JPH04122Y2 - - Google Patents

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JPH04122Y2
JPH04122Y2 JP14851488U JP14851488U JPH04122Y2 JP H04122 Y2 JPH04122 Y2 JP H04122Y2 JP 14851488 U JP14851488 U JP 14851488U JP 14851488 U JP14851488 U JP 14851488U JP H04122 Y2 JPH04122 Y2 JP H04122Y2
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JP
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boom
sounding
dredging
attached
sensor
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JP14851488U
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JPH0270048U (ja
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、グラブバケツトの浚渫軌跡に正しく
追従させて浚渫深さを正確に測定し、浚渫深度を
管理するために用いる浚渫用測深装置に関する。
【従来の技術】 浚渫船に搭載されたグラブバケツトによる浚渫
作業においては、浚渫された深さを随時測定し、
浚渫管理を行なう必要がある。この測深方法とし
ては、竹竿の先端に取付けたワイヤーにメートル
単位の目盛を付し、ワイヤーの先端に錘を取付け
た、所謂魚釣りの仕掛けのような道具を用い、作
業員の目測により測深するマニアル方式が従来か
ら常用されている。このマニアル方式では潮流や
潮の干満の関係で大きな誤差が生じ易く、正確な
浚渫深さを容易に確認できない。また、浚渫容量
が大きくなると竹竿も長いものが必要となり、人
力では操作が殆ど困難となる。 一方、上記マニアル方式に代えて、浚渫船の船
首側の部分にグラブバケツトの浚渫軌跡と同心的
にレールを敷設し、このレール上を走行する台車
に測深ブームを支持させ、該ブームの先端部に超
音波による測深センサーを取付けた台車方式と
か、船首の中心部分に伸縮式の測深ブームを支持
させ、このブームの先端部に測深センサーを取付
けたスライド方式が一部の浚渫作業に採用されて
きている。
【考案が解決しようとする課題】
上記台車方式とスライド方式は、作業員の労力
を軽減できる点で合理的な測深方法であるが、両
方式は何れも浚渫管理のための専従作業員(レツ
トマンと呼ばれている)が必要である。 しかして、上記台車方式では、レールの敷設や
測深ブームの格納場所、測深管理室の設置等の関
係で船首側に残されている本来のスペースが狭く
なるし、また、ワイヤーやコードが敷設されてい
て作業員に対する危険性も大きく、他の船上作業
を行なう上で支障となることが多い。そして、レ
ールの敷設は船首前面側に制限されるため、測定
範囲が非常に狭く、船体横方行の浚渫深さを測定
することができない。また、上記スライド方式で
は、グラブバケツトと測深センサーの旋回中心が
異なるために、測深センサーをグラブバケツトの
浚渫軌跡に正しく追従させるには測深ブームの伸
縮操作に高度の技術と操作機能が必要であり、こ
の操作は目測により行なう関係で浚渫軌跡の近時
値を辿ることになる。この場合、時間を費やしよ
り細かく操作して測定すれば、正確な測定も可能
であるが、作業時間の関係で浚渫軌跡上を断片的
に測定しているのが現状である。また、スライド
方式によるその他の問題は先の台車方式のものと
同様である。 そこで、本考案の目的はアツパーマシンと呼ば
れている旋回台の旋回範囲、即ちグラブバケツト
の旋回範囲全部にわたつて測深センサーを移動さ
せることができると同時に、測深センサーをグラ
ブバケツトの浚渫軌跡に正しく追従させることが
でき、かつ、測深管理は、旋回台の運転室内でグ
ラブバケツトのオペレーターが測深管理の専従作
業員に代わつて行ない、浚渫作業の適正化を図る
上に、また省力化の面で極めて有効である浚渫用
測深装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とす
る浚渫用測深装置はグラブバケツトを吊下げた主
ブームに該主ブームの下面側に縦添えして測深ブ
ームユニツトを起倒自在に取付け、この測深ブー
ムユニツトの自由端側に測深センサーを装着した
支持体を水平面に対し直立できるように回動自在
に取付けて成るものである。 上記構成において、測深ブームユニツトは折畳
み自在に連結された第1ブームと第2ブームを具
備しており、これら第1ブーム、第2のブーム及
び測深センサーを装着した支持体は何れも作動シ
リンダー等の支持装置により支持されていて、所
期の動作を行なうことができるものである。
【作用】 先ず、浚渫した後でグラブバケツトを巻き上
げ、これを測深個所の直上に停止させておく。次
いで、主ブームの下面側に添接状態に収容されて
いる測深ブームユニツトを主ブームより降下させ
る一方、支持体を回動し、測深センサーをグラブ
バケツト直下の水面下で正立状態の姿勢に保持す
ると、この測深センサーによつて浚渫深さを測定
できる。なお、測深センサーとしては、超音波を
利用した通常のセンサーを用いることができ、こ
の測深センサーよつて得られた測定信号は、例え
ば旋回台の運転室に設置されているデイスプレイ
に入力され、デジタル表示等してその時点での浚
渫深さを直ちに知得できる。
【実施例】
以下に、本考案の実施例を添付図面を参照しな
がら説明する。 浚渫船1上には旋回台2が旋回自在に設置さ
れ、この旋回台2の前部中央部分には吊索3によ
りグラブバケツト4を吊下げた主ブーム5が起倒
自在に取付けられている。6は主ブーム5の支持
部であり、旋回台2には運転室7が設置されてい
る。 主ブーム5には、その下面側に縦添えして測深
ブームユニツト10を起倒自在に取付けてあり、
この測深ブームユニツト10は基端部11aが主
ブーム5の下端部寄り部分に枢着12されている
第1ブーム11と、この第1ブーム11の先端部
11bに基端部13aが枢着14されている第2
ブーム13を具備し、第2ブーム13の先端部1
3b(換言すれば、測深ブームユニツト10の自
由端部側)には測深センサー15を装着した支持
体16を回動自在に取付けてある。そして、主ブ
ーム5と第1ブーム11との間には第1ブーム1
1と主ブームに対し起倒動作させるための第1支
持装置17を、第1ブーム11と第2ブーム13
との間には第2ブーム13を第1ブーム11に対
し折畳み動作させるための第2支持装置18を、
また第2ブーム13と支持体16との間には支持
体16を第2ブーム13に対し回動動作させるた
めの第3支持装置19をそれぞれ取付けてある。 なお、第1支持装置17は作動リンダーを用い
るのが一般的であるが、この第1支持装置17に
は第1図に仮想線で示すワイヤーロープ20aと
巻き上げウインチ20による支持装置を用いても
よく、また、第2支持装置18と第3支持装置1
9は何れも作動シリンダーが用いられる。そし
て、支持体16は第3支持装置19によつて常時
は第2ブーム13と平行した状態に保持されてい
るが、支持体16は第3支持装置19の作動によ
つて水平面に対し直立した姿勢をとるように回動
し、測深センサー15を測深個所に向かつて正立
させることができる。即ち、支持体16には間隔
を置いて長短2個の連結杆21,22を固定し、
長い方の連結杆21を第2ブーム13の先端部
(ブラケツト)13bに枢着23する一方、短い
方の連結杆22を第3支持装置19である作動シ
リンダーのピストンロツド19aに枢着24し、
支持体16を第2ブーム13の先端部分で回動さ
せることができる。 図中、25a,25bは第1支持装置17の取
付け用ブラケツト、26a,26bは第2支持装
置18の取付け用ブラケツト、27は第3支持装
置19の取付け用ブラケツトである。
【考案の効果】
本考案は上記の如くであつて、測深ブームユニ
ツトを主ブームの下面側に縦添えして起倒自在に
取付け、その自由端側に回動自在に支持されてい
る支持体に測深センサーを装着したので、測深セ
ンサーをグラブバケツトによる浚渫軌跡に正しく
容易に追従させることができると同時に、該測深
センサーは測深個所に向かつて正立し、浚渫深さ
を正確に測定できる。そして、測深センサーより
出力された測定信号は直ちに船上(例えば旋回台
の運転室)に設置したデイスプレイに送られ、こ
のデイスプレイによつて浚渫深さを瞬時に知得で
きる。したがつて、本浚渫用測深装置によれば、
浚渫管理のための専用作業員は不要となつて、グ
ラブバケツトのオペレーターが一人で浚渫管理を
兼務できる作業上の利点があり、省力化に大きく
貢献できるものである。また、本浚渫用測深装置
によれば、旋回台の旋回範囲、即ちグラブバケツ
トの旋回範囲全部にわたつて測深センサーによる
測深作業が可能になることは勿論のこと、船首部
分に残されている本来のスペースが測深機器によ
つて占有されるといつた不都合も全面的に解消さ
れ、作業員の安全を図る上にも有効である等、そ
の実用的価値は極めて多大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
浚渫船に取付けた側面図、第2図は同上測深ブー
ムユニツトの展開状態を示す側面図、第3図は第
2図の要部(測深センサーの装着部側)平面図で
ある。 図中、3は吊索、4はグラブバケツト、5は主
ブーム、10は測深ブームユニツト、11は第1
ブーム、11aは基端部、11bは先端部、12
は枢着部分、13は第2ブーム、13aは基端
部、13bは先端部、14は枢着部分、15は測
深センサー、16は支持体、17は第1支持装
置、18は第2支持装置、19は第3支持装置で
ある。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) グラブバケツトを吊下げた主ブームに該主ブ
    ームの下面側に縦添えして測深ブームユニツト
    を起倒自在に取付け、この測深ブームユニツト
    の自由端側に測深センサーを装着した支持体を
    水平面に対し直立できるように回動自在に取付
    けて成ることを特徴とする浚渫用測深装置。 (2) 測深ブームユニツトは、主ブームに基端部が
    枢着された第1ブームと、この第1ブームの先
    端部に基端部が枢着された第2ブームを具備
    し、第1ブームを主ブームに対し起倒動作がで
    きるように該主ブームとの間に取付けた第1支
    持装置により、また第2ブームを第1ブームに
    対し折畳み動作ができるように該第1ブームと
    の間に取付けた第2支持装置によりそれぞれ支
    持する一方、第2ブームの先端部には測深セン
    サーを装着した支持体を水平面に対し直立でき
    るように回動自在に取付けて、この支持体を第
    2ブームとの間に取付けた第3支持装置により
    支持して成ることを特徴とする請求項1記載の
    浚渫用測深装置。
JP14851488U 1988-11-16 1988-11-16 Expired JPH04122Y2 (ja)

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JP14851488U JPH04122Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16

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JPH0270048U JPH0270048U (ja) 1990-05-28
JPH04122Y2 true JPH04122Y2 (ja) 1992-01-06

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