装置と、該反転装置からパッケージを受け取ってパ
    レットの所定場所に倒立させるチャックを有するロボッ
    ト装置とからなることを特徴とするパレットへのパッケ
    ージ移載装置。
JP4246391U 1991-05-09 1991-05-09 パレツトへのパツケージ移載装置 Pending JPH04127770U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4246391U JPH04127770U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 パレツトへのパツケージ移載装置

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JP4246391U JPH04127770U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 パレツトへのパツケージ移載装置

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Publication Number Publication Date
JPH04127770U true JPH04127770U (ja) 1992-11-20

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ID=31922951

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JP4246391U Pending JPH04127770U (ja) 1991-05-09 1991-05-09 パレツトへのパツケージ移載装置

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JP (1) JPH04127770U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187512A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The スプールの搬送移載方法及びその装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07187512A (ja) * 1993-12-28 1995-07-25 Yokohama Rubber Co Ltd:The スプールの搬送移載方法及びその装置

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