JPH04126476U - ネツクプリントの収納構造 - Google Patents

ネツクプリントの収納構造

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JPH04126476U
JPH04126476U JP3152291U JP3152291U JPH04126476U JP H04126476 U JPH04126476 U JP H04126476U JP 3152291 U JP3152291 U JP 3152291U JP 3152291 U JP3152291 U JP 3152291U JP H04126476 U JPH04126476 U JP H04126476U
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JP
Japan
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shield case
attached
neck
print
cabinet
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JP3152291U
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和利 藤木
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松下電器産業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 輸送中の振動や落下衝撃により、ＣＲＴに取
り付けられたネックプリントが脱落したり位置ずれする
のを防止するための簡単な手段を提供する。 【構成】 ＣＲＴ３０に取り付けられたネックプリント
２０にシールドケース２２を装着し、このシールドケー
ス２２の外面をキャビネット１０の内面１１に対向させ
て収納するうえにおいて、このシールドケース２２に、
このキャビネット１０の内面１１側に突出する外凸状の
弾性突起３を一体的に形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】
本考案はネックプリントの収納構造に係り、詳しくは、テレビ，ディスプレイ 等のＣＲＴに取り付けられたネックプリントの脱落や位置ずれを簡単に防止する ための手段に関する。
【０００２】
【従来の技術】
テレビ，ディスプレイ等のＣＲＴにはネックプリントが取り付けられているが 、輸送中の振動や落下衝撃により、このネックプリントが脱落や位置ずれしない ように、ネックプリントには脱落防止のためのシールドケースが装着される。
【０００３】 図３はその従来例を示すものであって、図中、３０はＣＲＴであり、その端部 にはソケット２１が装着されている。このソケット２１の端面にはネックプリン ト２０が取り付けられており、またネックプリント２０の外面にはシールドケー ス２２が装着されている。シールドケース２２は、平板状の鉄板の４辺をＬ形に 折り曲げて脚部２２ａを形成し、この脚部２２ａをネックプリント２０の孔部に 挿通し、ハンダ２３にて固定してある。１０はＣＲＴ３０が収納されるキャビネ ットである。
【０００４】 輸送中の振動や落下衝撃により、ネックプリント２０が脱落や位置ずれをしな いように、ＣＲＴ３０とネックプリント２０の間に介在するソケット２１は、ボ ンド４０によりソケット３０に固着されており、またキャビネット１０のシール ドケース２２の外面と対向する内面１１には、スポンジ等の弾性材により形成さ れたピース５０が貼着されている。このボンド４０による固着手段とピース５０ の貼着手段は同時に施されることもあり、あるいは何れか一方の手段のみが施さ れる場合もある。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上記のようなボンド４０の固着作業やピース５０の貼着作業は手 間を要するものであり、またコストアップにもなる問題点があった。
【０００６】 したがって本考案は、ネックプリントの脱落や位置ずれを簡単に防止できる手 段を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
このために本考案は、キャビネットの内面に対向するシールドケースの外面に 、外凸状の弾性突起をこのシールドケースに一体的に形成したものである。
【０００８】
【作用】
上記構成によれば、弾性突起はシールドケースと一体的に形成されることから 、低コストにて簡単に製造でき、しかもこのような弾性突起を設けることにより 、輸送中の振動や落下衝撃により、ネックプリントの脱落や位置ずれを確実に防 止できる。
【０００９】
【実施例】
次に図面を参照しながら本考案の実施例を説明する。
【００１０】 図１はディスプレイの要部斜視図、図２は同断面図である。図３で示す従来装 置と同一部品には同一符号を付すことにより、説明を省略する。
【００１１】 ３は突起であって、シールドケース２２を部分的に切り起こすことにより、こ れと一体的に形成されている。本実施例では、この突起３は左右２個形成されて いる。この突起３の断面形状は弓形の外凸状であって、このシールドケース２２ の外面が対向するキャビネット１０の内面１１側に突出しており、適度の弾性を 有している。この弾性突起３の頂点３ａと内面１１は、わずかなすき間を確保す るか、若しくは軽く接触するようにする。
【００１２】 輸送中の振動や落下衝撃により、ＣＲＴ３０は矢印ａ方向へずれようとするが 、この場合、弾性突起３はキャビネット１０の内面１１に押当し、その弾性力に より、ずれようとする力を吸収することにより、ネックプリント２０の位置ずれ や脱落を防止する。
【００１３】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ネックプリントの脱落防止手段である弾 性突起を、シールドケースと一体形成しているので、低コストにて簡単に製造で き、またネックプリントの脱落や位置ずれを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本考案に係るディスプレイの要部斜視図
【図２】本考案に係るディスプレイの要部断面図
【図３】従来手段に係るディスプレイの要部断面図
【符号の説明】
３ 弾性突起 １０ キャビネット １１ 内面 ２０ ネックプリント ２２ シールドケース ３０ ＣＲＴ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項１】ＣＲＴに取り付けられたネックプリントに
    シールドケースを装着し、このシールドケースの外面を
    キャビネットの内面に対向させて収納して成り、このシ
    ールドケースに、このキャビネットの内面側に突出する
    外凸状の弾性突起を一体的に形成したことを特徴とする
    ネックプリントの収納構造。
  2. 【請求項２】上記弾性突起が、上記シールドケースを切
    り起こして一体的に形成されていることを特徴とする上
    記請求項１に記載のネックプリントの収納構造。
JP3152291U 1991-05-09 1991-05-09 ネックプリントの収納構造 Expired - Lifetime JP2570075Y2 (ja)

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