JPH0412668Y2 - - Google Patents

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JPH0412668Y2
JPH0412668Y2 JP1982155978U JP15597882U JPH0412668Y2 JP H0412668 Y2 JPH0412668 Y2 JP H0412668Y2 JP 1982155978 U JP1982155978 U JP 1982155978U JP 15597882 U JP15597882 U JP 15597882U JP H0412668 Y2 JPH0412668 Y2 JP H0412668Y2
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JP
Japan
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variable capacitor
rotating body
small variable
guide hole
plate
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JP1982155978U
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JPS5961526U (ja
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  • Adjustable Resistors (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はラジオセツト等に使用される小型バリ
コンの駆動機構に係り、特に部品点数を少なくし
且つ小型バリコン及びこれを駆動する回転体の合
計厚さを極力薄く構成された、ストツパー機構を
有する小型バリコンの駆動機構を提供することを
目的とする。
従来、ラジオ等の同調調整に於いて、調整操作
時に調整摘子を必要以上に回動させてバリコンを
破損せしめるのを防止すべく、バリコンを駆動す
る回転体にストツパー機構を設けていたが、その
ストツパー機構をバリコン及び回転体とは別に取
付けていた為、部品点数が多くなり又全体的に大
型であつた。
本考案は上記欠点を解決したものであり、以下
図面と共にその一実施例につき説明する。
第1図、第2図は本考案になる小型バリコンの
駆動機構の実施例を示す分解斜視図、断面図であ
る。図中、小型バリコンは基板1と押板2間にス
テータ板6,8を取付固定し、ステータ板6,8
と噛合するロータ板5,7(図中、ロータ板及ス
テータ板は別々に示されている)を貫装するロー
タ軸3を基板1の貫通孔1eに枢支してなる。
複数の導電性薄板からなるステータ板6は、
夫々ロータ板5と対向する面に絶縁性シート(図
では省略されている)が被着され、スリツト6d
と貫通孔6a,6b,6cとが設けられている。
又ステータ板6を所定の位置に固定する為の絶縁
性スペーサ61は対向する上下面に夫々一対の支
持突起61a,61bを有し、その一方の支持突
起61aをステータ板61の貫通孔6a,6bと
絶縁性スペーサ62の貫通孔62a,62bに貫
通せしめてステータ板6をスペーサ61,62間
に挾持する。又スペーサ62の貫通孔62dに外
部端子63aを貫装保持された端子板63が、ス
ペーサ62とステータ板6間に挾持され、ステー
タ板6に圧接しこれと導通する。
以上説明したのはロータ板5と噛合するステー
タ板6の周辺についてだが、ロータ板7と噛合す
るステータ板8周辺についても全様な構成を有す
る為、図面に附された番号中対応する部分には6
を8にするのみで同様の付号を附してその説明を
省略する。
ロータ板5,7は夫々長円形の貫通孔5a,7
aを有する半円形の導電板であり、貫通孔5a,
7aを長円形のロータ軸3に貫装させ、上端に係
止ナツト3aを嵌装して係止する。又係止ナツト
3aの突起3a′にワツシヤ3bを嵌合する。
金属板からなるバリコン基板1は四隅に支柱1
1を植設され、中央に貫通孔1eと貫通孔1eを
挾んで両側に対向する位置に夫々一対設けられた
貫通孔1a,1bとが設けられている。支柱11
は第3図に示されている様に一端にネジ溝11a
と他端に鍔部11bを有する金属棒に絶縁チユー
ブ11dを挿入してなり、他端を予め基板1の四
隅に設けた貫通孔に鍔部11bが基板1の表面に
当接するまで挿入し、基板1の裏面に突出した他
端先端部11cを鍔めて基板1に取付けられる。
基板1は、その4本の支柱11をスペーサ6
1,81,62,82、ステータ板6,8の貫通
孔61c,81c,6c,8c,62c,82c
に貫通せしめ、さらに押板2の四隅に穿たれた貫
通孔を貫通させ上方に突出したネジ溝にワツシヤ
12を締付ける。そして、防塵カバー4をその裾
部4aの内側に突出した係合突起4bを押板2に
嵌合せしめて小型バリコンが完成される。尚、カ
バー4には一対の貫通孔4cが穿たれているが、
これは組付後にカバー4の取外しを行ない易い様
にする為のものである。すなわち貫通孔4cにピ
ンセツト等を差し入れ裾部4aを外側に拡げてカ
バー4を取外すことができる。
樹脂等の回転体9は、ロータ軸3の端部に一体
的に取付けられ周縁端部に糸巻部9bを備えたプ
ーリー溝9aを有し又裏面の周縁部9cにはギヤ
溝9dが糸巻部9b近傍を除いて形成されてい
る。ここで第1図中エツジ9cの左端付近は一部
削られ切欠部9fが設けられておりギヤ溝9dが
側面側に露出している。従つてギヤ溝9dと噛み
合う歯車を回転体9の真横から係合させることが
できる。又回転体9にはアーチ状の案内孔9eが
穿たれ、第4図の底面図に示されている様に基板
1の係合突部12を収納する。従つて回転体9を
回動させて小型バリコンの調整を行なう場合その
回動範囲は、案内孔9eの一端部91eが係合突
部12に当接する位置から他端部92eが係合突
部12に当接する位置との間に限定される。案内
孔9eの一端部91eと係合突部12との当接は
第5図の要部拡大斜視図に示されている様に、一
端部91eの面と平行に半抜きの係合突部12の
側端面12aが当接する為、一箇所に力が集中す
ることなく又力が面の法線方法に加わり、大きな
力で一端部91eが係合突部12に当接しても破
損することはない。又案内孔9eを貫通孔にして
いることは、回転体9を薄型に構成する為であ
る。
以上詳述した小型バリコンの駆動機構を実際に
ラジオ等に組込んで使用する方法としては、回転
体9のプーリー溝9aに糸を掛け回転体9をプー
リーとして使用する方法、又はギヤ溝9dに歯車
を係合させ回転体9を歯車として使用する方法が
あり、いずれも同一の小型バリコン及び回転体を
用いて使用可能である。
尚、上記実施例中、回転体に係合突部を設け、
バリコン基板に係合突部を収納する案内孔を設け
ても同様の作用を有することはいうまでもない。
上述の如く、本考案になる小型バリコンの駆動
機構によれば、回転体及び基板の一方に係合突起
を他方に案内孔を設けている為、特別に専用部品
を設けることのない簡単な構造のストツパー機構
が形成され又極めて薄形に構成された小型バリコ
ンの駆動機構が実現される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案になる小型バリコンの
駆動機構の実施例を示す図であり、第1図は分解
斜視図、第2図は断面図、第3図はステータ支柱
を示す図、第4図は底面図、第5図は要部拡大斜
視図である。 1……バリコン基板、2……押板、3……ロー
タ軸、4……カバー、5,7……ロータ板、6,
8……ステータ板、9……回転体、9a……プー
リー溝、9d……ギヤ溝、9e……案内孔、12
……係止突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小型バリコンの基板外方に突出したロータ軸の
    端部に一体的に取付けられ、該基板と平行な面を
    有し、互いに近接した小型バリコン駆動用の板状
    に形成された回転体を備えた小型バリコンの駆動
    機構において、該回転体の面に表裏面が貫通する
    アーチ状の案内孔を、該基板に、該回転体の面側
    に突出し該案内孔を貫通し案内される突部を夫々
    設け、かつ該回転体を回動させて該突部が該案内
    孔の端部に当接することにより該回転体の回動範
    囲を制限してなる構成の小型バリコンの駆動機
    構。
JP15597882U 1982-10-15 1982-10-15 小型バリコンの駆動機構 Granted JPS5961526U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15597882U JPS5961526U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 小型バリコンの駆動機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15597882U JPS5961526U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 小型バリコンの駆動機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5961526U JPS5961526U (ja) 1984-04-23
JPH0412668Y2 true JPH0412668Y2 (ja) 1992-03-26

Family

ID=30344314

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15597882U Granted JPS5961526U (ja) 1982-10-15 1982-10-15 小型バリコンの駆動機構

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JP (1) JPS5961526U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575869U (ja) * 1980-06-12 1982-01-12

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53164651U (ja) * 1977-06-01 1978-12-23

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS575869U (ja) * 1980-06-12 1982-01-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5961526U (ja) 1984-04-23

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