JPH04124463U - 計測用クランプ装置 - Google Patents

計測用クランプ装置

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JPH04124463U
JPH04124463U JP3771091U JP3771091U JPH04124463U JP H04124463 U JPH04124463 U JP H04124463U JP 3771091 U JP3771091 U JP 3771091U JP 3771091 U JP3771091 U JP 3771091U JP H04124463 U JPH04124463 U JP H04124463U
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JP
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leg piece
test rod
tip
attachment
flange
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JP3771091U
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Inventor
晴男 伊藤
理 河本
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共立電気計器株式會社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電線路の電流や電圧の測定時に、手や指が
電線路に接触したり接近しない様にしたことを目的とす
る。 【構成】 先端部22に金属針23を有し、先端部2
2の後方に鍔部24を形成したテスト棒2と、前記した
テスト棒2の先端部22に着脱可能に装着する鰐口状の
アタッチメント3とを有し、前記したアタッチメント3
は第1の脚片31と、前記した第1の脚片31に対して
傾動可能な第2の脚片33とからなり、第1の脚片31
と第2の脚片33との先端部は電線路aを挟持するクラ
ンプ部34であって、第2の脚片33から後方に延在す
る開閉操作部39には、クランプ部の開放状態において
テスト棒の鍔部24が嵌入する下面開放の空部40を形
成したことを特徴とする構成である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電線路の電流、電圧等を安全に、確実に測定する計測用クランプ装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電線路の電流や電圧を測定する場合、先端に金属の鰐口部や金属針を有するプ ローブやテスト棒を利用している。 このプローブやテスト棒を使用する場合、電線路に鰐口部を挟みつけたり金属 針を接触させるのである。 また、先端に金属針を有するテスト棒の先端部に鰐口のアタッチメントを装着 し、アタッチメントを電線路に挟持して電流や電圧を測定する場合もある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前記した従来のテスト棒やプローブを使用すると、測定時にテスト棒 を把持している手が滑ることがあり、指や腕が電線路に接触する危険がある。 また、テスト棒の先端部に鰐口のアタッチメントを装着して電線路の電圧や電 流を測定する場合、鰐口のアタッチメントを電線路に挟持するのに指先をテスト 棒の先端部に接近させ、アタッチメントを開閉しなければならないので、特に電 線路に高圧の電流が流れている場合に危険である。 したがって、測定時に指や腕が電線路に接近しなくても鰐口を開閉することが でき、安全で確実に電流、電圧などを測定できる計測装置が要請されている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の欠点を解消し、また従来からの要請を満たすために提 案されたもので、先端部に金属針を有し、先端部の後方に鍔部を形成したテスト 棒と、前記したテスト棒の先端部に着脱可能に装着する鰐口状のアタッチメント とを有し、前記したアタッチメントは第1の脚片と、前記した第1の脚片に対し て傾動可能な第2の脚片とからなり、第1の脚片と第2の脚片との先端部は電線 路を挟持するクランプ部であって、第2の脚片から後方に延在する開閉操作部に は、クランプ部の開放状態においてテスト棒の鍔部が嵌入する下面開放の空部を 形成したことを特徴とする計測用クランプ装置に関するものである。
【0005】
【作用】
テスト棒の先端部にアタッチメントを装着した状態において、第2の脚片から 後方に延在する開閉操作部がテスト棒の鍔部より後方に位置するので、この開閉 操作部を押圧したり離してアタッチメントを開閉しても、指や腕がテスト棒の先 端にまで達することがない。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。 本考案の計測用クランプ装置1は、テスト棒2と、テスト棒2の先端部に着脱 可能に装着するアタッチメント3とを有する。
【0007】 前記したテスト棒2は、筒状のアタッチメント本体21の先端部22に金属針 23を設けるとともに、前記した先端部22の後方に鍔部24を形成した構成で ある。
【0008】 前記したアタッチメント3は鰐口状で、固定状の第1の脚片31と、第1の脚 片31に対して軸32により傾動可能に設けた第2の脚片33とを有し、前記し た第1の脚片31と第2の脚片33との先端部は測定する電線路aを挟持するク ランプ部34を構成し、前記したクランプ部34はスプリング材35により弾性 的に閉塞している。 そして、前記した第1の脚片31の内面には長さ方向に第1の金属片36を設 けるとともに、第1の脚片31の後端にはテスト棒2の先端部22を装着する収 納空部37を形成する。
【0009】 また、前記した第2の脚片33には、内面に第2の金属片38を設けるととも に、後端には後方に延在する様に開閉操作部39を設ける。そして、前記した開 閉操作部39の途中には、アタッチメント3をテスト棒2の先端部22に装着し た状態で鍔部24の上方に位置する様に空部40を形成する。 前記した空部40は下面が開放する上向きコ字状で、アタッチメント本体21 の外面から突出する鍔部24を受け入れることができる。
【0010】 本考案の計測用クランプ装置1は、前記した構成のテスト棒2及びアタッチメ ント3からなり、電線路aを流れる電流や電圧を測定する場合、先端部22を収 納空部37に挿入してテスト棒2にアタッチメント3を装着する。 この状態では、金属針23が第1の金属片36に接触してテスト棒2とアタッ チメント3とが電気的に導通し、またクランプ部34がスプリング材35により 閉塞して開閉操作部39が後方に延在し、鍔部24の上方に空部40が位置する (図2)。 したがって、アタッチメント本体21を手で把持して鍔部24より後方に位置 するアタッチメント3の開閉操作部39を下方に押圧すると、軸32が第2の脚 片33を支点に傾動してクランプ部34が開放し、鍔部24の上部が空部40の 内部に受け入れられる(図3)。このため、クランプ部34は大きく開放するの で電線路aを挟持することができ、電線路aを流れる電流や電圧値を測定するこ とができる。
【0011】 電線路aの測定が終了すると、鍔部24と空部40との間に余裕があるので、 余裕分だけ開閉操作部39を押圧してクランプ部34を開放し、アタッチメント 3を電線路aから外せばよい。 したがって、電線路aでの測定に際しては、腕や指をテスト棒2の鍔部24よ り前側に位置させる必要がないので、電線路aに接触する危険がない。
【0012】 以上本考案を図面の実施例に基づいて説明したが、本考案は前記した実施例に 限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲に記載の構成を変更しない限 りどの様にでも実施することができる。
【0013】
【考案の効果】
以上要するに本考案によれば、先端部に金属針を有し、先端部の後方に鍔部を 形成したテスト棒と、前記したテスト棒の先端部に着脱可能に装着する鰐口状の アタッチメントとを有し、前記したアタッチメントは第1の脚片と、前記した第 1の脚片に対して傾動可能な第2の脚片とからなり、第1の脚片と第2の脚片と の先端部は電線路を挟持するクランプ部であって、第2の脚片から後方に延在す る開閉操作部には、クランプ部の開放状態においてテスト棒の鍔部が嵌入する下 面開放の空部を形成したことを特徴とする。 したがって、電線路での測定に際しては手や指をテスト棒の手前に位置させて アタッチメントを開閉することができるので、電線路に高圧の電流が流れていて も感電する事故が発生しないし、手が滑ってもテスト棒の鍔部で保持されるので 手や腕が電線路に接近することがない。 また、テスト棒にアタッチメントを装着するのがきわめて簡単で、測定に際し ては特別の操作をする必要がないから、実用的価値の高い計測用クランプ装置を 提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テスト棒とアタッチメントとを分離し、アタッ
チメントを縦断面とした側面図である。
【図2】テスト棒にアタッチメントを装着し、アタッチ
メントを縦断面とした側面図である。
【図3】測定状態の側面図である。
【符号の説明】 1 計測用クランプ装置 2 テスト棒 3 アタッチメント 21 アタッチメント本体 22 先端部 23 金属針 24 鍔部 31 第1の脚片 32 軸 33 第2の脚片 34 クランプ部 35 スプリング材 36 第1の金属片 37 収納空部 38 第2の金属片 39 開閉操作部 40 空部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に金属針を有し、上記先端部の後
    方に鍔部を形成したテスト棒と、前記したテスト棒の先
    端部に着脱可能に装着する鰐口状のアタッチメントとを
    有し、前記したアタッチメントは第1の脚片と、前記し
    た第1の脚片に対して傾動可能な第2の脚片とからな
    り、第1の脚片と第2の脚片との先端部は電線路を挟持
    するクランプ部であって、第2の脚片から後方に延在す
    る開閉操作部には、クランプ部の開放状態においてテス
    ト棒の鍔部が嵌入する下面開放の空部を形成したことを
    特徴とする計測用クランプ装置。
JP1991037710U 1991-04-25 1991-04-25 計測用クランプ装置 Expired - Lifetime JPH0743658Y2 (ja)

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JPH04124463U true JPH04124463U (ja) 1992-11-12
JPH0743658Y2 JPH0743658Y2 (ja) 1995-10-09

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ID=31919379

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8289266B2 (en) 2001-06-11 2012-10-16 Genoa Color Technologies Ltd. Method, device and system for multi-color sequential LCD panel
US7714824B2 (en) 2001-06-11 2010-05-11 Genoa Color Technologies Ltd. Multi-primary display with spectrally adapted back-illumination

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4810480U (ja) * 1971-06-18 1973-02-05
JPS6235264U (ja) * 1985-08-22 1987-03-02
JPH0212664U (ja) * 1988-07-06 1990-01-26

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