JPH04124508U - 自動車用ブラインド内蔵ガラス - Google Patents

自動車用ブラインド内蔵ガラス

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JPH04124508U
JPH04124508U JP5930591U JP5930591U JPH04124508U JP H04124508 U JPH04124508 U JP H04124508U JP 5930591 U JP5930591 U JP 5930591U JP 5930591 U JP5930591 U JP 5930591U JP H04124508 U JPH04124508 U JP H04124508U
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glass
blade
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line
windows
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茂 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 視界を妨げず、外からの視線・陽差しを緩和
し、通電すれば曇り止めにもなる、交通事故減少を希求
する車輌ガラスを提供する。 【構成】 自動車のフロントガラス以外の窓に用い、一
枚のガラス(3)の中に、金属などのブレード(4)を
ブラインドの様に一体成型し、そのブレード(4)の角
度は運転者の視線に沿って放射状とすることを特徴とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車用ブラインド内蔵ガラスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車内への陽差しと視線を遮るものとして、カーテンやフィルム貼付、ブ ラインドなどを窓ガラスに取り付けるというものがあった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これは次のような欠点があった。 (イ)カーテンは運転者の視界を妨げる。 (ロ)フィルム貼付は常に視界が薄暗く、夕方などは更に危険である。 (ハ)ブラインド取り付けは車内を狭くし、こわれやすく、埃りがたまり非衛生 的である。 本考案はこれらの欠点を除くためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
自動車のフロントガラス以外の窓に用い、一枚のガラス(3)の中に、金属な どのブレード(4)をブラインドのように一体成型し、そのブレード(4)の角 度は運転者の視線に沿って放射状とする。 本考案は、以上のような構成よりなる自動車用ブラインド内蔵ガラスである。
【0005】
【作用】
車外からの陽差しと視線を大幅に遮るにもかかわらず、運転中後方確認の際、 視界良好。 雨の日・雪の日・寒い日などは、スイッチを入れ通電すると後方窓に限らず、 側方の窓も曇りが消える。
【0006】
【実施例】
以下、本案の実施例について説明する。 自動車のフロントガラス以外の窓に用い、一枚のガラス(3)の中に、金属な どのブレード(4)をブラインドのように一体成型し、そのブレード(4)の角 度は運転者の視線に沿って放射状とする。 (放射状とは図5に示すように、車の内部からブレードを通して外部を見た目 の状態を示している。) 本案は以上のような構造である。但し運転席側窓上部(1)だけは、視線に沿 った放射状とせず、ブレード(4)を水平にとり、陽差しを遮る。また、半分窓 を下げた状態でも視界を得られるようにする。
【0007】
【考案の効果】
(イ)従来の素通しガラスと、ほぼ同様の視界が得られる。 (ロ)ブレード(4)を通電可能にし、雨の日・雪の日・寒い日などの曇りどめ となる。 (ハ)車外から座席シートの上は見えにくく、盗難防止になる。 (ニ)陽差しによる車内温度上昇も緩和される。 (ホ)従来の、ガラスに色付きフィルムと云う方法より、後方の車から一台前の 車の走行状態がよく見通すことが出来、交通事故減少につながる。また、常に薄 暗いフィルム貼付は、夕方など非常に見ずらく危険であったが、これで解消され る。 (ヘ)大型トラックなどに多い、キャブオーバー型助手席側ドア下方窓に用いる ことにより、タオルやフィルム、又はポスターなどで目隠しすることがなくなり 本来の視界が得られる。 (ト)セダン型(乗用車タイプ)でも助手席側下方窓を設けると安全であり、車 庫入れなど特に便利。また、ボデイの色とブレード(4)の色を調和させ、デザ イン上の難を払拭。 (チ)ワゴン車やライトバンのリアウインドウの下に、このガラスで窓を設ける と、バックの時に便利。 (リ)サンルーフに用いると陽差しの緩和と、トラックやバスなどからの視線が 緩和される。 (ヌ)材質をビニールにすると従来の窓に貼れ、既存の車にも使用出来る。 (ル)住宅に用いれば、玄関や風呂・台所・天窓などに便利。 (オ)ブレード(4)を入れることにより、強度を増し、衝突破壊時の飛散防止 になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の後方から見た断面図である。
【図2】図1、の部分拡大図である。
【図3】乗用車を横方向から見た断面図である。
【図4】図3、の部分拡大図である。
【図5】放射状の意味を表す図である。
【符号の説明】
1.窓ガラス上部 2.窓ガラス
下部 3.ガラス 4.ブレード 5.リアウインドウ 6.目 7.視線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のフロントガラス以外の窓に用
    い、一枚のガラス(3)の中に、金属などのブレード
    (4)をブラインドのように一体成型し、そのブレード
    (4)の角度は、運転者の視線に沿って放射状としたブ
    ラインド内蔵ガラス。
JP5930591U 1991-04-26 1991-04-26 自動車用ブラインド内蔵ガラス Pending JPH04124508U (ja)

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