JPH0412311A - 撮像光学系 - Google Patents

撮像光学系

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JPH0412311A
JPH0412311A JP2115107A JP11510790A JPH0412311A JP H0412311 A JPH0412311 A JP H0412311A JP 2115107 A JP2115107 A JP 2115107A JP 11510790 A JP11510790 A JP 11510790A JP H0412311 A JPH0412311 A JP H0412311A
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mtf
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テレビジョンカメラ、電子スチルカメラ、電
子内視鏡等に用いられる撮像光学系に関するものである
[従来の技術] テレビジョンカメラ、電子スチルカメラ、電子内視鏡な
どのように、固体撮像素子や撮像管を用いてカラー画像
を得るようにした光学装置においては、固体撮像素子の
画素配列や固体撮像素子。
撮像管の前に設けられた色符号化フィルタのピッチによ
り定まるサンプリング周波数と、これらの受光面上に形
成される物体像の空間周波数成分との干渉により、モア
レ、エリアジング等と呼ばれる偽信号が発生し、画質劣
化の大きな要因となっている。斯かる偽信号を除去する
ため、従来から撮像素子の受光面上に物体像を形成する
撮像光学系中に、水晶等の複屈折板から成る光学的ロー
パスフイルターを設けることが行なわれている(例えば
特公昭51−14033号公報参照)。
ところが、従来の光学的ローパスフィルターは、特定の
空間周波数に大きな空間周波数を持つ物体を撮像する場
合には物体の結像条件が変化すると偽信号の除去が不充
分になるかあるいは全く出来なくなり、著しい画質の劣
化を生ずるという問題があった。このような現象は、フ
ァイバースコープの接眼部にテレビジョンカメラを取付
けて撮像を行なう場合などに顕著に生ずるので、この例
について詳しく説明する。
第20図はファイバースコープの接眼部にテレビジョン
カメラを取付けた状態を模式的に描いたもので、イメー
ジガイドファイバー束lと接眼レンズ2とを内蔵したフ
ァイバースコープ3の接眼部に、撮影レンズ4.複屈折
板から成る光学的ローパスフィルター5.CCD撮像素
子6を内蔵したテレビジョンカメラ7が取付けられてお
りイメージガイドファイバー束lの射出端面に形成され
た物体像を接眼レンズ2.撮影レンズ4により光学的ロ
ーパスフィルター5を介してCCD撮像素子6の受光面
上に再結像させることにより、撮像な行なうようになっ
ている。周知のように、イメージガイドファイバー束は
多数の光学ファイバーをいわゆる六方稠密に束ねたもの
で、その射出端面を拡大すると、第21図に示すように
規則的に配列された各ファイバーのコア一部8のみが明
るく光るようなものである。したがって、射出端面に形
成された像はこのコア一部8の光斑配列が物体の明るさ
分布で変調されたものと考えることができ、この物体像
の空間周波数スペクトルはコア一部の配列によって定ま
る基本周波数に大きなスペクトル成分を有するものであ
る。この基本周波数とCCD撮像素子6のサンプリング
周波数との干渉により偽信号が発生するが、一つのテレ
ビジョンカメラに種々のファイバースコープを取り付け
て撮影を行なう、と偽信号の除去が不充分になる。
第22図、第23図は、これを説明するためのもので、
内視鏡(ファイバースコープ)の接眼部にテレビカメラ
を取付けた際に形成される撮像光学系の構成を示す図で
ある。図中1はファイバースコープのイメージガイドフ
ァイバー束、2は接眼レンズ、14.14°は接眼レン
ズの射出瞳、4はテレビカメラの撮影レンズ、6は撮像
素子で、イメージガイドlの射出端面に現われる物体像
を接眼レンズ2と撮影レンズ4とからなる撮像光学系に
より撮像素子6上に結像させるようになっている。ファ
イバースコープにおいては、イメージガイドファイバー
束1の各ファイバーから射出光のNAは一定であるので
、接眼レンズ4と射出瞳14.14°の大きさにより撮
像光学系のFナンバーが決定される。
又ファイバースコープは、用途に応じて太いものから細
いものまで種々雑多であり、各ファイバースコープ毎に
使用されるイメージガイドファイバー束の太さもまちま
ちである。しかし接眼レンズを覗いた時に見える視野の
大きさは、大体同じである方が見易いために、細いイメ
ージガイドファイバー束のファイバースコープの接眼レ
ンズは高倍率、太いイメージガイドファイバー束のファ
イバースコープの接眼レンズは低倍率であって、接眼レ
ンズの倍率もまちまちである。この時見える像の明るさ
を揃えるためには、各ファイバーから射出する光のNA
が一定であることから第23図(A)に示すように接眼
レンズの倍率が低い(焦点距離が長い)場合は瞳14を
太き(し、又第23図(Bl に示すように接眼レンズ
の倍率が高い場合には瞳14°を小さくすることになる
。そのため撮影レンズ4の側から見ると、接眼レンズの
倍率が低い場合はFナンバーが小さ(、高い場合にはF
ナンバーが大きいことになる。
今、仮りにイメージガイドを構成する各ファイバーの太
さが同じで、その配列ピッチがP、接眼レンズ2が低倍
率の場合の接眼レンズ2と撮影レンズ4との合成の倍率
がβい高い倍率の場合の接眼レンズ2と撮影レンズ4と
の合成の倍率がβ、であるとすると、接眼レンズが低倍
率の場合は、イメージガイドファイバー束の各ファイバ
ーによる網目状のパターンが撮像素子の受光面上に周波
数17 (P・β、)で細かく投影され、高倍率の場合
には1/ (P・β、)で粗く投影される。したがって
低倍率の接眼レンズを備えた内視鏡により撮像する場合
、つまりFナンバーが小さい場合には、物体像の基本周
波数は高くなり、高倍率の接眼レンズを備えた内視鏡に
より撮像する場合、つまりFナンバが大きい場合は物体
像の基本周波数が低くなる。
[発明が解決しようとする課題] 光学的ローパスフィルタは特定の空間周波数より高周波
側において物体の解像度を低下させることにより、物体
像の空間周波数成分と撮像素子のサンプリング周波数と
の干渉を防ぐものであるが、MTFを縦軸、空間周波数
を横軸にとって光学的ローパスフィルタの周波数特性を
示すとき、第25図の実線で示すようにFナンバーが小
さい時に基本周波数1/(P・βL)でMTFが零にな
るように光学的ローパスフィルタを構成すると、Fナン
バーが小さい時には充分な偽信号除去効果があるが、F
ナンバーが大きい時の基本周波数1/ (P・βL)に
対してはMTFが大きな値を有するため解像度が充分低
下せず、偽信号を除去することができない。一方、Fナ
ンバーが大きい時に偽信号が除去されるように周波数1
/ (P・βll)でMTFが零になるように構成する
と、Fナンバーが小さい時には1/(P・βL)以下の
周波数ではMTFが大きな値を有する方が望ましいにも
拘らず、l/ (P・β□)の周波数でMTFが零にな
ってしまうため、必要以上に解像度が低下し過ぎ、画質
を損ねてしまうことになる。
このように、従来の光学的ローパスフィルターを用いた
撮像光学系では、特定の空間周波数に大きなスペクトル
成分を有する物体の撮像を行なう場合に、偽信号の除去
に関して種々の問題を有している。
本発明は、これらの諸問題に鑑みなされたもので種々の
状況において常に良好な偽信号除去効果の得られる撮像
光学系を提供することを目的とするものである。
[課題、を解決するための手段] 本発明は、開口絞りと撮像レンズとを備えた撮像光学系
において、開口絞りの開口の大きさの変動の範囲内で開
口の大きさが小さくなるにつれて空間周波数レスポンス
が低下するような撮像レンズを備えたことを特徴とする
ものである。
このような特性は、開口絞りの開口の大きさが小さくな
るほど錯乱円の大きさが大きくなるように撮影レンズの
球面収差の補正状態を調節することにより実現出来る。
このような特性を持った球面収差は、撮影レンズに非球
面を導入して高次の収差を意識的に発生させることによ
って実現できる。
以下本発明の撮像光学系について詳細に説明する。
既に述べたようにファイバースコープの、接眼部に取付
けられ、その射出瞳を明るさ絞りとしてイメージガイド
の射出端面の像を撮像する撮像光学系においては、イメ
ージガイドのファイバーの配列の周波数(すなわち物体
の空間周波数)と撮像光学系の明るさ絞りの径との間に
は第24図に示すような関係がある。図中(A)は第2
3図(Al、(B)は第23図(B+の場合を夫々示し
ている。
このような撮像光学系において、物体像と固体撮像素子
等の撮像手段との間の干渉によるモアレ縞を効果的に除
去するためには、第25図に実線で示すように、瞳径が
小さい場合は、カットオ)周波数を低くし、瞳径が大き
い場合には、図中に破線で示すようにカットオフ周波数
を高くすれば、種々のファイバースコープに応じてNT
Fが変化し、常に良好な偽信号除去効果が得られること
になる。
次に上記のような空間周波数レスポンスを示す撮像レン
ズの結像性能について説明する。
第12図は撮像レンズ系の像面における像点の結像の様
子を示す図であって縦軸を開口の大きさ横軸を光軸に垂
直な平面内における距離として結像状態を横収差で表わ
したものである。又ΔAは開口の変化する範囲を示しで
ある。
開口を小さくするとMTFのカットオフ周波数が下り、
開口を大にするとMTFのカットオフ周波数が上がるよ
うにするためには、開口の変化する範囲△Aでの錯乱円
径、が、開口の変化する範囲での開口が最小の時の錯乱
円径φ□、。より小である必要がある。つまり下記式(
1)の関係を有する。
φ・・・〉φA(1) その場合錯乱円径は第13図(A) 、 (Bl 、 
fclのようになる。これらの図は、縦軸を点像の強度
(最大値を1に規格化しである)横軸を光軸に垂直な面
内の距離として結像スポットの形状を示したもので、(
Alは絞りの開口が最小の場合、(C)は最大の場合、
fBlはその中間の開口状態に関するものである。第1
2図から明らかなように、この撮像レンズ系では、最小
開口値までは横収差が一定であるからスポット形状も(
Alに示すように横収差値φffl i nを直径とす
る円柱形となる。開口の大きさが最小値より大きくなる
と横収差φ。に対応する光束が増加するためスポットは
fBl に示すように直径DAの成分が中心に突出した
形状になり、それに応して錯乱円の直径もll5m i
 nよりも小さくなって行く。更に開口の大きさが最大
になると横収差φヶに対応する光束が最も多くなるので
、スポットの形状はTC)に示すように直径ψ、で突出
部分が高くなり、錯乱円の直径も更に小さくなってφヶ
に近い値をとるようになる。
現実には、横収差がある開口の大きさの範囲内で完全に
一定値をもつことはなかなか実現し難いと考えられるの
で、スポットの結像状態も第13図に示すような段のつ
いた形ではなく連続的に外径が変化して行(ものになる
が概念的には以上のような考察で充分その特性を表現す
ることができるのである。
次に以上のような結像特性を空間周波数の角度から検討
するがここでは、ジェー・グツドマン(J−Goodm
an)著「イントロダクション トウ フリニオブティ
クス(Introdaction to Fourie
rOptics) Jで定義されている特殊関数を用い
て考察を進めることにする。
第13図は、2次元的にみれば高さ1、直径φ、、、I
nの円筒形状であるが、この形状を表わす関数をシリン
ダー関数cyl (x)と呼び、以下のように定義する
。即ち2次元極座標を用いることにし、原点からの距離
をrとすると である。この関数を用いると第13図(A)は次のよう
に表現出来る。
cyl (r/φ、、nl       (i)ただし
rは実空間の原点からの距離である。
この関数のフーリエ変換が空間周波数特性を与えること
になるが、2次元座標平面において回転対称な関数のフ
ーリエ変換は、極座標を用いると0次のバンケル変換に
変形されることになる。ここで任意の関数f (r)と
そのバンケル変換F(ρ)との関係は、下記の通りであ
る。
F(p ) = 2 x 5:f(r’)Jo(2x 
p r’lr’dr’Nr )=2πf:1) p’1
Jo(2xrp’ldρただしJ。(2πρr’1等は
0次のベッセル関数である。
又(1))式で示すシリンダー関数の0次のハングル変
換は、ソンブレロ(sombrero)関数somb 
(x)を用いて次の式(ilのように表わされる。
(πφm+n”/4)somb(φ1nρ)(i)ただ
しソンブレロ関数は次のように定義される。
ここでJl((π/dlr)は1次のベッセル関数であ
る。
式(i)が第13図TA)のようなスポット強度を示す
撮像レンズ系のMTFとなり、そのカットオフ周波数(
最初の零点)をρ、。とするとρ□。
は下記のようになる。
ρIIl、n=1.22/φ1n 尚ρは周波数平面における原点からの距離すなわち空間
間周波数である。
次に第13図(C1の場合を同様に考察する。
第13図(C)は、2次元的にみると第14図(A)。
(Blの二つの成分を重ね合わせたものと考えることが
できる。
計算の便宜上、第14図(Alの像高を1、第14図(
B)の像高をaとすると、このスポットの形状は、次の
式で表わすことが出来る。
f (rl = cyl fr/φwin) + a 
cyl (r/φA)第2項のバンケル変換は (xaφa2/4) somb (φhp)で、カット
オフ周波数はψ= 1.22/φ、である。
したがってf (rlのバンケル変換すなわち第13図
(C1のようなスポットを与える撮像光学系のMTFは
次のようになる。
F(ρ)=π/4(φm+n”801)b(φlla 
i nρ)+aφm”somb(φa p))    
  (ix)ここで各ソンブレロ関数somb (ρ)
の係数は、第14図(Al 、 fBlの体積を表わし
ているので、その比をAとするとAは次の式(X)の通
りである。
A=a・φ8/φwin          (X1式
(1x)の両辺を開口の大きさを変えても変化しない定
数に=π・φ、、 、 r、2/4で割ると式(xi)
のようになる。
1/に4fp l  =  somb(φm+np l
+Asomb(φ−p)   (xi)係数Aを表わす
式fX)におけるaの値を決めるのは開口の面積である
。第15図において開口15.16は開口の変化の範囲
の最大と最小を表わし、最小の開口15の径で規格化し
た最大開口16の径をRとすると式(X)は次の式(x
iilのようになる。
A=φA/φeain (R”−1)        
   (xiil式[xiilを式(xl)に代入する
と下記式(xi)のようになる。
(1/K)・F(p )  =  sow+b(φ−+
apl+(φA/φm+n)(R2−1)sonbi 
φ^ρ )・・・・(xil この式(xi)の第2項は、Rとともに大きさが変化す
る。したがってR=1つまり開口の大きさが最小値のと
きは TI/KI F lρ)は第1項のみになり撮像
レンズ系のMTFはρ=1.22/φmm1nをカット
オフ周波数とするなだらかなカーブを描く。しかし開口
の大きさが大きくなるにつれて、式(ilの第2項が加
わるためにMTFは周波数ρ=1.22/φ、、、nで
は零でなくなり、第2項の値すなわ(φA/φm+−]
R2−1R2−1)so、22(φA/φ、、、nl)
なる値を持つことになる。この値は、Rの増大とともに
急速に大きくなるから、開口が大きくなるにつれて、ρ
=1.22/φl1lInはカットオフ周波数ではなく
なる。
一方、ソンブロ関数は、最初の零点より高周波側ではそ
の値が急速に小さくなる。(ベッセル関係の性質)から
、Rの値が大きくなるとρ=1.22/φ1が実質的な
意味でのカットオフ周波数になってくる。
以上のように式(xii)で与えられるMTF特性は、
絞り開口の大きさが最小値から最大値へと移行するにつ
れて当初カットオフ周波数であったρ= 1.22/φ
、1.、におけるMTFの値が徐々に大きくなる一方、
それよりも高周波側のρ=1.22/φ4が新たなカッ
トオフ周波数として徐々に明確になってくるような性質
を持っており、開口の大きさの大小に応じてカットオフ
周波数が高低に変化するという当初の目的に適ったもの
であることが理解される。
次に上記のようなMTF特性をもった撮像レンズ系を得
るための具体的な手段について説明する。
本発明においては、撮像レンズ系に特別な球面収差を発
生させることにより上記の特性を実現した。
第16図(Al 、 (Blは、このような球面収差を
横収差表示で示した図である。いずれも開口の小さい部
分で球面収差が大きなふくらみを有し、開口の大きい部
分では、球面収差のふくらみが小さくなっていて、はぼ
第12図に示したものと同様の特性になっていることが
わかる。
ここで第16図(Al 、 fBlの二つの場合を比較
してみると、この図の(Alに示すタイプのものは、は
ぼガウス像面での所望のMTFが得られるのに対して、
(B)に示すタイプのものは、ガウス像面から一定距離
デフォーカスすることによって所望のMTFが得られる
という違いがある。
このようなMTFとデフォーカス量との関係を示したあ
が第17図である。この図で縦軸はMTF値、横軸はデ
フォーカス量(ベスト像面からのずれ量)を表わしてい
る。第16図(Al 、 FB+のいずれのタイプも、
夫々のベスト像面において所望のMTF値をもつが、(
Blのタイプのものは、光線の像面への入射位置が光軸
に対して一方の側に片寄っているため、ベスト像面から
離れると急激にMTF値が小さくなってしまう特性があ
る。したがって、デフォーカスに対して撮像レンズ系の
MTF特性が不安定である。これに対して第16図FA
)のタイプのものは、比較的安定した特性をもっている
。しかもこの形状の球面収差は、非球面を用いることで
容易に実現できる。
以上の考察では、撮像レンズ系については、格別の限定
を設けていないが、このレンズ系がズームレンズ等の変
倍レンズ系である場合には、変倍機能を持つレンズ群よ
りも入射側で球面収差を発生させることが望ましい。
第18図は、変倍レンズ系の一例として最も物体側に入
射瞳を有するフロント絞りタイプのレンズ系を示しであ
る。この図において9は固定レンズ群、17は水晶板か
らなる光学的ローパスフィルター、10はバリエータレ
ンズ群、12はコンペンセーターレンズ群である。
このレンズ系では、固定レンズ群9で所望の球面収差を
発生させるようにすれば、バリエータレンズ群10によ
る結像倍率の変化に応じて球面収差の大きさも変化する
ためズーミングによらず常に良好なモアレ除去効果が得
られる。
またこの例では、本発明の方式に加えて水晶板も備えて
いるため、両者の特性を加え合わせたモアレ除去効果が
ある。この例のようにMTFを制御する手段を組合わせ
る場合には、両者の関係が第19図に示すようになるこ
とが望ましい。
この図において、実線aは水晶フィルターのMTF曲線
で、水晶の場合その特徴としてデフォーカスに対して影
響が全くな(、また低周波でのMTFの劣化が少ない。
しかし欠点として、高周波でMTFが再度高くなりモア
レの除去が不充分である。一方球面収差のカットオ)周
波数は高周波でのMTFは充分小さくおさえられるが、
デフォカスによって特に高周波のMTFが変動する欠点
がある。尚−点鎖線すが球面収差によるMTFである。
以上のことから水晶板等の複屈折板と球面収差とを組合
わせることによって両者の欠点を補うことが出来る。そ
して次の条件を満足するようにして、両者を組合わせて
所望のMTFを得るようにすればデフォーカスに強く、
低周波での劣化が少なくかつ高周波でのMTFを充分お
さえたモアレ除去に適したMTFが得られる。
ν。〈ν□ 第19図における破線Cが両者を組合わせた時のMTF
である。
[実施例] 次に本発明の撮像光学系の実施例を示す。
実施例1 f = 18.285 (ワイド端) 、 28.25
2 (テレ端)F/3.457  (ワイド端) 、F
15.125  (テレ端)r+= (3) d =0.3000 r2=■ d2=1.000On、=1.51633r3= ■ d3= 3.5000 r4=■ d4” 1.0000    nt= 1.51633
r、=■ d5= 3.2000 ra= (資) d、” 9.0000    n3= 1.79952
r、= ■ d?=DI(可変) r、= 9.0310 (非球面) d、= 3.070On、= 1.51633r9= 
25.3350 d9=Dz(可変) rlo :o。
d1o= 7.4600     ns= 1.548
69r目=00 d、、= 1.2000 ν+”64.15 64.15 ν3=42.24 シ、=64.15 45.55 8.6190 d1□ 0.8000 1.88300 40.78 r、3 = 16.9840 d+x=Dz(可変) r14  = l d+ 4= 3.000O r、5 =−10,1010 d、5= 0.200O r、6 = 30.5000 d、6= 2.500O r、、  =−267,8860 d、、= 0.200O r+s  =9.8350 d、、= 4.0000 r19 = ■ d、、= 0.970O r20  = 17.4010 d2o= 2.2000 r2. =■ dz+=6.5000 1.69680 シフ=55.52 1.51633 ν8 64.15 n9= 1.69680 、)9= 55.52 nIo  =1.84666 ン、。= 23.78 旧、 =1.54869  シ、、=45.551”2
g:00 非球面係数 P = 0.9833  、   E = 0.239
58  x 10−2  B二〇F=−0,28856
xlO−2,G=0.13786 xlO−2H=−0
,33695X 10−”   I = 0.4454
6 X 10−’J = −0,30277x 10−
5.  K = 0.82796 x 10−7ワイド
端  テレ端 り、   1.100   1.100D21.000
   3.540 D33.340   0.800 実施例2は、実施例1と同じ諸元を有するもので、非球
面の形状(非球面係数)が異なっている。
実施例2の非球面係数 p=t、oooo、   E=0.24049  Xl
0−2   B二〇F  = −0,28949x 1
0−2 、   G =0.13801  x 1O−
2H= −0,33659x 10−”  、   I
  = 0.44436  x 10−’J=−0.3
0188xlO−’  、   K=0.82612 
 xlO−’上記データーで、r+−ra+−・・は各
レンズ面の曲率半径、d+、 d2.−・・は各レンズ
の肉厚およびレンズ間隔、nl、n2+・・・は各レン
ズの屈折率、シ1.シ2・・・は各レンズのアツベ数で
ある。
実施例1は、第1図に示す構成で、(A)はワイド端、
fil はテレ端を示す。球面収差を発生させる面は第
1群の凸面である。
この実施例の非球面の形状は、次の式で表わされる。
+Hy10+Iy+2+Jy14+Ky164−・・こ
こでx、yは光軸をX軸にとって像の方向を正方向にと
り、y軸を面と光軸との交点を原点としてX軸に直交し
た方向にとった座標の値、Cは光軸近傍でこの非球面と
接する円の曲率半径の逆数、Pは非球面の形状をあられ
すパラメーターB、E、F、G・・・は夫々2次、4次
、6次、8次・・・の非球面係数である。
P=1でB、E、F、G、 ・・・がすべてoの場合は
上記式は球面を表す。
第2図はこの実施例1の球面収差で ワイド端で φユ、、?0.03、 φA弁0.017
5テレ端で  φ□、#0.04、 φ−1,02であ
る。
又第3図は同実施例のMTFで、開口の変化および変倍
で生ずるMTFの変化は、内視鏡のニズにしたがって開
口を絞るとMTFは下がり、ワイド端からテレ端になる
にしたがってMTFは下がる。尚図中(A) 、 (B
) 、 fcl 、 f03は夫々ワイド端開口最大、
テレ端開口最大、ワイド端間口最小、テレ端開口最小の
ものである。
この実施例1には、バリエータ−前の水晶フィルターは
1枚だけ挿入した例を示しである。この水晶フィルター
による点の分離方向は、CCDの水平走査方向に一致さ
せてあり、厚さは2.587mmである。
水晶による点の分離に対する後群の倍率は、ワイド端で
x O,7613、テレ端でXl、1309であり、そ
のためMTFは第4図の(A)(ワイド端)、(BlF
テレ端)に実線にて示す通りである。ただしこの曲線は
水晶フィルターによる効果の他に開口の回折による影響
も含めである。又第4図の(A)における点線は開口が
最大の時の球面収差によるMTFを掛けたもので、(B
lにおける点線は、開口最小の時の球面収差によるMT
Fを掛けたものである。
これら図から明らかなように複屈折板によるMTFと球
面収差によるMTFの長所が出ており、カットオ)周波
数が確実に決められ、複屈折板の欠点である高周波での
MTFの持ち上がりが低く押えられている。
実施例2は、非球面の形状(非球面係数)のみが実施例
1と異なっている。第5図に示す球面収差も実施例1の
ものとほとんど同じで、ワイド端で φ1,140.0
3、 φa= o、 0165テレ端で  φ、、、l
l#0.04、 φ、40.02である。
第6図にはワイド端におけるMTFを、又第7図にはテ
レ端におけるMTFを示してあり、これによりデフォー
カスに対するMTFの変動がわかる。尚これら図でfA
) 、 fBlは夫々開口最大でデフ フォーカス量がガウス面より0.05.0.l 、又(
C)。
(Dl は夫々開口最小でデフォーカス量がガウス面よ
り0.05.0.1の場合である。
ただしワイド端とテレ端では、デフォーカスの幅が同一
であるが、中央値は、ガウス像面ではない。それは第5
図に示すワイド端の球面収差からもわかるように、全体
的にプラス側に傾いているためにベスト像面が多少布ヘ
シフトしているためである。このシフト量が多いか少な
いかは、第8図をみればわかる。第8図(A)は実施例
2の開口が最大の時のテレ端における20本/mm、3
0本/mm、40本/m1IlのMTF値のデフォーカ
スに対する変動量である。又第8図(Blは、同一の近
軸量持つある程度球面収差を除去した光学系である(実
施例1.2において非球面係数のP=1.EF、−・・
=0)に関するものである。これらから第8図(A)は
非常に安定していることがわかる。
この実施例2は、光学フィルターとして第9図(Al 
に示すような3枚構成のフィルターが配置されている。
このフィルターを構成する水晶18゜19.20はCC
Dの水平走査方向に対して常光線と異常光線の分離方向
は第9図fB)の通りで、第9図(C1に示すように1
点を8点に分離する作用を有している。
ファイバースコープとCCDの組合わせの場合、イメー
ジガイドが六方稠密であるためCCDとの傾きは第9図
(C1のように15°が好ましい。
上記のような水晶フィルターを用いることによって第1
0図の実線のようなMTFが得られ、MTFはH方向(
CODの水平走査方向)に対して描いである。この図で
(A)はワイド端、[B)はテレ端であり、変倍と共に
変化する。これに光学系の球面収差によるMTFが掛か
ると点線で示したMTFになる。又fA)は開口が最大
の時、(B)は開口が最小の時である。
各実施例では、バリエータ−よりも前に配置する水晶の
みを考えたが、CCDの直前にも水晶等のローパスフィ
ルターを配置してもよい。
各実施例においては光学的ローパスフィルターをレンズ
とは別に設ける構成としているが、レンズ系を構成する
複数のレンズのいずれかを水晶等の複屈折物質で作り、
そのレンズに光学的ローパスフィルターの機能を負担さ
せても良い。この場合は該レンズとバリエータ−レンズ
とのは配置関係を各実施例における光学的ローパスフィ
ルターとバリエータレンズの配置関係と同様に設定すれ
ば、所期の目的を達成することができる。
高次の球面収差を発生させる手段は、非球面のみでなく
、不均質レンズを用いてもよい。又非球面は、屈折力を
有する面だけでなく、ハーフプリズムの面やカバーガラ
スの面を上記手段である非球面にしてもよい。
尚実施例においては、本発明の目的を達成するための高
次の球面収差を発生させるために第1)図に示すような
非球面形状(図中縦軸は光軸からの高さ、横軸は基準球
面からのずれ量)にしてあり、第5図の球面収差になっ
ている。つまり、非球面形状としては変曲を多数持ち、
この変曲点は、少なくとも開口が最小以下で一つ有する
ことが必要であり、又開口の変化する範囲でも一つ有す
ることが必要であり、合計二つ以上の変曲点が必要であ
る。
[発明の効果] 本発明の撮像光学系は、例えば高次の球面収差を発生さ
せる等の開口が小さくなると周波数レスポンスの低下す
る光学手段を有するもので、これによって種々の影響状
態において最も効果的に偽信号を除去し得るものである
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光学系の実施例の断面図、第2図は実
施例1の球面収差曲線図、第3図、第4図は上記実施例
のMTFを示す図、第5図は実施例2の球面収差曲線図
、第6図乃至第8図は実施例2のMTFを示す図、第9
図は水晶フィルターの構成を示す図、第1O図は水晶フ
ィルターを含むMTFを示す図、第1)図は本発明で用
いる非球面の1例の基準球面からのずれ量を示す図、第
12図乃至第14図は光学系の開口の大きさとスポット
の横収差の関係を示す図、第15図は光学系の開口の変
化範囲を示す図、第16図は本発明の目的を達成するた
めの球面収差の一例を示す図、第17図はデフォーカス
によるMTFのずれを示す図、第18図は複屈折板を配
置した光学系の一例を示す図、第19図は複屈折板およ
びこれと組合わせた光学系のMTFを示す図、第20図
はファイバースコープとテレビカメラを組合わせた構成
を示す図、第21図はイメージガイド端面の図、第22
図、第2j図は従来の撮像光学系の構成を示す図、第2
4図は上記従来例の絞り径とイメージガイドファイバー
による空間周波数との関係を示す図、第25図は上記従
来例のMTFを示す図である。 出願人 オリンパス光学工業株式会社 代理人   向    寛  二 (A) (C) (B) (D) 1υυ 瞭 6コ 之 \や ■ 昧 C) 法 手  続  補  正  書 特許庁長官 殿     平成3年8月1日1、 事件
の表示 特願平2−1)5107号 2、 発明の名称 撮像光学系 3、 補正をする者 事件との関係  特許出願人 東京都渋谷区幡ケ谷二丁目43番2号 (037)オリンパス光学工業株式会社代表者 下 山
 敏 部 4、  代  理  人 東京都港区虎ノ門2−5−2 5、 補正命令の日付 自発 6、 補正の対象 セ フ、補正の内容 (1)明細書5頁10行の「から射出光」を「からの射
出光」に訂正する。 (2)明細書10頁8行のrNTFJをjMTFJに訂
正する。 (3)明細書20頁1行乃至2行の「固定レンズ群」を
「固定レンズ群またはコンペンセーターレンズ群」に訂
正する。 (4)明細書20頁3行乃至4行の「コンペンセーター
レンズ群」を「コンペンセーターレンズ群または固定レ
ンズ群」に訂正する。 。(5)明細書24頁17行と18行との間に次の文を
挿入する。 「実施例3は、実施例1と同じ諸元を有するもので、非
球面の形状(非球面係数)が下記の通り異なっている。 実施例3の非球面係数 P = 0.8818.B = O,E = −0,2
4040x 1O−2F = 0.28949 x 1
0−2.G = −0,13801x 1O−2H= 
0.33659 x 10−3.I =−〇、4443
6 x 10−’J = 0.30188 x 10−
5.K = −0,82612x 10−’実施例4は
実施例3において、非球面量が開口最小の位置の近傍で
最初に零になる点より光軸から離れた部分の非球面量を
すべて零にしたものである。従って、非球面部分を表わ
す非球面係数は実施例3と同じである。」 (6)明細書29頁16行と17行との間に次の文を挿
入する。 「実施例3は非球面の形状(非球面係数)のみが実施例
2と異なっており、非球面量の正・負が基準球面に対し
て実施例2とは逆になっている。その非球面量は第26
図に示す通りである。球面収差は第27図に示しである
が、第2図や第5図に示す実施例1や実施例2の球面収
差と比較すると正・負の傾向が逆になるが収差形状は良
(似ている。錯乱円の大きさは ワイド端で φM、N#0.03   φ−■、02テ
レ端で  φM+N#0.04   φA〜0.022
5である。MTF特性はほぼ実施例2と同様である。 実施例4は実施例3において、開口がほぼ最小の時の最
大マージナル光線高よりも上の部分の非球面量をゼロに
したものである。非球面係数は光軸から高さ1.75ま
では実施例3と同じであるが、光軸からの高さが1.7
5以上では非球面係数はP=ISB=E=・・・=に−
0 となり、非球面係数はすべてゼロになる。第28図はこ
の実施例の非球面形状を表しており、はぼ開口が最小の
時の最大マージナル光線高よりも上の部分で非球面量が
ゼロになっている。このときの球面収差の様子を第29
図に示す。最小開口の近傍から下では大きな球面収差が
発生しているのに対し、それより上では球面収差は非常
に小さい。これにより、 ワイド端で φMIN#0.03   φALtOテレ
端で  φvuv#o、04   φρ■となっている
。 第30図はテレ端における開口の変化とMTFの変化の
様子を示したものである。第30図(A)が開口最大の
場合であり、縦軸はMTF、横軸はガウス像面からのデ
フォーカス量である。像面上での空間周波数が各々lO
本/mm、30本/mm、50本/ m mの時のMT
Fが図示されている。第30図(B)は開口最小の場合
のMTFである。(A)と(B)とを対比すると、開口
の大きさの変化に伴うMTFの変化の様子が良く分かる
。特に、10本/ m mのような低周波のMTFの劣
化は開口が変化しても少なく、30本/ m mや50
本/ m mの高周波でのレスポンスを低下させること
ができる。j(7)明細書30頁14行乃至31頁3行
の「尚実施例に・・・必要である。」を下記のよう゛に
訂正する。 「なお、実施例においては、高次の球面収差を発生させ
るために第1)図のような非球面量を持たせている。こ
の場合、各実施例では基準球面の状態で球面収差が良好
に補正されているため、非球面量(基準球面からのずれ
)の1次微分が球面収差曲線の形に近くなる。このため
、非球面形状としてはその非球面量が開口の最小値以下
の高さにおいて少なくとも1つ以上の変曲点を有するこ
とが必要である。本発明の実施例において、基準球面だ
けで球面収差は良く補正されているため、その非球面量
(基準球面からのずれ)の1次微分が球面収差曲線の形
状に近(なる。つまり、非球面形状としては、その非球
面量が最小の開口より光軸に近(である。 なお、本発明は内視鏡用に限定されるものではなく、一
般のTVカメラにおいても絞り(開口)を調整すること
により光学的ローパスフィルタの効果を変化させ、被写
体によってモアレ除去効果を可変にすることができる。 また、開口の形状を光軸に関して回転対称でない形状と
することによって、MTF特性に方向性を持たせること
もできる。」(8)明細書32頁13行の「示す図であ
る。」を「示す図、第26図は実施例3で用いる非球面
の基準球面からのずれ量を示す図、第27図は実施例3
の球面収差曲線図、第28図は実施例4で用いる非球面
の基準球面からのずれ量、第29図は実施例4の球面収
差曲線図、第30図は開口の変化とMTFの変化の様子
を示す図である。」 (9)図面第1)図尽び第16図を別紙の通り訂正する
。 (lO)別紙図面第26図乃至第30図を追加する。 1゛仲高1 Cつh悴) 第28図 1**炉θ61$づ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)物体面を所定の結像面に形成するための撮像光学
    系において、前記光学系内にそのFナンバーを決める開
    口絞りと、前記開口絞りの開口の変化の範囲内で開口が
    小さくなると共に光学系の周波数レスポンスが低下する
    光学手段を備えた撮像光学系。
  2. (2)前記光学手段が高次の球面収差を発生させる非球
    面である請求項(1)の撮像光学系。
  3. (3)撮像光学系が変倍系で、前記非球面が前記開口絞
    りの近傍で光学系のバリエーターよりも物体側に配置さ
    れ変倍により非球面による高次球面収差が拡大されると
    共に光学系の周波数レスポンスが低下するようにしたこ
    とを特徴とする請求項(1)又は(2)の撮像光学系。
  4. (4)上記光学手段が水晶等の複屈折板と共に用いられ
    、組合わせた時のMTFカットオフ周波数が複屈折板よ
    り決められることを特徴とする請求項(1)、(2)又
    は(3)の撮像光学系。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1036947C (zh) * 1993-03-30 1998-01-07 索尼公司 摄象光学系统
JP2020010846A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用撮像装置及び医療用観察システム

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JP2020010846A (ja) * 2018-07-18 2020-01-23 ソニー・オリンパスメディカルソリューションズ株式会社 医療用撮像装置及び医療用観察システム

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