JPH04123610U - アンテナの取り付け構造 - Google Patents

アンテナの取り付け構造

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JPH04123610U
JPH04123610U JP3605091U JP3605091U JPH04123610U JP H04123610 U JPH04123610 U JP H04123610U JP 3605091 U JP3605091 U JP 3605091U JP 3605091 U JP3605091 U JP 3605091U JP H04123610 U JPH04123610 U JP H04123610U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
flange
ring
housing
horn
Prior art date
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Pending
Application number
JP3605091U
Other languages
English (en)
Inventor
三男 灘
Original Assignee
沖電気工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 沖電気工業株式会社 filed Critical 沖電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 無線装置等を内蔵した筐体にアンテナフラン
ジを介在させてアンテナのアンテナホーンを固着させて
一体とし、筐体とアンテナフランジ間およびアンテナフ
ランジとアンテナホーン間にそれぞれOリングを配置し
て水密構造としたアンテナの取り付け構造において、ア
ンテナを筐体から取り外したときに、防水用のOリング
が外れて紛失しないようにすることを目的とする。 【構成】 アンテナフランジ20にOリング18を嵌め
る溝9を形成し、その溝9にOリング18を嵌めて筐体
1とアンテナフランジ20間の水密構造を形成し、アン
テナフランジ20のアンテナ側に凹部22を形成し、ア
ンテナホーン13に形成した突部23に設けた溝24に
Oリング18を嵌め、その突部23を上記凹部22に嵌
めることによりアンテナ12とアンテナフランジ20と
の間の水密構造を形成して全体を水密構造としたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、運搬可能な簡易多重無線装置等へのパラボラアンテナ、ホーンアン テナ等のアンテナの取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
簡易多重無線装置のパラボラアンテナの取り付け構造の従来技術を以下に図面 を用いて説明する。 図4は全体側面図、図5は組み立てた状態の要部断面図、図6は正面図、図7 は要部解体斜視図であり、図において、1は簡易多重無線装置の筐体であり、ア ンテナに接続して電波を送受信する導波管2を内蔵し、その導波管2を接続する ための連通孔3およびねじ孔4があけてある。 5はアンテナフランジであり、中央に導波部6があり、その周囲に上記ねじ孔 4に対向する位置に取り付け用ねじ孔7を設け、さらに周囲にはOリング8をは める溝9が形成してある。10はガイドピン穴、11はアンテナを取り付けるね じ孔である。 12はアンテナであり、背面にアンテナホーン13を有し、このアンテナホー ン13に上記導波部6に対向する位置にステップ変換部14およびガイドピン1 5を設け、上記アンテナフランジ5に接続する首細ねじ16が設けてある。17 は防水構造とするための防水膜、18はOリングである。
【0003】 以上のアンテナ12の筐体1への取り付け操作は、まず、アンテナ12のガイ ドピン15をアンテナホーン13のガイドピン穴10に嵌めてステップ変換部1 4をアンテナホーン13の導波部6に合わせ、Oリング18を挟んで首細ねじ1 6をねじ孔11に締め付けることにより両者を一体にする。 このようにしてアンテナ12を取り付けたアンテナホーン13を図5に示す如 く、アンテナフランジ5の導波部6を筐体1の導波管2に合わせ、Oリング8を 溝9に嵌めてねじ19によってねじ孔4とねじ孔7を連結して全一体に構成する 。 従来技術は以上の構成によるが、この構成によると、移動や保管の際に筐体1 からアンテナ12を取り外すが、Oリング18がアンテナフランジ5から外れて 紛失してしまい、再び組み付けたときにOリング18がないままで組み付けて防 水構造とならないことがある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、アンテナを筐体から取り外したときに、Oリング がアンテナフランジから外れて紛失してしまう点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、無線装置等を内蔵した筐体にアンテナフランジを介在させてアンテ ナのアンテナホーンを固着させて一体とし、筐体とアンテナフランジ間およびア ンテナフランジとアンテナホーン間にそれぞれOリングを配置して水密構造とし たアンテナの取り付け構造において、アンテナフランジにOリングを嵌める溝を 形成し、その溝にOリングを嵌めて筐体とアンテナフランジ間の水密構造を形成 し、アンテナフランジのアンテナ側に凹部を形成し、アンテナホーンに形成した 突部に設けた溝にOリングを嵌め、その突部を上記凹部に嵌めることによりアン テナとアンテナフランジとの間の水密構造を形成して全体を水密構造としたこと を特徴とする。
【0006】
【作用】
以上の構成によると、各Oリングを溝に嵌める構造としてあるために、搬送や 保管に際してアンテナを筐体から取り外しても各Oリングが独立することなくア ンテナやアンテナフランジと一体となっているために紛失することがなくなり、 再び組み立てたときに確実にOリングが装着された状態が得られて水密構造を確 保することができることになる。
【0007】
【実施例】 以下に本考案の一実施例を図面を用いて説明する。 なお以下の説明で上記従来技術と同様の部位については同じ符号を用いて説明 する。 図1は組み立てた状態の要部断面図、図2は正面図、図3は要部解体斜視図で あり、図において、1は簡易多重無線装置の筐体であり、アンテナに電波を送受 信する導波管2を内蔵し、その導波管2を接続するための連通孔3およびねじ孔 4があけてある。 20はアンテナフランジであり、中程を筐体1側に向けて突出させて突部21 を形成し、反対側のアンテナ取り付け側は凹部22となっている。その中央には 導波部6があり、その周囲に上記ねじ孔4に対向する位置に取り付け用ねじ孔7 を設け、さらに周囲にはOリング18をはめる溝9が形成してある。10はガイ ドピン穴、11はアンテナを取り付けるねじ孔である。 12はアンテナであり、背面に導波管2よりの電波を送信・受信するためのア ンテナホーン13を有し、このアンテナホーン13の中程に筐体1側に向けて突 出させた突部23を有し、その周囲にOリング18を嵌める溝24が形成してあ る。中央には上記導波部6に対向する位置にステップ変換部14およびガイドピ ン15を設け、上記アンテナフランジ5に接続する首細ねじ16が設けてある。 17は防水構造とするための防水膜である。
【0008】 以上のアンテナ12の筐体1への取り付けは、まず、アンテナホーン13の突 部23の溝24にOリング18を嵌めて一体にし、このアンテナホーン13の突 部23をアンテナフランジ20の凹部22に嵌め、ガイドピン15をアンテナホ ーン13のガイドピン穴10に嵌めてステップ変換部14をアンテナホーン13 の導波部6に合わせ、首細ねじ16をねじ孔11に締め付けることにより両者を 一体にする。 このようにしてアンテナ12を取り付けたアンテナホーン13を図1に示す如 く、突部21を筐体1の連通孔3に嵌め、アンテナフランジ20の導波部6を筐 体1の導波管2に合わせ、Oリング8を溝9に嵌めてねじ19によってねじ孔4 とねじ孔7を連結して全一体に構成する。
【0009】
【考案の効果】
以上詳細に説明した本考案によると、簡易多重無線装置等の筐体にアンテナを 取り付けるに際して、筐体とアンテナとの間に介在させるアンテナフランジにO リングを嵌める溝を形成し、その溝にOリングを嵌めてアンテナフランジを筐体 に取り付けて両者間の水密構造を形成し、アンテナフランジのアンテナ側に凹部 を形成し、アンテナのアンテナホーンに形成した突部に設けた溝にOリングを嵌 め、その突部を上記凹部に嵌めることによりアンテナとアンテナフランジとの間 の水密構造を形成して全体を水密構造とすることができ、しかも各Oリングを溝 に嵌める構造としてあるために、搬送や保管に際してアンテナを筐体から取り外 しても各Oリングが独立することなくアンテナやアンテナフランジと一体となっ ているために紛失することがなく、再び組み立てたときに確実にOリングが装着 されて水密構造を構成することができる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す組み立てた状態の要部断面図であ
る。
【図2】正面図である。
【図3】要部解体斜視図である。
【図4】全体側面図である。
【図5】従来例を示す組み立てた状態の要部断面図であ
る。
【図6】正面図である。
【図7】要部解体斜視図である。
【符号の説明】
1 筐体 12 アンテナ 13 アンテナホーン 20 アンテナフランジ 21 突部 22 凹部 23 突部 24 溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線装置等を内蔵した筐体にアンテナフ
    ランジを介在させてアンテナのアンテナホーンを固着さ
    せて一体とし、筐体とアンテナフランジ間およびアンテ
    ナフランジとアンテナホーン間にそれぞれOリングを配
    置して水密構造としたアンテナの取り付け構造におい
    て、アンテナフランジにOリングを嵌める溝を形成し、
    その溝にOリングを嵌めて筐体とアンテナフランジ間の
    水密構造を形成し、アンテナフランジのアンテナ側に凹
    部を形成し、アンテナホーンに形成した突部に設けた溝
    にOリングを嵌め、その突部を上記凹部に嵌めることに
    よりアンテナとアンテナフランジとの間の水密構造を形
    成して全体を水密構造としたことを特徴とするアンテナ
    の取り付け構造。
JP3605091U 1991-04-22 1991-04-22 アンテナの取り付け構造 Pending JPH04123610U (ja)

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JP3605091U JPH04123610U (ja) 1991-04-22 1991-04-22 アンテナの取り付け構造

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JPH04123610U true JPH04123610U (ja) 1992-11-10

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ID=31918083

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125272A1 (ja) * 2012-02-21 2013-08-29 日本電気株式会社 アンテナ装置と無線通信装置の接続構造
CN105514557A (zh) * 2014-10-14 2016-04-20 射频元件公司 天线波导快速连接耦合器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013125272A1 (ja) * 2012-02-21 2013-08-29 日本電気株式会社 アンテナ装置と無線通信装置の接続構造
CN104137326A (zh) * 2012-02-21 2014-11-05 日本电气株式会社 在天线装置和无线电通信装置之间的连接结构
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