JPH04128218A - 浴用剤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は浴用剤に関する。詳しく　）′Ｌ、油性浴用剤
と発泡性浴用剤からなる浴用剤に関する。

〈従来の技術〉 油性浴用剤と発泡性浴用剤からなる浴用剤は。

油性浴用剤をデキストリン等により粉末化して粉末浴用
剤に混合配合する方法が知られている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、前述の混合型浴用剤で１九　油性浴用剤と粉末
浴用剤がほぼ同時に湯に溶解してしまいそれぞれの浴用
剤の良さを、楽しむことができず、混合した意味がなか
っ池 く解決するための手段〉 本発明者等＃上　上記事情に鐙み鋭意研究を重ねた給気
　油性浴用剤と発泡性浴用剤からなる浴用剤において、
それぞれの浴用剤を別個に楽しむことができ、しかも、
視覚的にも画期的な発明を完成した　すなわち、本発明
は油性成分と界面活性剤からなる固形状またはゲル状の
油性浴用剤に内室を設け、その内室に有機酸と炭酸塩か
らなる粉末浴用剤を有し、　しかも該油性浴用剤表面か
ら内室まで貫通孔を１ｆ１１所以上有することを特徴と
する浴用剤である。

本発明に用いられる油性成分は通常化粧料、浴用剤に用
いられるものならば特に限定されず１例えば油脂類、ロ
ウ類、炭化水素類、高級脂肪酸類。

高級アルコール類、エステル類、シリコーン油等があげ
られる０本発明に用いられる界面活性剤としては、通常
化粧料、浴用剤に用いられるものであれば特に限定され
ないが、例えば非イオン活性斉１　アニオン活性斉１　
両性活性剤である。好ましくは非イオン活性剤である。

本発明に用いられる炭酸塩は、例えば炭酸ナトリウム、
炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸カルシウ
ム、炭酸マグネシウム、セスキ炭酸ナトリウム等である
。

本発明に用いられる有機酸は、例えばコハク酸、クエン
酸、　リンゴ酸、マレイン酸、フタル酸、　フマル酸、
マロン酸、酒石酸等がある。本発明の浴用剤は、前記成
分の他に必要に応じて、生薬、粘Ｎ斉Ｌ　着色斉１　無
機粉化　有機粉化　香料、精油類、アミノ酸類、保湿押
上　酸化防止剤等を添加することができる。

本発明の油性浴用剤に配合する油性成分、界面活性剤の
量は特に限定されないが、油性成分は好ましくは３０〜
９０％、界面活性剤は好ましくは５〜４０％、さらに好
ましくは５〜３０％である。本発明の発泡性浴用剤に配
合する炭酸塩及び有機酸の配合量は特に限定されないが
、好ましくは共に１０〜８゜％、　さらに好ましくは２
０〜６０％である。

また、油性浴用剤と発泡性浴用剤の配合割合は、５゛１
５〜１９：ｌが適当である。５１５以下では発泡性浴用
剤を内包することが困難となり、１９・１以上では発泡
の量が少量で本発明の効果を発揮できない。

本発明における貫通孔は、１箇所以上であれば特に限定
されないが好ましくは１〜３箇所が適当である。さらに
形状をラック、イルカ等にすれば動物が泳いでいるよう
に見えて視覚的にもさらに楽しいものになる。

〈作用〉 本発明の浴用剤を湯の中に投入すると、貫通孔から内室
に湯が入り、内室の発泡性浴用剤が溶解することにより
、炭酸塩と酸性水溶液が反応して炭酸ガスを発生する。

そして湯に溶解した発泡性浴用剤は炭酸ガスと一緒に貫
通孔より放出される。

このとき、浴用剤は、放出される炭酸ガスの力で動き出
す。発泡性浴用剤に着色料、香料を配合しておけば色　
香りを楽しむことができる。一方、油性浴用剤は、浴用
剤を湯に投入したときにはわずかに溶解するがほとんど
匂いと色には影響を与えない。その後徐々に溶は出して
前の匂いに新しい匂いを足すことにより匂いを変えたり
、前の香りより強い香りで新たな香りに変化させたりで
き、また白濁することにより色も変化させることができ
る。

次に本発明を実施例により説明するが、本発明は実施例
に限定されるものではない。尚、配合量は重量％である
。

〈実施例〉 実施例１ （Ａ）油性浴用剤 （１）スクワラン　　　　　　　　　　　　４２．７（
２）オクチルドデカノール　　　　　　　２５（３）グ
リセリン　　　　　　　　　　　　　　５（４）ステア
リン酸ナトリウム　　　　　　７（５）ＰＯＥ（１０）
オレイルエーテル　　　　　１３（６）ＰＯＥ（４，２
）ラウリルエーテル　　　　　６．５（７）青色２０５
号　　　　　　　　　　　　　　０．０５（８）香料（
ゆず調）　　　　　　　　　　　０．７５上記成分を加
熱溶解し、成形型に流し込み図１のように成形する。青
色透明のゲル状油性浴用剤ができる。

（Ｂ）発泡性浴用剤 （１）炭酸水素ナトリウム　　　　　　　５１（２）無
水クエン酸　　　　　　　　　　　２０（３）無水ケイ
酸　　　　　　　　　　　　５（４）無水硫酸ナトリウ
ム　　　　　　　　１０（５）結晶セルロース　　　　
　　　　　　１゜（６）黄色２０２号の（１）０．１ （７）香料（森林ｉ＠）２ （８）シミ糖脂肪酸エステル　　　　　　　１・５（９
）グリセリン　　　　　　　　　　　　　０．４全成分
を混合粉砕する。

（Ｂ）を（Ａ）の貫通孔から油性浴用剤の内室に充填し
、本発明の浴用剤を完成した。この浴用剤の（Ａ）と（
Ｂ）の重量比は３：１である。

実施例２ （Ａ）油性浴用剤 （１）グリセリン　　　　　　　　　　　　　４゜（２
）グリセリンモノステアレート　　　　３（３）ショ糖
脂肪酸エステル　　　　　　　７（４）流動パラフィン
　　　　　　　　　　４９．３（５）香料　１０．７ （１）〜（３）を加熱溶解し撹半しながらゆっくりと（
４）（５）を加える。これを実施例１と同様に成形する
。

（Ｂ）発泡性浴用剤 （１）炭酸ナトリウム　　　　　　　　　　４７．８（
２）炭酸水素ナトリウム　　　　　　　　１５．２（３
）コハク酸　　　　　　　　　　　　　　３０（４）無
水ケイ酸　　　　　　　　　　　　２（５）結晶セルロ
ース　　　　　　　　　　３（６）香料２１ （７）ショ糖脂肪酸エステル　　　　　　　ｌ全成分を
混合粉砕する。

（Ｂ）を（Ａ）の貫通孔から油性浴用剤の内室に充填し
本発明の浴用剤を完成させた。この浴用剤の（Ａ）と（
Ｂ）の重量比は５：２である。

実施例３ （Ａ）油性浴用剤 （１）グリセリン　　　　　　　　　　　　　　６（２
）ショ糖脂肪酸エステル　　　　　　　２．７（３）Ｆ
ＯＲ（４０）硬化ヒマシ油　　　　　　　　８．１（４
）グリセリンモノステアレート　　　　３．９（５）ベ
ヘニルアルコール　　　　　　　　３（６）ベヘニン酸
　　　　　　　　　　　　　３（７）メチルフェニルポ
リシロキサン　　３９（８）ジグリセリントリイソステ
アレート　３．９（９）オリブ油　　　　　　　　　　
　　　　　１（ｌＯ）オクタン酸セチル　　　　　　　
　　４（１１）トリオクタン酸グリ七リル　　　　１３
．１（１２）ビタミンＥ０・２ （１３）アボガド油　　　　　　　　　　　　５（１４
）ミンク油　　　　　　　　　　　　　　３（１５）リ
ルン酸　　　　　　　　　　　　１（１６）フレーバー
　　　　　　　　　　　　　３（１７）色素　　　　　
　　　　　　　　　　　０．１上記成分を加熱溶解し、
実施例１と同様をこ成型する。

（Ｂ）発泡性浴用剤 （１）炭酸水素ナトリウム　　　　　　　　４３．８（
２）炭酸ナトリウム　　　　　　　　　　１５（３）デ
キストリン　　　　　　　　　　　　１（４）クエン酸
　　　　　　　　　　　　　　１５（５）コハク酸　　
　　　　　　　　　　　　１５（６）フマル酸　　　　
　　　　　　　　　８（７）ショ糖脂肪酸エステル　　
　　　　　１（８）海藻粉末　　　　　　　　　　　　
　１．２全成分を混合粉砕する。

（Ｂ）を（Ａ）の貫通孔から油性浴用剤の内室に充填し
本発明の浴用剤を完成させた。この浴用剤の（Ａ）と（
Ｂ）の重量比はｌ：ｌである。

〈発明の効果〉 実施例１により本発明の詳細な説明する。

実施例１の浴用剤（図１）を約４２°Ｃの浴槽に投入し
たところ約５分間■の貫通孔から炭酸ガスが発生し、本
発明のイルカ型浴用剤はまるで泳ぐように水面を移動し
た　浴槽の湯の色は黄色になった。

香りは森林調であった。その後油性浴用剤が約３０分後
にほぼ溶は湯の色は白濁し九　香りはゆずの香りに変わ
っていた。

以上のように　本発明の構成を採用することにより油性
浴用剤と粉末浴用剤それぞれを別個に楽しむことができ
、しかも浴用剤が動くため視覚的にもさらに楽しむこと
が出来る。尚、他の実施例２．３においても実施例１と
同様な本発明の効果を奏した。

【図面の簡単な説明】

図１＝　実施例１の浴用剤の正面図である０図２：　実
施例１の浴用剤の平面図である。 ■浴用側本体■内室■貫通孔 以下余白

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）油性成分と界面活性剤からなる固形状またはゲル
   状の油性浴用剤に内室を設けその内室に有機酸と炭酸塩
   からなる発泡性浴用剤を有し、しかも該油性浴用剤表面
   から内室まで貫通孔を１箇所以上有することを特徴とす
   る浴用剤。
2. （２）油性浴用剤と発泡性浴用剤の重量比が５：１５〜
   １９：１であることを特徴とする請求項（１）の浴用剤
   。