JPH04126859A - 高導電性炭素繊維シート、金属被覆炭素繊維シートの製造方法および金属シートの製造方法 - Google Patents

高導電性炭素繊維シート、金属被覆炭素繊維シートの製造方法および金属シートの製造方法

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JPH04126859A
JPH04126859A JP24803890A JP24803890A JPH04126859A JP H04126859 A JPH04126859 A JP H04126859A JP 24803890 A JP24803890 A JP 24803890A JP 24803890 A JP24803890 A JP 24803890A JP H04126859 A JPH04126859 A JP H04126859A
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大谷 義久
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高導電性炭素繊維シート、金属被覆炭素繊維
シートの製造方法および金属シートの製造方法に関する
本発明による高導電性炭素繊維シートには、塩化パラジ
ウム触媒の(=J与などの化学的前処理を行なうことな
く、電解法により金属メッキを行なうことが可能である
なお、以下においては、“部“および“%”とあるのは
、それぞれ“重量部“および“重量%“を意味する。
また、本発明における“炭素繊維”とは、狭義の“炭素
′a′m“のみならず、“不融化・耐炎化された繊維“
および“黒鉛化炭素繊維”をも包含するものとする。
さらに、“脱炭素処理”とは、炭素繊維および熱融着性
繊維を除去することを意味する。
従来技術とその問題点 従来燃料電池およびニッケルカドミウム電池の電極素材
、電磁波シールド素材などとして使用される炭素繊維シ
ートは、黒鉛化した炭素繊維と熱硬化性接着剤成分とを
含むスラリーを調製し、抄紙した後、乾燥することによ
り製造されている。
しかしながら、この様な炭素繊維シートにおいては、例
えば、黒鉛化炭素繊維自体の体積抵抗は、10−3〜1
0−4Ωcm程度であるにもかかわらず、炭素繊維周囲
に存在する接着剤の主成分である熱硬化性樹脂自体が絶
縁体であるため、シートとしての体積抵抗は、102Ω
cm程度となっている。
従って、黒鉛化した炭素繊維の抄紙時に炭素繊維の量を
ふやして密度を高めて接着剤成分の量を出来るだけ減少
させる(例えば、スラリー中の熱硬化性接着剤成分の濃
度を低下させる)ことにより、シートの導電性を向1−
させる試みがなされているが、この場合には、接着剤成
分の量が不「分であるため、シートとしての引張り強度
が低く、実用的に問題となっている。
また、この場合、炭素繊維シートの空隙率が80〜90
%と低いので、金属メッキを行なった後、空隙率の大き
な金属被覆炭素繊維シート(以下これを金属ペーパーと
いうことがある)が得られず、シート内に活物質を充填
する電池電極用シートとしては不向きである。
さらに、熱硬化性接着剤成分の濃度を低下させた」1記
スラリー中にポリビニルアルコール繊維を分散させて抄
紙した後、乾燥する方法も試みられている。この様にし
て得られるシー!・では、炭素繊維相互がポリビニルア
ルコール繊維により融着されており、体積抵抗も若干改
善されているものの(101Ωcm程度)、メッキに際
しては、やはり化学的前処理を必要とする。また、この
様にして得られた炭素繊組:シートも、空隙率が80〜
90%と低く、空隙に入る活物質量が少ないので、電池
電極用シートとしては不向きである。
問題点を解決するための手段 本発明者は、」1記の如き従来技術の問題点に鑑みて鋭
意研究を重ねた結果、炭素繊維と熱融着性繊維(熱可塑
性融着性繊維および熱硬化性融着繊維の両者を含む二以
下同じ)とを混綿し、シート状に成形した混綿シートを
加熱により溶融接着する場合には、体積抵抗が極めて低
く、強度にも優れ、且つ空隙率も90〜99%の炭素m
維シートが得られることを見出した。
また、熱融着性繊維の配合割合の高い炭素繊維シー!・
に金属メッキを行なう場合若しくはその後脱炭素処理を
行なう場合には、空隙率の大きな金属被覆炭素繊維シー
ト若しくは金属シートが得られることをも見出した。
即ち、本発明は、空隙率の高い金属ペーパーを製造する
に好適な下記の高導電性炭素繊維シートを提供するもの
である: ■炭素繊維と熱融着性繊維とからなり、炭素繊維と熱融
着性繊維との重量比が30 : 70〜90:10の範
囲内にある金属電解メッキ用高導電性炭素繊維シート。
■空隙率が90〜99%の範囲内にある」二記項■に記
載の金属電解メッキ用高導電性炭素繊維シート。
■熱融着性繊維の融点が130℃以上である」二記項(
1)または(2)に記載の金属電解メッキ用高導電性炭
素繊維シート。
■」二記項■乃至■のいずれかに記載の高導電性炭素繊
維シートを電解メッキに供することを特徴とする金属被
覆炭素繊維シートの製造方法。
■上記項■の方法により製造された金属被覆炭素繊維シ
ートを脱炭処理することを特徴とする特許シー)・の製
造方法。
本願発明で使用する炭素繊維は、特に限定されず、石炭
ピッチ系、石油ピッチ系、PAN系、フェノール樹脂系
、レーヨン系などのいずれであっても良い。これらを原
料とする炭素繊維の概念には、不融化・耐炎化処理され
た炭素繊維および高温で処理された黒鉛化繊維も含まれ
る。また、その寸法なども特に限定されるものではない
が、通常繊維径5〜100μm程度(より好ましくは、
7〜18μm程度)、繊維長さ5〜100mm程度(よ
り好ましくは、10〜80mm程度)のものを使用する
本発明で使用する熱融着性繊維としては、溶融温度が1
30〜250℃程度のものであれば、特に限定されるも
のではない。この様な熱融着性繊維材料としては、ポリ
プロピレン、ポリエステル、ポリアクリロニトリルなど
の溶融温度の高いものが用いられる。これらの中でも、
ポリプロピレンは、例えば、165℃程度の溶融温度を
有するので、極めて好適である。溶融温度が130°C
未満の繊維を使用する場合には、電解メッキ中に繊維を
構成する樹脂が電極に旬着して発熱し、電極表面に炭化
層が形成されるので、実用に供し難い。
熱融着性繊維の寸法なとも特に限定されるものではない
が、通常繊維径6〜30μm程度(より好ましくは、1
0〜25μm程度)、m維長さ3〜100mm程度(よ
り好ましくは、10〜60mm程度)のものを使用する
本願発明による高導電性炭素繊維シートを製造するには
、炭素繊維30〜90部と熱融着性繊維70〜10部と
からなる均一な混綿100部を炭素繊維および熱融着性
繊維のいずれをも通過させない網目のメツシュー1−に
吹き付け、メツシュの下方から吸引してメツシュ上に混
綿シートを作成し、乾燥機にて熱融着性繊維の表面の少
なくとも一部が溶融する温度、例えば、130〜160
℃程度に加熱して、目付け20〜100g/rrr’程
度で、空隙率90〜99%のシートを得る。シート重量
中の炭素繊維の割合が30部未満の場合には、体積抵抗
が所望の値以下とならないのに対し、90部を−に1回
る場合には、得られるシートの強度が低下する。
この様にして得られた炭素繊維シートにおいては、前記
従来の炭素シートの場合とは異なって、炭素繊維の周囲
には、導電性を低下させる接着剤が存在しない。従って
、本発明シートにおいては、熱融着性繊維相互が強固に
融着して網目構造を形成しており、炭素繊維と熱融着性
繊維とは点的な接触部のみで接合され、炭素繊維相互が
多数点で直接接触する構造となっている。その結果、炭
素繊維相互の直接接触により体積抵抗か低下し、且つ熱
融着性繊維相互による強固な網目構造が引張り強度を改
善している。
本発明による高導電性炭素繊維シートからは、常法によ
る電解メッキ法により金属被覆を形成し、空隙率の大き
い金属被覆炭素繊維シートを製造することができる。こ
の様なシートは、単独で若しくは樹脂との複合利の形態
で電磁波シールド刊として有用である。
また、この様な金属被覆炭素繊維シートを脱炭素処理に
供して、炭素繊維および熱融着性繊維を除去することに
より、空隙率の大きい金属シートを製造することができ
る。脱炭素処理は、常法にしたがって、例えば、金属被
覆炭素繊維シートを水分の存在下で約1000°Cで加
熱して炭素繊維および熱融着性繊維をガス化することに
より行うことができる。この様にして得られた金属シー
トは、燃料電池及びニッケルカドミウム電池の電極利料
などとして、有用である。
より具体的には、高導電性炭素繊維シートの空隙率が9
0〜99%と大きいので、例えば、ニラゲルメッキした
後、炭′;4′、uA組および熱融着性繊組。
を除去して、ニッケルカドミウム電池の電極H料として
使用する場合には、単位面積当りの空隙に多くの活物質
を充填できる。
発明の効果 本発明によれば、以下の様な優れた効果が達成される。
(1)体積抵抗]−02〜103Ωcm程度という従来
の炭素繊維構造体(例えば、シート状炭素繊MP、)に
比して、炭素繊維含量を増大させた場合には、体積抵抗
10−1〜10−2Ωcm程度という導電性に極めて優
れた炭素繊維シートを得ることもできる。
また、最適な条件下においては、炭素繊維自体の体積抵
抗(10−3〜10−4Ωcm)に近い製品を得ること
も可能である。
(2)本発明による炭素繊組:シートには、その優れた
導電性の故に、塩化パラジウムなどの触媒トj与工程な
どの前処理を行うことなく、直接金属メッキを行なうこ
とができる。
(3)また、炭素繊維と熱融着性繊維、との混合比を変
えることにより、金属メッキ体の用途と必要とされる特
性に応じて、導電性炭素繊維シートの導電率をかなり広
範囲に調整し得る。
(4)使用する熱融着性繊維自体の引張り強度が高く且
つ熱融着性繊維と炭素繊維との接着強度にも優れている
ので、本発明の炭素繊維シートも、熱硬化性接着剤を使
用する従来の炭素繊維シートに比して、引張り強度に極
めて優れているので、体積抵抗を同程度とした場合、本
発明の炭素繊維シートは、熱硬化性接着剤を使用する従
来の炭素繊組:シートよりも引張強度に優れている。
(5)熱融着性繊維の使用割合か大きい場合には、本発
明炭素繊維シートを金属メッキ処理するに際し、メッキ
されない熱融着性繊維の割合が大きい、すなわち、空隙
率の大きな金属メッキ炭素繊維が得られる。この祠料は
、単独でまたは樹脂との複合体の形態で電磁波シールド
材として使用できる。
(6)l記(5)の様な空隙率の大きな金属メッキ炭素
繊維を加熱して、炭素繊維および熱融着性繊維を分解除
去して金属ペーパーを得た後の空隙率は90〜99%に
なり、これをニッケルーカドミウム電池、ニッケル水素
電池、リチウム電池などの電極として使用する場合には
、水酸化ニッケルなどの活物質がペーパーの目の中に多
量に入るので、高容量の二次電池が得られる。
実施例 以下に実施例および比較例を示し、本発明の特徴とする
ところをより一層明確にする。
実施例1 長さ80mm、径13μmの黒鉛化炭素繊維(商標“ド
ナカーボS”  ドナツク(株)製)90部と長さ51
mm、径17μmのポリプロピレン繊維(チッソ(株)
製)10部とを混綿し、エアーレイ法によるランダムウ
ェブカードでメツシュにに空気で混綿物を吹き付け、下
方から吸引して、目付け40g/rdの混綿シートを作
成した後、150°Cで加熱して、炭素繊維シートを得
た。
得られたシートの体積抵抗は0.05部cmであり、引
張り強度はO−5kgf /2cm巾であった。
次いで、ホウ酸40g/I、塩化ニッケル45g/lお
よび硫酸ニッケル330g/lを溶解したワット浴中で
、巾80mmx長さ130mrrlの大きさの炭素繊維
シートの一端に前処理なしに20Aの電流を30秒間通
電することにより、電解ニッケルメッキを施すことが可
能であり、均一なニッケルメッキ層(メッキ面積82%
)が形成された。
この条件下に50部以」−のメッキ面積が得られるなら
ば、無触媒で通常のニッケルメッキ被覆層を形成するこ
とができる。
上記の条件で炭素繊維シートに厚さ2μmのニッケルメ
ッキ層を形成した後、脱炭素処理することにより、空隙
率90%のニッケルシートにッケルペーパー)を得た。
比較例1 エポキシ樹脂水溶液(濃度50%)に黒鉛化炭素繊維(
実施例1で使用したものと同じ)を分散させた後、常法
の抄紙方法により、炭素繊維90%とエポキシ樹脂]0
%(固形分として)とからなるシート体を得た後、乾燥
して、炭素繊維シートを得た。
得られた炭素繊組[シートの体積抵抗は200Ωcmで
あり、引張り強度は0. 2kgf /2cm巾であっ
た。
この炭素繊維シートに実施例1と同様にして前処理なし
で電解ニッケルメッキを行なうことを試みたが、メッキ
層は両端部近辺に形成されたのみであった(メッキ面積
12.5%)。
この炭素繊維シートに厚さ2μmのニッケルメッキ層を
形成した後、脱炭素処理することにより、空隙率90%
のニッケルペーパーを得るためには、メッキに先立って
常法に従って塩化パラジウム触媒を付与する必要があっ
た。
実施例2 黒鉛化炭素繊維70部とポリプロピレン繊維30部とを
使用する以外は実施例1と同様にして炭素繊維シートを
得た。
得られたシートの体積抵抗は0.15Ωcmであり、引
張り強度は0. 8kgf / 2cm巾であった。
この炭素繊維シートは、巾80mmx長さ130mmの
大きさで前処理なしに電解ニッケルメッキを施すことが
可能であり、均一なニッケルメッキ層(メッキ面積70
%)が形成された。
また、実施例1と同様の条件で炭素繊維シートに厚さ2
μmのニッケルメッキ層を形成した後、脱炭素処理する
ことにより、空隙率93%のニッケルペーパーを得た。
実施例3〜4 黒鉛化炭素繊維50部とポリプロピレン繊維50部とを
使用するか(実施例3)或いは黒鉛化炭素繊維30部と
ポリプロピレン繊維70部とを使用する(実施例4)以
外は実施例1と同様にして炭素繊維シートを得た。
得られた炭素繊維シートの体積抵抗は、それぞれ1.0
Ωcm (実施例3)および102Ωcm (実施例4
)であり、引張り強度は、それぞれ0.9kgf/2c
m巾(実施例3)および1.2kg f / 2 cm
巾(実施例4)であった。
これらの炭素繊維シートは、巾80mmX長さ130m
mの大きさで前処理なしに電解ニッケルメッキを施すこ
とが可能であり、均一なニッケルメッキ層(実施例3の
メッキ面積66%:実施例4のメッキ面積58%)が形
成された。
また、実施例1と同様の条件で上記2種の炭素繊維シー
トに厚さ2μmのニッケルメッキ層を形成した後、脱炭
素処理することにより、それぞれ空隙率96%(実施例
3)および空隙率99%(実施例4)のニッケルペーパ
ーを得た。
比較例2〜4 黒鉛化炭素繊維70部とエポキシ樹脂30部とを使用す
るか(比較例2)、黒鉛化炭素繊!ff:50部とエポ
キシ樹脂50部とを使用するか(比較例3)或いは黒鉛
化炭素繊組:30部とエポキシ樹脂70部を使用する(
比較例4)以外は比較例1と同様にして炭素繊維シート
を得た。
得られた炭素繊維シートの体積抵抗は、それぞれ200
Ωcm (比較例2)、103Ωcm (比較例3)お
よび103Ωcm以上(比較例4)であり、引張り強度
は、それぞれ0. 2kgf /2cm巾(比較例2)
 、0. 3kgf /2cm巾(比較例3)および0
.4kgf / 2cm巾(比較例4)であった。
比較例2乃至4の炭素繊維シートに実施例1と同様にし
て前処理なしで電解ニッケルメッキを行なうことを試み
たが、メッキ層は両端部近辺に形成されたのみであった
(比較例2のメッキ面積2.5%:比較例3のメッキ面
積5.6%:比較例4のメッキ面積1.2%)。
また、1−記3種の炭素繊維シートに常法に従って塩化
パラジウム触媒を付与した後、実施例1と同様の条件で
厚さ2μmのニッケルメッキ層を形成し、脱炭素処理す
ることにより、それぞれ空隙率88%(比較例2)、空
隙率85%(比較例3)および空隙率78%(比較例4
)のニッケルペーパーを得た。
実施例5 実施例1の手法に準じて、ニッケルメッキ厚さ1.5m
mのニッケル被覆炭素繊維を製造した。
得られたニッケル被覆炭素繊維の電磁波シールド特性を
第1図(電解強度)および第2図(磁界強度)として示
す。第1図および第2図に示す結果から、本発明による
ニッケル被覆炭素繊維の電磁波シールド材としての優れ
た特性が明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、本願実施例で得られたニッケル
被覆炭素繊維の電磁波シールド特性を示すグラフである
。 (以 上)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭素繊維と熱融着性繊維とからなり、炭素繊維と
    熱融着性繊維との重量比が30:70〜90:10の範
    囲内にある金属電解メッキ用高導電性炭素繊維シート。
  2. (2)空隙率が90〜99%の範囲内にある請求項1に
    記載の金属電解メッキ用高導電性炭素繊維シート。
  3. (3)熱融着性繊維の融点が130℃以上である請求項
    (1)または(2)に記載の金属電解メッキ用高導電性
    炭素繊維シート。
  4. (4)請求項(1)乃至(3)のいずれかに記載の高導
    電性炭素繊維シートを電解メッキに供することを特徴と
    する金属被覆炭素繊維シートの製造方法。
  5. (5)請求項(4)の方法により製造された金属被覆炭
    素繊維シートを脱炭処理することを特徴とする金属シー
    トの製造方法。
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JP2004259711A (ja) * 2000-01-27 2004-09-16 Mitsubishi Rayon Co Ltd 炭素繊維紙および燃料電池用多孔質炭素電極基材
CN104088138A (zh) * 2014-07-08 2014-10-08 山东建筑大学 一种芳纶表面铜锌铁三元合金化学镀层的制备方法

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