JPH04125871A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気ディスク装置に関し、特にスイングアー
ム方式のヘッドアームを備えた磁気ディスク装置に関す
る。

〔従来の技術〕

磁気ディスク装置に使用される磁気ヘッドの位置決め機
構は、大きく分けて磁気ヘッドが直線的に動くリニア方
式と、軸を中心に円弧状に動くスイングアーム方式の２
つの方式があるが、近年の磁気ディスク装置の小型化、
高速高性能化に伴い磁気ヘッド位置決め機構はスイング
アーム方式が多く使用されるようになった。

スイングアーム方式の磁気ヘッド位置決め機構は、第２
図に示すように磁気ヘッド１１が軸１３を中心に円弧状
に動くため、磁気ヘッドの移動と共に磁気ヘッド１１の
中心線と磁気ディスク１４の回転方向Ｒ，，Ｒ，に対す
る接線方向２１，１２とのなす角度α１．α２　（以下
「ヨーアングル」と言う）が変化する。このヨーアング
ルα１α２が大きくなると磁気へラド１１の浮上量、及
び磁気記録特性に悪影響をおよぼす。このため、従来の
磁気へンド位置決め機構は、第２図に示すようにヨーア
ングルα１．α２がゼロの位置を磁気ディスクの使用範
囲の中央付近とし、内外周共はぼ同じヨーアングル（α
１′、α２）が付＜構造としていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の磁気ヘッド装置においては、その位置決め機構は
、データの記録密度が最も高くなる磁気ディスクの内周
部分でヨーアングルα１が大きくなる構造になっていた
。このため、内周部分での記録特性を低下させる欠点が
あった。また、最内周で行われるＣ３Ｓ　（コンタクト
スタートストップ）時の磁気ヘッドの浮上姿勢にも悪影
響を及ぼすという欠点があった。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに磁気ディスクの内周側と外周側とで周速度が異
なっても、その内外周にあって磁気ヘッドの浮上差の量
を少なくし、これによって磁気ディスク上における内周
側の記録特性の低下を少なくした磁気ディスク装置を提
供することにある。

〔課題を解決するための手段］ 本発明において、スピンドルモータによって回転駆動さ
れる磁気ディスクと、この磁気ディスク上に配設された
書き込み読み出し用の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを
支承するとともに該磁気ヘッドを必要に応じて磁気ディ
スクの半径方向に且つ円弧状に往復可動せしめるヘッド
アームとを備えている。そして、このヘッドアームが、
磁気ヘッドの中心線と磁気ディスク上の任意の点の回転
方向すなわち接線方向との成す角度の絶対値を当該磁気
ディスクの内周側で最小とすると共に、該磁気ディスク
の外周側で最大となるように、前述した磁気ヘッドを支
持する、という構成を採っている。これによって前述し
た目的を達成しようとするものである。

〔実施例］ 以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

ここで、前述した従来例と同一の構成部材については同
一の符号を用いることとする。

この第１図に示す実施例は、スピンドルモータによって
回転駆動される磁気ディスクエ４と、この磁気ディスク
１４上に配設された書き込み読み出し用の磁気ヘッド１
と、この磁気ヘッド１を支承するとともに該磁気ヘッド
を必要に応じて磁気ディスク１４０半径方向に且つ円弧
状に往復可動せしめるヘッドアーム２とを備えている。

ヘッドアームは、磁気ヘッド１の中心線と磁気ディスク
１４上の任意の点の回転方向Ｒ１，Ｒｚの接線方向２．
．２２との成す角度α２の絶対値を当該磁気ディスク１
４の内周側で最小（又はゼロ）とすると共に該磁気ディ
スク１４の外周側で最大となるように、前述した磁気ヘ
ッド１を支持する構成となっている。そして、この第１
図において、磁気ヘッド１は、ヘッドアーム２に固定さ
れピボット軸３を中心に磁気ディスク１４の上を円弧状
に移動しデータの読み書きを行う。磁気ディスク１４は
スピンドル軸５を中心に回転する。

磁気ヘッド１のギャンプ部とピボット軸との距離り及び
ピボット軸とスピンドル軸との距離Ｍは、磁気ディスク
の使用範囲の最内周付近でヨーアングルがゼロとなるよ
うに定められている。

〔発明の効果〕

以上のように本発明によると、ヨーアングルを内周側で
ゼロまたは最小とすることにより、データの記録密度が
最も高い磁気ディスクの内周付近での磁気ヘッドの記録
特性を最良の条件にすることができる。また、Ｃ５Ｓ時
の磁気ヘッドの浮上姿勢を最良の状態にすることにより
信鯨性及び耐久性を向上させることができる。さらに、
ヨーアンクルを外周側で最大とすることにより、ヨーア
ングルの影響による浮上量の低下を利用して内外周での
周速の差による浮上量の変化を小さくすることができる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図は従来
例を示す平面図である。 １・・・・・・磁気ヘッド、２・・・・・・ヘッドアー
ム、３・・・・・・ピボット軸、１４・・・・・・磁気
ディスク、１５・・・・・・スピンドル軸、Ｌ・・・・
・・磁気ヘッドのギャップ部とピボット軸との距離、Ｍ
・・・・・・ピボット軸とスピンドル軸との距離、Ｒ１
・・・・・・最内周、Ｒ２・・・・・・最外周、α、・
・・・・・最内周ヨーアングル、α２・・°・・・最内
周ヨーアングル。 出願人　　　茨城日本電気　株式会社 代理人　　　弁理士　　高　橋　　勇 Ｒ−・１丙周 Ｒ１・・１外凋 α、・・１丙周ヨーアングル α、・・１外周ヨーアングル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、スピンドルモータによって回転駆動される磁気
   ディスクと、この磁気ディスク上に配設された書き込み
   読み出し用の磁気ヘッドと、この磁気ヘッドを支承する
   とともに該磁気ヘッドを必要に応じて前記磁気ディスク
   の半径方向に且つ円弧状に往復可動せしめるヘッドアー
   ムとを備えた磁気ディスク装置において、 前記ヘッドアームが、前記磁気ヘッドの中心線と前記磁
   気ディスク上の任意の点の回転方向の接線方向との成す
   角度の絶対値を当該磁気ディスクの内周側で最小とする
   と共に該磁気ディスクの外周側で最大となるように、前
   記磁気ヘッドを支持する構成としたことを特徴とする磁
   気ディスク装置。