JPH04125906A - センダスト製磁気ヘッド用コア材とそのコア材用センダスト薄帯の製造方法 - Google Patents

センダスト製磁気ヘッド用コア材とそのコア材用センダスト薄帯の製造方法

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JPH04125906A
JPH04125906A JP2248425A JP24842590A JPH04125906A JP H04125906 A JPH04125906 A JP H04125906A JP 2248425 A JP2248425 A JP 2248425A JP 24842590 A JP24842590 A JP 24842590A JP H04125906 A JPH04125906 A JP H04125906A
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JP
Japan
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sendust
core material
thin
ribbon
stripes
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JP2248425A
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Kazuo Inoue
和生 井上
Shinichi Murakami
晋一 村上
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プリペイドカードや自動改札機等の産業用、
およびオーディオ等の民生用の記録および/または再生
に用いられるセンダスト製磁気ヘッド用コア材とそのコ
ア材用センダスト薄帯の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より磁気テープやプリペイドカード等の磁性面に対
し記録および/または再生を行うために磁気ヘッドコア
が用いられている。この磁気へラドコアの材料としては
、Fe−5i−AI系合金(一般にセンダストと称され
ている)が磁気特性に優れ且つ耐摩耗性、耐食性に優れ
ていることから汎用されている。このセンダストを用い
た磁気へラドコア材の製造方法としては、センダストの
鋳塊を製造し、この鋳塊を熱間加工等により平板に加工
した後、切断および研削なとの機械加工により所定形状
に加工すると共に、この加工材に、加工時のひずみを除
去し且つ適正な磁気特性を発現させる目的で、焼鈍を施
して製造する方法や、あるいは第5図に示すように、加
熱手段卵を外周に具備する加熱容器(lI19によって
加熱された溶融母材αηをノズルαe冷却ロール09)
間に噴出して超急冷法により薄帯■を製造し、この薄帯
■の多数枚を、第6図に示すように接着剤によって接合
積層して製造する方法(特開昭59−18607号公報
、特開昭59−218242号公報等参照)がある。
〔発明か解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のセンダスト製磁気ヘッド用コ
ア材の製造方法は次の如き問題点を有する。
前者は、センダストの鋳塊を、熱間加工さらには切断お
よび研削なとの機械加工により所定形状の薄板に加工し
、この薄板を積層してコア材に形成するため、工程か多
く、生産性が悪いためコスト高になる問題がある。
後者は、前者に比較して工程的には生産性に優れるもの
の、1枚1枚の薄帯の輻が狭く、量産性に劣り、積層等
の加工に手間を要するなどの問題がある。その上、得ら
れる薄帯の横断面形状は、第6図に示すように一つまた
は二つの凸部を有するものであるため、その積層は凸部
同士が重なるように積層され、このため、凸部同士の積
層部てはセンダストの占める割合か高くなるか、凹部同
士の積層部ではその割合か低く、一つの積層体中でセン
ダストの占める割合か大きく異なる箇所か生しるととも
に、占積率が比較的低いものとなり、得られた磁気へラ
ドコアの磁気特性にバラツキが生じることになる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって
、その目的は、一つの積層体中てのセンダストの占める
割合がほぼ一様て且つ占積率に優れたセンダスト製磁気
ヘッド用コア材と、積層してコア材を製造するのに、積
層等の加工の際の扱いが容易で且つコア材の量産か可能
なコア材用センダスト薄帯の製造方法を提供することで
ある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のセンダスト製磁気ヘ
ッド用コア材は、表裏面に複数本の長手方向の凹凸条を
有し且つその横断面形状が厚肉部と薄肉部とを交互に有
するセンダストの薄帯を、各薄帯の凹条と凸条か重なる
ように所定枚数積層してなるものであり、また、本発明
のコア材用センダスト薄帯の製造方法は、表裏面に複数
本の長手方向の凹凸条を育し且つその横断面形状が厚肉
部と薄肉部とを交互に有するコア材用センダスト薄帯の
製造方法であって、加熱手段を外周に具備する加熱容器
の底部に所定間隔を開けて複数の噴出細孔を1列に配設
し、この噴出細孔よりセンダスト溶湯を糸状に噴出させ
るとともに、加熱容器の下方に設けた冷却ロールにて急
冷圧延してなるものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
第1図乃至第2図は、本発明に係わるコア材用センダス
ト薄帯の製造方法に使用される設備の一例を示す概要図
であって、加熱容器用および冷却ロール装置(2)を備
え、加熱容器(1)は、横断面が長方形状に形成される
とともに下端底部が幅狭に形成され、その底部には所定
間隔を開けて噴出細孔(3)が形成され、また上端部に
は噴出用ガスの導入孔を有するキャップ(4)か、およ
び胴部外層には誘導加熱装置(5)がそれぞれ設けられ
ている。冷却ロール装置(2)は、内部に冷却媒体の流
路が形成された一対の冷却ロール(6)を備えている。
この設備によりコア材用センダスト薄帯は、次の手順に
よって製造される。すなわち、先ず誘導加熱装置(5)
によって保熱された加熱容器(1)内にセンダストの溶
湯(7)を注入しキャップ4を通して酸化防止のための
不活性ガスを導入する。次いで加熱容器(1)内に加圧
ガスを導入しセンダスト溶湯(7)を噴出細孔(3)よ
り連続して噴出させ、この連続噴出溶湯流(8)を冷却
ロール(6)により急冷圧延する。
この急冷圧延の際、各噴出細孔(3)からの溶湯流(8
)は薄帯に成形されると同時に隣合う溶湯流(8)によ
り成形される薄帯の端同士が結合し、幅広のコア材用セ
ンダスト薄帯(9)が製造される。このようにして製造
された薄帯(9)は、第3図に示すように、表裏面に複
数本の長手方向の凹条叫と凸条αυを有し且つその横断
面形状が厚肉部@と薄肉部σ3とを交互に有する構造に
形成されたものとなる。
そして、この薄帯(9)の製造の際、加熱容器(1)の
噴出細孔(3)については、その径およびそれらの間隔
か適切に設定されていないと、所望の広幅薄帯(9)が
製造てきないことが分かった。すなわち、孔径1mm0
単孔から溶湯を噴出させ冷却ロールで急冷圧延して、厚
さ70μI×幅13mmの薄帯を製造すると、中央に凹
条その両側に凸条を有する薄帯か得られる。そこて孔径
1mmの噴出細孔を、12mmの間隔て設は溶湯を噴出
させ冷却ロール(6)て急冷圧延させると、前記中央に
凹条その両側に凸条を存する薄帯か両端部で溶着した幅
広の薄帯(9)が得られる。この時、孔の間隔は10〜
13mmが良く、この範囲より大きい場合は、両端部の
溶着か充分に行われず健全な幅広の薄帯が得られない。
またこの範囲より小さい場合は、冷却ロール上で溶湯が
集中するため、厚さ、幅共に不安定になり、健全な幅広
の薄帯が得られない。因みに、孔径かo、 8mmの場
合は、同様の理由によりその孔の間隔は8〜12mmが
よい。
また、噴出細孔の径および合金溶湯の種類、温度に応じ
て溶湯の噴出圧力、冷却ロールの周速を適切に設定しな
ければならない。例えば、1400°Cのセンダスト溶
湯を孔径1mmの噴出細孔から噴出させ、幅広の薄帯を
得る場合、冷却ロールの周速は1〜10.0m/秒が良
く、この時の冷却ロールの圧下荷重は1〜15tonが
良い。これらの範囲を外れると、薄帯の両端部の溶着か
充分になされなかったり、または厚さ、幅共に不安定に
なったりして、健全な幅広の薄帯が得られないことにな
る。また、厚さ方向の断面組織形態が中央は粒状組織そ
の上下か柱状組織で形成され、且つ両端部の溶着か充分
になされた健全な幅広の薄帯を得るには、冷却ロールの
周速は3〜4.5m/秒が良く、この時の冷却ロールの
圧下荷重は8〜10tonが良い。
こうして得られた健全な幅広の薄帯を、一定の長さに切
断し焼鈍して急冷圧延時の加工歪みを除去した後、第4
図に示す如く、互いの薄帯(9)の凸条αυと凹条αα
が重なるようにエポキシ等の接着剤α4にて積層する。
このように積層することにより、積層体中でのセンダス
トの占める割合がほぼ一様で且つ占積率に優れたセンダ
スト製磁気ヘッド用コア材が得られる。また薄帯(9)
が幅広であるから、積層等の加工の際の扱いが容易で且
つコア材の量産が可能になる。
〔実 施 例〕
上述した第1図乃至第2図に示す設備を使用し、下記条
件の下でセンダスト(Si:8.5wt%、 Al:5
.5wt%、残部Fe)溶湯から本発明に係わる薄帯を
製造した。
条件) 溶湯温度: 1400℃   噴出細孔径:  1mm
噴出細孔間隔: 12mm   噴出細孔数: 5個噴
出圧力+ 0.9kg/a+f   o−小直径: 8
0mmロール周速:  3.6m/秒 ロール圧下荷重
: 10ton上記により得られた薄帯の横断面部の寸
法は、厚肉部の厚さ70μm×薄肉部の厚さ65μm×
幅60mmであった。この薄帯を長さ150mmに切断
し、20枚づつステンレス板に挟んで真空中(10”t
orr)で850°CX 1時間の焼鈍を施した。これ
を、エポキシ樹脂にて凸条と凹条が互いに重なるように
32枚積層し、厚さ2.4mmの積層体とした。この積
層体を40個重ね、一体の積層体より第4図に示すよう
な横6列縦13列の取り方で78僧のコアか得られるよ
うに、1 mm/分の切断速度でワイヤカットにより切
断し、50時間の連続無人運転で約3100個の磁気へ
ラドコアを得た。得られた磁気ヘッドコアの占積率は9
7%であった。
尚、上記実施例では、センダストとしてFe−5iA1
合金を例に説明したが、本発明はFe−5i−A1合金
に特定されるものではなく、Fe−5i−Co、 Fe
−3i−Ge、 Fe−Al−Ga等のセンダストにも
適用可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明の磁気ヘッドのコア材用セ
ンダスト薄帯の製造方法によれば、幅広で且つ表裏面に
複数本の長手方向の凹凸条を有し且つその横断面形状が
厚肉部と薄肉部とを交互に有するセンダストの薄帯が得
られるので、これを積層して磁気へラドコア材を製造す
る際、凹条と凸条を重ねるように積層でき積層等の加工
の扱いが容易であるとともに、幅広であるのでコア材の
多数取りか可能となり磁気へラドコア材の量産性か向上
できる。また、このようにして得られたセンダスト製磁
気ヘッド用コア材は、凹条と凸条が重なりセンダストの
占める割合かほぼ一様で且っ占積率に優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は、本発明に係わるコア材用センダス
ト薄帯の製造方法に使用される設備の一例を示す概要図
、第3図は、本発明方法により得られた薄帯の説明図、
第4図は、本発明に係わるセンダスト製磁気ヘッド用コ
ア材の説明図、第5図乃至第6図は、従来技術の説明図
である。 (1)加熱容器     (2)冷却ロール装置(3)
噴出細孔     (4)キャップ(5)誘導加熱装置
   (6)冷却ロール(7)センダスト溶湯  (8
)噴出溶湯流(9)薄帯       α〔凹条 aυ 凸条       Q2  厚肉部α3 薄肉部
      α尋 接着剤(余    白) 第3図 第4図 第5図 第6図 (a) (b)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表裏面に複数本の長手方向の凹凸条を有し且つそ
    の横断面形状が厚肉部と薄肉部とを交互に有するセンダ
    ストの薄帯を、各薄帯の凹条と凸条が重なるように所定
    枚数積層してなることを特徴とする磁気ヘッド用コア材
  2. (2)表裏面に複数本の長手方向の凹凸条を有し且つそ
    の横断面形状が厚肉部と薄肉部とを交互に有するコア材
    用センダスト薄帯の製造方法であって、加熱手段を外周
    に具備する加熱容器の底部に所定間隔を開けて複数の噴
    出細孔を1列に配設し、この噴出細孔よりセンダスト溶
    湯を糸状に噴出させるとともに、加熱容器の下方に設け
    た冷却ロールにて急冷圧延してなることを特徴とするコ
    ア材用センダスト薄帯の製造方法。
JP2248425A 1990-09-17 1990-09-17 センダスト製磁気ヘッド用コア材とそのコア材用センダスト薄帯の製造方法 Pending JPH04125906A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015087478A1 (ja) 2013-12-11 2015-06-18 株式会社カーメイト タイヤ滑り止め装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015087478A1 (ja) 2013-12-11 2015-06-18 株式会社カーメイト タイヤ滑り止め装置
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