JPH04123134U - 引出し装置 - Google Patents

引出し装置

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JPH04123134U
JPH04123134U JP1991391U JP1991391U JPH04123134U JP H04123134 U JPH04123134 U JP H04123134U JP 1991391 U JP1991391 U JP 1991391U JP 1991391 U JP1991391 U JP 1991391U JP H04123134 U JPH04123134 U JP H04123134U
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裕子 鷹野
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松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 収納家具等の引出し挿入部に引出し本体と該
引出し本体の上面開口に配設してあるトレー本体とを出
し入れ可能とし、引出し本体とトレー本体を昇降部材で
連結してあるので、引出し本体とトレー本体の両方に収
納することができる。 【構成】 収納家具1の引出し挿入部1bに、引出し本
体2と該引出し本体2の上面開口に配設してあるトレー
本体3とを出し入れ可能とし、引出し本体2とトレー本
体3を昇降部材4で連結し、前記引出し本体2に設けて
ある前板2aの上端縁を引出し本体2の上面開口のトレ
ー本体3より上方に位置している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として台所や居間等の収納家具に設置して使用される引出し装置 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来からこの種の引出し装置としては、図4及び図5に示すように、引出し本 体(イ)の開口部(ロ)の両側板(ハ),(ハ)の上端面と背板(ト)の上端面 に、該開口部(ロ)の平面形状よりやや小さな平面形状の箱体(チ)の上端部の 全周に鍔部(リ)を形成したトレー本体(ヌ)の三方の鍔部(リ)を載設して、 トレー本体(ヌ)に小物を収納したり、トレー本体(ヌ)を外して引出し本体( イ)に小物を収納したりして使用することが汎く知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の技術にあっては、引出し本体(イ)の両側 板(ハ),(ハ)の上端面と背板(ト)の上端面に、引出し用トレー(ヌ)の箱 体(チ)の上端部の鍔部(リ)が当接するようにして、引出し(イ)に引出し用 トレー(ヌ)を載設してあるので、収納スペースがほとんど増加しないという問 題があった。
【0004】 本考案は、従来に係る上記の問題を解決するために考案されたものである。す なわち、その課題は、収納スペースが増加できる引出し装置を提供することであ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の引出し装置は、上述した問題を解決するものであり、収納家具等の引 出し挿入部に、引出し本体と該引出し本体の上面開口に配設してあるトレー本体 とを出し入れ可能とし、引出し本体とトレー本体を昇降部材で連結し、前記引出 し本体に設けてある前板の上端縁をトレー本体の上端部と一致または上方に位置 して成るものである。
【0006】
【作用】
本考案の引出し装置は、上記した構成をしており、引出し本体の上面開口にト レー本体を配設して、該引出し本体とトレー本体とを収納家具等の引出し挿入部 に出し入れ可能とし、引出し本体とトレー本体とを引出してトレー本体に収納物 を出し入れしたり、引出し本体とトレー本体を連結している昇降部材でトレー本 体を上昇して引出し本体やトレー本体に収納物を出し入れしたりし、トレー本体 を降下して引出し本体の上面開口に配設して引出し本体の前板の上端縁を引出し 本体の上面開口に配設してあるトレー本体の上端部と一致または上方に位置させ 、引出し本体とトレー本体とを収納家具等の引出し挿入部に挿入するのである。
【0007】
【実施例】
以下、本考案を図面に示した実施例に基づいて詳細に説明する。
【0008】 図1乃至図3に示す引出し装置は本考案の一実施例であり、収納家具1の天板 1aの下方に設けてある前面開口の引出し挿入部1bに、引出し本体2と該引出 し本体2の上面開口に配設してあるトレー本体3とを出し入れ可能とし、引出し 本体2とトレー本体3を昇降部材4で連結し、前記引出し本体2に設けてある前 板2aの上端縁を引出し本体2の上面開口に配設してあるトレー本体3の天蓋5 より上方に位置して成るものである。
【0009】 収納家具1は天板1a、収納家具本体1c、及び台輪1dとから構成されてお り、床面に台輪1dが載設され、該台輪1dに収納家具本体1cが載設され、該 収納家具本体1cに天板1aが載設されている。そして、台所の壁面6に収納家 具1の背面を当接して収納家具1が設置されている。尚、収納家具本体1cの前 面には、前面を開口した引出し挿入部1bが形成されている。
【0010】 又、箱状をした木質合板製の収納家具本体1cの前面の上部に形成してある引 出し挿入部1bには、引出し本体2と該引出し本体2の上面開口に載設してある トレー本体3とを出し入れ可能に挿着してあり、収納家具本体1cの上面の全面 には、平板状の長尺な木質合板製の天板1aが載設されており、収納家具本体1 cの背面と天板1aの壁面6側の側端部とを一致させた状態で、該天板1aの前 方側の側端部が収納家具本体1cの前面位置より前方に突出するような幅寸法に 作成されており、同天板1aの壁面6側の側端部には、水切り突片1eが上方に 向かって突出している。
【0011】 収納家具1の収納家具本体1cの引出し挿入部1bの前面開口の大きさは、引 出し本体2の上面開口にトレー本体3を載設した状態で引出し本体2とトレー本 体3の両方が挿入できる大きさとなっており、引出し挿入部1bの前面開口の高 さ寸法は引出し本体2の前板2aの高さ寸法よりやや小さくなっている。そして 、引出し本体2と該引出し本体2の上面開口に載設してあるトレー本体3とを引 出し挿入部1b内に引出し本体2の前板2aを除き挿入できるようになっている 。尚、引出し挿入部1bから引出し本体2を引出した際には、引出し本体2の背 板2c側の奥側の一部が引出し挿入部1bの前面開口側に位置した状態で、引出 し本体2が係止されるようになっている。しかも、引出し本体2を前方に向かっ て停止するまで引出してから、トレー本体3を上昇させると、該トレー本体3に 載設してある天蓋5の上面が収納家具1の天板1aの上面と面一になるように設 定されている。
【0012】 又、引出し本体2は、上面開口の箱状をした木質合板製のものであって、該引 出し本体2の前板2aの上端縁が上方に向かって突出しており、該前板2aの突 出寸法は、側板2bの高さ寸法と略同一となっている。尚、側板2bの高さ寸法 は、背板2cの高さ寸法と同一となっており、該側板2bの上端面と背板2cの 上端面とは面一になっている。そして、該引出し本体2の対向する両側板2b, 2bの上端面に、上面を開口してある箱状のトレー本体3の底面の両側縁が接触 するようにして、トレー本体3が引出し本体2に載設されている。尚、トレー本 体3が引出し本体2に載設された状態で、該トレー本体3の前側の立ち上がり片 3aの外面が引出し本体2の両側板2b,2bの上端面より上方の前板2aの内 面と接触するようになっている。
【0013】 尚、トレー本体3は上面を開口した箱状をしたものであって、合成樹脂や木質 合板等からできており、該トレー本体3の上面開口には、平板状の硬質な合成樹 脂製の天蓋5が載設されている。又、トレー本体3の両側端の対向する立ち上が り片3b,3b間の幅寸法は、引出し本体2の対向する両側板2b,2b間の幅 寸法と略同一となっており、トレー本体3の前側の立ち上がり片3aと該立ち上 がり片3aと対向する奥側の立ち上がり片3cとの奥行き寸法は、引出し本体2 の前板2aと背板2cとの奥行き寸法より小さくなっている。尚、トレー本体3 の高さ寸法は、引出し本体2の側板2bの高さ寸法よりやや低くなっており、ト レー本体3が引出し本体2の両側板2b,2bの上端面に載設された状態で、ト レー本体3の天蓋5は引出し本体2の前板2aの上端縁よりも低い位置になるよ うになっている。
【0014】 又、引出し本体2の両側板2b,2bとトレー本体3の両側端の対向する立ち 上がり片3b,3bとが屈伸自在な金属製の昇降部材4,4,・・・で連結され ている。そして、昇降部材4を伸長してトレー本体3を上方へ向かって上昇させ た場合には、該トレー本体3の上面が収納家具1の天板1aの上面と面一になり 、トレー本体3の奥側の立ち上がり片3cが天板1aの前端面と当接するように なっている。このとき、引出し本体2内の収納物の出し入れは、引出し本体2と トレー本体3との隙間から容易に出来るようになっている。又、昇降部材4でも って上昇したトレー本体3を保持し、作業台としても使用できるようになってい る。
【0015】 このような引出し装置を使用する際には、先ず、収納家具1の引出し挿入部1 bに挿入してある引出し本体2と該引出し本体2の上面開口に載設してあるトレ ー本体3とを、引出し本体2の前板2aを手前に引いて引出す。次に、天蓋5を 外してからトレー本体3に収納したりトレー本体3から取り出したり、トレー本 体3を上昇させて引出し本体2内に収納したり引出し本体2内から取り出したり 、又は上昇させたトレー本体3に載設している天蓋5を外してからトレー本体3 に収納したりトレー本体3から取り出したり、もしくは上昇させたトレー本体3 に載設している天蓋5の上面を作業台として使用したりするものである。
【0016】 尚、上記実施例においては、トレー本体3を上昇させて、天蓋5の上面と収納 家具1の天板1aの上面とを面一にできるので、天蓋5の上面を収納家具1の天 板1aと同様に作業スペースとして使用することが出来るという効果がある。
【0017】 又、上記実施例においては、トレー本体3に天蓋5を載設したが、天蓋5はあ っても良いし、なくても良い。
【0018】 尚、上記実施例においては、昇降部材4を伸長してトレー本体3を上昇させ、 該トレー本体3の上面が収納家具1の天板1aの上面と面一になるようにしたが 、昇降部材4を伸長してトレー本体3を天板1aより高い位置や低い位置等に設 定しても良いし、昇降部材4を伸長してトレー本体3を任意の高さに保持できる ようにしても良い。
【0019】 又、上記実施例においては、引出し本体2に設けてある前板2aの上端縁を引 出し本体2の上面開口に載設してあるトレー本体3の天蓋5より上方に位置する ようにしたが、前板2aの上端縁をトレー本体3の天蓋5の上面と一致するよう にしても良いし、前板2aの上端縁を天蓋5が設けられていない上面開口のトレ ー本体3の上端部と一致するようにしても良い。
【0020】
【考案の効果】
本考案の引出し装置は、上記したような構成をしており、収納家具等の引出し 挿入部に、引出し本体と該引出し本体の上面開口に配設してあるトレー本体とを 出し入れ可能とし、引出し本体とトレー本体を昇降部材で連結し、前記引出し本 体に設けてある前板の上端縁をトレー本体の上端部と一致または上方に位置して いるので、引出し本体とトレー本体とを引出し挿入部にコンパクトにトレー本体 が見えないように収納出来るし、トレー本体に余分に収納することが出来、トレ ー本体を昇降部材で上昇させトレー本体からの出し入れが容易に出来るという効 果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の引出し装置の側面図である。
【図2】本考案の引出し装置のトレー本体を上昇させた
状態を示す斜視図である。
【図3】本考案の引出し装置のトレー本体を引出し本体
に載設した状態を示す斜視図である。
【図4】従来例の引出し装置の斜視図である。
【図5】従来例の引出し装置の断面図である。
【符号の説明】
1 収納家具 1b 引出し挿入部 2 引出し本体 2a 前板 3 トレー本体 4 昇降部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納家具等の引出し挿入部に、引出し本
    体と該引出し本体の上面開口に配設してあるトレー本体
    とを出し入れ可能とし、引出し本体とトレー本体を昇降
    部材で連結し、前記引出し本体に設けてある前板の上端
    縁をトレー本体の上端部と一致または上方に位置して成
    る引出し装置。
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