JPH0412729Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0412729Y2 JPH0412729Y2 JP9485387U JP9485387U JPH0412729Y2 JP H0412729 Y2 JPH0412729 Y2 JP H0412729Y2 JP 9485387 U JP9485387 U JP 9485387U JP 9485387 U JP9485387 U JP 9485387U JP H0412729 Y2 JPH0412729 Y2 JP H0412729Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- come
- along
- roller
- wire
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 9
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 9
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はカムアロングの上部本体上に固着した
フレームの両端に、カムアロング内の楔により形
成される電線挿通孔を貫通する架空電線上を走行
するローラーを備えたカムアロングの改良に係わ
る。
フレームの両端に、カムアロング内の楔により形
成される電線挿通孔を貫通する架空電線上を走行
するローラーを備えたカムアロングの改良に係わ
る。
（従来技術及び解決しようとする問題点）
カムアロング内の楔により形成される電線挿通
孔を貫通する架空電線上を走行するカムアロング
が容易にかつスムースに走行するため、カムアロ
ングの上部本体上にフレームを固着し、このフレ
ームの両端に架空電線上を走行するローラーを設
置したカムアロングが考案されている。
孔を貫通する架空電線上を走行するカムアロング
が容易にかつスムースに走行するため、カムアロ
ングの上部本体上にフレームを固着し、このフレ
ームの両端に架空電線上を走行するローラーを設
置したカムアロングが考案されている。
しかし、このようなカムアロングの上記ローラ
ーの支点と前記電線挿通孔の位置関係は不変で、
架空電線の外径の変動に対して対応できず、電線
径の変動の大きい場合には、スムースな走行を妨
げることがある。
ーの支点と前記電線挿通孔の位置関係は不変で、
架空電線の外径の変動に対して対応できず、電線
径の変動の大きい場合には、スムースな走行を妨
げることがある。
（問題点を解決するための手段）
本考案は上述の問題点を解消し、ローラーの支
点とカムアロング内の電線挿通孔の位置関係を、
架空電線の外径に合せて調整し得る機構を具えた
カムアロングを提供するものである。
点とカムアロング内の電線挿通孔の位置関係を、
架空電線の外径に合せて調整し得る機構を具えた
カムアロングを提供するものである。
第１図は本考案に係るカムアロングの具体例の
全体図で、同図イは正面図、同図ロはイ図のＸ−
Ｘ矢視図である。又第２図は第１図のローラー支
持部の部分図で、同図イは断面図、同図ロはロー
ラーの位置変化を示す正面図である。
全体図で、同図イは正面図、同図ロはイ図のＸ−
Ｘ矢視図である。又第２図は第１図のローラー支
持部の部分図で、同図イは断面図、同図ロはロー
ラーの位置変化を示す正面図である。
図面に示すように、カムアロング本体は上部本
体１、下部本体２及びその中に装着された上部楔
３、下部楔４により構成されており、上下楔３，
４によつて形成される電線挿通孔を架空電線Ａが
貫通する。しかして、カムアロングの下部本体２
に一体に形成された突出部２ａにピンにより枢着
された把手５の端部をロープ等にて引張るとき、
把手５頭部のカム構造６端面が前記楔３，４の端
面を押圧し、その内部を貫通する架空電線Ａを締
付けてしつかりと把持する。
体１、下部本体２及びその中に装着された上部楔
３、下部楔４により構成されており、上下楔３，
４によつて形成される電線挿通孔を架空電線Ａが
貫通する。しかして、カムアロングの下部本体２
に一体に形成された突出部２ａにピンにより枢着
された把手５の端部をロープ等にて引張るとき、
把手５頭部のカム構造６端面が前記楔３，４の端
面を押圧し、その内部を貫通する架空電線Ａを締
付けてしつかりと把持する。
前記カムアロングの上部本体１の上部にはボル
ト等によるフレーム８が固着されており、その両
端には架空電線Ａ上を走行するローラー９が設け
られている。
ト等によるフレーム８が固着されており、その両
端には架空電線Ａ上を走行するローラー９が設け
られている。
しかして、上記ローラー９は第２図に明らかな
ように、エクセントリツクシヤフト１２上に設け
られており、シヤフト１０はフレーム８の水平軸
線１１及び上記エクセントリツクシヤフト１２を
貫通し、締付ナツト１３を有してこれらを取付け
ている。従つて、エクセントリツクシヤフト１２
の中心線Ａ−Ａはローラー９の中心線であり、シ
ヤフト１０の中心線Ｂ−Ｂに対して偏心量Ｃを有
している。第２図イ及び同図ロの実線は調整レバ
ー１４の真上の位置を示している。
ように、エクセントリツクシヤフト１２上に設け
られており、シヤフト１０はフレーム８の水平軸
線１１及び上記エクセントリツクシヤフト１２を
貫通し、締付ナツト１３を有してこれらを取付け
ている。従つて、エクセントリツクシヤフト１２
の中心線Ａ−Ａはローラー９の中心線であり、シ
ヤフト１０の中心線Ｂ−Ｂに対して偏心量Ｃを有
している。第２図イ及び同図ロの実線は調整レバ
ー１４の真上の位置を示している。
次に第２図ロの鎖線で示すように、調整レバー
１４を90°左へ回して図の鎖線１４′の位置にする
と、エクセントリツクシヤフト１２は回転し、ロ
ーラー９は鎖線９′で示す位置に移行し、フレー
ム８の水平軸線１１よりＤだけ下がる。
１４を90°左へ回して図の鎖線１４′の位置にする
と、エクセントリツクシヤフト１２は回転し、ロ
ーラー９は鎖線９′で示す位置に移行し、フレー
ム８の水平軸線１１よりＤだけ下がる。
一方、電線Ａに対応するフレーム８の水平軸線
１１の差Ｈの変化は、第２図イに示すように、太
い電線径ｄと細い電線径d′では、水平軸線１１よ
りの距離ＨとH1の差、即ちＥとなる。
１１の差Ｈの変化は、第２図イに示すように、太
い電線径ｄと細い電線径d′では、水平軸線１１よ
りの距離ＨとH1の差、即ちＥとなる。
従つて、この差Ｅを調整レバー１４を回すこと
により発生するローラー９の位置の移動Ｄで調整
することで合致させることが出来、調整後は締付
ナツト１３を締付けて固定する。これによりカム
アロングはローラー９に支えられて架空電線Ａ上
をスムースに移動する。
により発生するローラー９の位置の移動Ｄで調整
することで合致させることが出来、調整後は締付
ナツト１３を締付けて固定する。これによりカム
アロングはローラー９に支えられて架空電線Ａ上
をスムースに移動する。
（考案の効果）
上述したように、本考案のカムアロングによれ
ば、調整レバーの操作により、ローラー支点と電
線挿通孔の位置関係を架空電線径に合せて容易に
調整することができ、カムアロングのスムースな
移動を可能とするものである。
ば、調整レバーの操作により、ローラー支点と電
線挿通孔の位置関係を架空電線径に合せて容易に
調整することができ、カムアロングのスムースな
移動を可能とするものである。
第１図は本考案に係るカムアロングの具体例の
全体図で、同図イは正面図、同図ロはイ図のＸ−
Ｘ矢視図である。第２図は第１図のカムアロング
のローラー支持部分の断面図イ及びローラーの位
置変化を示す正面図ロである。 １……カムアロング上部本体、２……カムアロ
ング下部本体、３，４……楔、５……把手、６…
…カム構造、８……フレーム、９……ローラー、
１０……シヤフト、１１……フレーム中心軸線、
１２……エクセントリツクシヤフト、１３……締
付ナツト、１４……調整レバー。
全体図で、同図イは正面図、同図ロはイ図のＸ−
Ｘ矢視図である。第２図は第１図のカムアロング
のローラー支持部分の断面図イ及びローラーの位
置変化を示す正面図ロである。 １……カムアロング上部本体、２……カムアロ
ング下部本体、３，４……楔、５……把手、６…
…カム構造、８……フレーム、９……ローラー、
１０……シヤフト、１１……フレーム中心軸線、
１２……エクセントリツクシヤフト、１３……締
付ナツト、１４……調整レバー。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) カムアロングの上部本体上に固着したフレー
ムの両端に、カムアロング内の楔により形成さ
れる電線挿通孔を貫通する架空電線上を走行す
るローラーを備えたカムアロングにおいて、上
記ローラーの支点とカムアロングの前記電線挿
通孔の位置関係を架空電線径に合せて調整し得
る機構を具えていることを特徴とするカムアロ
ング。 (2) ローラーがエクセントリツクシヤフト上に設
けられており、上記エクセントリツクシヤフト
の回転により電線挿通孔との位置関係を調整し
得るようにしたことを特徴とする実用新案登録
請求の範囲第１項記載のカムアロング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9485387U JPH0412729Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9485387U JPH0412729Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS642513U JPS642513U (ja) | 1989-01-09 |
| JPH0412729Y2 true JPH0412729Y2 (ja) | 1992-03-26 |
Family
ID=31319439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9485387U Expired JPH0412729Y2 (ja) | 1987-06-19 | 1987-06-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0412729Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-06-19 JP JP9485387U patent/JPH0412729Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS642513U (ja) | 1989-01-09 |
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