JPH04123265U - 気相成長装置のウエーハ載置台 - Google Patents

気相成長装置のウエーハ載置台

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Publication number
JPH04123265U
JPH04123265U JP3395491U JP3395491U JPH04123265U JP H04123265 U JPH04123265 U JP H04123265U JP 3395491 U JP3395491 U JP 3395491U JP 3395491 U JP3395491 U JP 3395491U JP H04123265 U JPH04123265 U JP H04123265U
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JP
Japan
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wafer
vapor phase
phase growth
mounting table
wafer mounting
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Pending
Application number
JP3395491U
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English (en)
Inventor
峰夫 奥山
泰男 細川
豊 斉藤
Original Assignee
昭和電工株式会社
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Publication date
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Priority to JP3395491U priority Critical patent/JPH04123265U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転型気相成長装置において、高速回転
時にウェーハが脱落するのを防止する。 【構成】 複数のウェーハホルダー部を有する円盤上
に、ウェーハより若干小さな直径を有する窓を備えた上
蓋をかぶせ、ウェーハの飛出しを防止するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は気相成長装置内のウェーハ載置台に係り特に高速回転時にウェーハ落 下を防止するのに適切なウェーハ載置台の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
III −V族化合物半導体のエピタキシャル成長層は、発光ダイオード、レーザ ーダイオードなどの光デバイスや、FETなどの高速デバイス用として広く応用 されている。このようなエピタキシャルウェーハは数十オングストローム〜数十 ミクロンメーターの半導体薄膜を積み重ねた微細構造が要求されている。
【0003】 これらの薄膜エピタキシャル成長法の一手段として、有機金属気相成長法(M OCVD法)が知られている。MOCVDは装置が比較的安価で、一度に多数の 基板を処理するために、回転体上に複数の基板を配置することにより量産技術と して期待されている。 気相成長装置では膜厚、組成、電気特性のウェーハ面内均一性の向上を計るた めに、ウェーハを回転させながら成長を行なう。この回転を300rpm 以上30 00rpm 以下の回転数で成長を行なうことは、特に均一性には有効である。 しかし、従来のウェーハ載置台ではその表面に溝を掘り、その溝にウェーハを 置くだけであったので、高速回転時にはウェーハが落下することがあった。そこ で落下防止のため以下のような対策が取られている。 (1)溝の切り方を図4に示すように逆メサ形にし、ウェーハが引っかかるよ うにする。 (2)押えのためのツメを取り付ける。 (3)In或はGaメタルボールにより接着する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
高速回転型気相成長装置で300〜3000rpm で回転させて成長を行なう場 合、ウェーハを載置台のくぼみに置くだけであると、ウェーハ載置台のくぼみ底 の汚れによるウェーハの浮き上りが起こったり、成長によるウェーハの反りが発 生する等の要因によりウェーハが載置台より落下したり、ウェーハが動いて均一 な成長膜が得られない等の欠点がある。本考案は上記課題を解消し、ウェーハを 固定し、かつ、成長の均一性のために重要である原料ガスの流れを極力乱さない ウェーハ載置台の構造にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案では複数の円環状くぼみを設けた円盤と、該円盤を覆いかつ円環状くぼ みと同一の中心を有し、円環状くぼみの直径よりも若干小さい直径を有する窓を 備えた上蓋とから成り、該くぼみと窓との中心が一致するように円盤と上蓋をピ ンにより位置決めする構造を採用した。以下図面を用いて本考案を説明する。
【0006】 図1は本考案のウェーハ載置台であって、(a)は平面図、(b)は円環状く ぼみ2の中心を通る断面図を示す。円盤1上には基板ホールダー用の円環状のく ぼみ2が複数個設けられている。円環状くぼみ2の直径R1 は処理すべきウェー ハ(表示省略)の直径より若干大きくし、深さはほゞウェーハの厚さであれば良 い。図1(b)ではウェーハの厚さよりやゝ深くし、上蓋3をかぶせたときにウ ェーハに接触しないようにした場合の例を示す。図2ではくぼみ2の深さをウェ ーハの厚さより薄くし、上蓋3にもくぼみをつけてウェーハとの接触を避けるよ うにしたものである。
【0007】 次に円盤1上に上蓋3をかぶせる。上蓋3は円盤1の中心Oと同一の中心を有 し、外周部にリブ5を設けて高速回転させた際の遠心力を吸収するようにしてあ る。更に上蓋5には円盤1上の環状くぼみ2の中心(たとえばO1 〜O3 )と同 じ中心を有する複数個の窓4を設けてある。窓4の直径R2 はウェーハの直径R より小さく円環状くぼみ2の直径R1 よりも若干小さくして、高速回転時にウェ ーハが飛び出さないようにする。R2 はウェーハ直径Rよりも2mm程度小さくす ると良い。
【0008】 円盤1と上蓋3とはそれぞれ複数個あるくぼみ2と窓4とが一致するよう、ぴ ん6を用いて位置決めする。位置決めの方法は図3に示すとおり、円盤と上蓋に 同軸の孔7及び8を設け、これにピン6を挿入する。図1に示すようにピン6は 複数個設けると良い。
【0009】
【作用】
本考案は高速回転型気相成長装置のウェーハ載置台において、ウェーハホルダ ー上に上蓋を載置し、上蓋に設けた窓の大きさをウェーハ直径より小さくして、 この上蓋によりウェーハの飛び出しを押えるようにしたものである。
【0010】
【考案の効果】
ウェーハを、機械的におさえることにより、成長中のウェーハの反り或はウェ ーハ載置部の汚れ等によるウェーハの落下がなくなった。また、成長時の原料ガ スの流れの擾乱を最小におさえることができるようになり、より均一な成膜が可 能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を説明するための図で、(a)は平面
図、(b)はX−X′部の断面図である。
【図2】本考案の他の実施態様を示す図である。
【図3】本考案のピン構造を示す図である。
【図4】従来のウェーハ載置台を説明する図である。
【符号の説明】
1 円盤 2 円環状くぼみ 3 上蓋 4 窓 5 リブ 6 ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高速回転型気相成長装置において、基板
    保持用の複数の円環状のくぼみを設けた高速水平回転す
    る円盤と、該円盤を同心状に覆い、かつ該円環状くぼみ
    と同一の中心を有し、該くぼみの直径よりもやゝ小さい
    直径を有する窓を具備した上蓋とから成り、該環状くぼ
    みの中心と該窓の中心が一致するようピンに依り位置決
    めすることを特徴とする気相成長装置のウェーハ載置
    台。
JP3395491U 1991-04-15 1991-04-15 気相成長装置のウエーハ載置台 Pending JPH04123265U (ja)

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JPH04123265U true JPH04123265U (ja) 1992-11-06

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ID=31916493

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JP3395491U Pending JPH04123265U (ja) 1991-04-15 1991-04-15 気相成長装置のウエーハ載置台

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501541A (ja) * 2008-08-29 2012-01-19 ビーコ・インストゥルメンツ・インコーポレイテッド 一様でない熱抵抗を有するウエハキャリア

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012501541A (ja) * 2008-08-29 2012-01-19 ビーコ・インストゥルメンツ・インコーポレイテッド 一様でない熱抵抗を有するウエハキャリア

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