JPH04123746A - 屈曲形けい光ランプの製造方法 - Google Patents
屈曲形けい光ランプの製造方法Info
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- JPH04123746A JPH04123746A JP24257490A JP24257490A JPH04123746A JP H04123746 A JPH04123746 A JP H04123746A JP 24257490 A JP24257490 A JP 24257490A JP 24257490 A JP24257490 A JP 24257490A JP H04123746 A JPH04123746 A JP H04123746A
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、バルブ内面に2層の液を塗付した屈曲形けい
光ランプにおいて、その2層の液の塗付方法に関する。
光ランプにおいて、その2層の液の塗付方法に関する。
(従来の技術)
最近、口金を有するケーシングに、点灯回路部品ととも
にコンパクト化されたけい光ランプを装備し、従来の白
熱電球と互換性を有するランプ装置か開発され、すでに
著しく普及している。
にコンパクト化されたけい光ランプを装備し、従来の白
熱電球と互換性を有するランプ装置か開発され、すでに
著しく普及している。
このようなランプ装置に使用されるコンパクト化された
けい光ランプは、直管形ガラスバルブをU字形、W字形
、あるいは鞍形に屈曲成形することにより、高輝度であ
りながら小形化を実現している。
けい光ランプは、直管形ガラスバルブをU字形、W字形
、あるいは鞍形に屈曲成形することにより、高輝度であ
りながら小形化を実現している。
一方、液晶表示装置のバックライトとしてけい光ランプ
が使用されているが、この種のけい光ランプもU字形、
W字形などに屈曲成形され、所定の広がりをもつ液晶表
示面を均等な明るさに照明するように配慮されている。
が使用されているが、この種のけい光ランプもU字形、
W字形などに屈曲成形され、所定の広がりをもつ液晶表
示面を均等な明るさに照明するように配慮されている。
ところで、このようなU字形、W字形、あるいは鞍形の
けい光ランプにおいて、バルブの内面に2層のけい光体
被膜を形成する場合がある。
けい光ランプにおいて、バルブの内面に2層のけい光体
被膜を形成する場合がある。
すなわち、けい光ランプは、ランプ特性の中で演色性を
向上盲せることか大事な課題であり、演色性を向上させ
るためバルブ内面に形成されるけい光体として3波長発
光けい光体を用いる場合がある。3波長発光けい光体は
、水銀から放射される紫外線をそれぞれ緑、青および赤
の3光色に効率良く変換する3種のけい光体を混ぜ合せ
て形成され、これらの発光スペクトル分布が可視光領域
に広がるので、良好な演色性が得られるものである。
向上盲せることか大事な課題であり、演色性を向上させ
るためバルブ内面に形成されるけい光体として3波長発
光けい光体を用いる場合がある。3波長発光けい光体は
、水銀から放射される紫外線をそれぞれ緑、青および赤
の3光色に効率良く変換する3種のけい光体を混ぜ合せ
て形成され、これらの発光スペクトル分布が可視光領域
に広がるので、良好な演色性が得られるものである。
しかしながら、この種の3波長発光けい光体は高価であ
る。よって3波長発光けい光体はできる限り使用量を節
約したいという要求がある。しかし、バルブの内面にけ
い光体被膜を形成する場合、けい光体の膜厚をある程度
厚くしないと、バルブに対する接着強度か確保できず、
剥がれ落ちてしまう不具合がある。したがって、けい光
体被膜の膜厚は所定の厚みか必要である。
る。よって3波長発光けい光体はできる限り使用量を節
約したいという要求がある。しかし、バルブの内面にけ
い光体被膜を形成する場合、けい光体の膜厚をある程度
厚くしないと、バルブに対する接着強度か確保できず、
剥がれ落ちてしまう不具合がある。したがって、けい光
体被膜の膜厚は所定の厚みか必要である。
このため従来、3波長発光けい光体被膜とバルブ内面と
の間に、接着強度を増すための結着剤として機能する比
較的安価な他のけい光体、例えばハロりん酸カルシウム
けい光体の被膜を形成する場合かある。すなわち、けい
光体被膜は、)<)レブ内面に直接接して接着の繋ぎと
して機能する第1のけい光体被膜と、紫外線を効率よく
可視光に変換する3波長発光けい光体よりなる第2のけ
い光体被膜との2層構造に構成される。
の間に、接着強度を増すための結着剤として機能する比
較的安価な他のけい光体、例えばハロりん酸カルシウム
けい光体の被膜を形成する場合かある。すなわち、けい
光体被膜は、)<)レブ内面に直接接して接着の繋ぎと
して機能する第1のけい光体被膜と、紫外線を効率よく
可視光に変換する3波長発光けい光体よりなる第2のけ
い光体被膜との2層構造に構成される。
ところで、このような2層構造のけい光体被膜をバルブ
内面に形成するには、バルブを屈曲成形する前に、以下
の方法で形成されている。
内面に形成するには、バルブを屈曲成形する前に、以下
の方法で形成されている。
すなわち、綺麗に洗った直管形ガラスバルブを、バルブ
軸が垂直となる姿勢で吊り下げ、例えばノ10りん酸カ
ルシウムけい光体の微粉末を溶かした懸濁液をこのバル
ブの上端部から内面に流し、バルブの内面全体に塗布す
る。
軸が垂直となる姿勢で吊り下げ、例えばノ10りん酸カ
ルシウムけい光体の微粉末を溶かした懸濁液をこのバル
ブの上端部から内面に流し、バルブの内面全体に塗布す
る。
この塗布液を乾燥させ、加熱炉などで焼き上げて第1の
けい光体被膜を形成する。
けい光体被膜を形成する。
次に、このバルブを上記と同じ垂直な姿勢で、3波長発
光けい光体の〆微粉末を溶かした懸濁液を上記垂直に吊
り下げられたバルブの上端からこの内面に流し、つまり
上記第1のけい光体被膜の内面に重ねて塗布する。
光けい光体の〆微粉末を溶かした懸濁液を上記垂直に吊
り下げられたバルブの上端からこの内面に流し、つまり
上記第1のけい光体被膜の内面に重ねて塗布する。
このけい光体液を乾燥させ、加熱炉で焼き上げて2層の
けい光体被膜を形成する。
けい光体被膜を形成する。
この後、バルブを曲げ成形するようになっている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、上記のようなけい光体被膜の製造方法は
、バルブの軸方向にそって膜厚の差が著しく大きくなる
欠点がある。
、バルブの軸方向にそって膜厚の差が著しく大きくなる
欠点がある。
すなわち、垂直な姿勢のバルブ内面にけい光体溶液を上
端から流して塗布する場合、垂直姿勢の上端側で膜厚が
薄くなり、下端側では厚くなる。
端から流して塗布する場合、垂直姿勢の上端側で膜厚が
薄くなり、下端側では厚くなる。
第1のけい光体被膜においては、バルブの下端側が上端
側に比べて膜厚が厚くなり、にも拘らず、第2のけい光
体被膜も、バルブの下端側が上端側に比べて膜厚が厚く
なり、したがって、直管形バルブの段階では、1層目、
2層目とも軸方向一端側の膜厚が薄く、他端側か厚くな
る。
側に比べて膜厚が厚くなり、にも拘らず、第2のけい光
体被膜も、バルブの下端側が上端側に比べて膜厚が厚く
なり、したがって、直管形バルブの段階では、1層目、
2層目とも軸方向一端側の膜厚が薄く、他端側か厚くな
る。
このような直管形バルブを、たとえば鞍形やW字形等の
ような複雑な形状に曲げ加工した場合、両端側の屈曲部
ではそれぞれ膜厚の差のため以下の不具合が発生する場
合がある。
ような複雑な形状に曲げ加工した場合、両端側の屈曲部
ではそれぞれ膜厚の差のため以下の不具合が発生する場
合がある。
すなわち、けい光体被膜の膜厚が極端に薄い箇所では剥
がれを生じ、または極端に厚い部分には亀裂が生じて剥
がれることがある。
がれを生じ、または極端に厚い部分には亀裂が生じて剥
がれることがある。
また、けい光体被膜の膜厚差は輝度に差を生じ、1本の
ランプで場所により輝度むらを発生させる。
ランプで場所により輝度むらを発生させる。
さらに、けい光体被膜の膜厚差は、紫外線を可視光に変
換する機能に差を生じ、1本のランプで場所により光色
のばらつきを発生させる。
換する機能に差を生じ、1本のランプで場所により光色
のばらつきを発生させる。
本発明はこのような事情にもとづきなされたもので、バ
ルブ内面に形成される2層の被膜の膜厚差を軽減し、曲
げによる剥がれや、輝度むら、発光色むらを防止するこ
とができる屈曲形けい光ランプの製造方法を提供しよう
とするものである。
ルブ内面に形成される2層の被膜の膜厚差を軽減し、曲
げによる剥がれや、輝度むら、発光色むらを防止するこ
とができる屈曲形けい光ランプの製造方法を提供しよう
とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、バルブを曲げる前の直管形バルブの段階で2
層の被膜を形成するに当り、直管形バルブをほぼ垂直な
姿勢に保持してこの内面に第1の塗付膜の液を塗付し、
この塗付液を乾燥した後、上記直管形バルブを上下反転
してほぼ垂直な姿勢に保ち、この内面に第2のけい光体
塗付膜の液を塗付するようにしたことを特徴とする。
層の被膜を形成するに当り、直管形バルブをほぼ垂直な
姿勢に保持してこの内面に第1の塗付膜の液を塗付し、
この塗付液を乾燥した後、上記直管形バルブを上下反転
してほぼ垂直な姿勢に保ち、この内面に第2のけい光体
塗付膜の液を塗付するようにしたことを特徴とする。
(作用)
本発明の方法によると、直管形バルブを垂直にして第1
の塗付膜の液を塗付し、この塗付液を乾燥した後、上記
直管形バルブを上下反転して第2のけい光体塗付膜の液
を塗付するので、バルブ内面に形成されたこれら2層の
膜厚の和は、バルブの軸方向に沿ってほぼ等しくなる。
の塗付膜の液を塗付し、この塗付液を乾燥した後、上記
直管形バルブを上下反転して第2のけい光体塗付膜の液
を塗付するので、バルブ内面に形成されたこれら2層の
膜厚の和は、バルブの軸方向に沿ってほぼ等しくなる。
(実施例)
以下本発明について、第1図ないし第6図に示す一実施
例にもとづき説明する。
例にもとづき説明する。
第1図は液晶表示装置のバックライトに使用されるW字
形けい光ランプを示し、1はガラスバルブである。
形けい光ランプを示し、1はガラスバルブである。
バルブ1は合計3か所にU字形の屈曲部2 a s2b
、2Cを有し、その内の屈曲部2aは中央屈曲部、2b
と2Cは端部屈曲部である。
、2Cを有し、その内の屈曲部2aは中央屈曲部、2b
と2Cは端部屈曲部である。
バルブ1の端部には図示を省略するがガラスステムか封
着されており、これらステムにはフィラメント電極3.
3が封装されているとともに、排気管4.4が接続され
ている。
着されており、これらステムにはフィラメント電極3.
3が封装されているとともに、排気管4.4が接続され
ている。
バルブ1の内面には、第4図に示すように、2層のけい
光体被膜5および6が積層して形成されている。
光体被膜5および6が積層して形成されている。
バルブ1の内面側の第1のけい光体被膜5は、例えば一
般式3Ca3 (POa )2 ’ Ca (F。
般式3Ca3 (POa )2 ’ Ca (F。
C1):sbて表わされる7%口りん酸カルシウムけい
光体により形成されている。
光体により形成されている。
この第1のけい光体被膜5の内側、すなわち放電空間側
に面して形成された第2のひい光体被膜6は、例えば3
波長発光けい光体により形成されている。
に面して形成された第2のひい光体被膜6は、例えば3
波長発光けい光体により形成されている。
3波長発光けい光体は、例えば450 rv付近にピー
ク波長を有する3 (Ba、Mg)0.8AI203
: E uなどのような青色発光けい光体と、540
■付近に発光ピーク波長を有するLaPO4: Ce、
Tbなどの緑色発光けい光体、および610na付近に
発光ピーク波長を有するY2O3二Euなどのような赤
色発光けい光体の3種を混合して形成されている。
ク波長を有する3 (Ba、Mg)0.8AI203
: E uなどのような青色発光けい光体と、540
■付近に発光ピーク波長を有するLaPO4: Ce、
Tbなどの緑色発光けい光体、および610na付近に
発光ピーク波長を有するY2O3二Euなどのような赤
色発光けい光体の3種を混合して形成されている。
このようなW字形けい光ランプを製造するには以下の方
法を採用する。
法を採用する。
すなわち、第2図に示すように、端部にステムを封着し
ない状態の直管形ガラスバルブ1を綺麗に洗浄し、この
直管形バルブ1を垂直な姿勢となるように吊り下げる。
ない状態の直管形ガラスバルブ1を綺麗に洗浄し、この
直管形バルブ1を垂直な姿勢となるように吊り下げる。
このバルブの内面に第1のけい光体被膜5を形成するけ
い光体の粉末を溶解した懸濁液を、バルブの上端から流
して塗布する。
い光体の粉末を溶解した懸濁液を、バルブの上端から流
して塗布する。
これを乾燥し、加熱炉などで焼成する。
すると、第3図に示すような第1のけい光体被膜5か形
成される。この被膜は、バルブ1の下端側の肉厚t2が
上端側の肉厚t1に比べて大とされる。これはけい光体
液を上から下にフロー塗付したことにより膜厚差を生じ
たものである。
成される。この被膜は、バルブ1の下端側の肉厚t2が
上端側の肉厚t1に比べて大とされる。これはけい光体
液を上から下にフロー塗付したことにより膜厚差を生じ
たものである。
次にバルブを上下反転して再び垂直な姿勢に吊り下げる
。この状態でバルブの内面に、厳密には第1のけい光体
被膜5の内面に、第2のけい光体被膜6を形成するけい
光体の粉末を溶解した懸濁液を、バルブの上端から流し
て塗布する。これを乾燥し、加熱炉などで焼成する。
。この状態でバルブの内面に、厳密には第1のけい光体
被膜5の内面に、第2のけい光体被膜6を形成するけい
光体の粉末を溶解した懸濁液を、バルブの上端から流し
て塗布する。これを乾燥し、加熱炉などで焼成する。
すると、第4図に示すように、上記第1のけい光体被膜
5の内面に第2のけい光体被膜6が積層して形成される
。この被膜も、けい光体液を上から下にフロー塗付した
ことによりバルブ1の下端側の肉厚t、が上端側の肉厚
t4に比べて大となる。
5の内面に第2のけい光体被膜6が積層して形成される
。この被膜も、けい光体液を上から下にフロー塗付した
ことによりバルブ1の下端側の肉厚t、が上端側の肉厚
t4に比べて大となる。
しかし、第1のけい光体被膜5は、バルブ1の一端側が
他端側に比べて膜厚が大きく、第2のけい光体被膜6は
、逆にバルブ1の一端側が他端側に比べて膜厚が小さく
なるので、これら積層された2層のけい光体膜の膜厚の
和Ct++t3)や(t2+t4)はバルブ1の一端側
から他端側に亘りほぼ等しくなる。
他端側に比べて膜厚が大きく、第2のけい光体被膜6は
、逆にバルブ1の一端側が他端側に比べて膜厚が小さく
なるので、これら積層された2層のけい光体膜の膜厚の
和Ct++t3)や(t2+t4)はバルブ1の一端側
から他端側に亘りほぼ等しくなる。
このような直管形バルブ1は、その両端部にマウントが
封着される。マウントは先に説明したステムに電極3お
よび排気管4を取付けたもので、これにより直管形バル
ブ1の第5図に示すように、両端開口部か閉塞される。
封着される。マウントは先に説明したステムに電極3お
よび排気管4を取付けたもので、これにより直管形バル
ブ1の第5図に示すように、両端開口部か閉塞される。
次に、この直管形バルブ1は、中央部を加熱軟化し、二
の軟化部分を第8図に示すようにほぼU字形に屈成形す
る。これにより中央屈曲部2aか形成される。
の軟化部分を第8図に示すようにほぼU字形に屈成形す
る。これにより中央屈曲部2aか形成される。
さらに、このバルブ1は、上記中央屈曲部2aと両端部
の間を加熱軟化し、この軟化部分をそれぞれほぼU字形
に屈成形する。これにより第1図に示すように、端部屈
曲部2b、2Cか形成される。
の間を加熱軟化し、この軟化部分をそれぞれほぼU字形
に屈成形する。これにより第1図に示すように、端部屈
曲部2b、2Cか形成される。
したかって、W字形のバルブが形成され、排気管4から
バルブ内部の空気を排気した後、所定量の水銀およびア
ルゴンガス等の不活性ガスを封入してランプか完成され
る。
バルブ内部の空気を排気した後、所定量の水銀およびア
ルゴンガス等の不活性ガスを封入してランプか完成され
る。
上記の曲げ加工に際し、バルブ1の内面に形成されてい
るけい光体層は、第1のけい光体被膜5と第2のけい光
体被膜6の積層構造であるが、これら積層された2層の
けい光体膜の膜厚の和は、バルブの軸方向に沿ってほぼ
等しくなっており、つまり、(t+ +t3)= (t
2 +t4 )であるから、膜厚差のばらつきが少ない
。
るけい光体層は、第1のけい光体被膜5と第2のけい光
体被膜6の積層構造であるが、これら積層された2層の
けい光体膜の膜厚の和は、バルブの軸方向に沿ってほぼ
等しくなっており、つまり、(t+ +t3)= (t
2 +t4 )であるから、膜厚差のばらつきが少ない
。
このため、端部側に位置する屈曲部2b、2Cにおいて
、内面に形成したけい光体層の膜厚の条件が同等である
から、一方のみに膜厚か極端(こ薄くなって剥がれが生
したり、また極端に膜厚力ぐ厚くなって亀裂が生じるな
どの不具合かなくなる。
、内面に形成したけい光体層の膜厚の条件が同等である
から、一方のみに膜厚か極端(こ薄くなって剥がれが生
したり、また極端に膜厚力ぐ厚くなって亀裂が生じるな
どの不具合かなくなる。
また、けい光体被膜の膜厚差かなくなるので、バルブ1
の軸方向に輝度の差を生じること力・なくなる。
の軸方向に輝度の差を生じること力・なくなる。
さらに、バルブ1の軸方向に沿って、第1の番すい光体
被膜5の膜厚および第2のけ0光体被膜6の膜厚はそれ
ぞれに差はあるか、)1口りん酸カルシウムけい光体に
より形成されている第1のけ(為光体被膜5てあっても
、紫外線を可視光に変換する機能に見劣りするものでは
なく、け0光体層の膜厚差がなくなることから、ランプ
で場所により光色のばらつきも大幅に低減されることに
なる。
被膜5の膜厚および第2のけ0光体被膜6の膜厚はそれ
ぞれに差はあるか、)1口りん酸カルシウムけい光体に
より形成されている第1のけ(為光体被膜5てあっても
、紫外線を可視光に変換する機能に見劣りするものでは
なく、け0光体層の膜厚差がなくなることから、ランプ
で場所により光色のばらつきも大幅に低減されることに
なる。
なお、本発明は第1図に示すW字形のけ0光ランプに制
約されるものではなく、例えば第7図1こ示す鞍形けい
光ランプなどであってもよ0゜第7図に示す鞍形けい光
ランプはバルブ10の中央に形成したU字形の屈曲部1
5からそれぞれ両端部に亘り円弧形状の屈曲部16a、
16bを形成して全体が鞍形状に似ているものである。
約されるものではなく、例えば第7図1こ示す鞍形けい
光ランプなどであってもよ0゜第7図に示す鞍形けい光
ランプはバルブ10の中央に形成したU字形の屈曲部1
5からそれぞれ両端部に亘り円弧形状の屈曲部16a、
16bを形成して全体が鞍形状に似ているものである。
このような形状のランプでも、端部の屈曲部16a、1
6bの内面に形成される被膜の厚さにばらつきかあると
、剥かれや輝度むら、発光色むらを生しるが、本発明を
採用すれば、これらの不具合が解消される。
6bの内面に形成される被膜の厚さにばらつきかあると
、剥かれや輝度むら、発光色むらを生しるが、本発明を
採用すれば、これらの不具合が解消される。
要するに、本発明は中央から端部側に偏った箇所に屈曲
部がある屈曲形けい光ランプに適用して有効である。
部がある屈曲形けい光ランプに適用して有効である。
また、バルブ1の内面に直接触れる第1の層5はけい光
体被膜に限らない。
体被膜に限らない。
すなわち、バルブ1とけい光体被膜の間に、アルミナな
どの透光性酸化被膜を形成したり、酸化チタンと酸化亜
鉛を混ぜてた紫外線吸収被膜を作るなどの構造をもつけ
い光ランプが知られている。
どの透光性酸化被膜を形成したり、酸化チタンと酸化亜
鉛を混ぜてた紫外線吸収被膜を作るなどの構造をもつけ
い光ランプが知られている。
このような第1の被膜が塗付液をフロー塗付にて形成さ
れる場合に本発明を適用することができる。
れる場合に本発明を適用することができる。
[発明の効果コ
以上説明したように本発明によると、直管形)くルブを
垂直にして第1の塗付膜の液を塗付し、この塗付液を乾
燥した後、上記直管形ノくルブを上下反転して第2のけ
い光体塗付膜の液を塗付するので、バルブ内面に形成さ
れたこれら2層の膜厚の和は、バルブの軸方向に沿って
ほぼ等しくなる。
垂直にして第1の塗付膜の液を塗付し、この塗付液を乾
燥した後、上記直管形ノくルブを上下反転して第2のけ
い光体塗付膜の液を塗付するので、バルブ内面に形成さ
れたこれら2層の膜厚の和は、バルブの軸方向に沿って
ほぼ等しくなる。
このため、後でバルブを曲げる場合、曲げの位置による
膜厚の差かないので被膜の剥かれや、輝度むら、発光色
むらを生じることがなくなる。
膜厚の差かないので被膜の剥かれや、輝度むら、発光色
むらを生じることがなくなる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示し、第1図
はW字形けい光ランプの斜視図、第2図は直管形ガラス
バルブの斜視図、第3図および第4図はけい光体の塗付
方法を説明するための断面図、第5図は直管形バルブの
端部に電極を封着した状態の斜視図、第6図は中央屈曲
部を曲げた状態の斜視図、第7図は本発明の他の実施例
を示す鞍形けい光ランプの斜視図である。 ・・・バルブ、 3・・・電極、 ・・・ 朱 のけい光体 被膜、 6・・・第2のけい光体被膜。
はW字形けい光ランプの斜視図、第2図は直管形ガラス
バルブの斜視図、第3図および第4図はけい光体の塗付
方法を説明するための断面図、第5図は直管形バルブの
端部に電極を封着した状態の斜視図、第6図は中央屈曲
部を曲げた状態の斜視図、第7図は本発明の他の実施例
を示す鞍形けい光ランプの斜視図である。 ・・・バルブ、 3・・・電極、 ・・・ 朱 のけい光体 被膜、 6・・・第2のけい光体被膜。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 直管形ガラスバルブの内面にけい光体もしくは透光性酸
化物などからなる第1の塗付膜を形成し、この第1の塗
付膜の内面に他の第2のけい光体塗付膜を形成し、この
後上記バルブを屈曲加工する屈曲形けい光ランプの製造
方法において、 上記直管形バルブをほぼ垂直な姿勢に保持してこの内面
に上記第1の塗付膜の液を塗付し、この塗付液を乾燥し
た後、上記直管形バルブを上下反転してほぼ垂直な姿勢
に保ち、この内面に上記第2のけい光体塗付膜の液を塗
付することを特徴とする屈曲形けい光ランプの製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24257490A JPH04123746A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 屈曲形けい光ランプの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24257490A JPH04123746A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 屈曲形けい光ランプの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04123746A true JPH04123746A (ja) | 1992-04-23 |
Family
ID=17091096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24257490A Pending JPH04123746A (ja) | 1990-09-14 | 1990-09-14 | 屈曲形けい光ランプの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04123746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013093253A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Hitachi Appliances Inc | 蛍光ランプ |
JP2014010929A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Hitachi Appliances Inc | 蛍光ランプ |
-
1990
- 1990-09-14 JP JP24257490A patent/JPH04123746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013093253A (ja) * | 2011-10-27 | 2013-05-16 | Hitachi Appliances Inc | 蛍光ランプ |
JP2014010929A (ja) * | 2012-06-28 | 2014-01-20 | Hitachi Appliances Inc | 蛍光ランプ |
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