JPH04124125A - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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JPH04124125A
JPH04124125A JP24291090A JP24291090A JPH04124125A JP H04124125 A JPH04124125 A JP H04124125A JP 24291090 A JP24291090 A JP 24291090A JP 24291090 A JP24291090 A JP 24291090A JP H04124125 A JPH04124125 A JP H04124125A
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gelatin
bathing
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bath
gel
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秀樹 森本
Yasunori Matsumoto
松本 康典
Michirou Kitahara
路郎 北原
Satoru Nakada
悟 中田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産 土の 用 野 本発明は、新規な浴用剤に関する。
A米久星遣 入浴には疲労の回復効果や、心身をリラックスさせる心
理的効果など1種々の効果がある。この効果を高めるた
め、様々な浴用剤が作られてき九とりわけ見た目に美し
く、また見るものを楽しませるために 風呂の湯に投入
した際、湯の表面に浮上するように 気泡を含有させた
水溶性高分子成型物を用いたものが提案されている(特
開昭6281432)。
発 が 決しようと る問題点 このような、気泡を含有させた浴用剤を作るには、あら
かじめ水溶性高分子を含む水溶液を撹拌して溶液中に気
泡を含ませ、次いで溶液流延法などによりシート状に成
型する方法が採られている。
しかし、気泡は時間とともに消失するため気泡の密度を
一定に保つことが難しく、また、撹拌操作やシート状に
成型する操作もたいへん煩わしい。
問題点を 決 るための手 本発明者らは 浴場に投入した際に表面に浮上し、かつ
簡単な操作で浴用剤を得るべく研究を重ねた給気 ゼラ
チンを基剤とし圧力ガスを用いて気泡を含有させゲルを
作成することにより、上記の目的の達成されることを見
いだし、本発明を完成させるに至ったものである。さら
に、多価アルコールを気泡を含んだゼラチンのゲルに含
有させることにより、浴湯中への溶解・分散性が高まり
、さらに、ゼラチンのゲルからの水分の蒸散を抑制して
ゲルの形状を安定させることができた。
水溶性高分子物質を配合する浴用剤はいくつか提案され
ており、その水溶性高分子物質としては、アラビアガム
、カラギーナン、プルラン、ゼラチン、カゼイン、カル
ボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコールなどが
使われている。本発明においては、これらの水溶性高分
子物質の中で、ゲルの形成能や、浴湯への溶解性などで
ゼラチンが最も好ましいことを見いだし、ゼラチンを基
剤とした浴用剤を発明するに至った ゼラチンには、適
度な保湿性および膜形成性があり、皮膚の保護や滑らか
さを与える働きがあるため、浴用剤の有効成分としても
利用できる。本発明は、このようなゼラチンの特徴に着
目し、ゼラチンゲルに圧力ガスを用いて気泡を含有させ
、浴場中に投入した際、表面に浮上し、さらに浴場中へ
の溶解性・分散性を改良し浴用剤としたものである。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明は、ゼラチンの水溶液に圧力ガスを混合し、圧力
ガスの気化する性質により5 ゼラチンに気泡を含有さ
せたゲルを利用した浴用剤である。
用いるゼラチンの水溶液の濃度としては、 10〜50
%、好ましくは20〜40%がよい。ゼラチン濃度が高
すぎるとゲルの溶解性が悪くなり、また、ゼラチンの水
溶液の粘度が高くなるため操作性も悪くなる。一方、ゼ
ラチン濃度が低すぎるとゲルが柔らかくなりすぎ、変形
しやすくなる。ゼラチンゲルに気泡を含有させるため、
液化ガスや圧縮ガス等の圧力ガスを用いる。液化ガスと
してはフロン−11、12、21、22、113、11
4、C318などのフッ化炭化水素、メチルクロライド
、メチレンクロライド、エチルクロライド、メチルクロ
ロホルムなどの塩化炭化水素、プロパン、 ノルマルブ
タン、イソブタンなどの炭化水素、ジメチルエーテル等
がある。また圧縮ガスとしては、炭酸ガス・窒素ガス等
がある。圧力ガスの添加量としては、ゼラチンの水溶液
100重量部に対して2〜6重量部が好ましく、圧力ガ
ス・の量が多すぎると発泡が壊れてしまい、一方、圧力
ガスの量が少なすぎると発泡が不十分になる。
ゼラチンの水溶液と圧力ガスを十分混合することにより
、気泡の大きさの揃った美しいゲルが得られる。
気泡を含有させたゼラチンゲルの浴場中での溶解・分散
性を高め、また、ゼラチンゲルからの水分蒸散によるゲ
ルの変形を抑制するため、ゼラチンゲルに多価アルコー
ルを含有させることが好ましい。多価アルコールとして
は、エチレングリコール・ジエチレングリコール・トリ
エチレングリコール・ポリエチレングリコール・プロピ
レングリコール・ジプロピレングリコール・グリセリン
・ブチレングリコール・ソルビトール・マンニトールな
どを用いる。これらの多価アルコールの添加量は、20
〜50%好ましくは25〜45%であり、単孔 あるい
は2種類以上で併用することができる。さらにこれら多
価アルコールは、皮膚に水分を保持させる効果も持って
いる。
本発明の浴用剤には、以下に示すような種々の浴用剤成
分を適宜配合することができる。
1)無機塩類 炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、塩化すトリウム
、硫酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウム、硝
酸カルシウム、硫酸アルミニウム、ポリ燐酸ナトリウム
、チオ硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、 リン酸水
素カルシウム、サリチル酸ナトリウム、塩化カリウム、
 メタケイ酸、無水ケイ酸等。
2)有機酸類 安息香酸、クエン酸、 フマル酸、酒石酸、 コ11り
酸、 リンゴ酸、 ピロリドンカルボン酸等。
3)油脂類 ワセリン、 ラノリン、流動パラフィン、オリーブ油、
イソプロピルパルミテート、イソプロピルミリステート
、スクワラン、ヌカ油、ホホバ油等。
4)生薬抽出エキス ソウシュ、ビヤクジュツ、カノコソウ、センキュウ、ト
ウヒ、 トウキ、ジャスミン、ニンジン、ケイヒ、シャ
クヤ久 ハツカ、オウゴン、サフラン、ショウブ、ジュ
ウヤ久 サフラン、米ヌカ、ウィキョウ、チンピ、カミ
ツレ、 ヨクイニン、口−ズマリー、オトギリソウエビ
スグサ、スイカズラ等。
5)色素類 赤色2号、青色1号、黄色4号等の厚生省令タール色素
別表1及びHの色素、アンナツト、コチニール、クロロ
フィル、 リボフラビン、キサンチン、クロシン、アン
[・ラキノン等の天然色素、酸化チタン、酸化亜鉛(亜
鉛華)、酸化マグネシウム、タル久 赤色酸化鉄(ベン
ガラ)、黄色酸化凱 群青、酸化クロム等の無機顔料。
6)アルコール類 ステアリルアルコール、イソプロピルアルコール、セチ
ルアルコール、ヘキサデシルアルコール等。
7)香料類 メントール、ハツカ油、カンフル、 ヒノキ油、ケイヒ
油、ベルガモツト油、ラベンダー油、パイン油、シンナ
モン油、 ローズ油、ゲラニウム油等。
8)界面活性剤類 アルキル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキル
エーテル硫酸塩、ラウリン酸ジェタノールアミド、ポリ
オキジオエチレンソルビタンモノオレエート等。
9)その他 硫黄1、湯の花、雲母束、鉱砂等を添加することができ
る。
さらに本発明の浴用剤は、上記の物質以外にも必要に応
じ、殺菌防腐前L 金属封鎖剤その他の広い範囲の物質
を配合することができる。
本発明における気泡を含有させたゼラチンゲルの形態に
ついては、任意の形状のゲルを意味し、入浴時に浴湯に
投入するのに便利なものであれば、どのようなものでも
よい。例えば5 円形、楕円形、あるいは花びら等の形
状に作ることができる。その方法としては、ゼラチンの
水溶液と圧力ガスを混合後に、種々の形状の容器に混合
溶液を噴射し、ゼラチンがゲル化するまで放置すればよ
く、容易に、花や動物など様々な形状にすることができ
る。
i浬 本発明のゼラチンに気泡を含有させたゲルは、圧力ガス
が気化する作用を利用したもので、ゼラチンゲル内にた
くさんの気泡が閉じこめられた状態のため、浴湯中に投
入した際、浴湯上に浮上する。さらに、このゲルはすば
やく溶は始め、浴槽に不溶物の残ることはない。
[実施例] 以下実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。
実施例 以下の表に記載の成分から、気泡を含有させたゲルを製
造し旭 まずゼラチンを水に溶かし、これにグリセリン
、香料及び界面活性剤を加えて溶解させた 得られた溶
液を耐圧性容器に移し、この溶液100重量部に対して
液化イソブタンガス4重量部を加え池 よく混合した後
、溶液3gを耐圧性容器から直径5cmの円形容器に噴
出し、ゼラチンがゲル化するまで放置し旭 上記のよう
な操作にて、気泡を含有させた円形のゼラチンゲル(厚
さ約5 m m、 )が得られた。このゲルを浴湯中に
投入した際の状態を表に併記した。
表から明らかなように、圧力ガスを用いて気泡を含有さ
せた実施例1〜4のゲルは、いずれも浴場に投入した際
、すばやく浴湯上に浮かび直ちに溶解が始まる。さらに
、ゼラチンの濃度を変えることにより溶解時間を任意に
調節できることがわかる。
及1Jと雅濃 本発明の浴用剤は、浴湯中に投入すると浴場表面に浮上
し、速やかに、完全に溶解し、湯垢などを生じる問題は
ない。また、多価アルコールの効果により、浴場中への
浴用剤成分が均一に分散する。尚、溶解したゼラチンに
より、皮膚にしっとりとした潤いを与え、皮膚を保護す
る効果がある。
さらに、種々の色・形のゼラチンゲルを作ることができ
るので、入浴者に視覚的快感を与え、入浴の心理的効果
をいっそう高め、入浴の楽しさを増加させるという効果
を持つ。
特許出願人 有限会社 野々川商事

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ゼラチン、水、多価アルコール、圧力ガスからなる
    気泡を含有することを特徴とする浴用剤。 2、浴用剤組成物全量に対しゼラチンを10〜50重量
    %、多価アルコールを20〜50重量%含むことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の浴用剤。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06321714A (ja) * 1993-05-10 1994-11-22 Taki Chem Co Ltd 薬湯用防腐剤
EP1314416A4 (en) * 2000-08-31 2006-04-07 Shiseido Co Ltd COSMETIC EMULSION PRODUCT O / W RYE AND PRODUCTION PROCESS
JP2006249027A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Kanebo Ltd 発泡成型体化粧料、化粧料組成物及び化粧方法
JP2006249026A (ja) * 2005-03-11 2006-09-21 Kanebo Ltd 発泡成型体浴用剤、発泡成型体浴用剤組成物及び入浴方法
JP2007308431A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Kamioka Seimitsu Kagaku Kk 入浴剤

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